無双シリーズ

ページ名:無双シリーズ

登録日:2011/10/16 Sun 00:33:21
更新日:2023/08/12 Sat 19:36:15NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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一騎当千!




無双シリーズとはコーエー(旧光栄、現コーエーテクモゲームス)が発売している一連のアクションゲームシリーズである。


●目次


<概要>

基本的には1人のキャラクターを操作して多数の敵をなぎ倒し、勝利条件を満たしていくゲームである。
操作方法自体は簡単に出来ており、難易度によっては1つのボタンを連打するだけでクリアができるようになっている。
一方高難易度モードでは適当にやると雑魚敵にボコボコにされることもあるなど、総じてアクションゲー初心者から上級者まで幅広く楽しめると言える。
倒した敵の数が表示され、一定数ごとにアナウンスされる。ステージや作品によっては一騎当千の通り千人斬りも目指せる。



<特徴>

最大の特徴は敵の多さだろう。多いときには画面一杯に雑魚敵で埋め尽くされることもある。
そしてそれに比例してプレイヤーも強めに設定されており、その雑魚敵を一回の攻撃や必殺技でぶっ飛ばしたり蹴散らしたりすることができるという、爽快感重視のアクションRTSゲーム。
シリーズの登場以降、こういった一騎当千の活躍は、いつしか無双すると言われるようになった。


が、処理能力の限界なのか処理落ちやステルス(敵が突然現れたり消える現象)が見られたり、主に古い作品でやたら敗走する味方武将という問題もあった。


また操作キャラクターも特徴的であり史実などから大胆にアレンジしたキャラが多い。


シリーズが偶数のときは良作、奇数のときは問題作になるというジンクスは有名。
基本的に戦争を舞台としたストーリーが多いが、良くも悪くもカジュアルゲームらしくさっぱりした作風がほとんどなのも特徴。
拡張パックの『猛将伝』や、ハード移植+要素追加のSpecialやZ、シミュレーション要素をミックスしたEmpiresシリーズも存在している。



<シリーズ>

PSから発売された格闘ゲーム。現在の無双とは似ても似つかないが、一部のシステムやモーションなどが真・三國無双に引き継がれている。


  • 真・三國無双シリーズ

引き続き三国志を舞台にした作品。格ゲーから3D戦略アクションゲームにジャンルが変わった現在の無双シリーズの原点。
単に無双と言えば大体このシリーズを指す。
なおテクモ合併以降は、女性操作キャラに乳揺れが搭載された。


「三國無双の戦国時代版」と言えば大体通じる。が、1作目は鬼のような難易度(レベルを上げると敵がアホみたいに強くなる仕様や迷いやすく面倒な城内戦)のせいで不評だった。
ミッション、特殊技、影技など三國無双にはない面白さがある。
Wiiで発売された戦国無双3では任天堂謎の村雨城とコラボして、無限城でとあるキャラが使えた。(1作品のみな上に機種の関係上、移植作品やOROCHIに参戦ならず)


三國・戦国無双の世界をがっちゃんこさせたもの。
上記の作品のキャラ全員とOROCHI専用のキャラ(太公望、源義経といったおとぎ話や時代が少しずれた人物、ゼウスといった神話の人物、遠呂智などのOROCHI完全オリジナルキャラなど)に加え、コエテクの他作品コラボキャラクター(同会社のDOA・ジルオール・アトリエシリーズのキャラなど)とかなりの大所帯。
シリーズが進むに連れて三国、戦国、オリジナルのキャラが続々増えるのでとんでもないことになっている。無双OROCHI3は170人ものプレイアブルキャラが存在し、ギネス記録にもなったほど。しかもバージョンアップ版で177人まで増えた。


最初の時点でキャラがあまりにも多すぎるので、3名のキャラを選んで任意で交代させたり、合体技といった独自のシステムが搭載されている。
武器の能力強化システムが全シリーズ中最も自由度が高いが、大味なバランスの温床でもある。


  • 戦国無双 真田丸

主人公、真田幸村とその父・真田昌幸の一生を中心にした戦国無双のスピンオフ作品。
シリーズでは初めて(幸村と昌幸のみだが)キャラが年を取っていく。
同時期にやっていた大河ドラマとのコラボ作品で、ドラマの日本地図をコーエー(もとを辿れば信長の野望シリーズ)が提供したことは割と有名。


