登録日:2012/06/19 Tue 12:09:20
更新日:2023/08/17 Thu 20:02:49NEW!
所要時間:約 18 分で読めます
▽タグ一覧
トイレ オラオラ 剣士 藤村歩 ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョ 復讐者 3部 5部 スターダストクルセイダース 黄金の風 ジャン=ピエール・ポルナレフ j・p・ポルナレフ スタンド使い フランス人 愛すべきバカ 銀の戦車 名勝負製造機 階段 溜めキャラ 漢 ジョースター一行 パッショーネ 車椅子 隻眼 山口健 垂木勉 森功至 平田広明 シルバー・チャリオッツ シルバー・チャリオッツ・レクイエム 銀髪 義足 ムードメーカー 一服の清涼剤 復讐 フランス ジョースター・エジプト・ツアー御一行様 コメディリリーフ 悲劇的ビフォーアフター 戦車 不死身 異能生存体疑惑 騎士 達人 亀 幽霊 剣 レイピア ガイル 本屋 店員 カメ コメント欄ログ化項目 ジャイアントキリング ホラホラ ポルポル 眉なし→後に生えた にくめないヤツ 何を言ってるが分からないが・・・ ポール・フェニックス 亀ナレフ 身体欠損 根岸朗 小松史法 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ! ココ・ジャンボ ポルナレフランド ハンサムのポルナレフ 便器 がんばれ!ベアーズ 紅丸 格ゲー三大ポルナレフ 恐れを知らぬ剣
我が名はJ・P・ポルナレフ
我が妹の魂の名誉のために!
我が友アヴドゥルの心の安らぎのために…
この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる
ジョジョの奇妙な冒険の登場人物。第3部・第5部に登場。
声優:山口健(ドラマCD)、垂木勉(第三部対戦格ゲー)、根岸朗(ゲーム『黄金の旋風』)、森功至(OVA)、平田広明(オールスターバトル)、小松史法(TVアニメ)、藤村歩(TV・少年期)
【プロフィール】
国籍:フランス
誕生年:1965年・いて座
血液型:AB型
身長:185cm(髪の毛込みで193cm)
体重:78kg
髪の色:シルバーブロンド(何故か他メディアでは金髪にされる事が多い。後述のストリートファイターのガイルの影響だろうか)
瞳の色:ブルー
趣味:スポーツならなんでも
好きな映画:『がんばれ!ベアーズ』
好きな色:ゴールド
好きな女の子のタイプ:その時の気分
子供のころなりたかったもの:漫画家
スタンド:銀の戦車
【概要】
生来のスタンド使い。高さ8cmに逆立てた特徴的な髪形の持ち主。
DIOの刺客として香港でジョースター一行を襲撃するも、アヴドゥルに敗北。
しかし、肉の芽の影響下にありながら、騎士道精神を最期まで貫こうとし、
礼を失さぬその高潔な精神を実際に戦ったことで感じ取ると共に、
そんな精神を持ちながらDIOに従っている理由に、単に金目的などではない、
切実な事情があると悟ったアヴドゥルはトドメを刺すのを中止。
彼の意思を汲み取った承太郎に肉の芽を摘出され、にくめないヤツ一行の頼れる(?)仲間となった。
OVA版ではストレングスのタンカー上で一行を襲撃するも、やはり同じ経緯で仲間入りする。
作中では戦闘時と平常時のオンオフがはっきりした人物として描かれている。
自身の鍛え上げられたスタンド能力に強烈な自信と自負を持っており、敵が強大であろうが大勢だろうが怯まず立ち向かっていく。
ただその自信と自負ゆえに相手を甘く見てしまうこともままあり、そのせいで敗北したり痛手を負うことも多い。
またフランス人らしく騎士道精神も備えており、腐れ外道らには容赦なく必殺の斬撃を叩きこむ一方で
敵であってもアヴドゥルのような高潔な人格の持ち主や、チャカ(アヌビス神)のように正々堂々と立ち向かってくる相手には敬意を払って真正面から迎え撃つ。
