登録日:2020/10/16 (日曜日) 02:05:30
更新日:2024/06/27 Thu 10:42:12NEW!
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パワーレンジャー パワーレンジャーシリーズ パワーレンジャー・イン・スペース 電磁戦隊メガレンジャー リメイク スペースオペラ 完結編←だった 第一部完 世代交代 涙腺崩壊 レッドの強さに定評のある戦隊 ニンジャ・タートルズ シリーズの救世主 シリアス回多め サバン・エンターテインメント ヒロインはメガシップ
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RANGERS IN SPACE!!
パワーレンジャー・イン・スペースとは、日本のスーパー戦隊シリーズの北米リメイク版、パワーレンジャーシリーズの第6作。
ベース作品は『電磁戦隊メガレンジャー』
◆概要
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』からスタートしたパワーレンジャーシリーズはアメリカで社会現象クラスのヒットを記録したものの、5シーズンも似たような学園ドラマを続けてきたことで次第にマンネリに突入しつつあった。
第5作『パワーレンジャー・ターボ』ではマンネリ打破を目指して新機軸を投入したものの上手くいかず、「次作でパワーレンジャーは打ち切り」と宣告されてしまう。
それを受け、ファイナルシーズンとして製作されたのが本作である。
これまで続いてきた一話完結式の学園ドラマから脱却してスペースオペラへと路線を変更*1し、縦軸のシナリオを重視したハード志向の物語を展開。
更に、日本にはないパワレンオリジナルの強化形態「バトライザー」も満を持して投入された。
一方、シリーズの締めくくりということから、ファンサービスとして過去作のキャラクターが複数ゲスト出演しており、所謂「お祭り作品」としての側面もある。
グランドフィナーレに相応しい壮大なスケールで展開された本作であったが、皮肉にもそれらの新機軸が視聴者からは高く評価され、業績も回復。シリーズ打ち切りの宣言は撤回されることとなった。
「番組が一週に一回づつ放送される日本とは異なり、不定期な形で放送されるアメリカで連続ドラマは難しいのでは」という懸念点もあったものの、それらが結果的に番組を見ている子供の両親を始めとした大人の視聴者を取り込むきっかけともなった。
本作の成功を受け、次作『パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー』からは世界観自体は過去作と共有しつつも、本家スーパー戦隊シリーズと同じく毎年違うキャストとストーリーによる作劇が行われるようになり、そして今日に至るまでパワーレンジャー・サーガは続いている。
余談だが、EDは何故かNGシーン集だったりする。そしてやたらピー音が多い
2023年より東映特撮ファンクラブにて配信が開始された。
◆ストーリー
宇宙のある場所にて、盛大な宴会が催されていた。
宇宙の悪の勢力の重鎮ダーク・スペクターが善の指導者ゾードンを捕らえ、これをきっかけに他の勢力を傘下に収めた巨大同盟を結成したのだ。
その中には、地球でターボパワーレンジャーを事実上の壊滅に追いやった宇宙海賊ディバトックスの姿もあった。
惑星KO-35出身のパワーレンジャー、アンドロスは宴会場に紛れ込んで情報収集とゾードン救出を試みるも、ダーク・スペクターの腹心アストロネマに発見され、その場から撤退を余儀なくされた。
その頃、ゾードンを救うべくNASADAから借り受けたスペースシャトルで宇宙に飛び立ったかつてのターボレンジャー4人とアルファ6は、謎の宇宙船にシャトルごと拿捕されてしまう。
