登録日:2016/03/04 Fri 12:06:10
更新日:2026/04/04 Sat 22:58:20NEW!
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『犬神家の一族』は、横溝正史の長編推理小説。『金田一耕助シリーズ』の一つ。
様々な他メディア化作品があり、市川崑監督による映画版は、「日本映画の金字塔」として名高い。
またアニヲタ関連では2017年に関智一が、自身率いる「劇団ヘロヘロQカムパニー」にて自ら主演・脚本・演出を行った舞台版を上演している。
以下、ネタバレ要素を含みます。
【あらすじ】
信州財界の大物・犬神佐兵衛が莫大な財産を残して他界した。
彼には母親の違う娘たちが3人いる。
皆婿養子を取り、それぞれに息子が1人ずついたが、お互いが反目し合っている。
遺産の配当や事業相続者を記した遺言状は、長女松子の一人息子佐清が戦地から復員してから発表されることになっており、一族は佐清の帰りを待つところとなっていた。
そんな中、金田一耕助は犬神家の顧問弁護士を務める若林豊一郎から調査依頼を受け、犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れた。
若林は佐兵衛の遺言状を盗み見てしまったらしいが、耕助と会う直前に何者かによって毒殺されてしまう。
そんな中、佐清が帰ってきた。
しかし、佐清は戦場で手傷を負い、ゴムマスクを被った不気味な姿となっていた。
公開された遺書の内容は、
「全相続権を示す犬神家の家宝“斧*1・琴・菊”の三つを、野々宮珠世に与えるが、珠世は佐清、佐武、佐智の佐兵衛の3人の孫息子の中から、配偶者を選ぶものとする。もし、珠世が3人を配偶者に選ばないか、死亡した場合には、全財産を5分割し、5分の1ずつをそれぞれ佐清、佐武、佐智が、残りの5分の2を愛人との間に生まれた息子、青沼静馬が相続するものとする。」
という、3姉妹の確執を煽り立てるような、実に奇妙なものだった。
3姉妹の仲はいよいよ険悪となり、珠世の愛を勝ち得るための骨肉の争いが始まることとなる。
そんな中、佐武が生首を「菊」人形として飾られて惨殺される。
それは、“斧・琴・菊”に見立てられた、犬神家連続殺人事件の幕開けだった……。
【登場人物】
ややこしいので、最初に系譜を示しておく。
■金田一耕助
私立探偵。じっちゃん。
貧乏書生風の見た目でもじゃもじゃ頭が特徴。
如何にも頼りなさげな風貌だが、実は明晰な頭脳の持ち主。
■野々宮珠世
本作のヒロインで副主人公。
絶世の美女で勘が鋭い。
佐兵衛の恩人、野々宮大弐の孫で、両親の死後に佐兵衛によって犬神家に引き取られた。
遺言の開示前から何度か命を狙われている。
遺言状により犬神家の財産の全ての相続権のカギを握る存在となってしまう。
警察からは容疑者として疑われてしまうが……?