公式の性格説明の文章では「退屈でコツコツやることは時間の無駄、たとえ危険を冒してでも近道を選び、夢はどこまでも追求する。なにごとも率直に行動し、思ったことは正直に話す」と書かれている。
それゆえに「自惚れが強く融通の利かない奴と他人に思われることがある」とも。
反面戦闘が終われば明るくお茶目で女好きなムードメーカーで、全体的に精神年齢が高めの一行の中では最も感情の起伏が激しく、下ネタギャグシーンや女性絡みのシーンも多め。
その一方でDIO戦においては卑怯なことと共に地獄に堕ちることも厭わないと発言しており、イメージに反して信心深い面がうかがえる。地獄を知っていることはいいとして何故か閻魔様も知っている
名前の由来は恐らく、フランスのミュージシャン「ミッシェル・ポルナレフ」。
妹のシェリーの名前も、氏の代表曲であるトゥートゥートゥマシェリー「シェリーに口づけ」からだろう。
【活躍】
友人となったアヴドゥルにはトイレでの災難はポルナレフの役などと失礼な、だが的を射た認識をされている。
スタンド『シルバーチャリオッツ』がシンプルで作劇上使い易いのか、主人公の承太郎に次いで戦闘シーンが多い。
ただ、その使いやすさゆえか最初にスタンド攻撃をくらう役目を負うことも。ジョセフの左腕はともかくこいつの回復力は度々ネタにされる。
本人いわく理由があって10年ほど修業をしたらしく、スタンド使いとしての技量は3部はおろか全作中でもトップクラス。
承太郎一行のみならず、DIOを始めとした敵対する人物達からも、その実力を高く評価されている。
特に直接彼を勧誘したDIOは彼を高く評価しており、最終盤で自分に挑んできた彼に対して再び自分の配下になるように勧誘していた。
卓越したスピードと洗練された剣術で戦うという、スタンド能力自体はかなりシンプルなものだが、戦闘力は極めて高い。シンプルなスタンド程強い、という法則は後の作品にも受け継がれた。
アヌビス神に操られた時には、承太郎から手加減して勝てる相手じゃない(いつもの再起不能じゃなく殺す気でないと無理という意味)、勝てるかどうかも怪しいとまで言わしめている。
もちろんアヌビス神の強さもあるが、戦闘後はここまで疲労した戦いは初めてだと言わせている(ぶっちゃけパッと見だとDIO戦よりも怪我も疲労も激しそうである)。
アヴドゥルに負けたのは、アヴドゥルがさらに規格外の強さだったせい。
なお、勘違いされることもあるが、後述の妹の件は、10年に及ぶ修行の理由ではない。護身用だろうか。
遡ること3年前に最愛の妹のシェリーを両手が右手の何者かに暴行・殺害され、復讐のために戦うという暗黒面も持ち合わせている。
(その意思を語った直後に女の子を口説き始めたりと、頭と下半身が分離した性格を見せ、一行を困惑させたが)
仇であるJ・ガイルとの戦いでは復讐のための単独行動に走り、
アヴドゥルを失ってしまうも、花京院との連携で妹の無念を晴らした。
その後もシェリーやアヴドゥルのことを引き摺っており、
審判(ジャッジメント)のカメオとの戦いではそこを突かれ窮地に陥るも、実は死んでいなかったアヴドゥルに助けられ事なきを得る。
DIOの側近ヴァニラ・アイスとの戦いで、再びアヴドゥルと新たに友となったイギーを亡くしながらも、
そのことが彼の精神力を大きく成長させることとなり、死闘の末にヴァニラ・アイスを撃破した。
DIOとの戦いではジョセフの撤退命令を拒否し、DIOの暗殺を狙う。
しかしそれが却って裏目に出てしまい、承太郎を窮地に追いやってしまった。*1
まぁ、暗殺をかける事自体は承太郎も承知していた(承太郎はDIO暗殺を狙うポルナレフと一度合流している)はずなので、
ポルナレフが悪いわけではないのだが。(OVAでは逆にポルナレフの奇襲が、承太郎の逆転の一手を導くこととなる)
「くたばりやがれ、DIOーッ!」
「しくじったかッ! ヴァニラ・アイス!」
