ボーナス争奪戦4(こち亀)

ページ名:ボーナス争奪戦_4

登録日:2026/04/21 (火) 10:48:32
更新日:2026/07/07 Tue 12:49:02NEW!
所要時間:約 10 分で読めます


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こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 こち亀エピソード項目 ボーナス争奪戦 両津勘吉 プラモ屋 左近寺竜之介 左近寺不憫回


ボーナス争奪戦4こち亀のエピソードの一つ。年末恒例のボーナス争奪戦の4弾。
アニメでは146話、単行本第78巻「ネオ・ボーナス争奪戦!の巻」を基にしている。
原作にはない等身ロボットと尾崎の引退を軸にしたエピソードである。


◆ストーリー
両津から溜まりに溜まったツケを取り立てるべく作戦会議を開く亀有商店街の面々。両津も盗聴器を入れており、両津も聞いていたのだ。
不良品だといってプラモを返品、その中に小型盗聴器を入れてあるという。*1


そんな中、ボーナスで2足型等身型ロボットである「ロボっ太くん」を買おうとする両津。左近寺はドキドキメモリアルの沙織バージョンを買おうとしている。


麗子は「そんな物買ってどうする気?どうせすぐ荷物になるに決まってるわ」と呆れるが「やかましい、21世紀を待たずして、家の中にロボットがやって来るんだぞ、凄いと思わんのか!?」と反論するも、


「両ちゃんの家じゃなくていいでしょ!」


「お前には男のロマンが分からんのか!?」


「ロマンよりも借金返済!」


と至極全うに返されてしまう。


ここでプラモ屋のボーナス争奪戦の引退宣言が飛び出してきた。
尾崎は、「今ある店を畳んで、田舎に引っ越そうかと思う」と言うのだ。
平「ほ、本気かい?」
山本「まだ隠居する年じゃないだろ!?」
佐藤「一体、どうして!?」


尾崎曰く、実を言うと、うちの玩具店は赤字続きであり、最近ははゲームに押されて、プラモデルが売れなくなってしまったのである。


尾崎は、「元々プラモ好きが高じて始めた店だから、商売する気も起きない。ならばいっその事と思ったんだ」と話す。
山本は、「ちょっと!諦めが早すぎるんじゃないのかい?いつもの粘りは、どこ行っちまったんだよ!」と鼓舞し、亀田は、「そうですよ!プラモ屋さん以外に、誰が両さんに抵抗できるって言うんです!?」佐藤も、「苦しいのは、どこの店も一緒だよ。もう一踏ん張りしよう。」
菊地も、「俺だって、何度も女房に逃げられそうになりながらも頑張ってるんだよ!な?」と励ますが、尾崎の腹は決めてあった。


盗聴して聞いていた両津も衝撃を受ける。


「あいつが・・・いなくなる?」


メンバーは両さんに知らせようとしたが尾崎は、「それだけは止めてもらおう!」と制止し、


「最後だからこそ、両さんとは正々堂々勝負したいんだ。ハンデなしでな」


と覚悟を決め、「私の引退はここだけの話にしてくれ。両さんの耳に入って、手加減などされては困るからな」と有終の美を飾ろうとした。


それを聞いた麗子は「まさか、プラモ屋さんは引退なんて…」と呟き、中川も「先輩、今回は華を持たせてあげないと…」と同情するが両津は、「冗談言うな!あいつだって、手加減されたくないって言ってたじゃねえか」と意地を張る。
麗子は「プラモ屋さんはこれが最後なのよ、ロボットなんて何時でも買えるでしょう!」と言うも、「限定販売なんだぞ!?これから買えるかどうか分かんないだろう!」と両津は聞く耳を持たない。そして・・・


「わしのボーナスなんだ、どう使おうとわしの勝手だ!!」


と走って行ってしまった。


帰り道で尾崎との戦いを思い出す両津。


左近寺は大はしゃぎで等身大の沙織のロボットが届いたと報告があった。
左近寺は沙織のロボットの声を聞いた他、お茶を運ぶ仕草に感激するが、両津は沙織のロボットに対して掃除しろ、肩を揉めと指示するもえ~、沙織分かんな~いと返したため、


沙織、逆立ちしてみろ!!


沙織、スーダラ節踊ってみろ!


沙織、鼻くそほじれ!!