■犬神佐兵衛
犬神財閥の創始者で先代当主。
出自は不明(本人も最後まで語らず)でこの土地の神社の神官であった野々宮大弐に拾われ可愛がられ、成人後一代で犬神財閥を為した傑物。
(財を成した経緯は製糸会社だったり、製薬会社だったりと媒体によって異なる。本項目では原作の製糸会社として扱う)
一代で犬神製糸会社を設立した地元の名士だったが、生涯正妻を娶らず、娘の松子、竹子、梅子はそれぞれ違う妾との間に生ませた子である。
さらに、三姉妹とは別に青沼菊乃という愛人との間に青沼静馬という息子がいる。
■犬神松子
三姉妹の長女。
犬神家本家を預かる。未亡人。
非常に勝気で苛烈な性格で凛とした姿勢を崩さない。
亡き夫の忘れ形見である佐清を溺愛している。
■犬神佐清
松子の一人息子。
美青年かつ好青年で、珠世とも仲が良かったが、戦争で顔と頭に酷い傷(に加えて記憶障害まで)を負ってしまう。
このため、松子が東京で作らせたゴム製のマスク姿で犬神家へ戻ってきた。
また、戦争のつらい経験が彼を大きく変えたのか、人が変わったかのように暗い性格になってしまった。
4番目の犠牲者で、絞殺されたうえで凍った湖に足2本を突き出した状態で発見される。
これは「スケキヨ」という字を縦に描いてひっくり返して
ヨ
キ
ケ
ス
これを半分かくして
ヨ
キ
■
■
という判じ物になっている。
おそらく本作で最も有名な人物。『犬神家』と言われたら思い浮かぶのは犠牲になった彼の姿。
■犬神竹子
三姉妹の次女。
小山のような体型。直情的な性格。
マスク姿の佐清が偽物ではないかと疑っており、梅子と結託する。
■犬神寅之助
竹子の夫。
犬神製糸東京支社長。空気。
■犬神佐武
竹子の息子。
プライドが高く、不遜なところがある。
2番目の犠牲者で、首を切り落とされたうえでその首を菊人形の首と挿げ替えられた状態で発見される。
■犬神小夜子
竹子の娘で佐武の妹。
親と違いおとなしい性格。
佐智の婚約者で、彼の子供を身ごもっている。
■犬神梅子
三姉妹の三女。
三姉妹では一番美人だが一番底意地が悪い。
■犬神幸吉
梅子の夫。
犬神製糸神戸支社長。寅之助同様空気。
■犬神佐智
梅子の息子。
卑劣漢で、珠世を薬で眠らせてレ○プしようとしたが、「影の人」と名乗る何者かの妨害によって失敗に終わる。
3番目の犠牲者で、首を絞められて殺される。
首には琴の弦が幾重にも巻き付いていた。
■古館恭三
弁護士。古館法律事務所所長で犬神家の顧問弁護士。
佐兵衛の遺言状の管理を任されていた。
金田一耕助に調査を依頼し、彼に信頼の念を抱くようになる。
■若林豊一郎
古館法律事務所に勤務する弁護士。
最初の犠牲者。
犬神家の遺産相続問題に関して金田一に捜査依頼をするが、金田一と会う直前に毒殺された。
■猿蔵
珠世の世話役の下男。
もとはみなしごだったが珠世の母・祝子に拾われた。
そのため、珠世には非常に忠実。
力自慢で、彼女の世話だけでなく、ボディーガードの役割もこなす。
菊の栽培が趣味で、菊人形作りの腕前は達人級。
怪しい言動が多いため、警察からは真っ先に珠世の共犯の容疑者として疑われていた。
■宮川香琴
松子の琴の師匠で犬神家にたびたび出入りしている。
目が不自由。
■青沼菊乃
50代の頃の佐兵衛の愛人となった女。
佐兵衛は正式に妻に迎え入れようとするほど入れ込んでいたようだが、財産を取られることを恐れた三姉妹の非常に苛烈ないじめにあい、行方をくらませた。
まぁ、自分たちと似たような年の女が父親の愛人になっていると知ったら、面白くない気持ちもわかるだろう。
■青沼静馬
佐兵衛と菊乃の息子。三姉妹にとっては異母弟にあたる。
菊乃が連れて逃げたため行方不明。
年齢的には佐清・佐武・佐智と同年代。
遺言状により犬神家の財産の相続権のカギを握る存在となる。
以下、物語の核心に迫るネタバレ注意!
物語終盤、珠世の部屋に顔を隠した曲者が侵入する。
猿蔵に組みつかれ、警察の追跡の末につかまったその男は…犬神佐清その人であった!
