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更新日:2026/03/01 Sun 11:42:21NEW!
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ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎5期 ネコ娘 一反もめん 異様に可愛いゲストロリ 鬼太郎エピソード項目 衝撃のラスト 超展開 文車妖妃 ゲーム世界 モンモンモンスター カオス 裏技vsチート クソゲー フグル姫 魔女マヨウ 声優の本気 アマビエ かわうそ 目玉親父 夜行さん ゲーム rpg ドラクエ 鬼太郎 メタ 腹筋崩壊 どうしてこうなった お約束 神回 ギャグ回 コナンvs園子 松井奈菜子 どうしてこうなった!? 体感ゲーム 充血 チート 裏技 レベル99 4:44 本 本棚 大充血 勇者 オヤジモン
「父さん、もうずーっとゲームやってますよ。そろそろ休息しないと、目、疲れちゃいますよ」
「今いいとこなんじゃ! お前もやってみんか『モンモンモンスター』、面白いぞお!」
「やれやれ…」
「やあ、人間の皆さん。ゲゲゲの鬼太郎です」
「皆さんはゲームを結構やりこんでいますか? 僕は全くやった事がないんですよ」
「でもその事で、大変な目に遭ってしまうんです…」
【概要】
ゲゲゲの鬼太郎第5期の第98話。
タイトルからして凄まじいが、内容はRPGゲームの世界へ鬼太郎一行が入り込むという輪をかけてぶっ飛んだもの。
とはいえ、RPGのお約束やメタネタ、鬼太郎達のコスプレ、衝撃のラストなどから5期の中でも極めて人気が高い。
「ニャニャニャの猫娘」のコスプレ編に収録された一本。
【あらすじ】
RPGゲーム『モンモンモンスター』には、夜中の4:44にプレイするとスペシャルステージに行けるという噂があった。
それを実行した兄が行方不明になったという少年の話を聞いた鬼太郎達が同じく4:44にゲームをプレイすると、画面から伸びた手が彼らを掴みゲーム機に引きずり込んでしまう。
鬼太郎が目を覚ますと、そこは『モンモンモンスター』のゲーム世界だった。
【登場人物】
お馴染み主人公。
視聴者に語った通り、ゲーム経験はおろか知識もない。
その上ゲーム世界ではいつもの攻撃やちゃんちゃんこを封印されて困惑するが、ゲームをクリアして子ども達を救うため奮闘する。
お馴染み鬼太郎の父親で、今回の裏主役。
『モンモンモンスター』に嵌っており、ゲーム機相手に全身を使ってプレイしている。一日中やりっぱなしで疲れて寝ていたのでゲームに吸い込まれず、外から息子達をサポートする事に。
お馴染み横丁の花一輪。
ゲームに吸い込まれた仲間の一人。鋭い爪による攻撃は封印されたが素早い動きはそのままで、アクションシーンは気合が入っている。携帯の待ち受け画面は「くびれ鬼」回で助けたアイドル少女との自撮り。当時配信されていたものだとか。
- 一反もめん
お馴染み空を舞う一反の木綿。
ゲームに吸い込まれた仲間の一人。自由に空を飛べるというRPGの禁忌はそれを上回るメタ事情で封殺された。
終盤、中の人により逆転の一手を担う。
- アマビエ
自称横丁のアイドル。
ゲームに吸い込まれた仲間の一人。ゲーム経験が豊富らしく、序盤の説明役を務めた。閃きは封印。
- かわうそ
今期のレギュラー。
ゲームに吸い込まれた仲間の一人。後半の1シーンでその帽子の下が…。
口からの流水は封印されたが、ゲーム内の道具で再現した。
- 夜行さん
横丁の発明家。
鬼太郎達が吸い込まれたゲーム機を自身の発明機器で外からの連絡・サポートを可能にした挙句、その頭脳でとんでもない事をしてくれた功労者。
☆ゲスト
- ハヤテ
CV:鈴木 真仁
『モンモンモンスター』の噂を実行し、ゲームに吸い込まれた少年。
ちなみに顔すら映らない友人のチョイ役に佐藤聡美がクレジットされている。
- ヒロト
CV:進藤 尚美
ハヤテの弟。兄が『モンモンモンスター』の噂を実行して消えた事から、鬼太郎へ依頼した。
☆その他
- モンモンモンスター
GBAっぽい携帯機器での
「さあ、魔王を倒して世界を救おう!」by島田敏
がコンセプトの王道RPG。というかまんまドラクエ
アマビエには「ありきたりなゲーム」と酷評された。
- フグル姫
スペシャルステージ冒頭に出てくるお姫様。悪い魔女に囚われているらしい。かなりの美人。
- 魔女マヨウ
フードを被った妖艶な美女。魔女の塔というラストダンジョンで鬼太郎達を待ち受けている。
- 老婆
アバンに登場。
本や巻物といった書物だらけの部屋で「最近の子どもは本を読まない」「せっかく苦労して人間の子どもの本棚から拝借してきたのに」とブツブツ愚痴っていた。
しかし、やけに読み込まれた形跡のある『モンモンモンスター』のガイドブックを見つけ、「なんか楽しそうじゃないか」と一人笑う。
その正体は…?
