Level_103_η

Level 103 η: “想像力の末路”

Level 103 ηのエンティティ群。

理解度

45%

危険度

4/5

Level 103 η は、 The Backrooms の 第 103 η 番目のレベルである。

概要

Level 103 η は、無限の空間を持つ大都市型の都市構造であり、超高層ビル群が中心に存在している。

Level 103 η は人間ごとに個別の空間が存在している可変性空間であり、前述した都市構造を構成する建物の大部分は、人間が今までに見た・立ち寄った建設物と同期している。

いずれのレベルから到達しても、人間はLevel 103 η に到達した時点で超高層ビル群の中心に生成される。このビル群を中心として放射状に遠ざかるにつれ、建造物において、外見や内装・築年数など建造物のグレードを決定づける要素の質が徐々に低下していく。

また、自然地形は無作為に形成される。実例では、最大水深1mの海や、完全直角の崖など、自然的に生成される可能性が極端に低いものも散見される。

都市構造

フェーズ1

このフェーズは人間が直接視認したことのある建造物が大部分を占め、道路の敷設のされ方や交通・防災・その他の都市に必要なサービスは存在する建物に最も効率的な形で自動的に配備されている。留意すべき点として、前述した無作為に形成される自然地形との齟齬により空間の構造に重大な欠陥が生じることがごく稀にある。

フェーズ2

フェーズ1、つまり人間が直接視認した建造物がすべて組成された以降、都市構造は ｢媒体を通して視認した建造物｣、つまり間接的に視認したことのある建造物が立ち並ぶ。実例では、ここには著名なランドマークが並ぶことが多いと報告されている。

フェーズ3

直接・間接を問わず視認した建造物がすべて組成された後、都市構造は｢人間の思考から生じる空想上の建造物｣、つまり非実在・空想上の建造物が立ち並ぶ。刹那的に思考した建造物も理想的な体系で都市構造に組み込まれるため、ほとんどの人間にとってこのフェーズが一番大規模な構造である。人間によってこのフェーズが人間個人にもたらす影響はかなり差異があり、実例としては現世への出口を空想して脱出したケース・理想的な建造物を空想してそこに定住するケース・空想した建造物の組成の際に、巻き込まれ死亡したケースなど多種に及ぶ。

フェーズ4

人間が思考した空想上の建造物がすべて組成された後、都市構造は｢虚無｣、つまり｢何もない｣という概念に変化する。物理的にフェーズ4に到達しなくても、フェーズ4の概念が生まれた時点でフェーズ4はフェーズ3より内側、つまり空間全体を侵食し、人間個人としてのLevel 103 η は完全消失する。

入口

• Level 92 η で、｢Imagination｣ のグラフィティで覆われたドアを開けるとLevel 103 η に到達する。
• Level 101 η で、意識レベルが低下するとランダムでLevel 102 η に到達することがある。

出口

• フェーズ3領域内で、Level 103 η 以下の任意のレベルへの入口を想起することで得られた建造物の中に入ると、その通りのレベルに到達する。(レベル固有の空間をはっきり思い起こすことが出来る場合のみ)。
• フェーズ2領域内で、ごく稀に Level 112 η に到達する場合がある。

この記事は Armondooo が作成したものです。

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