■本物の犬神佐清
犬神佐清は生きていた。
顔に傷なんて負っていないし、マスクも被ってないし、湖にさかさまに突っ込んでもいなかった。
これらの有名な“スケキヨ”は実は佐清ではなかったのである。
また、珠世の窮地を救った「影の人」の正体は彼だった。
戦争中、佐清は現地で部隊長に任じられていた。
しかし、彼のわずかな判断ミスによって部隊は全滅、皮肉にも隊長の彼はただ一人生き残ってしまい、米軍の捕虜になった。
元来生真面目な性格であることに加えて、“生きて虜囚の辱めを受けず”との教育を受け続けてきた彼は、犬神家の家名を汚さないために、米軍に捕まってから解放され祖国の土を踏むまで、ずっと偽名を使い続けていた。
また、捕虜になっていたため、他の復員兵に比べて日本に帰国するのが遅くなってしまった。
これらのことが大きな悲劇を生んでしまったのである。
では、佐清の名を騙ったマスク姿の“スケキヨ”の正体は誰だったのか……?
■青沼静馬
偽物の佐清の正体。
マスクも被っていて、湖にさかさまに突っ込んでいた本作を代表するキャラクター“スケキヨ”だが、実は“スケキヨ”ではなく“シズマ”だったのだ。
戦中、前線において静馬と佐清は一時期同じ部隊にいた。
彼ら2人は背格好や顔つきが非常によく似ており、部隊ではちょっとした評判だったそうである。
親同士の怨恨があったにもかかわらず、2人は仲良くなり、佐清の優しさに触れた静馬も復讐を水に流そうと思い始める。
しかし、戦争が激化し、2人はバラバラの部隊に所属することとなる。
そして、佐清の部隊は全滅、静馬は顔に大きな傷を負ってしまった。
佐清の部隊が全滅したと聞かされた静馬は、佐清も戦死したと思い込み、自分が佐清に成り代わることを思いついたのだ。
では、なぜ佐清は静馬のことを「そいつは自分の偽物だ」と糾弾しなかったのだろうか?
それは、佐清が静馬を責めていた時、2人がある光景を見てしまったから。
その光景とは、佐清の母・松子が、佐武を絞め殺す決定的瞬間だった……!!
■犬神松子
一連の殺人事件の真犯人。
買収した若林から遺言を事前に受け取っていた彼女は自分の息子・佐清に跡を継がせるため、他の跡継ぎ候補だった佐武、佐智を殺害したのだ。
なお若林を殺害したのは口封じのため。
彼女自身は犬神家の財産などどうでも良く、逃げ切る気もなければ財産を独り占めする気なども毛頭なかった。ただ、息子の佐清に犬神家を継がせたいだけであった。
しかし、息子のために行った彼女の犯行は、皮肉なことに息子の佐清を決定的なまでに追い込んでしまった。
ハッキリ言ってしまえば、彼女が犯した殺人は何の意味も持たなかったのである。
ただし、佐武・佐智を殺害したのは松子だったが、菊人形の首を挿げ替えたり、琴の弦をからめたりと見立てを行ったのは彼女ではない。
松子は「自分が殺人犯として捕まろうが、佐清に財産が渡るならそれでいい」とトリックは一切用意していなかったのだ。
これらを行ったのは静馬と、彼に脅迫された佐清であった。
静馬は母を苦しめた三姉妹への復讐と、犬神家の完全な乗っ取りのためにこのような行動を起こしたのである。
そのために、死亡推定時刻と見立てを行えた時間との間に大きな差が生じ、本事件の捜査を困難なものにしていたのである。
松子は、“スケキヨ”が偽物であることには全く気が付いていなかったが、見立てを行っていたのが彼であることは薄々感づいていた。
そして、とうとう“スケキヨ”の正体が静馬であることを知り、衝動的に彼を絞め殺してしまったのである。
全てを告白した後、松子は珠世に佐清と結婚する意志はあるかと尋ねた。
彼女の返事は「YES」であった。
その答えを聞くと、松子はこの後生まれてくるであろう小夜子と佐智の子供に財産を半分分けてあげるようにと珠世に頼んだ。妹たちへのせめてもの罪滅ぼしとして。*2
そして、その直後に、キセルに仕込んでおいた毒をあおぎ、哀しき希代の殺人鬼・犬神松子は息を引き取ったのだった……。
