Level_203_η

Level 203 η: "熱い洞窟"

Level 203 η内部の写真

理解度

30%

危険度

5/5

Level 203 η は、 The Backrooms の 203 η 番目の階層である。

概要

Level 203 ηは柔らかな布と支柱から構成される通路とカーペットやラグが敷かれた床から構成され、その雰囲気や特徴から炬燵の中のようだと表現される階層である。階層は後述する照明により橙色に照らされ、不快な臭いが充満している。

この階層は異常な程に暑く、４０℃を下回ることは珍しい。このような気温のためか湿度は極めて低く、入ってすぐ蒸し焼きになるようなことはないが、それでも致死的な環境であることには変わりないため一刻も早い脱出が求められる。布や床は基本的には暖色系の配色をしており様々なデザインのものがパッチワークのようにつなぎ合わされて作られている。布の外は僅かな隙間があるものの、周囲はコンクリートで覆われており外に出ることはできない。このコンクリートはまるで作られて間もないように傷ひとつ無く、また階層の狭さや元々の強度から破壊の試みは成功していない。天井は細い角材が井形に組まれて布を固定しており、その布の先はコンクリートである、

この階層は横幅は差はあれど大凡移動する上で十分な広さが確保されている。一方で天井が非常に低く、立つことはもちろんのこと、中腰になることさえ非常に困難である。そのため、移動は基本的に這うようにしかできず、探索することが困難である。天井には疎らに金網に覆われた照明器具が取り付けられており橙色の光と高熱を放っている。これにより気温が非常に高く、また空間的に放熱されづらく常に危険な程の高温になっている。そのため対策無しで長期間の生存は事実上不可能である。階層内にはクッションやタオルケットなどの布類の製品がどういう訳か半分濡れた状態で見られることがあり、一部は触れると火傷するほどに階層の熱で温められている場合もあるため注意が必要である。

存在について

この階層ではコンクリートの壁から生えるように人間の股から下が生えているような存在が見られる。

年齢や性別は様々であるように見え、服装は長袖のズボンと裸足のものが多い。

この存在は何体かまとまって見られることが多く、時には左右から通路を埋め尽くすように生えていることも報告されている。この存在は触れると多くの場合体を震わせた後にコンクリートに溶けるように消える。しかし激しく蹴飛ばすものもいるため安易に触れるべきではないだろう。

物品

通路内には菓子パンやお菓子が半分程度食べられた状態で見られることがある。これらは多くは安全に食べられるものの稀に腐敗している場合もあるため注意が必要である。

一応飲料も見られるものの階層の熱によるものか異常に高温になっているため冷やすための道具を持たない限り飲むべきではないだろう。

備考

この階層を訪れた人物は照明からの高熱と共にこの階層の独特の臭気について報告することが多い。この匂いは多くの人にとって不快な悪臭であると称され腐ったチーズのようだと言われている。

多くはこの階層を探索するうちに慣れたと証言しているが、不安な場合はガスマスクや鼻栓を持ち込むと良いだろう。

入口

• Level 38 ηやLevel 75 η、Level 181 ηなどの和室で見られる炬燵の中に頭から入るとこの階層へ通じている可能性がある
• Level 23 η で「伝道師室」と書かれた扉を開けると、低確率で Level 203 η に移動する。
• Level 140 ηで赤い布の塊に潜り込むと熱気とともにこの階層に移動する
• Level 202 ηで「冬園郷」という案内表示を見つけ、表示に従って進むと、この階層に移動する

出口

1. 何らかの方法でLevel 204 ηに移動したという報告がある
2. 緑色のラグに外れ落ちるとLevel 117 ηに移動する
3. 橙の光に溶ける感覚に身を任せるとLevel 336 ηに移動する

この記事は zoni999 が作成したものです。

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