と指示するも反応はえ~、沙織分かんな~いと返すばかり。
両津は「これじゃ何も出来ないのと一緒じゃねえか!この出来損ないが!」と掴んだため、
「やめろ、高かったんだぞ!!」と左近寺に制止される。両津は「ただの茶運び人形と一緒じゃねえか!んなもん江戸時代からあるぞ!」と呆れる。
しかしマニュアルの山を見て左近寺は「あれだけマニュアルがあるんだ、一つ動作をプログラムするだけでも大変なんだ」と説明し、両津も「何てこった、わしもあれだけ読めなきゃいかんのか?」とたまげる。左近寺は「キャンセルするか?」と相談するが、尾崎の引退の事を思い出し、キャンセルしないと決める。


その夜、商店街の人々がニコニコ寮にやってきて両津の部屋を訪れるが、両津は頑なに拒否した。


翌日、尾崎玩具を訪れ、尾崎から絶対に手放さないと決めていた販売促進のフィギュアを両津に渡した。
帰り道に雪が降り、いよいよプラモ屋の最後の戦いなのかと耽る両津…






そして尾崎の最後のボーナス争奪戦が始まった。


まず銀行に行く時にプラモ屋達にバレないように左近寺が両津を箱に入れて運ぶんだけど、沙織とビーズも一緒に入れてるから怪しんで箱を開けても両津だけ見えないという作戦。
それでバレずに済んだが、尾崎だけは察して仲間を両津の部屋に行かせた。
そこで見たティッシュに描かれた銀行を見て気づく。


ボーナスを手に入れて喜ぶ両津であったがその後、尾崎と争いボーナスが吹き飛ぶ、全身骨折したから拾えないといって尾崎にボーナスを譲ろうとした。


しかし尾崎の引退は嘘だった。


尾崎は両津が盗聴していたことに気づいて利用し、店を閉店するのも改装していただけであり、商店街仲間たちを騙していたのだ。
両津はここにきて、「盗聴されている事に気付いて、芝居してたんだな!汚ぇぞ!他の連中もグルか!?」と問い詰めるも「いや、みんなは知らないよ。『敵を欺くにはまず味方から』って言うからな」と開き直るばかり。
山本は嘘で田舎に帰ろうとする尾崎だったが田舎でずっとここで育ってた事に気づいた。更に尾崎のおじいさんも父も、あの場所で店をやっていたことも判明。*2


その言葉で商店街のメンバーも騙された事を知り怒りを買う。
しかし尾崎は「うるさい!騙されるほうが悪いんだ!」と悪びれもなく言い放ち、両津の手からボーナスを奪おうとする。


一方、やはり沙織入りの箱が怪しいと仲間達が左近寺に襲いかかったせいで沙織が壊れてしまう。嘆く左近寺であったがプログラムがおかしくなったのか沙織のロボットはどこかに去ってしまう。



沙織は引退は嘘と話して再びもみあいになってた両津&尾崎からボーナスをぶんどって工場の機械に札束を入れてしまう。結果ボーナスはシュレッダーをかけたように粉々になってしまった……
左近寺にキレる両津。だが…?




左近寺「だぁぁぁ~!!沙織~!なんでお前まで~?」



何と沙織のロボットも機械に巻き込まれてしまっており、左近寺は沙織の無残な姿を見て泣き崩れていた。
その様子に不憫すぎて怒る気がないと言う両津と尾崎。





山本「じゃあ私たちは怒ってもいいかい!?」


しかし、商店街の人々は違った。


菊地「よくもだましてくれたな、プラモ屋!」



商店街の人々は今回の争奪戦で自分たちを騙した尾崎と、その対象である両津に喝を入れるため怒りの表情で工場に
やってきたのであった。
尾崎は「ボーナスを奪うために仕方なく、元はと言えば両さんが悪いんだ」と言い訳するも両津は「嘘をついたのはお前のほうだろ!」と反論するも、商店街の人々の怒りは収まらない。
尾崎と両津は段ボールを商店街の人々目掛けて投げつけ、泣き崩れる左近寺を他所に尾崎と商店街の人々と両津の果てしない追いかけっこが始まるのだった。


「両さん!来年こそ、来年こそ必ず勝ってみせるぞ~!」


「お前はいい加減引退しろ~!」


[余談]


ボーナスはシュレッダーをかけたように粉々になってしまった両津の反応はアニメ版では左近寺に対して激怒していたが
「ネオ・ボーナス争奪戦!の巻」では署の損害で1億円払う羽目になり、段ボールに巻かれながら真っ白になっていた。



部長「4000万円の段ボールにくるまって幸せそうじゃないか両津くん!」

「署の損害は1億円近くあるからな、働いて必ず返せよ!」



共通点は4は戦う場所がセメント工場(アニメ版では沙織のロボットが逃げ込んだ場所)であり、6ではかつしか署 給与管理 プログラムをベースに全署員から逃走するという内容になっている。


追記・修正は敵を欺くのは味方からを学んでからお願いします。


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*1 麗子と中川は「絶対わざとね」「ですね」と呟いていた。
*2 曰く、「根っからの江戸っ子だよ!」

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