■野々宮珠世
実は彼女の母・祝子は犬神佐兵衛と大弐の妻・晴世との不倫の末に生まれた娘で、彼女は佐兵衛の孫にあたる。奇妙な遺言の原因はこれ。
つまり、珠世は佐清(と佐武と佐智)の従妹、静馬の姪にあたる。
静馬は復讐に囚われていたが、根っこは生真面目な性格であり、彼にとって姪との結婚は受け入れられるものではなかった。このために進退窮まり、復讐は完全に詰んでしまう。そして松子に正体を知られてしまった。
最終的に、佐清が出所するまでの間暫定的な当主となり、犬神家の財産を管理することに。
そしてもともと懇意にしていた犬神佐清と、彼の出所後に結ばれることとなった。
彼女には幸せになってほしいものである。
ちなみに、大弐は今で言うゲイで、佐兵衛とは愛人関係にあった。*3
そのせいで、妻の晴世は結婚しても処女のままだったので、大弐は妻への申し訳なさから、佐兵衛と晴世の関係を黙認していたのだ。
■犬神佐清
結果的に、佐清の行動が本事件の最大の引き金となってしまった。
しかし、彼の状況を考えれば、そのことで彼を責めるのは酷というものだろう。
自分の母が人を殺す瞬間を目撃してしまった彼の苦悩は計り知れないものがある。
彼は事後共犯の罪に問われることになるが、事実上の共犯は静馬の方であり、佐清は無理やり従わされたに過ぎないので、情状酌量・減刑の余地は十分にある。
出所後は犬神家の立派な当主となって、珠世や小夜子達を幸せにしてあげられるように頑張ってもらいたいものである。
■犬神佐武、犬神佐智
相続候補だからと殺された哀れな人たち。
……だが、佐智は小夜子という婚約者がいながらも、犬神家の財産の独り占めの為に彼女を裏切って珠世を手籠めにしようとしたクズ野郎だった。*4
佐武はともかくも、佐智は殺されるだけのことをしでかしたといえるだろう。
■犬神小夜子
祖父の復讐に振り回され、恋人に裏切られ、その挙句に死なれてしまうというある意味この事件最大の被害者。
事件後はあまりのショックで精神を病んでしまった。
その後は彼女には時間を掛けてでも立ち直って、その子供にも、幸せになってほしいものである……。
■青沼静馬
母の復讐のため、佐清になり変わって犬神家を乗っ取ろうと企てる。
が、佐清との友情も紛れも無く本物で、チャンスがいくらでもありながらも、彼を殺そうとだけはしなかった。
叔父としての親愛の情が、最後の一線を踏み止まらせていたのかもしれない。
一度は復讐をやめようと思ったのも事実だったが、度重なる偶然の一致が、押さえ込んでいた復讐心に火を点けてしまう。
顔に負った火傷は彼の顔だけでなく、その心も醜く歪めてしまったのか……。
だが結局は父の復讐に振り回され、最後には異母姉に殺されてしまった不幸な青年だった。
ほんの少し運命の歯車が狂わなければ、佐清を通じて姉たちと和解して、犬神家の一員として幸せな人生を歩める道もあったであろうと思うと残念でならない…。
ぶっちゃければ静馬が余計なことをしなければ、全て丸く収まっていたかもしれないのは内緒。
■犬神佐兵衛
この事件の元凶。
ぶっちゃけ彼が変な遺言を残さなければ、今回の惨劇は起こらなかった。
彼は人妻(それも恩人の妻)である晴世の事を心から愛してしまい、妻を持つことでそちらを愛してしまうのを恐れていた。
ただ、一生禁欲を貫くとかもできなかった彼は「一人の女を相手にするから情が移る」と思い3人妾を設け、彼女たちを「飼う(松子談)」というような扱いをしていた。
晴世と自分の間にできた娘・祝子は、大弐が己の娘と認知してくれたので、その娘の珠世に有利な遺言をしても「恩人の子孫だから」と解釈され、怪しまれはしなかったが、
無茶苦茶な遺言の意図は、初恋の女性との孫である珠世以外の孫たちを互いに争わせ、自滅させるためだった。
(遺言の補筆部位にある「佐清・佐武・佐智の財産はお互い奪い合えるが、静馬の分はたとえ彼が死んでも一文も佐清・佐武・佐智には渡らない。」という主旨の文がこれを物語る。)