  • 無双☆スターズ

コーエーの周年記念として発表された作品。
各無双作品はおろかアトリエから討鬼伝、はてはオプーナまでコラボしたコーエー版スマブラ的な作品。
OROCHIよりもキャラ数は控えめ。というかあちらが多すぎる。


  • TROY無双

中国、日本の次は古代ギリシャである。カナダの子会社が開発を担当。
一撃の重みを重視した無双だとか。
OROCHIにもゲスト参戦。 


  • ガンダム無双シリーズ

まさかのガンダム。他シリーズと同じく1000人ならぬ1000機斬りが可能(参考までに機動戦士ガンダム作中でのアムロの撃墜数は142機)
上記の作品では雑兵が雑魚キャラで有名な武将が強キャラ扱いだが、こちらのザクなどの量産機が雑魚、エースパイロットがボス格になっている。
他の無双と違い射撃武器持ちがデフォなので撃たれてのけぞりが多いなどのテンポの悪さが批判されているが、それはこちらも同じなので機体によっては極太ビームで敵を薙ぎ払う爽快感のある戦いもできる。また、MSらしいブーストを駆使したスピーディーな戦闘は評価が高い。
異なる作品間でのMSの乗り換えがほぼ自由なので、ガロードνガンダムに乗れたりラクスゴッドガンダムに乗れたりと原作ではまず見る事のない組み合わせが可能。
またクロスオーバーに定評が出てきたのも今シリーズからで、ハマーン様と共闘するカミーユや、東方不敗ヒイロから強さを学ぼうとするジェリド、流派東方不敗のあれをドモンプルと行うミリアルド等といったぶっ飛んだものが多い1以降も、東方不敗と共闘してデビルガンダムを叩くドモンや主人公らしくキラを論破するシン、[[洗脳されないアスラン>アスラン・ザラ]]等ファンが見たかった内容が多数盛り込まれている。


まさかの原作者監修&オメガフォース未関与でお送りする世紀末無双アクションゲーム。声優がオリジナルと違うが、世紀末お約束のハッチャケぶりは健在。
散弾銃モヒカン共の秘孔をついたりグルングルントキィもとい有情ローリングバスターで敵が文字通り昇天したりする。ハート様も操作可能!(有料DLCだが)
真・北斗無双は初期の北斗クソゲー以来となる、修羅の国や最後の戦いまでの完全再現ストーリーが目白押し。普通に楽しめる北斗2ゲーとしてはパンチマニア以来である。


ワンピースとのコラボ作品。
発売・開発協力はガンダム無双と同じバンナム。グラフィックやキャラクターのアクションなどは良くできている。
1作品目は、ストーリーが飛び飛びだったり、ゴムゴムの実を使ったアスレチックが面倒だったりと、色々と未完成な作品だったがシリーズが進むに連れてストーリーの抜けがなくなり、バランスが良くなった。
3では原作でドフラミンゴ戦が終わってなかったのでオリジナル展開でサボがいち早く登場した。
4では遂に四皇がどいつもバランスブレイカーな性能で全員プレイアブルで使えるようになり他のキャラも増加。しかし3からそこそこの人数がリストラされてしまう憂き目に。


村雨城に続いての任天堂より、ゼルダシリーズの初めての他社コラボ作品。CD-i?知らんな。
正確にはωフォースだけでなくMETROID Other Mで組んでいたTeam NINJAも関わっている為、
大型のボスが出てきたり、なんとなく挙動が違ったり(ニンジャガ的なモーションだったり)する。


2020年には第2弾となる『ゼルダ無双 厄災の黙示録』が発売。
ブレスオブザワイルド』の前日譚(本編の100年前)から分岐するifを描いた作品となっている。


新たな任天堂コラボ作品。こちらもTeamNINJAとの共作。
参戦は「暗黒竜」「覚醒」「if」がメイン。
ゼルダ無双を更に改良したような内容で、無双Empiresや戦国無双Chronicleの仲間指示システムをFEにうまいことなぞらえている。


このコラボが、後にあのシブサワ・コウブランドが参画する風花雪月につながっていく。
そして2022年には第2弾として『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』が発売。やはりifストーリーを描いた作品だが、今度は時代ではなく主人公が別になっている。