【以下、ストーリーのネタバレ】
ゲーム世界で目を覚ました鬼太郎達。世界観に適合した服装以外に変化はなかったが、そこへ美しい姫の幻影が現れた。
「フグル姫と申します…」
「あー! あんたゲームに出てきた。あたし達を引き込んだのもあんだね!」
食ってかかるアマビエに、フグル姫は首を振る。
「いいえ…それは魔女マヨウの仕業なのです」
「マジョ…マヨォ…?」
「時間がありません。説明を致します」
世界地図を表示するフグル姫。
ざっくり説明すると、
立ちはだかるモンスターを倒しながら3つの大陸を旅して魔女の塔まで助けに来てください
との事。
「なんか、ほんとにゲームの中に入ったみたいだな」
「ほんとなんだよ」
「それでは勇者様。マヨウを倒し、私をお助けください。お待ちしております」
親切なチュートリアルを受け、鬼太郎達はマヨウがゲーム世界に引き込んだ張本人として、そして子ども達の居場所を掴む為に旅立った。
その頃、外の世界の妖怪横丁の夜行研究所では鬼太郎達がゲーム世界に引きずり込まれたという目玉親父からの報告に、夜行さんはアレを使う時が来たか! といきり立つ。
「万能妖力探査装置じゃっ!!」
「んじゃ、冒険へ出ぱ~つ!」
鬼太郎一行は拠点の街を離れて大陸の南へと向かう事に。
「魔女の塔目指せったってどこ行きゃいいんだよ」
「戦いだよ。バトルを繰り返せばゴールは見えてくる筈さ!」
的を得ているアマビエの意見。
一反もめんは高く飛んで周囲を探ろうとして、青空に頭をぶつけた。
「空に天井があるばい!」
「ここはゲームの世界だからね。そっから先はマップがないんだよ」
「この、空は嘘でスカイ?」
しょうもないダジャレをかます布きれは洞穴を見つける。
入った一行は早速弱そうなモンスターとエンカウント。
「髪の毛針!!」
鬼太郎はいつもの様に毛針を飛ばそうとするが、髪が逆立つだけで毛針が飛ぶ様子はない。
「髪の毛…! 髪の毛針! 髪…! 髪の毛ば…」
幾らやっても効果なし。
ならばとリモコンゲタを試すが。
「リモコンゲタ!」
ゲタは見当違いな壁にぶつかって地面に落ちた。
「…リモコンじゃない」
そうこうしている内にモンスターが口から豆粒を連射。大したダメージはなく仰け反るだけの鬼太郎だったが…
「いててて…どう戦えばいいんだよっ」
きたろう}
LV 1
HP 024
「鬼太郎、HPが減ってるよ!」
きたろう
LV 1
HP 018
「なに…なんだこれ!?」
空中に表示されたステータスに驚く鬼太郎。更にアマビエからHPが0になったら死ぬと聞かされ、咄嗟にネコ娘がモンスターを爪で引っかくも、武器を装備していないからかダメージを負わせられない。
「ここは一先ず退散しよっ」
だが逃げ回ったせいで洞窟内で迷う一行。
そこへ新たなモンスターが強襲し、噛まれたネコ娘がダウン。
ねこむすめ
LV 1(どく)
HP 022
気絶し、どんどんHPが減っていくネコ娘。更に別のモンスターが襲ってきたが、一反もめんが盾となって食い止める。
その際、モンスターの怪しげな吐息を浴び…
「ありがとう一反もめ………!?」
突如、鬼太郎へ往復ビンタをかます、頭から黄色い煙が立ち上る一反もめん。
「これは!?」
「一反もめんが混乱だ!」
いったんもめん(こんらん)
LV 1
HP 022
かわうその言葉通り、混乱した一反もめんはアマビエとかわうそを追い回し始めた。
散り散りになるパーティー。残された鬼太郎は、ネコ娘のHPが減り続けるのを見て悲観に呟く。
「このままじゃ全滅だ…」
その時、洞窟内に稲光が走った。
鬼太郎、聞こえるか?