確かにイジメをした娘たちには罪はあったかもしれないが、それに巻き添えを食った孫たちはたまったものではないだろう。
特に静馬は晴世以来恐らく本気で惚れた女性との間に生まれた息子であるのにもかかわらず。
あまりにも短絡過ぎた復讐計画と言えるだろう。
その反面、佐清に叔父の静馬の存在をその同情心を喚起させるように教えていたことから、珠世と最も仲が良く良識的な彼に有利になる条件を考えた結果…と見る事も出来なくない。
実際、佐清がすんなり帰国出来ていたなら、珠世と問題無く結婚出来ていたであろうし、静馬も厚遇していた事は間違いない。
流石に、珠世を襲った佐智はボコボコにして簀巻きにしたが、強姦未遂のような行為をしてすらも、その程度のお仕置きで済ませていた佐清が佐武や小夜子を冷遇するとも思えず、彼等が大人しくしていれば相応の便宜を図っていただろう。
■猿蔵
佐清からは自分より珠世に相応しいと思われていたが、猿蔵自身は珠世に対しては恋愛感情を持っていなかった。
むしろ恋愛感情を飛び越え、妹を見守る兄のような感情を持っている。
■宮川香琴
彼女の正体は、行方知れずの青沼静馬の母・青沼菊乃であった。
その後再婚して姓が変わり、琴の流派に入門して「香琴」の名を襲名したとの事。
松子に琴を教えていたのは、実は息子の復讐を見届けようとしていた……とか、隙あらば松子の寝首を搔こう……という意図は全然なく、全くの偶然だった。
彼女自身は、既に松子たちを許していたのだ。
しかし、何たる運命の皮肉か、すぐそばにいながら、親子の再会は叶わなかった。
母の真意を知っていれば、静馬も復讐など考えなかったかもしれない……。
追記・修正は、湖に身体半分を突っ込みながらお願いします。
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▷ コメント欄
- 「 ぶっちゃけ彼が変な遺言を残さなければ、今回の惨劇は起こらなかった。 」 でもそれがジジイの目的だったんだよなあ。珠世と珠世が愛する佐清以外の相続者の皆殺し -- 名無しさん (2016-03-04 12:26:49)
- だな、相続人同士で潰し合え~的な -- 名無しさん (2016-03-04 13:10:50)
- 某赤い人の経歴の元ネタって明らかにこれだよね… -- 名無しさん (2016-03-04 13:28:47)
- ぶっちゃけモブに近い人だけど、神社の関係者かなんかで、中盤~後半の辺りで爺の日記や手紙調べて「実は珠世さんは爺の実の孫だったんだよ!」って最大級の爆弾落とした人いたよな?手元に小説がないせいで名前出てこないけど… -- 名無しさん (2016-03-04 13:56:40)
- 結局こうなるように仕組んだのって佐兵衛じゃなかったっけか -- 名無しさん (2016-03-04 15:35:45)
- 佐兵衛の爺的にはおかしな遺言状は娘たちへの最大の復讐なんじゃないかな?「可愛いのは孫娘の珠世一人。今となっては飽きた女が産んだ子もその孫たちにも興味ない。興味どころか菊乃を追い出した怨みと憎しみはある。性格の悪いあいつらのことだから、ちょいと面倒なことを書けば争うだろう、いや争い合って全員死んでしまえ」ってことぐらい思ってそうだわ -- (2016-03-04 15:38:17)
- スケキヨマスクが印象的。金田一では高遠がこのネタを使っていた -- 名無しさん (2016-03-04 16:38:12)
- ところで祝子の本当の母親は誰やねん? -- 名無しさん (2016-03-05 02:45:30)