  • アルスラーン戦記×無双
  • ベルセルク無双

この2作も中世風の世界が舞台の作品とのコラボ作品。
どちらもファンは多いが万人受けする作品ではない為か、そこそこの評価。
作品の絵柄を完全再現してるのが特徴。


  • 刀剣乱舞無双

DMM GAESで配信中、EXNOAとニトロプラスが共同制作したオンラインゲーム「刀剣乱舞」とのコラボ作品。この2社とコーエーの合作。
歴史改変を目論む時間遡行軍を討伐するため、日本の刀剣が人の形を持った付喪神「刀剣男士」をプレイヤーが育成し戦うゲーム。
16の刀剣男士によるオリジナルのストーリーが展開される。
元のオンラインゲームが女性向けのポチゲーなので、メイン顧客がアクションに慣れていない層であることが予想されており、従来の無双よりもマップ、アクション共に非常に簡略化されている。
一方で、アンジェリークなどネオロマンスシリーズのルビーパーティブランドも参画しており、キャラ萌え的な要素を満たす機能も充実している。


  • 真・三國無双 MULTI RAID シリーズ

大型兵器や巨大獣など今までと一味違ったボスが登場するモンハンライクな作品。
覚醒という武将が変身するシステムが設けられ、三國無双には登場しないキャラが登場するのが特徴。
難易度が高めで評価はそれなりだが、覚醒時のグラフィックは好評。マルチレイドに出ていないキャラの覚醒風衣装が後の作品で配信されることもあった。


  • 戦国無双Chronicle

ニンテンドー3DSのロンチとして出された。プレイヤーの分身のオリキャラを主人公として、川越夜戦から大坂夏の陣まで戦い抜く。
戦場で戦ってる別キャラ(最大4人)に切り替えする新システム『武将切り替え』の導入や、武将ごとの個別イベント&ボイスの多さ等々、ゲームとしての完成度は非常に高い。が、無双としては敵の出現敵が少すぎて討伐数関連がかなり厳しかったりする。
続編が3まで出た後、本流の戦国無双4にイベント要素・エディット武将や武将切替(4では2人)が吸収され、その一部は任天堂コラボ無双へと繋がっていくことに。


似て非なるもの

わかりやすいシステムや操作性から後発作品が多いことで有名。
ファンの方は嫌うかも知れないが、まれに○○無双で通じることも多いかもしれない。



  • 決戦3、ブレイドストーム

コーエー開発・販売作品。ブレイドストームは開発がωフォース。
一人を操作するのではなく部隊を操作するゲーム。人によっては無双より面白いと感じるかもしれない?



  • 幕末無双録

コーエー販売
あの乙女ゲーム薄桜鬼をアクションゲーム化した作品。
無双を名乗っているがコーエーはこのゲームに関わっていない。(あくまで販売)
おかげで少し騒ぎになった。



  • ドラッグオンドラグーン

コーエーではなくスクエニ販売の作品(開発:キャビア)。
一見空中戦もあるファンタジー無双……なのだがマジキチ要素がごろごろ転がっているせいでいろいろと凄まじいことになっている。
敵を殺しまくると武器に付随した鬱ストーリーが読める誰得(ファンにはご褒美)なシステムがある。



情報初出時、全ポケモンファンと全ノブヤボファンを



( ; ゜Д゜)<………。



( °Д °)



↑こんな顔にさせた世紀のトンデモコラボ作品。
無双関係ないのでは?と思うかもしれんが、プロデューサーが戦国無双の鯉沼Pで、作中に登場する武将(ゲーム内ではブショー)のデザインが戦国無双3をベースにしたものになっている。
ちなみに最初はポケモン無双を作る予定だったとのこと。無双風ARPGとしてはスクランブルシリーズが近い。


  • ドラゴンクエストヒーローズ

スクエニとオメガフォースのコラボタイトル。
タイトルに無双こそ付いていないものの、オメガフォース制作でゲームコンセプトアートなどは無双そのもの。
様々なモンスターをおなじみの攻撃、チャージ攻撃の他呪文・特技でやっつけたりと従来の無双よりは派手。
ボス戦はHP、攻撃力共に高く、防御・みかわし(回避)・回復を駆使しないと勝つのは難しくやり応えがある。
1は拠点防衛という忙しく動き回ったり戦略をねらなければならなかったりとタワーディフェンスのようなステージが多かったが、2では改善され拠点防衛はごく僅かとなった。



