このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。 |
プロファイル
基礎情報
【コードネーム】マルベリー
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】炎国
【誕生日】6月26日
【種族】リーベリ
【身長】158cm
【鉱石病感染状況】
体表に少量の源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】普通
【戦場機動】標準
【生理的耐性】普通
【戦術立案】普通
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】標準
個人履歴
炎国災害救援組織「春乾」の一員。主に炎国の、天災が発生しやすい寒い地域で救援活動を行っている。「春乾」とロドスの交換プロジェクトへの参加を申請し、筆記試験一位という好成績でメンバーに選出された。ロドスへ派遣され、鉱石病関連の救護知識を学んでいる。学習の傍ら、臨時オペレーターとして医療部のサポートも行っている。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。
【源石融合率】7%
腰、腹部に少量の源石結晶の分布が見られる。
【血液中源石密度】0.22u/L
マルベリーは長期的に感染リスクの高い危険地域に身を置いていたため、鉱石病への対策意識を持ち、しっかりした治療技術を有しているが、病状悪化の防止には、定期検査を必要としている。
第一資料
ロドスと救援組織「春乾」の交換学習プロジェクトは新設されたばかりである。ロドス側では主に緊急状況下の感染対策や、感染初期における病状抑制効果が高い治療戦略などの学習機会を設けている。これらの項目はロドスが長けている領域であり、また天災に関わる災害救助員にとっては必須の知識でもある。
厳しい試験と選抜を通り抜け、ロドスと「春乾」の間の最初の交流メンバーとなるという事実は、マルベリーの優れた能力を物語っていると言えよう。
第二資料
ロドスに来たばかりの頃、マルベリーの状況は心配されるほどのものだった。内向的で言葉数も少なく、おどおどとしていて、いつも本を抱えてひとりぼっちだった。言語能力の試験成績は悪くないはずなのに、ほかの者と言語コミュニケーションをうまく行えずにいた。
そうした状況はかなりの問題だったが、幸い、炎国出身のオペレーターたちがすぐに新参者の彼女が置かれた状況に気がついた。同郷に親切で有名な炎国人。彼らの励ましで、マルベリーはようやくはじめの一歩を踏み出せた――勇気を出して、ロドスに駐在する天災トランスポーターの何名かに声をかけたのである。
ひとたび会話が始まれば、あとはもう何も心配する必要がない。
第三資料
炎国姜斉城の伝統的な家庭に生まれたマルベリーは、大きな一族の同世代における最年少の娘だった。学校での成績は中の上といったレベルで、勉強にかなりの力を入れているにも関わらず、成績が前列に並ぶことはなかった。マルベリー自身もその状況を辛く感じて、性格もますます内気になっていった。
学校の先生から見ても、家族から見ても、マルベリーは真面目な努力家で、聞き分けもよく、手のかからない大人しい子だった。目立った個性がなく、群を抜いて優秀とは言い難いが、穏やかでトラブルを起こすことはなく、常識からはみ出すこともない、絵に描いたような良い子だったのだ。
そんなマルベリーの両親は、我が娘の人生計画をとうに立てていた。きちんといい教育を受けて、安定した仕事につき、一般人が思い描くような幸せで波乱のない生活を送ってほしいと考えていたのだ。しかし驚くことに、幼い頃からずっと聞き分けがよく、めったに自身の意見を主張しなかったマルベリーが、今回は親の敷いてくれたレールを走らなかった。学校を卒業した彼女は家族に黙って「春乾」に履歴書を提出し、故郷から遠く離れることを選んだ。
当然、そうした彼女の初めての反抗的な行為は、家族を大きく動揺させた。しかし両親への置き手紙に書いたように、子供の頃に天災がもたらす惨劇を目撃して以来、マルベリーはずっと心の中で志を立てていたのだ。このことに関してだけは、親の言いなりになるつもりはなかった。
少女は持てる全ての勇気を振り絞って、自分の人生を定めようとしたのだ。
第四資料
マルベリーは確かに控えめな、ともすれば臆病とさえ言えるような女の子である。夜は家から持ってきた古いぬいぐるみを抱きしめていないと眠れないし、いつも不安に駆り立てられているため、私物には効くと有名なお守りをたくさん付けている。内気で臆病で、いつもおどおどしていて、従順で軟弱という印象を人々に与えている彼女だが、ひとたび自分の専門領域に踏み入れると、怯えも迷いも瞬時に捨て去ってしまう。救助対象の前では、一番頼りになる者として振る舞わなければならないのだ。