船内に踏み込んだ彼らは、ちょうど宴会場から逃げ延びたアンドロスと鉢合わせる。宇宙船は彼の活動拠点、アストロメガシップだったのだ。
アンドロスが同じパワーレンジャーだと知ったT.J.達は共闘を申し出るが、文明レベルの低い星の出身なうえ、既にすべての戦力を失っている彼らをアンドロスは拒絶。地球に戻るよう4人を諭し、シャトルと共に近隣の惑星に降ろした。
しかし、ひそかに船内に残っていたアルファの懸命な説得により、アンドロスは4人を迎えに行くことに決める。
そんな矢先、T.J.らがアストロネマに捕らわれる事態が発生。
すぐさま現場に駆け付けたアンドロスは4人を救出し、自身のものと同じ変身ブレス「アストロモ―ファー」を託す。
モーファーを起動し、「スペースパワーレンジャー」に変身した彼らはアストロネマの配下を蹴散らし、チームとして手を取り合った。
こうして、宇宙の命運を懸けた、過去最大の戦いが幕を開けるのだった…
◆登場人物
●スペースパワーレンジャー
・[[アンドロス/レッドスペースレンジャー>アンドロス/レッドスペースレンジャー]](メガレッド)
新主人公。
ダーク・スペクターの侵攻により滅亡した惑星KO-35出身の青年であり、物語が始まるよりもずっと前からたった1人で戦い続けてきた孤高の戦士。
精神的に未熟でチームプレーに不慣れな部分はあるが、戦闘能力はスペースレンジャーの中でも群を抜いて高い。
詳しくは項目参照。
・カルロス・ヴァラーツ/ブラックスペースレンジャー(メガブラック)
前作ではグリーンだったが、本作ではブラックに。
モンスターに変貌する、キャシーを負傷させてしまう、ガールフレンドのアシュレーの興味がアンドロスに移るなど何かにつけて損な役回りが回ってくることが多いが、その分主役回においては目覚ましい成長と活躍を残すことも多い。
ゾードの操縦や武器の扱いが上手いのか、アンドロス抜きでメガゾードを操縦する時のメインパイロットや、クアトロブラスターの射手は彼が務めている。流用の都合、は禁句
・セオドア・ジェイ(T.J.)・ジャービス・ジョンソン/ブルースペースレンジャー(メガブルー)
レッドからブルーになったが、変わらずリーダーを務める。
主人公の座こそアンドロスに譲り渡したものの、ターボレンジャーを率いてきた経験もあって精神的には最も成熟しており、何かにつけて突っ走りがちなアンドロスのフォロー役に回ることが多い。
前作でチームを壊滅させてしまったことからファンからの人気は低かったものの、本作では主人公ではないからこその魅力を確立することに成功し、アンドロスとのコンビで一定の支持を得ることとなった。
・アシュレー・ハモンド/イエロースペースレンジャー(メガイエロー)
本作では地球の常識に疎いアンドロスの世話を焼くことが多い。
物語後半では彼と相思相愛になり、プライベート面での彼の掘り下げに貢献した。
・キャシー・チャン/ピンクスペースレンジャー(メガピンク)
あまり縦のシナリオには関わらないが、主に単発回で主役を務めることが多い。
心優しいモンスター、ワスピカブルと心を通わせ、想い人ファントムレンジャーとの再会もあった。
・ゼイン/シルバースペースレンジャー(メガシルバー)
過去の戦いで重傷を負い、アストロメガシップの隠し部屋でコールドスリープについていた、アンドロスの親友。
アンドロスが苦労して少しずつ距離を縮めたT.J.らと一瞬で打ち解けてしまうほどの社交的で爽やかな好青年で、その様子を見たアンドロスが思わず嫉妬を覚えてしまうほどだった。
一時はアストロメガシップを離脱してKO-35のレジスタンスに合流していたが、後半でメガウインガーやギャラクティック・ローバーといった新戦力を引っ提げ復帰。その後も最終決戦まで共に戦い続けた。
日本語吹き替え版の声優は原典で並木瞬/メガブルーを演じた松風雅也氏。
●レンジャーの協力者
・D.E.C.A.