最後まで生き残った彼が空港で承太郎、ジョセフと別れるシーンで第3部は幕を下ろす。
【第5部において】
その後は音沙汰がなかったが、第5部『黄金の風』終盤に片目と両足を失い、車椅子に乗った衝撃的な姿で登場する。
第3部終了後~第5部開始前までの間(1990年代)に承太郎と再会、合流し「スタンドの矢」の調査に当たったが
諸事情により承太郎は帰国することになり1人で調査を続行することに。
矢の調査を続けていくうちに矢の発見者、すなわちディアボロとその組織パッショーネの存在に気付き、対峙する。
しかし組織の強大な力により彼は完全に孤立させられ、承太郎を呼び寄せることができなかった(承太郎が来ていれば結末は変わっていたかもしれない)。
彼は単独でディアボロと対峙するが、圧倒的な力を持つディアボロの前に惨敗、再起不能なまでの重傷を負わされることに。
アニメ版ではそのあたりの描写が補完されており、組織の構成員と思わしき者を次々と撃破していた。
あくまでファンの願望混じりの推測ではあるのだが、「ボス直属の親衛隊が直接戦闘に向いてない能力だったり部下として問題のある人物しか出てこなかったのは、ポルナレフが軒並み再帰不能にしたから(徹底して表に出なかったディアボロが出ざるを得なかった)」という説まである。
だが重傷こそ負ったものの幸いにも生存、シルバーチャリオッツもまだいる。ただし、本体のダメージを反映しているのか左腕以外の四肢が欠損して針状になっており、本人もまた精神的にはもはや再起不能と独白している他、
家具の隙間に落ちた矢を拾うのにもチャリオッツを使った上、それすら誤って手を傷つけてしまった(ことで矢の秘密に気付いた)経験を語る等、弱体化していることを示唆している。
とはいえ、当時ディアボロが見たものは頭頂から右目までパックリ切り裂かれ、キング・クリムゾンの腹パンを受けて脇腹に大きな風穴が開き*2、右手と左足は切断され、その上で崖下の岩盤に思いっきり叩き付けられ血塗れになったポルナレフという誰がどう見ても絶命したとしか思えない光景であった。何で生きてるんだよ
この生存が後々、ボスの絶頂を大きく瓦解させていく要因となっていった。
本編では長らく潜伏を続けていたが、組織を裏切ったブチャラティチームがディアボロの指紋を調べたことをきっかけに彼らを呼び寄せる。どうやって作ったんだそのシステム
ディアボロの正体とキング・クリムゾンを唯一倒せる矢の秘密を伝えるべくブチャラティチームと接触を図り、コロッセオにて合流することを約束するも、
一足先にディアボロに襲撃されてしまう。
何とかキング・クリムゾンの時越えを見切り一撃与えるという快挙を成し遂げ、ディアボロから天才的なタイミングと称されるものの、
致命傷には至らなかった。*3
余談だが後にジョルノが同じ事をやった場合は二手目であった事を差し引いてもあっさり出し抜かれてしまっている。
そしてポルナレフは、矢を守るため自らの銀の戦車に突き刺して守りきるものの、キング・クリムゾンの拳に心臓ごと胴体を貫かれ、
かつての仲間達との旅の記憶に思いを馳せながら息絶えてしまう……
...と思ったら「レクイエム」に進化した自らのスタンドの影響で魂は亀の『ココ・ジャンボ』と入れ替わり、死を免れた。通称「亀ナレフ」
ジョルノが矢を回収してディアボロを倒した後は、レクイエムが倒された時に魂が亀から引きずり出された際、とっさに亀のスタンドにしがみついたらしく、幽霊として亀の中に残っていた(本人曰く、「居心地が良い」)その代わり、亀の鍵から外には出られない。
残された矢をこれからどうするか、ジョルノの覚悟を聞いたポルナレフのセリフを以て第5部は終幕に向かう。
半公式の後日談の小説ではジョルノ率いる新生パッショーネにおいて、ミスタ曰くボスとなったジョルノの相談役のような形で組織のナンバー2となっているらしい。またパッショーネとSPW財団の繋がりも出来ており、一連の事件を承太郎に報告した後に彼が架け橋となったのだろうか?