- ↑1 祝子の母親は大弐の奥さんの晴世。大弐は筋金入りの男色家で晴世とは性的には没交渉だった中、拾われた佐兵衛と晴世はふとした事で肉体関係を持ってしまい、それが大弐に露見するも晴世に引け目があったのか大弐は二人の関係を許し、その二人の間に出来たのが祝子。映画版では那須神社の神主の大山が古い書物箱から大弐の古い日記を見つけた事でそれを知っていて、大弐と佐兵衛が男色関係だった事を若林から聞いた金田一に問われるまで秘密にしていた -- 名無しさん (2016-03-05 03:08:12)
- ↑1 ×若林 ○古舘 だった…… -- 名無しさん (2016-03-05 03:10:08)
- てか、これ松子は息子が生きていた(実際は偽物ことスケキヨ)の分かってたなら殺人しなくてもなぁ -- 名無しさん (2016-03-05 03:30:35)
- うみねこの元ネタかな? -- 名無しさん (2016-03-05 05:07:17)
- アニヲタwiki的なネタとしては2006年版の映画の佐武はクウガの一条刑事で、佐智が金田一ドラマの明智警視でディケイド版キバのワタルの親父 -- 名無しさん (2016-03-05 06:59:22)
- 吾郎ちゃん版では流石に大弐のホモ設定はまずかったのか「大弐は性的不能者で、奥さんと佐兵衛の不倫も知ってたけど奥さんへの申し訳無さから黙認していた」って設定になってたな。あれはあれでよかったと思う -- 名無しさん (2016-03-05 07:33:20)
- ↑稲垣版はマジでパッケージ化して欲しい…。ジャニーズ主演ってだけで敬遠する人もいそうだけどあれ歴代の犬神家の映像化の中でもかなり良いと思う -- 名無しさん (2016-03-05 07:58:54)
- ↑同じく稲垣版の金田一は、不満点もあるけど全体的には手堅く作ったドラマだと思うわ。個人的には「女王蜂(ヒロインに栗山千明さんとは超絶GJ)」とか「悪魔が来たりて笛を吹く」とかも好きだった。 -- 名無しさん (2016-03-05 13:40:23)
- ↑6まあそうなんだけど静馬に先手取られたからなぁ、これと同じような理由で事件が起きたのが獄門島だったりする。 -- 名無しさん (2016-03-05 21:51:01)
- “スケキヨ”は有名だけど、本当はスケキヨではなくシズマだということはほとんど知られていない -- 名無しさん (2016-03-06 12:43:41)
- ↑だってそれネタバレじゃん -- (2016-03-06 14:05:53)
- ↑それが何か?「犯人はヤス」って知ってる? -- 名無しさん (2016-03-06 20:03:38)
- 金田一少年の世界では佐清と珠世は幸せになってるんだろうなあ。 -- 名無しさん (2016-03-06 20:19:03)
- クレヨンしんちゃんで推理物っぽいスペシャルやってた事あったけど元ネタってこれだったんだね -- 名無しさん (2016-04-02 22:17:47)
- ↑ あぁ、酢乙女家の一族ってやつだろ? -- (2016-05-04 13:54:23)
- 爺の遺言で争う三姉妹……に見せかけて偽スケキヨがただただ暴走していた話 -- 名無しさん (2016-12-24 22:24:34)
- 尚、清涼院流水の小説の中には自称犬神家の末裔の犬神夜叉と言う探偵が出る… -- 名無しさん (2017-05-03 18:22:49)
- 猿蔵はヒロインに手を出さない紳士の鏡 -- 名無しさん (2017-06-15 23:23:47)
- 去年の舞台版では関智一な金田一に置鮎・三石・中尾・森田と特撮敵サイドやった面々が勢ぞろいしたそうな。 -- 名無しさん (2018-04-09 16:54:44)
- 松子が佐清(静馬)を湖に沈める時、「これはムリめ… 明らかに絞殺だしこじつけ感が強いっていうか…」とか思ってそう -- 名無しさん (2018-04-16 11:06:45)
