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更新日:2026/03/06 Fri 13:04:10NEW!
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名探偵コナン 名探偵コナンエピソード項目 sos 緊急事態252 沖矢昴 コナンのピンチ 東京消防庁 通話コード 待受画面 誘拐 解体工事 カレー
つまり、このビルの中には252…
要救助者がいるってわけだ…
助けなきゃならねぇ人物がな!!
『緊急事態252』とは、『名探偵コナン』のエピソードの一つ。
単行本では第72巻に掲載されている。テレビアニメでは、第622話・623話として2011年年7月2日・9日に放送された。
以下、ネタバレにご注意ください。
【あらすじ】
ロンドンの事件の話をしながら下校していた少年探偵団。
その途中、歩美の一言からみんなで来週取り壊される予定になっている廃ビルで缶けりをすることになる。
缶けりで遊んでいたコナン達だったが、その途中で震度5以上の強い地震が発生した。
揺れが収まり、まだ隠れていた元太に連絡をしたところ、元太が3階の隠れていた場所から「252」のタイミングで壁を叩くような音が聞こえたという。
「252」とは東京消防庁の通話コードで「要救助者有り」という意味になり、「SOS」代わりに使った可能性があるため、元太と合流して急ぎ音が聞こえた場所まで向かうことになる。
だが、音が聞こえた場所には解体業者の男性二人組がおり、壁をトンカチで叩いていたら偶然「252」になったと話している。
事件ではないと肩透かしだったと考えていた少年探偵団だったが、コナンと灰原は彼らが偽の解体業者だと見抜いていた。
そして、この廃ビルの中には監禁されている人物がおり、コナン達は急ぎ警察に連絡しようとする。
だが、偽の解体業者二人組はコナン達の後を付けており、コナン達を捕まえようと付け狙ってくる。
逃げている途中、コナンは不運な事故で気絶してしまい、そのまま二人組に捕まってしまった。
はたして、コナン達は無事に逃げ切り、監禁された人物を救いだすことができるのだろうか……
【事件関係者】
- 誘拐犯
CV:清川元夢、塩谷浩三
解体業者と名乗るツナギを着た、太った男性と細めの男性の二人組。
その正体は誘拐犯であり、ある人物を誘拐後に廃ビルで監禁していた。
コナンは解体工事の嘘や、二人組なのにコンビニ弁当を3つ買っていて箸まで3つ使われていることから、誰かを監禁していることを見抜いていた。
(解体工事の嘘は後述、コンビニの弁当は太った方の誘拐犯が弁当を2つ食べたと話しているが、箸をもう一膳使う必要がないため嘘だと見抜いている。)
ツナギを着ていたのも、このビルに入るところを誰かに見られても、怪しまれないために着ていたものだった。
彼らの計画では、誘拐した人物の一人娘に身代金を持って来させ、娘もビルに閉じ込めてビルに火を放つという残虐な手口だった。
だが、一人娘を呼び出す前にコナン達に見つかり、警察へ通報されそうになったため、急遽全員捕まえてビルを燃やす計画に変更した。
コナンと灰原を捕まえたものの、少年探偵団を見つけることができず、身代金を諦めて逃げようと考えている。
そのため、太った男性は引き続き少年探偵団を探し、細めの男性の方は人質と一緒に焼き殺すためにガソリンを巻き始めている。
- 監禁された人物
元太が聞いた「252」の音を送った人物。
誘拐犯の話では爺さんであり、中学生ぐらいの一人娘と暮らしているという。
その人物は稼いでいるらしく、誘拐犯は一人娘を脅して金を持って来させようとしている。
コナンと灰原が監禁されている部屋のロッカーにその人物も閉じ込められていたが、誘拐犯の話では寝息を立てていたという。
また、誘拐犯が電話しても一人娘が電話を取らず、代わりに今まで出たことがない若い男が電話に出たという。
【レギュラー陣】
ご存知主人公。
解体業者が偽物だと見抜くが、警察に通報する前に誘拐犯たちに見つかってしまう。
犯人の一人にキック力増強シューズで強化したキックでボールを当てようとしたが、運悪くもう一人の犯人が開けた扉にボールが跳ね返ってしまい自爆。
犯人たちに捕まってしまい、両腕と両足、口をガムテープで塞がれてしまう。
だが、両手を動かすことができたため、探偵団バッジを使って少年探偵団に音で指示している。