承太郎とジョセフは長年行方不明だった友が亀になっていたという事実を知ってどう思ったのか気になるが……
むしろポルナレフの方がジョセフの変わり様にショックを受けそうな気がしなくもない
戦士としての経験を積んだことや、状況が相当に切羽詰まっていたこともあり、
5部の彼は3部での快活さが控えられ、非常に冷静で重厚な人物として描写されている。
PS2版では彼の操作シーンでAC版ポルナレフのテーマのアレンジ曲が流れるという粋な計らいがある。
【階段】
やつを追う前に言っておくッ!
おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
『おれは奴の前で階段を登っていたと思ったらいつのまにか降りていた』
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ポルナレフといえばこれといわれる名言・名シーンの一つ。ジョジョを知らなくてもこれは知っているという例の一つ。
DIOの世界に『知らないうちに階段の下まで運ばれていた』恐怖を述べたもの。
ネット界隈では理解を超えた現象に遭遇したときによく抜粋されて使われる。AAもある。
ディアボロ戦ではセルフオマージュというべきか、
「その階段に足をかけるんじゃあねえーッ! オレが上! キサマは下だ!」という発言をしている。
【名言】
- ポルナレフ…名のらしていただこう J・P…ポルナレフ
- ここで予言をしてやる まずアヴドゥル…きさまは…きさま自身のスタンド能力で滅びるだろう…
- ブラボー!おお…ブラボー!!
- ウイ ごもっとも だが無理だね なぜなら君にとても「ゾッ」とすることをおみせするからだ
- おれは誓ったッ!我が妹の魂の尊厳とやすらぎはそいつの死でもってつぐなわなければ取りもどせんッ!おれの「スタンド」がしかるべき報いを与えてやるッ!
- てめー頭脳がまぬけか?
- なに?おハジキだぁ~?
- 自分の周りで死なれるのはスゲー迷惑だぜッ!このオレはッ!
- 「我が名はJ・P・ポルナレフ 我が妹の魂の名誉のために!我が友アヴドゥルの心のやすらぎのために…この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる」
J・ガイル…こう言って決めるんだぜ - 「針串刺し」の刑だッ!この瞬間を長年待ったぜッ!
- 穴がボコボコにあけられているぞッ!トムとジェリーのマンガに出てくるチーズみてーに!
- だからどこ舐めたかなんてどうでもいいじゃねーかよォ~、くだらねーこと聞きたがるな~ オオホーンオホンオホーンベンキ
- 富や名声より愛だぜッ!(力説)
- 地獄を見せてくれるぜッ!HELL 2 U
- に…にゃにお~んッ!そこまでやるか…よくもぬけぬけとテメーら 仲間はずれにしやがって グスン
- おれたちの乗る乗り物ってかならず大破するのね
- 自分が嫌なものを人にやらせるなッ! どおーゆー性格してんだてめー!!
- なんだか!なんだか!すっごく楽しい事をしている気がするけど
子供だからわからないッ……ケハハハハハハ - なにもいうなよ承太郎…なにもな
- アヴドゥルを…殺したなどと…ウソをつくなあああああーッ!!このドグサレがァァーッ!!
- やったッ!命中だッ!しゃぶれッ!おれの剣をしゃぶれッ!このドサグレがッ!
