Level_5.0_η

Level 5.0 η: "七年ばかり"

身元不明のカメラ内に残存していた、Level 5.0 η に存在する廃墟内部の写真

理解度

25%

危険度

2/5

補足

この写真以外にも複数のデータの痕跡が見受けられたが、どれも著しく破損しており、復元には至らなかった。

Level 5.0 η は The Backrooms の 5.0 η 番目の階層である。

概要

Level 5.0 η は廃墟が一棟のみ存在する、霧の立ち込める森林が無制限に広がる空間である。Level 5 η との境目は曖昧であり、霧が出現することによってのみ Level 5.0 η に侵入したことを認知することができる。レベル内は Level 5 η と同様に昼夜サイクルが存在し、また気温も26~29℃と大差はない。森林は無秩序に植物が群生しており、その影響でレベル内の移動はかなりの制約がかかっている。また、森林の木々には人為的な跡及び血痕が複数見受けられており、資料の状況から1980年代のものと判明しているが、このレベルと The Frontrooms との関連性は不明である。

Level 5.0 η 内の唯一の建造物である廃墟は、木造の学校の外見をしており、1950年代の木材が使用されている。レベルの性質上木材が弱体化しており、天井の落下や床抜けに注意する必要がある。この建物には生活跡が複数見受けられているが、これらは1994年を境に無くなっているため、 The Backrooms を放浪する人たちのものではないと推測されるが、誰が残したのかは不明である。この建物内は森林で見受けられた血痕と同様のものが確認されており、また床の方向から子供の泣き声が聞こえることがある。泣き声に関して、この建物における地下室の存在は確認されていない。これらの現象は人間の精神に影響を及ぼす恐れがあるため、精神安定剤及びその効果を持つ物質を携帯しておくことを推奨する。

特徴的な部屋

この廃墟には幾つか他の部屋とは異なった性質を持った部屋が幾つか存在する。下部にその詳細を記しておく。

二年一組に代表される教室

これらの教室では偶に子供の泣き声の混じった叫び声がしばらくの間聞こえることがあり、この現象は人間の精神状態を悪化させる効果を有している。この現象は一年一組の教室、四年生の教室全てでも確認されているが、二年一組の教室は他よりも顕著に現れている。これらの部屋に明確な目的なしに立ち入ることは推奨しない。

調理室

各設備がかなり錆び、他の部屋と比べ木材の腐敗が進んでいる。それにも関わらず、生臭い血液及び腐敗臭の香りが常に充満している。足元は黄色及び黄土色に変色した粘液があり、滑りやすくなっているため注意すること。また、鍋の中身は確認しないことを強く推奨する。

保健室

通常の保健室とは違い、薬品庫に大量の睡眠薬が保管されている。これらは問題なく使用できるので、取っておくのが吉である。但し、稀にバルビツール酸系睡眠薬等危険性を有する物質も存在するので、よく確認して取ること。

入口

• Level 5 η で見かけない廃墟を発見したとき、それは貴方が Level 5.0 η に辿り着いた何よりの証拠である。
• The Frontrooms の森林で遭難した際に Level 5.0 η に辿り着いてしまうことがある。
• Level 17 η 等の森林を主体とするレベルから Level 5.0 η に辿り着くことがある。
• Level 84 η 等の死、及び死霊を主体とするレベルに於いて、子供の泣き声のする方向にnoclipすると Level 5.0 η に辿り着く。

出口

1. Level 5.0 η の廃墟に背を向け走り続けていると、Level 5 η に辿り着く。走り続ける時間は完全なランダムであることに留意すること。走っている最中に背後から追いかけてくるような音が聞こえてくることがあるが、実際に追いかけてくる存在は確認されない。また、偶にLevel 5 η ではなくLevel 17 η 等の森林を主体とするレベルに辿り着くこともある。
2. 人々の賑やかな声のする方向に向かって走り続けると、Level 888 η に辿り着くが、この声が発生するのは The Frontrooms に於ける「縁日」と称される日に Level 5.0 η に立ち入り、脱出を試みた時である。
3. 公道を発見し、それに沿って走り続けていると、Level 3 η 等市町村を主体とするレベルに辿り着く。
4. 侵入した際に霧が青みがかっていることがあり、脱出すると Level 500 η に辿り着く。

この記事ははるかなが作成したものです。

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