- 三姉妹のやったことは悪辣だけど、でも子供のころから自分たちとその母親を冷遇したクズ父が若い女に入れ込んだ挙句全財産渡したらそりゃブチ切れるよね。やっぱ諸悪の根源は佐兵衛だわ。 -- 名無しさん (2018-09-16 15:24:34)
- 家系図で一番上の段に乗る人は佐兵衛の愛人(本人除く)だったったことなのか -- 名無しさん (2018-09-16 15:54:15)
- 敢えて言うなら左兵衛の暴走の源は、一番愛した女性と幸せになれない悲しみと尊敬していた恩人への裏切りへの鬱屈。クズだけど歪む要因はちょっと悲しい -- 名無しさん (2018-09-19 17:21:28)
- (菊人形の)首から上は地井武男です -- 名無しさん (2018-09-19 23:39:56)
- 最初の映画化作品が現存してないのが哀しい…例のスケキヨマスクはどう描かれていたものやら…原作では結構リアルなマスクみたいだったけど… -- 昼太郎 (2018-10-10 02:01:56)
- 佐清がよりにもよってfigma化決定…(笑) -- 名無しさん (2018-11-24 12:46:56)
- ↑誰が買うんだ…? -- 名無しさん (2018-11-29 11:18:47)
- 昨夜のドラマSPでこの作品に初めて触れた。面白かった。スケキヨの事もバッチリ知った。 -- 名無しさん (2018-12-25 11:38:01)
- 犬神家と八つ墓村はどっちがどっちだかごっちゃになることがある -- 名無しさん (2018-12-25 16:27:04)
- ↑犬神家はスケキヨとその死亡シーン、八つ墓村は「祟りじゃ〜!」という叫び声、という風になら出来ると思うんだが・・・。 -- 名無しさん (2018-12-25 17:15:42)
- 平成最後のフジ版犬神家。このご時世にきっちり佐武の生首をやってくれるとは。そして小夜子の霊圧が…。 -- 名無しさん (2018-12-31 01:39:45)
- 原作のスケキヨマスクは結構リアルな造りになっているらしい(少なくとも「白い」とは書いてない)のでそういう映像版も見てみたいが、例のフランケンシュタインの怪物がどうしてもカーロフのイメージから脱却できないのと同様、これからもあれでいくしかないんだろうなあ。 -- 昼太郎 (2019-02-27 11:43:31)
- ↑白になったのは市川昆監督の指示(安丸曰く色にすごいうるさい)の下、怪獣も手掛ける安丸信行さんが白と肌色の調合して何十枚も型を取ってああなった。市川監督によれば人間の肌は透明感があるから白。呼吸する度に動く鼻、ピクリと動く頬までわかるゴムの薄さを求めたとか。 -- 名無しさん (2020-04-28 12:58:27)
- ↑おお、そんな事情が!単なるインスピレーションじゃなかったんですね。それはそうと例の「30分で犬神家」のリアルスケキヨマスクは作品全体が笑劇タッチだったせいか大き目でしたね。 -- 昼太郎 (2020-04-28 14:12:32)
- 惨劇のあとには希望が見える終わり方をしたけど、ここから数年~数十年後を考えると…。過去の一族の泥沼と惨劇を知り竹子梅子お祖母様の養育を受けた小夜子Jr.がどう育つか、当主こそ継いだけど事件の負い目から竹子梅子に強く出れない佐清、佐清珠世の子供と小夜子Jr.の子供の関係… -- 名無しさん (2021-01-21 19:55:19)
- 何度も映画化やドラマ化されているの凄いね。やっぱり設定が抜群に魅力的だと思う -- 名無しさん (2021-02-18 23:17:34)
- ↑名士の一族内でいがみ合って泥沼財産争いは現代でも受ける人気の設定だよね。八ツ墓村獄門島みたいな狭い村特有の空気もいいけど -- 名無しさん (2021-08-05 06:58:07)
- ↑『八つ墓村』も遺産相続問題なんだが、「近親者が継ぐ」だから違和感はないんだよな。 -- 名無しさん (2021-09-11 21:19:30)
