黒の轍(地獄少女)

ページ名:黒の轍(地獄少女)

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更新日:2026/03/06 Fri 17:13:31NEW!
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地獄少女 二籠 交通事故 地獄少女エピソード項目 西村知道 誰も流されず 輪入道 立ち退き 牛車 主を失った者 稲田徹


           「名前は?」


           「伊藤道郎」


           「悪いのは…あいつなのかい?」


           「いや、悪いのは道路だよ、でも…」


           「それでも許せないのか?」


           「あいつさえごねたりしなけりゃ、あんな事故は起こらなかったんだ!」


           「畜生…なぜ来てくれないんだ、地獄少女!」


           「むう…」


           「次回…黒の轍」


黒の轍(わだち)とは、「地獄少女 二籠」第12話のエピソードである。
今回は作中で死者こそ出るものの、地獄流しは行われず、普段は人の命を奪う側である地獄少女一行が人の命を助けようとする珍しい話である。
また、三藁の1人、輪入道の過去の1部が明らかとなる。


登場人物


閻魔あい
ご存じ地獄少女、今回は遅めに依頼人の前に現れる。


輪入道
三藁の1人、今回のもう1人の主役、OP映像のような作風にそぐわないアグレッシブな活躍を見せる。


骨女
三藁の1人、今回はターゲット側の調査を行っていた。


一目連
三藁の1人、いつものように「目」を使った監視を行う。


きくり
ご存じ謎の幼女、今回もいらんことをしては周囲に注意される。
ただ輪入道の事は気に入っている模様。
「ごろごろごろ~」


伊藤道郎
CV:稲田徹
今回の主役、トラックの運転手をしている男性、気前が良く、強引なヒッチハイクをした輪入道も快く乗せてあげた。その場所の道路に何か思うところがあるようだが…


亀岡一人
CV:西村知道
ある道路のそばに1人で住む老人、立ち退きを迫られているようだが応じない頑固な性格。
道郎を始め周囲からは立ち退き料を狙った強欲ジジイだと思われている。

以下ネタバレ注意

ある夜、道郎がトラックを走らせていると、1人の老人(輪入道)が飛び出してきた、その理由は…


輪入道「ヒッチハイクってのを、お願いできるかい?」


こうして、2人の奇妙な旅が始まった。


すっかり意気投合した2人、輪入道曰く、この道は懐かしいのだという、「この辺に住んでたのか?」と問う道郎に「住んでたようなもんかな」と答えた。彼の脳裏に、ある光景が浮かぶ。遥か昔、ある城の姫を乗せていた牛車としての記憶が…城を追われたのか、追手から逃げている最中だった。


道郎曰く、この道路はまだ完成していないらしく、途中にある家を避けるように曲がっており、とても危険な道となっている、先日も高校生が事故で亡くなったという。
その場所は、輪入道にとっても、苦い思い出の場所だった。


遂に追手に見つかった牛車、火矢を放たれ炎上、しかも崖下に転落してしまう。だが、その衝撃で片方の車輪は外れ、無傷で残った。


乗せる者など、もういないというのに・・・


一方、その問題の家に1人の女性が訪ねてきた、道に迷ったのでしばらく休ませて欲しいという。
家の主、亀岡一人は快く招き入れてくれた、その女性は、骨女だった。


そして道郎は、地獄通信にその老人の名を書き込んだと輪入道に告げる、何故と聞くと、その事故で死んだ高校生は、道郎の弟だったのだ。だが、彼の所に地獄少女は現れなかった。


道郎「地獄少女が来てくれないのなら、自分でやるしかないだろ?」


そう決意し、輪入道を下ろす。
一方亀岡老人は、骨女に立ち退かない理由を話していた。
もう家族もなく、自分も家の命も長くない、だから最後までここで暮らしたいと考えていたのだ。


そんなことも露知らずに道郎は、亀岡の家に特攻をかけようとしていた、だが何故か下ろしたはずの輪入道がいた。「地獄少女はすぐ来るわけじゃない、依頼人の心を知る為に使いを出すこともある」と告げ、藁人形に変化する、そして地獄少女、閻魔あいが現れる。「まだ間に合う」と意味深な言葉を告げ、彼に藁人形を渡す。だが、引く前に一目連が現れ、「契約は無効になった」という、それは、亀岡が先に亡くなってしまったという事だった。


亀岡は、骨女といつの間にかいたきくりに見守られながら息を引き取ったのだった…


それでも納得のいかない道郎は、彼の家に再びトラックを走らせる、だが骨女に言われ花を摘みに行っていたきくりを避けようとして、崖に落ちそうになってしまう。
それを見た輪入道は車から飛び出し、トラックを力づくで止めるのだった。
そこは偶然にも、彼の弟が亡くなった場所だった。


輪入道「同じ場所で死ぬなんて事、お前の弟も望んじゃいないだろう?」


その後、改めて亀岡の家を訪れた道郎、そこで骨女から彼の遺言状を受け取る。
それに呼応するかのように崩れる家、それを見た輪入道が呟く。


輪入道「主の後を追ったか…」


彼の本心を知った道郎は遺言状を見る、そこには自分の死後、土地と立ち退き料を高校生の遺族に譲ると書いてあった、彼も罪悪感を感じており、罪滅ぼしをと考えていたのだ。


そして立ち去る地獄少女一行、だが輪入道は崩れた家を見つめていた、そんな彼にあいは


あい「主の後を追いたかった?」


と尋ねる、だが輪入道は


輪入道「そんな事してたら、お嬢に会えなかっただろ?」


と笑顔で答えるのだった。


今回は蝋燭に、火は灯らない…


そして輪入道の過去の続きは二籠19話「湯けむり地獄、旅の宿」で語られる…


追記、修正は立ち退きを拒否してからお願いします

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