- 3択―ひとつだけ選びなさい 答え①ハンサムのポルナレフは突如反撃のアイデアがひらめく 答え②仲間がきて助けてくれる 答え③かわせない。現実は非情である。
- イギー、スタンドを使うなとあれほど言ったのに…かっこつけやがって…あれほど言ったのに…
- ちくしょう…なんてこった…おれはこいつのことを好きだってことが今わかった…
- 地獄でやってろ
- DIOは「黒」!ジョースターさんたちは「白」!「黒」と「白」がはっきり別れて感じられるぜ!
傷ついた体でも勇気が湧いてくる 「正しいことの白」の中におれはいるッ! - 12年前エジプトでの闘争のあと手に入れたこの「矢」のもたらす恐怖は…「彼ら」が来なくては終わることはない!
- この「彼ら」の略歴 皮肉なものだ…
社会からつまはじきにされたがゆえにギャングになった『彼ら』が…この世界が『邪悪』に向かうのを止めようとしてるのだからな… - き……貴様は!!まさかッ!
- オレは上!貴様は下だ!!
- 「チャリオッツ」なら「矢」を拾えるな…と思ったんだ
- レクイエムは「開始時間」だからやめたんだ!わたしの肉体がッ!変わり始めたから殺すのをやめたんだッ!
- 「矢」は亀の中にしまえ…それでいい…ジョルノ、それでな…
それが生き残った者の役割だ
【本屋】
なにを おさがしかね?
スタンドォー?フーム
しょうしょう おまちください
ポルナレフといえばもう一つこれ。
未だにネタにされるコブラチーム製作のSFC版ジョジョで、スタンドについての文献を探すジョースター一行が訪れた本屋の店員として登場した。
しかもまだ日本なのに。
なぜ本屋なのかは永遠の謎。確かに漫画家志望だったらしいけどッ!
【AC版】
当然操作可能。声:垂木勉
中距離戦が得意な溜めキャラで扱いやすいが、一撃の火力や防御面に課題が残る。中級者向け。
溜めキャラなのはひょっとしたら後述の彼に絡めたネタなのかもしれない。
ちなみに攻略本では「猛スピードを再現しつつゲームバランスを取るためにタメ技にした」との説明がある。
「原作は再現する」「ゲームバランスも取る」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「開発」のつらいところである。
『未来への遺産』ではスーパーコンボとしてレクイエムの片鱗という技を使える。
(当時は第5部連載中・再登場を果たした時期だった)
「未来で会おう!イタリアで――!」
【ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー】
2019年の年末から稼働したアーケードゲームでバトルロイヤル形式のアクションゲーム。(APEXのジョジョ版と思えば分かりやすいかも)
当然ポルナレフも参戦。
使用技
- 刺突ラッシュ メイン攻撃技。
- 剣さばき 相手の攻撃を防ぎ、飛び道具なら相手に向かってはじき返す。
- 奥の手 剣針飛ばし(アルティメット スキル) 相手に剣針を飛ばし攻撃する。
原作通りの分かりやすい能力から操作難易度は公式で☆1とされており、「動かすだけ」なら確かに扱いやすい部類に入る。
…のだが、火力の低さと射程の微妙さから「近距離型」の割には近づいてもガンガン押せるわけではなく、実際に勝ち残るには結構難しい。
後述するが、アルティメイトスキルの強力さから他プレイヤーのヘイトを稼ぎやすく(「残しておいたら危険だ」と判断されやすい)、見つかると必然的に集中攻撃を受けやすいのも辛い所。
10年修業したとあってスタートの段階で扱える行動が多く、レベル最大開放時のアルティメイトスキル以外は初期状態から使える。
また全作品でも屈指の熟練されたスタンド使いらしく、LV4から精神力ゲージ(他ゲーでいうところの武器の弾数に当たる)は全メンバー中で最長であり、消費しても少し経てば一瞬で全快になる仕様となっている。
この精神力の長さを活かし、手数の多い刺突ラッシュ攻撃や剣さばきによるガードを織り交ぜ戦うのがメインとなる。
ポルナレフの悩みとなるのが攻撃力の低さで、長らく「240」という微妙な数値だったため、体力全快の敵を倒すには5HITさせなければならなかった。(シールドを得てる場合は更に攻撃回数が増える)