「父さんっ!?」
夜行さんにより現実世界からの介入に成功した親父の声が天から響き渡る。
出口までの誘導を買って出るが、そこへ大きなモンスターが現れた。
「さてはダンジョンの主が出てきたな」
ヘッドホンを装着してゲームをプレイしていた親父は、鬼太郎のステータスを見て目を顰める。
ん? 鬼太郎、お前まだLV1なのか。しかも武器を装備しとらんとは…。
早速親父が
どうぐ→そうび→こんぼう
と操作すると、鬼太郎の手に棍棒が現れた。
「これが武器?」
行け鬼太郎、奴の弱点は三つ目の頭じゃ!
アドバイスを受けた鬼太郎は見違える動きで主の攻撃を避けて頭へ一撃を叩き込み、更に飛び乗ると棍棒で殴り続ける。
たんこぶが山のように出来るまで攻撃した結果、ついに主は倒れた。
「はぁ…はぁ…か、勝った…!」
鬼太郎は初勝利に喜び、一行は街に戻って回復しなんとか事無きを得る。
その後は目玉親父のサポートにより順調に旅を続け、二つの大陸を突破し、最後の大陸へ向かう船に乗っていた。以上、ダイジェスト
LVも上げたし、いよいよ最後の大陸じゃな
「はい。随分長い旅をした気がします」
きたろう
LV 55
そこには冒険者然とした格好の、大剣を携えた鬼太郎の精悍な姿が。
同じく細身の二刀を腰に下げたネコ娘、魔法使い風のアマビエ、海賊風の一反もめん、ボンベを背負ったかわうそ。
しかし未だに子ども達の姿が見えない事を訝しんでいると、女性の嘲笑が空に響き、杖を持った魔女の幻影が現れた。
「誰だ!」
「初めましてゲゲゲの鬼太郎。私は魔女マヨウ」
「お前がマヨウか! 子ども達は今どこにいるんだ!」
「さあ? あと大陸ひとつ越えて、私の下まで来れたら教えてあげる。最後の戦いを楽しみにしているわ」
そして土産と称して、モンスターの海賊団を召喚し去っていく。
鬼太郎達は乗り込んできたモンスターと交戦、目玉親父はボタンで船を必死に操作。
鬼太郎は大剣で豪快に、ネコ娘はスタイリッシュな二刀流、アマビエは魔法による攻撃、一反もめんは三つ叉の槍で突き払い、かわうそはボンベからの流水で大群を押し流す
なんとか敵の船を沈めて危機は去ったが…
へへ…よか…た…
今にも死にそうな親父の声が聞こえてきた。
「親父殿、目があっ!! おあぁ、ゲーム機まで!」
休む事なくゲームを続けたせいで親父の目は真っ赤に充血し、またゲーム機も壊れてしまう。サブタイ回収
鬼太郎、すまん…ゲーム機もわしもここまでのようじゃ……生き延びてくれ…
一行は最後の大陸へ上陸し魔女の塔を目指すが、そこは極寒の高山地帯だった。
親父のサポートがなくては装備を変更できず、寒さに耐えながら雪山を登る鬼太郎達。
そこへマヨウの幻影が現れる。
「寒さに凍えて可哀想に。特別大サービス、しちゃおうかしらっ」
マヨウは杖でブラックホールのようなものを作り出し、一行を飲み込む。
鬼太郎達が降り立ったのは、魔女の塔の玉座の間。何故か周囲には本棚が沢山。
水晶のようなものに囚われたフグル姫の姿もあった。
「ずっと待っていたのよ? あなた達のような強い挑戦者をね」
玉座から立ち上がるマヨウ。
「魔女として世界を支配してはみたものの、これが案外刺激が少なくて。さ、初めましょう」
「私を倒し、子ども達を取り戻して元の世界へ戻るのか、死んで永遠にこの世界を彷徨うか、勝負よ!」
ついにラスボスマヨウとの決戦が始まった。
「!!」
いきなりマヨウの杖から放たれた電撃でかわうそは後方本棚に吹き飛ばされ、一撃でダウン。
マヨウに斬りかかる鬼太郎とネコ娘。
だがマヨウは杖でシールドを張り、二人の攻撃を完全にシャットアウト。
「なによ、この程度のシールドも破れないなんて…がっかりだわ!」
マヨウは杖を振るい、電撃で一行を秒殺してしまった。
「全く…ゲゲゲの鬼太郎といったら妖怪の中でも強いって有名なのに、所詮噂ね」
