泉光子郎に関する問題点

ページ名:泉光子郎

泉光子郎・テントモンに関する問題点



泉光子郎  cv…田村睦心
 

tri.における泉光子郎の問題点

烏龍茶

烏龍茶好きという面を前面に押し出したキャラクター造形。全編を通してあまりにくどい。
 
[例]
・両親の結婚記念日に烏龍茶を頼み、お代わりする。
・感染デジモンについて会合で突然烏龍茶の情報を語る。誰も聞いてないにも関わらず延々と喋り続ける。
・タケルにファッションについて相談しながら缶入りの烏龍茶を飲む。
・感染について1人研究を重ね、極限状態で「烏龍茶…」とうわ言を呟く。
・オフィスを掃除しに来たミミが烏龍茶を置いて帰る。
・再会したモチモンへ、烏龍茶について熱く語る。
「あんさんが大好きやってことは、よぉ分かりましたさかい」と言うモチモンも無視して語り続ける。

など、全編を通して執拗なまでに烏龍茶好きであることを強調している。

しかし、無印・02を通じて彼が「烏龍茶が好き」という描写は無い。
 
「ぼくらのウォーゲーム!」の劇中にて

・八神邸にて、太一の母が出した烏龍茶を一気飲み
・その後ケーキを作りながら一杯飲む
・インフェルモンとの戦闘に際してグラスに並々と烏龍茶を持ち込む
・太一の分まで飲む

といった描写があり、今作における烏龍茶好きの設定はこれをオマージュしたものと考えられる。
しかし、劇中烏龍茶を飲みまくっていたのは、クラモンの出現に際し全速力で太一の家へ駆け込み、その後衛星携帯を取りに自宅と八神邸を全力疾走で往復して喉が乾ききっていたため。

一連の烏龍茶を飲む描写は飲み過ぎが原因で肝心なところで席を外すための伏線。
したがって主の部分はあくまで肝心な時にトイレに行くことであり、烏龍茶ではない。

また「ディアボロモンの逆襲」においても彼は大量の飲料を口にしているが、あくまでも小ネタの範囲でのオマージュに留まっている。烏龍茶と明言もされていない。
※中には炭酸用耐圧ペットボトルやミネラルウォーターに見えるペットボトルも見える。

今作全編を通して言えることではあるが、過去作品の要素をファンサービスで挿入する手法が露骨かつ強引すぎるため、キャラクタの造形や描写が記号的になってしまう傾向が強い。

度を過ぎる烏龍茶への固執によって、光子郎のキャラクターが少なからず崩壊している点は残念。

なお、この烏龍茶の天丼ネタは監督である元永慶太郎氏の手法の一つらしく、実際にtri.よりも後に氏が監督を務めた『賢者の弟子を名乗る賢者』では主人公がことある事に尿意を催す描写が毎回のように挿入されている。
飲むもん飲んだから次は出すものを出すってことですか

 

服を親に買ってもらっている

今作から「私服は親に買ってもらっていた」という設定が追加された。
第1章にて帰国したミミに好意を抱き、自ら服を選んで購入するようになる。
しかし、お世辞にもセンスが良いとは言いがたい服を着ていることが多い。
→センスの面も含め、02時までにはこのような設定はない。
→オフィスを構えるほどの社会的立場やデジモンについて理解のある両親など、光子郎のキャラを立てるために活用できる放置された要素はいくらでもある。
余計な新設定に尺を取られてもっと魅力的な設定を活かす機会を逃したのは残念。
※3章以降は何故かほぼ制服で行動するため、この設定は完全に機能していない。
 

ミミへの感情

帰国したミミに想いを馳せるようになっているが、彼女を好きになった切っ掛けは一切語られていない。
→無印や02での光子郎はむしろミミに対しては素っ気ない態度を取ることが多かった為、違和感を覚えるファンもいる。
 
今作で光子郎とミミは非常に険悪な関係も見せる。
→2章では独断で問題行動を起こしたミミに対して「自己中心的な所がある」と非難。
→3章でも芽心への対応についてミミと衝突。
 
しかし一方で、
→2章ではチアリーダーのコスチュームを着たミミの画像が送られて来て興奮する。
→4章で食事中に隣に座られ光子郎が赤面。
と態度が一定しない。

喧嘩しても仲直りや話し合いをせず、直後にはまるで何事もなかったかのように接するという薄い感情描写。
 

他者への気遣い

3章にてパンデミックの危険が迫る中、感染の原因について芽心に対して強く尋問する。
『告白』の内容が内容だったとはいえこの時点では芽心は『パートナーが暴走してレオモンを惨殺して逃亡した』という厳しい立場に置かれている。その心情を「つまらないこと」の一言で済ませるのは行き過ぎ。
→光子郎が言いすぎて他人を傷つける、という流れも2章ですでにミミに対してやっており、同じような描写が続くこととなった。
 

デジモンアナライザー

自前のノートパソコンでデジモンについての情報を検索できる。

→かつて使用していた『パインアップルエンブレムのモバイルパソコン』からすべてのデータが移行してる。(第1章パンフレットより)

今作で登場するデジモンは彼が解説役となる、と思われたが検索した例はアルファモンとジエスモンの2体のみ。

パートナーデジモンたちの新たな究極体や、進化を続けるメイクーモンについては一切調べない。

知識の紋章を持ち、「知りたがるから僕なんです」とまで言った彼の無関心さには違和感を感じる。

 

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する
名無し
ID:MjBmMDUwN

烏龍茶ェ・・・

返信
2017-12-13 23:36:28

NG表示方式

NGID一覧