アストロメガシップに搭載された女性型AI。日本語吹き替え版での名前は「ディナ」。
AIらしい真面目な性格だが、タートルズに配線をいじられた際はエラーを起こしてギャル口調になってしまった。
長年にわたって孤独な戦いを続けてきたアンドロスのたった1人の協力者であり、実質的な女房役にして本作のヒロインの1人と言える存在。
T.J.達がチームに加わってからもアルファと共にバックアップを担当した。
設定はかなり大きく変わっているものの、原典における久保田のオッサンに相当するキャラ。あっちも大概ヒロイン指数が高かったので順当かもしれない
・アルファ6
前作からお馴染みのサポートロボット。
前作とは声優が交代しており、作中では「言語チップが損傷したので新しいものと交換した」と説明されている。
D.E.C.A.と共にレンジャーのバックアップを担う他、T.J.達と一緒に戦うようアンドロスを説得したのも彼であり、ある意味作中屈指の功労者とも言える。
・ファントムレンジャー(VRVマスター)
エルター星のパワーレンジャー。
かつてターボレンジャーにレスキューゾードを託したように、本作ではスペースレンジャーにデルタメガシップを託した。
その後最終章でもブルー・コマンダーと共にリタ一味と戦ったものの、圧倒的な戦力差の前に苦戦を強いられた。
・ジャスティン・スチュワート/ブルーターボレンジャー(ブルーレーサー)
父親と共に暮らすために地球に残っていた前作のブルー。
宇宙で戦う仲間を案じつつ地球で暮らしていたが、助けを求めるストームブラスターに連れられてアンドロス達の元に駆け付け、予備のターボモーファーで再びブルーレンジャーに変身。
T.J.とかつて同じチームで戦っていた戦友同士による新旧ブルーコンビというパワレンならではのタッグを組み、ライオナイザー(ライオンネジラー)撃破に貢献した。
その後はライトニングクルーザーも救出し、再び父の元に帰っている。
・ストームブラスター(ドラゴンクルーザー)
前作最終章で相方のライトニングクルーザー(ペガサスサンダー)共々ディバトックス一味に捕まり、辺境の惑星で文字通り馬車馬のようにこき使われていたが、ライトニングクルーザーが抵抗して作った隙を利用して脱出に成功し、ジャスティンに助けを求めた。
実は車内に予備のターボモーファーが隠されており*2、ジャスティンにこれを託して彼を再変身させ、自らもライオナイザーにビームを打ち込むなどと共に戦っている。
・アダム・パーク/ブラックレンジャー(マンモスレンジャー)
カルロスの先輩にして、かのトミー・オリバーに次いで長い戦歴を持つ歴戦の戦士。
リーズリザードの策略でキャシーをケガさせてしまい戦意喪失したカルロスに特訓をつけるが、再び襲撃してきたリーズリザードから彼を逃がすため、破損したパワーモーファーで再びブラックレンジャーに変身。不安定なパワーと激甚な負荷に苦しめられるが、そんな中でも諦めず戦う姿がカルロスに勇気を取り戻させるのだった。
・ゾードン
宇宙の善の勢力の指導者だったが、ダーク・スペクターに捕らわれ、エネルギーを吸収されていた。
最終章では「このままでは悪の勢力を止められない」と判断してアンドロスに自身の介錯を頼み、命と引き換えに放った善のエネルギーで全宇宙の悪の勢力を浄化した。
・KO-35のレジスタンス
アンドロスの故郷、惑星KO-35の住民の生き残り。
別の惑星に潜伏して反撃の機会をうかがっていたものの、メンバーとして潜り込んでいたダーコンダの策略によってジリ貧の状態に追い込まれていた。
スペースレンジャーの活躍でダーコンダが撃退されてからは新装備を開発してレンジャーをサポートしたが、最終章では同盟に敗れ、降伏を余儀なくされてしまった。
・ニンジャ・タートルズ
ご存じ、ニューヨークの下水道に住むミュータント忍者達。
アストロネマに洗脳され、アストロメガシップに潜り込んで破壊工作を行ったが、最後は正気を取り戻してレンジャーと共闘した。
放送当時に同じ局で放送されていた実写ドラマ『Ninja Turtles The Next Mutation』からのゲスト出演であり、お馴染みのレオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロに加え、同作オリジナルの女性キャラ、ビーナス・ド・ミロも登場した。
後にタートルズはBOOMスタジオのコミックにて再びパワーレンジャーとコラボし、そちらではなんとレンジャーへの変身も果たしている。なおビーナスは…
・エイリアンレンジャー(忍者戦隊カクレンジャー)
・ゴールドレンジャー(キングレンジャー)
・ブルー・センチュリオン(シグナルマン)