「もういいわ…あんた達ゲームの中で死になさいっ!」
鬼太郎へ杖を振り下ろすマヨウ。
だが、鬼太郎の前に目玉を模した盾が現れ…
「父さん…?」
マヨウの攻撃から鬼太郎を守ったのは、人間大となり、プロテクターを身に付けて軍配団扇を手に持った、目玉親父。
「でかっ」
「なんだいそのカッコ」
「仮装大会?」
「違う! 勇者オヤジモンじゃ!!」
それは、目薬をさす傍らで壊れたゲーム機を修理中に偶然、プログラムの中に妖力を注ぐ方法を見つけた夜行さんにより送り込まれた親父のアバターキャラだった。
「それだけではないぞ。夜行さん頼む!」
外で特定のコマンドを入力する夜行さん。
「任せろ! 全員レベルアップじゃあああああ!!」
きたろう ねこむすめ
レベル99 レベル99
いったんもめん かわうそ アマビエ
レベル99 レベル99 レベル99
全員のレベルが一気にカンスト。更に武器や衣装も超豪華仕様に変貌。
鬼太郎→王道の勇者っぽく。ちゃんちゃんこ柄のマントがおしゃれ。
ネコ娘→姫騎士っぽく。むっちゃかわいい。
一反もめん→全身金色に。武器がバズーカへ変化。
かわうそ→司祭風に
アマビエ→魔道士風に
「い、いきなり最強レベル!? 裏技を使ったのねズルィッ!!!」
「問答無用! これぞゲームの醍醐味じゃっ!!」
早速一反もめんがミサイルを発射。マヨウは宙に浮いて回避するも、ミサイルは超ホーミングし、余裕ぶっていたマヨウは慌ててシールドを張る。
「シールド解除!!」
アマビエの一閃で強制シールド解除、マヨウはミサイル直撃で大ダメージを受けた。
「か、回復魔法…」
「天よ、かの者に癒し与うる事なかれ!!」
「か、回復できない!?」
凄まじい猛攻になす術のないマヨウ。
そこへ鬼太郎とネコ娘の連続斬りが炸裂し、マヨウは床へ叩きつけられた。
「やったよ~!」
「魔女を倒したぞ!」
遂にラスボスを倒した鬼太郎達。
だが
「こ、これはっ」
「フグル姫と同じ顔!?」
ローブの下から現れたのは、フグル姫そっくりの女性。
カッと目を見開き、マヨウは何事もなかったように立ち上がる
「まだまだゲームは終わりじゃないわよ」
フグル姫も自力で拘束を破壊し、笑い出した。
並ぶ二人。その光景は異様そのもの。
「お前達は一体!?」
「ふふ、楽しかったわ。魔女のお芝居も」
「お姫様の役もね」
「それじゃ、本当の姿を見せよう」
「私の正体は…!」
そしてマヨウとフグル姫が一つに重なり、衣装が着物へ変化し、急激に色褪せ、肥大化、年老いて…
文車妖妃
CV:松井奈菜子
老婆のような妖怪。アバンで愚痴っていたのは彼女。
本に取り憑き、人間の読んだ本に残る想いと遊ぶのを好むが、最近の子どもは本を読まずゲームばかりしていたので、自分もゲームの世界に入って人間の楽しみを味わおうとしたらしい。
ゲーム世界の所々に書物を模したインテリアや本棚が並べられていたのは元々の能力の影響か。
子ども達を攫ったのは、勇者になりきった子ども達と、魔女と姫になって遊ぶ為だったと宣う文車妖妃。
「なんて勝手な奴なの!」
「こんなのやつけちゃおう!」
「ふん、やれるもんならやってごらんよ!」
「折角手に入れた遊び場を奪わせはしないよお!!」
全身から膨大な妖力を放つ文車妖妃。その凄まじい力はオヤジモンを瞬時に消し去り、夜行さんの機械も干渉を受けて破壊されてしまう。
&bold(){&color(gray,yellowgreen){「
さあ、ラスボス戦はここからが本番だよ!!」}}
&bold(){&color(gray,yellowgreen){「
もっともっと楽しもうじゃないか!!!」}}
文車妖妃は超巨大化。フィールドは玉座の間から一変、本棚が四方に浮遊する奇妙な空間へと変貌した。