携帯電話の待受画面は「酔った小五郎とツーショット」の写真になっている。
ご存知哀ちゃん。
ロンドンで予備の薬を使ったコナンに対して、蘭に告白していないか聞いた上で再度忠告をしている。
コナンが犯人に捕まり、出入り口も封鎖されてしまったため、少年探偵団に警察に連絡をさせる時間稼ぎのためにわざと捕まっている。
携帯電話の待受画面は「寝ている阿笠」の写真になっている。
ご存知少年探偵団。
缶けりの途中で元太が「252」の音を聞いたことにより、誰かが助けを求めている事を知る。
灰原が囮になり警察に電話をしようとしたが、誘拐犯に電話をすれば2人を殺すと脅されたため電話できないでいる。
その後、たまたまコナンや灰原が監禁されている場所のロッカーに先に隠れてしまい、犯人も目の前にいるため出るに出られない状況にいる。
ロッカーで隠れている時に、コナンから探偵団バッジの指示で「254(現場待機)」という指示を聞き取り、ロッカーに隠れながら様子を伺っている。
携帯電話の待受画面は、歩美が「線香花火で遊んでいる歩美」、光彦が「仮面ヤイバー」、元太が「近所の野良猫」の写真になっている。
ご存知天才発明家と謎の大学院生。
エピローグ付近に登場する。
【その他】
- 「252」
東京消防庁の通話コードで「要救助者有り」という意味になる。
このコードは「SOS」で使われることもあり、誰かが助けを求めている可能性があると推測して行動することになる。
コナンは元々知っていたが、光彦は災害のパニック映画を見た時に「252」のコードをたまたま知る。
その後に光彦は姉にネットで調べてもらい、「252」の他に「254(現場待機)」などのコードもメモしている。
今回、東京消防庁の通話コードの知識が役立つことになる。
- ビルの解体工事
廃ビルにいた二人組の解体業者と名乗る男性に、コナンは解体する時の爆薬をどれくらい使うか聞いていた。
だが、ビルの解体に普通は重機をビルの上に載せて、上か横から解体するのが一般的で爆破解体は一般的ではなかった。外国では爆破解体はよくされているが、日本では数件しか爆破解体されていないという。
コナンの話では、日本では火薬の取り扱いや爆破に関連する法規制が厳しく、すぐ隣に使用中の建物が建っているビルを爆破解体するなんてまず有り得ないという。
また、地震国である日本の建造物は頑丈で建物の構造を図面と照らし合わせながら綿密に調査して火薬の量や設置場所を調整しなくはならないのに、何の機材も持たずトンカチ1本で作業していたため、コナンと灰原は解体業者が偽物だと気付いたのである。
また、本庁の刑事恋物語2で登場した「トロピカル・レインボー」を使った杯戸美術館の爆破解体についても触れられている。
杯戸美術館の爆破解体はイベントも兼ねており、隣接する建物が廃ビルだけだったから特別に許可が下りたという。
また、美術館自体が大きく、爆破解体でないとコストもかかりすぎるという事情もあったようである。
なお、阿笠が作った「トロピカル・レインボー」は、爆発後に七色に光る仕掛けだけだったようである。
【以下、さらなるネタバレ】
うまい具合に散らばってるじゃねぇか!
- コナン秘策
コナンは少年探偵団が監禁場所の近くのロッカーに気付き、見張り役の細い方の誘拐犯を監禁部屋から追い出す策を練っていた。
そんな中、細い方の誘拐犯が持っていた携帯電話から、みんなの携帯電話の待受画面を思い出し行動を開始した。
まず、コナンは少年探偵団に「555(通報電話)」のコードを送った。
警察に通報するコードは「554(警察官要請)」であるためどこに電話をかけるか悩んでいる少年探偵団に、コナンは今度は「953(火遊び)」のコードを送った。
誘拐犯が実施しようとしている放火は「951(放火)」であるため違うと考えていた時に、歩美が火遊びしている人に電話しろという言葉で光彦は気づいた。
火遊びしている人とは、「線香花火で遊んでいる歩美」の待受画面のことであり、歩美の携帯電話に電話しろという意味だった。
歩美の携帯電話は1階のランドセルにあり、1階の携帯電話を鳴らすことで太っている方の誘拐犯は1階を探し始めた。
続いて、コナンは「655(泥酔者)」のコードを送り、今度は待受画面が「酔った小五郎とツーショット」のコナンの携帯を鳴らした。
コナンの携帯電話は2階にあるため、太っている方の誘拐犯は2階に向かおうとしているタイミングで、今度は「658(住所不定者)」のコードを送った。