マルベリーが仕事中に見せる意志の固さと自信満々な様に、初めて彼女と共に仕事するオペレーターは誰もが驚いたものだ。
両親はマルベリーに平穏で順風満帆な人生を願っていた。しかし鉱石病に罹患してしまった今では、その願いもまた夢物語となった。
家を出た当初のマルベリーは、まだ両親に操られて望まぬ道を歩むことに不満や抵抗があったのかもしれない。しかし救援隊に入ってから――寝袋に包まっても寒さで手足の感覚を失うような日々。テントの外で吹き荒れる風の音を聞きながら、孤独と恐怖で一晩中眠れない日々。風の音に隠れるように、寝袋の中でホームシックでこっそり泣いていた日々――これら全てを経験してから、それまでの不満も反抗心も、なにもかも些細なことに過ぎないと思えたのだった。
幸いなことに、救援隊に入った翌年、厳しい環境での仕事に慣れてきたマルベリーは、少しずつ実家と普通に連絡が取れるようになった。いつかの里帰りの最中、マルベリーは父のこうした姿を目撃した。救援組織の加入に激しく反対していたはずの父はマルベリーの手紙をその手に、家近くの街角で、近所の住民たちに娘の話をしていたのだ。
「人助けの仕事なんだ。うちの娘は苦労なんかに負けない、すごい子なんだ!」
いつも厳しい父が浮かべていたのは、娘の前では一度も見せなかった、誇らしげな顔だった。その顔を自分はきっと一生忘れないだろうとマルベリーは思った。
昇進記録
常に天災と関わっていく災害救助員になることは何を意味するのか、知らない者はいないだろう。
家を離れる決断をする前から、災害救助員になるのは苦難が伴う険しい人生の道を選ぶことだと、マルベリーは既に理解していた。多くの災害――特に重大な源石災害をもたらす天災は、被災地の人々の生活を著しく乱すだけではなく、救援に向かう人たちにとっても、厳しい試練の連続だ。
どれほど厳密な事前防護の備えをしても、万が一という状況は生じる。天災が頻発する地域で長年活動し、被災する人々を救助し、時には突発的な二次災害にも対応しなければならないため、救助員という職に就く者にとって、鉱石病感染は避け難いものだと言える。
この職に就くことを選ぶ時点で、自身の安否を度外視していると言っても過言ではないだろう。
マルベリーも当然その一人である。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
ドクター、整理が終わった資料をここに置いておきますね。あっ、いえいえ、感謝されることは何もないです。やり慣れていることなので、大変でもないですし……その、喉が乾いていませんか、お茶を淹れてきましょうか? |
会話1 |
炎国語以外の言葉はそれなりにしか話せないので、最初は少し怖くて、あまり喋れなかったんです。でも皆さんが良くしてくれて、同郷の方も多くて、ふぅ、肩の力がやっと抜けたんです…… |
会話2 |
お邪魔しますドクター、プロヴァンスさんたちがどこにいるのかご存知ですか?実家の方から特産品が送られてきたので、お世話になっている方々に渡そうと……あっ、もちろんドクターの分もあります!是非食べてみてください! |
会話3 |
ド、ドクター、私のお団子ちゃんを一緒に探していただけませんか?白と黒の、あの小さいお人形です。ここに置いていたはずなんですけど、全然見つからなくて……うぅ、お願いします、あれがないと私、夜眠れないんです…… |
昇進後会話1 |
救援隊は天災とは長い付き合いですし、鉱石病になるのも止むを得ないので、皆さんそのことで差別したりはしません。私の体の結晶は目立たないところにありますし、押しても痛みは感じません……だから時々、結晶があることを忘れそうになるんです。 |
昇進後会話2 |
救援隊に入ったばかりの頃は、あちらの気候にも食べ物にも慣れなくて、夜もホームシックで眠れなくて、何回もこっそり泣いてしまったことがあります。それでも、私たちが助けた人々を見ると、まだ頑張れるんじゃないかって思えるんです…… |
信頼上昇後会話1 |
ドクター、お邪魔します……その、最近私、天災救援時の鉱石病感染予防について勉強しているんですが、ツキノギさんがドクターに聞いてきたらどうかって勧めてくれて……あの……すみません、ご迷惑ではありませんか? |
信頼上昇後会話2 |
ひぃっ!ドクター?どうして黙ったまま後ろに立っているんですか!え、何を持っているかって?ああ、これは実家からのお手紙です。私がわがまま言って家を出た時、両親が怒って勘当だって言ってたんですけど、私の故郷には「血は水よりも濃い」っていう古い言葉がありまして…… |
信頼上昇後会話3 |
鉱石病に罹ってから、両親の期待していたような穏やかな生活はたぶんもう望めないってわかったんです。でも、後悔はしていません……それに、もしあの選択をしていなかったら、今日ここでドクターやロドスの皆さんに会うこともなかったでしょう、えへへ…… |