両手からビームを連射し鬼太郎達を襲う文車妖妃。鬼太郎は攻撃を避けてその顔面を斬りつけた。
&bold(){&color(gray,yellowgreen){「
ぐぁああああああ! …………なんてね♩」}}
ノーダメージで鬼太郎の背後へ瞬間移動し、更に多角反射ビームで薙ぎ払う文車妖妃。
「と、父さん! どうすれば…ああっ!!」
「鬼太郎!」
留まる事を知らぬ猛攻にどうする事も出来ない鬼太郎達。
そして度重なるダメージにより…
きたろう
HP 000
鬼太郎 死亡
「まだだよ!!」
きたろう
HP 780
「っ? 生き返った…? …うわっ!」
「ゲームオーバーなんてさせるものか!!」
「だはははははは!!!!」
システムに干渉できる文車妖妃は鬼太郎達を正におもちゃの如く弄ぶ。
(ここはゲームの中に作られた文車妖妃の心の世界。実体はあって無きようなもの。奴は無敵じゃ。どうする、奴の心を抑える方法は…!)
悲鳴が轟く中、冷静に思考する親父。
その時、画面に本棚へぶつかる一反もめんの姿が映され、あるアイディアが閃いた。
一反もめん! 本を読め!
「本?」
後ろにあるじゃろうが!
「ああ、これか」
言われるがままに本を手に取り、読み始める一反もめん。
「えーとえっと…昔々、ある所に…」
「!!」
「おじいさんとおばあさんがいました」
ビーム攻撃が停止する。
一反もめんの八奈見乗児ボイスしみじみとした朗読へ、文車妖妃は心を奪われたのだ。
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」
「な…懐かしい」
文車妖妃は思い出す。
子ども達へ朗読する保母の思いや、金色骸骨の紙芝居の思い…
そして幼い頃読んでもらった書物の思い出を。
「そうだ……私は……」
今じゃ!
&color(deepskyblue){本の世界に心奪われた今なら、攻撃が通じる筈じゃ!!
行け鬼太郎! ネコ娘!}
「…は、はい!!」
親父の戦法に二人は戸惑いつつ、文車妖妃の鼻先へ深々と剣をぶっ刺した。
「トドメだ(よ)!!」
「ぐわああああああ!!」
「悪い妖気が放出されていく…!」
「勝ったんじゃな!」
光に包まれるゲーム世界。親父や夜行さんもゲーム機からの眩い光に吸い込まれ…
鬼太郎達は地面に落下。
親父や夜行さん、行方不明の子ども達も一緒で、いつものに服装に一反もめんは空に天井がないことを確認していた。
「じゃあ元の世界へ戻ってきたのか」
見回すと、桃源郷のような自然溢れる豊かな土地にいた一行。
すると屋敷から、沢山の絵本を抱えた異常に可愛い幼女が息を切らせて走ってきた。
「はい!」
本を一反もめんへ突きつける、文車妖妃と同じ服を着た幼女。
「ええ?」
「あなた、ほんをよむのがとってもじょうずね!」
「ね、もっとよんで、よんで!」
「…女の子?」
「あれが文車妖妃の本当の姿じゃよ」
「……うええぇっ!!?」
親父によると、文車妖妃の喜びは人に本を読んでもらう事であるという。しかし本が読まれる事で埃が積もるように、文車妖妃の心に退屈が積もり積もって、あんなお婆さんの姿になってしまった、との事。
「ほれ見よ。一反もめんの力で解放されて、無邪気な顔をしておろう」
「ほんと。幸せそう」
「でも退屈って…僕らの苦労は一体…」
しょうもない理由に肩を落とす鬼太郎。
だが、一反もめんに絵本「一反もめん」を読んでもらい、屈託なく笑う文車幼妃を見て、笑みを溢すのだった。
「…まあ、いいか」
【余談】
- 文車妖妃の声は松井菜々子氏。
お姫様のフグル姫、妖艶なマヨウ、老婆妖妃、そしてロリ妖妃を全て演じ分けている。鬼太郎をガキンチョとは呼ばない
追記・修正は本を読んでからお願いします
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