「658」は元太の待受画面の「野良猫」のことであり、元太の携帯電話が3階にあるため両方の誘拐犯の耳に着信音が届いた。
最後に「652(寝たきりの老人)」のコードを送り、灰原の待受画面になっている「寝ている阿笠」の携帯電話に連絡するように指示した。
理解した少年探偵団は声をあげてしまい細い方の誘拐犯に気付かれそうになったが、灰原の携帯電話を鳴らし4階にも誰かが隠れていると細い方の誘拐犯の注意をそらせることに成功。
太っている方の誘拐犯も携帯電話で連絡を取り合って仲間を探していると勘違いして、見張り役の細い方の誘拐犯も一緒に探すように命じた。
そして、監禁部屋を近くにあった机や椅子で塞ぎ部屋に出て行ってしまったのである。
一方、急に携帯電話の音が鳴らなくなったことに不審に思った太っている方の誘拐犯は、2階でコナンの携帯電話を見つける。
ここで、携帯電話で攪乱していることに気付き、監禁部屋にいた細い方の誘拐犯を追い出す為の作戦だったと気付く。
細い方の誘拐犯は急ぎ塞いでいた机や椅子をどかし監禁部屋に入るが、すでにコナン達は少年探偵団に救出されており、腕時計型麻酔銃で眠らされた。
そして、コナンは蝶ネクタイ型変声機で細い方の誘拐犯の声で「ガキが逃げた後で警察に通報されたかもしれないから先に逃げる」と言い残して携帯電話を切っている。
細い方の誘拐犯をガムテープで縛り上げ、太っている方の誘拐犯の方は深追いをしなかった。
コナンはすでにボール射出ベルトも腕時計型麻酔銃も使用済みだったため切り札がなく、細い方の誘拐犯が警察でもう一人の誘拐犯のことを吐けば事件が解決すると考えたからである。
だが、そんなコナンの考えとは裏腹に、コナン達がいる監禁部屋に近づく足跡が聞こえてきた。
また、灰原もその足跡から組織特有の気配を感じ取り動揺しており、コナン達が警戒している中、扉が開くと…
- 沖矢昴
コナン達の目の前に現れたのは沖矢昴だった。
昴は夜になっても阿笠邸に明かりがつかず、気になって阿笠邸を見に行ったら玄関の鍵は空きっぱなし。
その後、阿笠邸に二度も無言電話があり、2人が何か事件に巻き込まれたと思い、阿笠の部屋にあった予備の追跡眼鏡を使用して、コナン達の探偵バッジの場所を突き止めて辿りついたという。
ちなみにもう一人の誘拐犯の男も沖矢が倒しているようだが、沖矢は誘拐犯が焦って逃げようとした時に階段を踏み外したと話している。
少年探偵団からスーパーマンみたいだと褒め称える中、灰原だけは沖矢がずっと阿笠邸を見張っているため不審に思っていた。
だが、沖矢は昼にカレーが作り過ぎてしまったため、阿笠にお裾分けするために阿笠邸を見張っていたと話している。
その話を聞いて、明日の昼に阿笠邸でカレーを食べようと大喜びする少年探偵団のメンバーだった。
- 阿笠博士
誘拐犯に誘拐されていた人物。
玄関に鍵がかかっていないことから、誘拐犯が宅配業者を装って誘拐されていたと沖矢は推測している。
阿笠は色々なものを発明しているから相当稼いでいると誘拐犯は考えていたようだが、コナンの話では発明品のほとんどはガラクタでジリ貧だったという。
そして、誘拐犯が話していた中学生の娘というのは灰原のことであり、声も喋り方も大人っぽいから勘違いされていたようである。
そして翌日、みんなでカレーを食べている時に、阿笠からとんでもない事実を知る。
実は、阿笠は「252」が「要救助者有り」ということを知らなかったのである。
監禁された場所から元太の声が聞こえ、藁にもすがる思いで「すぐ警察を呼べ」と念を込めて壁を蹴ったという。
それが偶然「すぐ(2) けいさつを(5) よべ(2)」になり、自分の念が通じてよかったと笑いながら話す阿笠であった。
【アニメにおける改変点】
東日本大震災の影響で缶けりの最中に地震があった流れがカットされている。そのため、地震があって元太へ連絡する場面が、元太が壁を叩く音が聞こえたため誰かがいると思い連絡して来た展開になっている。また、光彦のパニック映画の話もなくなっている。
その他、細かい変更点として、
- 脱出の際に窓から脱出する方法も触れられていたが、窓ははめ殺しで鉄線が張られていて割れない様になっていると説明が追加されている
- エピローグのオチが灰原になっており、「私の声ってそんなに老けているのね」と少し落ち込んでいる
等が挙げられる。
追記・修正は廃ビルで缶けりをしたことがある人にお願いします。
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