Level_702_η

Level 702 η: "The Front Porch" (玄関先)

理解度

60%

危険度

0/5

Level 702 η は、 The Backrooms の 702 η 番目の階層である。

概要

Level 702 η は普遍的で特徴のない民家の玄関先である。多くの場合、ドアに背を向けて椅子に座った状態で意識を取り戻す。稀なケースとして立った状態や横になって目覚めたという報告も得られている。気温はやや肌寒い程度で時間は不明だが空が暗いことから階層にたどり着いた時点では夜中と考えられる。天気は晴れであることが多いが雨が降っていたという報告が数件存在する。

周囲に人の気配は無く、すぐ目の前のスペースにはミニバンが停められているが中には何もいない。この階層において他の人間に遭遇することは無いと考えられ、いかなる生物および異常な存在との遭遇もこれまでには報告されていない。玄関ドアは施錠され、民家の窓もカーテンが閉められており中の様子は伺えない。玄関の数メートル先には金属製のフェンスと扉が付いている。扉の外の道路では車や通行人には遭遇しないと考えられる。道路沿いの景色は複数の報告が上がっているがそれらは相反しており複数の姿が存在する可能性がある。住宅街であるとの報告が最も多いが店舗が並んでいる、畑がある、ビル群の真ん中であるといった報告も挙げられる。

この階層において行える行動はそれほど多彩ではない。ただ椅子に座り移動を待つ他、外の道路を移動する、車に乗るといった行動のどれを行っても他の階層へ移動するという結果が報告されている。これまでに数回の調査で民家内部からドアを開錠する音が聞こえたとの報告が上がっているが民家の中に入った者の報告は存在しない。開錠音が聞こえた後も玄関先にとどまることは可能である。今のところ民家内部の情報は無く、開錠後の安全は担保されない。

この階層において食料や水の他何かしらの収穫物を得ることは難しいと考えられる。周囲に店がある場合も店内は暗く、閉店していると考えられる。これまでにこの階層に最も長く滞在した例はおよそ数時間ほどであり、階層内での夜明けまでには他の階層に移動することになると思われる。この階層に長期滞在を行ったという報告は今のところ存在しない。

入口

• 報告例の多くを占める階層としては Level 4 η と Level 333 が挙げられる。
• その他多くの階層からの移動報告が存在するが、一致しているのは"椅子やベンチに座った状態で眠りにつく"事であり、この点に移動のフラグがあると考えられる。

出口

1. 民家が面する道路を任意の方向へ歩き続けると Level 11 に行きつく。
2. 椅子に座ったまま時間を過ごすと Level 23 η で意識を取り戻す。
3. 椅子以外の場所で時間を過ごすと Level 6 η で意識を取り戻す。
4. 自動車に乗ると Level 35 に到着する。
5. 雪が降っていた場合、任意の方向へ歩き続けるとLevel 810 ηに行きつく

この記事は 西本 が作成したものです。

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