アトラスとオメガフォースのコラボタイトルにして、まさかの無印版『P5』(いわゆる2学期エンド)の続編。
こちらも見た目に反して無双シリーズではないと直々に明言され、属性相性がかなり重要でアトラスRPGの手強い戦闘バランスを再現しているが、
日数期限がない・スキル選択中などは時間が止まるなど、いろいろなところに親切設計が結構散りばめられている。



コーエー作品
それぞれモンスターハンター、ダークソウルのフォロワー作品。
武器やモーションのケレン味具合がすごく無双感にあふれている。
ゲージをためて出す必殺技もあったり。



コーエーではなくてカプコン
戦国無双と同ジャンルとして出されたゲーム(モチーフまでだいたい一緒)。
あとから出したのに猛将伝商法やMIXJOYでコーエーに訴訟を起こしたりしたので無双ファンからはかなり恨まれている。(コーエーも逆転裁判っぽいのだしてるけどな!)
独特なアニメ感・かっとび感の強いキャラクターや技が特徴だが、テクモと合併以降ストーリーの幅が広がり、技も多種多様になった無双シリーズに押され気味。


大河ドラマやってる最中に真田伝を出した。しかも無双の真田丸より先に。
ドラマの俳優にインタビューしたにわかが無双とバサラを間違えたくらいのタイミング。



三国志の武将をモデルにした女性が登場するギャルゲ。無双シリーズのようなアクション要素はないが、格ゲー版が存在する。
コーエーとは関係ないが、真とか萌将伝とかネーミングに影響が見られる。



発売前からテイルズ無双とか呼ばれてたし、だいたいそれであってる。
結構上手く纏まったシリアスシナリオと、いつものネタに走ったコミカルシナリオの二つがある。
あと雑魚の台詞が色々とおかしい。



大量の怪人をバンバンなぎ倒していく無双風アクション。
コンセプトは原作再現なので、劇中の必殺技や演出の再限度は高評価の出来。
また、ライダーや敵怪人の一部の声は声優ではなく実際にそれを演じた役者が担当している。



  • 龍が如く5 夢、叶えし者

本作以前から操作方法が似ていたり大人数と戦うバトルがあったのだが本作では大人数とのバトルにおいては雑魚敵が多く動く様になっておりさながら無双の様なアクションが出来る様になっている事から一部では極道無双とも言われているとか。



無双シリーズと同じくコーエーから発売されている海戦アクションゲーム。
自ら設計した艦船を操り、圧倒的な物量の敵をほぼ単艦で撃破していくという、いわば海戦版の無双である。
詳細は項目を参照のこと。




<その他・余談>

殆どの作品で青二プロの声優を使うことが多い。中には複数のキャラを演じている人もおり、キャストを見て「本当にあれとこれ(呉の美周郎と魏の虎痴が一例)が同じ声優なのか?」と思った人もいるだろう。三國無双で2役、戦国無双で2役と合計4役やっている声優や北斗無双以外全てのシリーズに出演している声優までいる。
モブキャラも誰かの兼役なのでやたらいい声の兵士や妙な声のモブ将がいたりする。
「おいらたちが立つぞ!もう我慢できねぇ!!」(CV:緑川光)
ムービーによっては一人二役を同時にこなしたりしているので、声優さんの凄さが伺えるのも特徴だろう。
尤も、一旦キャラ数を抑えデザインを仕切り直した戦国無双5では兼役がほぼなくなり、2人以上のプレイアブルキャラを演じているのが1人だけという状態になっている。



またコーエーらしくシミュレーション要素を加えたEmpiresも三国・戦国それぞれで発売されている。
各ナンバリング作品につき一つ発売され、国や街の経営、戦争時の戦略などを考えて、実際に戦うときは各作品のアクションシステムで戦うといった感じ。
シミュレーション部分もシリーズを重ねるごとに進化している。


また芸能人や声優にもファンが多い。
モヤさま内で戦国無双の北条氏康の話が出たのは有名だろう。 







「我こそが真のwiki篭無双也!」



\ワー!/
冥殿軍士気上昇!

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