放置 |
ドクター、ドクター?お、お邪魔してすみません、ちょっとお顔を上げていただいて、このクッションを敷いてから寝ませんか?このまま寝ていると、報告書の文字がほっぺについちゃいますよ…… |
入職会話 |
こんにちは、私は炎国災害救援組織「春乾(しゅんけん)」から研修のために派遣されてきました者で、名前は……あ、ご、ごめんなさい、ここではコードネームを使うんでしたよね?すみません、申し訳ないです、私のことはマルベリーと呼んでください! |
経験値上昇 |
や、山が崩れて地面にもひび割れが……!これ、話題のアクション映画の特殊効果映像じゃないんですよね……? |
昇進Ⅰ |
えっ、昇進?いいんですか?救援隊とロドス、両方からお給料がもらえる!?……し、幸せ…… |
昇進Ⅱ |
今回は、誰かの助けになりたいからではなく、自分でこうするって決めたんです……ドクター、ずっと応援してくれてありがとうございます。今の私は、自分のしてきたことにはちゃんと意味があるんだって確信しています。 |
編成 |
頑張って皆さんを支援します! |
隊長任命 |
え、私が隊長ですか?わ、私に務まるでしょうか……? |
作戦準備 |
はい、すぐに出発します。……皆さん、どうかお気をつけて。また後ほどお会いしましょう。 |
戦闘開始 |
警戒態勢をとってください!前方に動きあり! |
選択時1 |
ゴーグルを……よしっ、装着完了、いきますよ! |
選択時2 |
ふ~は……あ、はいっ!き、緊張していません! |
配置1 |
救援準備を始めます……! |
配置2 |
救援小隊マルベリー、待機しています! |
作戦中1 |
皆さんどうか気をつけて! |
作戦中2 |
私……私だって! |
作戦中3 |
どこを見てるんですか、きょろきょろするのは危ないですよ! |
作戦中4 |
皆さんの安全を守るのが私の仕事です。 |
高難度作戦クリア |
報告!エリア内の救援活動は終了、人員の疎開及び保護もつつがなく行っています!よ、良かった、誰も怪我しませんでした…… |
★3で戦闘終了 |
ふう、これで作戦終了です。ドクター、私は皆さんのお役に立てたでしょうか……? |
★2以下戦闘終了 |
待ってください、あの人たちが逃げた方向は危ないです……いけない、今すぐ連れて帰ってきます! |
作戦失敗 |
ここはとても危険です!皆さん早く撤退してください。ドクター、私についてきてください! |
基地配属 |
わぁ。ここが宿舎……その、家賃は必要でしょうか? |
タッチ1 |
えっ、あっ、すみません、すみません! |
信頼タッチ |
ドクター!とてもありがたいのですが、こっそり私にお守りを付けるのはもうやめてください……これ以上は持てません! |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
お疲れ様ですドクター、今日もお仕事ですか? |
逆理演算
同郷のよしみ / イベリア・鍾乳洞
周りが言葉の通じる炎国出身の同郷人ばかりの時でも、マルベリーはチーム内で一番物静かな存在だ。しかし通信でその声を聞き逃す心配はない。なぜなら、いざ自分の専門の話となれば、彼女は冷静さにおいて誰にも引けを取らず、その知識を駆使して安全なルートを割り出し、的確な指示を出してくれるからだ。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
Epoque/XIV - 薬師
マルベリーの私服。
EPOQUEシリーズニューモデル/薬師。マルベリーが災害救助や薬草の栽培を行う際に身に着ける作業服。収納に優れる。シンプルな色使いで、生命の躍動を象徴した薄緑のアクセントが効いている。
薬品で最も注意すべきは含有成分である。そのため芽が出てから薬になるまでマルベリーは事細かに観察している。
0011/VIII - 照氷輪
マルベリーの私服。
0011ニューモデル/照氷輪。龍門の職人の手縫い仕立て。姜斉城の水景に着想を得て作られた一着。特殊な裁断を施した軽く薄い絹を惜しみなく使い、満月の下に凛と咲く蓮の花を見事に表現している。
蓮歩があでやかに水面を揺らす頃、満月と提灯は一斉に夜を照らし出した。
モジュール
未実装
印
マルベリーの潜在能力強化に用いられる。
炎国伝統の赤い安全祈願のお守りが掛けられている。マルベリーがわざわざ貴殿のためにいただいてきたお守りで、難しい炎国の文字が書かれている。お香の香りを感じられるかもしれない。
指名券採用
立場がどうであろうと、命が一番大事だ。
救援隊隊員・マルベリー、真面目にコツコツと仕事に励む。
紹介文
省略
登場ストーリー
メイン | |
---|---|
イベント | |
その他 |
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