近距離型の承太郎・DIO・仗助が3発KO、ジョルノやポルナレフより攻撃射程のあるブチャラティが4発KOなのを考えるとかなりきつい。
現在はアップデートにより近距離型にしては大分射程が伸び、攻撃力も10上がって4発KOとなり使いやすくなったものの、それでも真正面から同手数で殴り合って当てあう状況になるとポルナレフのほうが不利なのは変わらない。
遠距離型の康一や露伴(成長後)と同程度の火力しかないと考えると如何に低いかが窺えよう。
一方でガードがあるため為す術なく袋叩きになるという事は少なく、1vs1の状況なら生存能力は低くない。(高いとまでは言えないが)
また弾丸系を跳ね返せる利点から、遠距離攻撃型の相手(花京院やミスタやナランチャなど)にはやすやすと攻撃を通させない強さがあり、プレッシャーを盾に有利な展開を望める。
ただし、承太郎のガードと違って「ガード成功時でも精神力が回復しない」ため、迂闊に使いまくると精神力切れを招きやすい。
ポルナレフの精神力は高いとはいえ、注意が必要である。
周囲のヘイトを稼がないようにどちらかと言うと控えめな立ち回りに徹し、後半まで生き延びる事が重要。
我慢しつつ終盤までにアルティメットスキル「奥の手 剣針飛ばし」を解放、温存することに成功していれば、ここから相手に凄まじい圧力をかける事が出来る。
何とこの技、「地形を無視」「速い弾速」「大きめの攻撃判定」「相手が掠れて見えるような距離まで届く超長射程」「極めつけに、当たるとどれだけHPとシールドがあっても即死」というとんでもない性能を誇る飛び道具となっている。
唯一仗助だけはアルティメットスキルのプッツン状態だと耐えられるが。(それでも大打撃は受ける)
相手を貫通するので状況によっては二枚抜きのようなことも可能。
LVをMAX(6)まで上げる必要があり、1回こっきりの最終手段だが、それだけにその性能は半端では無い。
最後の1vs1の状況でこちらが相手を一方的に見つけてる状況ならその時点でゲーム終了になる可能性も高い。
当然、自分にとって厄介な相手がいるなら最後で無くてもその手前で早めに退場してもらうのも悪くない。
原作では剣身を喪ってしまうと攻撃手段がないが、本ゲームでなら使用後もチャリオッツは剣針を失なわず、通常攻撃もスキルも使える。
早めに使った場合でも最低限の戦闘力は維持できるので、ラストサバイバーを目指してなんとか足掻こう。
シンプルな性能な分、苦手としている相手も結構多く、特にディアボロは最悪と言ってもよい相性となっている*4。こんな辺りも原作再現か…。
【パロディ】
魅力的なキャラクターのため、様々なパロディ・オマージュキャラが存在するが、代表的なのは格闘ゲームのガイルだろう。
…制作陣がポルナレフと言っているだけで、見た目はむしろシュトロハイムで名前は怨敵のJ・ガイルと混合されているのだが。
KOFの紅丸、鉄拳のポール・フェニックスと合わせて格ゲー三大ポルナレフと呼ぶとか呼ばないとか。
あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!
「おれは奴の前で記事を追記・修正していたと思ったらいつのまにか記事が消えていた」
な・・・何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった・・・
頭がどうにかなりそうだった・・・
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,66)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
#lsd()
#comment_num2(num=30)
*2 アニメ版では流石に打ち込まれていない
*3 3部では軌道さえ分かれば亜光速のハングドマンすら斬り裂いているので、戦闘者として再起不能になって無ければその一撃でボスも倒せてた可能性も有りえたかもしれない
*4 ディアボロの「時の消失」はポルナレフの剣針飛ばしすら無効化できるため、正面を向かれてガード待ちされている状態ではまずヒットしない。射程距離内に入られた時の火力も向こうの方が上。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