- もし珠世の母祝子が佐兵衛の実の娘である事を晴世が生きてるうちに犬神三姉妹に知られたら晴世親子は青沼親子以上に酷い目にあってそう -- 名無しさん (2022-09-13 12:41:13)
- 観た時静馬が可哀想に思ったな。復讐心は至極真っ当だし殺人に手を染めたわけでもなく殺された側なのに、死後も殺人鬼の松子は金田一にさん付けで呼ばれるのに対し静馬は呼び捨てだし誰にも同情されてなかった -- 名無しさん (2022-09-27 01:13:42)
- 「呪術廻戦のネタ元項目 -- 名無しさん (2022-09-27 01:23:57)
- ↑ミス。「呪術廻戦のネタ元項目」ってタグ必要?別に問題行為ではないけど -- 名無しさん (2022-09-27 01:28:21)
- 単行本やファンブックなどで明言されたもの(うずまき・エヴァ等)と違って、犬神家は遺言読み上げのシチュエーションと弁護士の古館恭三(犬)/フルダテ(呪)が被っているというファンの推定案件なのでタグ外していいかもしれませんね -- 名無しさん (2022-09-27 05:31:22)
- 金田一もまさか自分の孫が似たような事件に巻き込まれるとは思いもしなかったろう -- 名無しさん (2022-11-11 09:52:47)
- もうさ、横溝正史自身が複雑な家庭とはいえここまで泥沼だと理解できない勢なので乱歩派 -- 名無しさん (2023-03-08 14:05:08)
- 悟 -- 名無しさん (2023-04-29 23:07:52)
- 吉岡版の靖子脚本では佐清と珠代がずる賢い悪人だったら・・・というIF -- 名無しさん (2023-05-03 09:13:17)
- 佐兵衛はあの遺言書で大事な大事な珠世に命か貞操の危機があるかもしれないって思い付かないんだろうか。それだけ猿蔵を信用していたのだろうか -- 名無しさん (2023-05-03 09:35:37)
- ↑金田一耕助の世界では碌な遺言を残す奴がいないな -- 名無しさん (2023-05-03 20:16:47)
- 静馬が余計な事しなければ……ってあるけど、若林は静馬が来る前、佐武は佐清が来て直ぐなんだから佐智しか助からなくない? -- 名無しさん (2023-05-28 01:04:47)
- ↑静馬が佐清になりすまして来なければそのうち佐清本人が帰ってきて、顔に怪我してないから順当に珠世と結婚できるから佐武を殺す必要はない。若林は…… -- 名無しさん (2023-06-02 23:51:11)
- 佐兵衛が遺言書の公開を佐清の復員後にしたのは復員前に公開すると佐清がいないのをいい事に佐武と佐智のどちらかが強引に珠世と結ばれて犬神家を乗っ取る可能性があるからそれを防ぐ事が目的だったのかもしれない -- 名無しさん (2023-06-03 21:50:10)
- 言っちゃなんだが佐清を相続人にします、但し珠世と婚姻が絶対条件、愛人とか隠し子作ったら財産没収、みたいな遺言書でよかったのでは -- 名無しさん (2023-06-04 12:50:23)
- ↑その場合は他の娘や孫がプッツンし、殺し合いになる可能性も…問題の遺言も他の財閥幹部に言わせたら公平な内容なのにあのありさまだし -- 名無しさん (2023-06-04 16:07:32)
#comment
*2 結果、この配慮により犬神家の財産は二等分され、半分は当主である佐清・珠世夫妻に、半分は一つとなった佐武・佐智一家に分配される事となり、犬神家の財産問題は理想的な形で終結する事となった。
*3 最近の作品では配慮からか、性的不能者だったなどとも表現されている。
*4 佐武も珠世に迫ってはいたが、佐智のように卑怯な手段をせずに直球で求婚しただけマシと言える。


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