最終章にて登場。
同盟の総攻撃を迎え撃つが、圧倒的な戦力差の前に成すすべがなく、次々と敗れていった。
●地球人
・バルク
お馴染みの名脇役その1。
スカルと共にフェノーメナス博士の研究助手に就職したが、胡散臭い研究に振り回されては酷い目に合うのが毎度のパターン。
物語がスペースオペラに移行したため、過去作と比べて出番が減ったが、最終章では絶望して弱音を吐く市民たちを「彼らは絶対に負けない、レンジャーを信じろ!」と叱咤し、更にアストロネマの「レンジャーを差し出さなければ地球を破壊する」という言葉にもひるまず、ブルーレンジャーを名乗って抵抗。
そしてその後現れた本物のスペースレンジャーや他の市民と共に戦闘員部隊に立ち向かった。
スカル
お馴染みの名脇役その2。
過去作ではバルクの足を引っ張ることが多かったが、本作ではバルクと共にフェノーメナス博士へのツッコミ要員を務めることが多くなった。
最終章ではバルクに続いてブラックレンジャーを名乗り、アストロネマに抵抗した。
・エリオット・フェノーメナス博士
宇宙人を研究する胡散臭い科学者。
その辺のありふれたものを「宇宙人に違いない」と決めつけては酷い目に合うのがお決まりだが、時々有能な面も見せる。
最終回では自身もレッドレンジャーを名乗り、アストロネマに抵抗した。
・アデール・ハガーソン
スペースレンジャーが地球でよく訪れていたレストラン「サーフ・スポット」の店主。大柄で愛想のいい黒人女性。
中盤からはほぼ登場しなくなったが、最終章では上記の3人に続いてピンクレンジャーを名乗り、アストロネマに抵抗した。
●ヴィラン
・ダーク・スペクター
怪獣のような姿を持つ、悪の同盟の指導者。
組織の運営はアストロネマに任せているが、外見とは裏腹に知能は高く、一貫してパワーレンジャーを始めとした善の勢力に対して優勢を保ち続けた。
サイコレンジャーにエネルギーの殆どを奪われ弱体化しながらも全宇宙への総攻撃を開始したが、地球に向けて撃ち込む予定だった惑星破壊ミサイルをダーコンダに奪われて自分に撃たれ、最後の力を振り絞って彼を道連れにしてから絶命。
・アストロネマ
ダーク・スペクターの腹心の部下であり、本作のメインヴィラン。
アンドロスと共に縦のシナリオを牽引する人物であり、その数奇な運命から非常に高い人気を誇る。
・エクリプター(ユガンデ)
アストロネマの副官。
元々はアストロネマの育ての親だったが、彼女の中に悪の指導者としての素質を見出したことから、自身はあえて部下として付き従うことを選んだ。
アンドロスとの関係を知ったアストロネマが同盟を抜けようとした際はダーク・スペクターを裏切ってレンジャーに手を貸し、その後アストロネマ共々洗脳改造を受けてからも彼女に忠誠を誓い続けた武人の鑑。
本作の敵キャラの中ではアストロネマと並んで人気が高く、27話のダーコンダとの一騎打ちは本作屈指の名勝負として名高い。
因みに、あるエピソードのEDではスーツアクターの素顔が思いっきり映っている。
・ダーコンダ(ギレール)
「宇宙一の情報通」を名乗る傭兵。
9つの命を持っており、何度倒されても復活してしつこく立ち塞がってきた。
宇宙の支配者の座をひそかに狙っていたが、ダーク・スペクターには腹に一物抱えていることを見透かされていた。
・エルガー(ゼルモダ)
前作からの続投キャラ。
宇宙海賊からの出向要員としてアストロネマ配下になったが、やはり余計なことを言っては罰せられることが多い。
・ディバトックス
前作でもお馴染みのディバおばさん。本作では準レギュラーとして登場する。
パワーレンジャーを倒したのにアストロネマより地位が低いことに不満を抱いており、何かと彼女へのウザ絡みを繰り返したが、当の本人からは歯牙にもかけられていなかった。
最終章ではエイリアンレンジャーを物量差で圧倒したが、ゾードンの大浄化によって元のインクィリス星人の姿に戻った。
・サイコレンジャー(邪電戦隊ネジレンジャー)
アストロネマが生み出した悪のレンジャー。戦闘能力ではスペースレンジャーを上回るがチームワークは劣悪。
大胆なアレンジの多い本作では珍しく、設定や活躍の殆どが本家ネジレンジャーと一致しており、戦闘シーンも流用が多い。
こちらでも高い人気を獲得し、後年になって何度もフィギュア化を果たしたり、彼らを主役にしたコミック「ザ・サイコパス」もリリースされ、更にそちらでパワレンオリジナルのグリーンサイコレンジャーまで登場するなど優遇されている。
・クァントロン
アストロネマ配下のオリジナル戦闘員。
銀色の鎧を身に纏い、三日月状の剣を武器とする。
アンダースーツは黒とグレーの二種類がある。
戦闘機「ヴェロシファイター」に搭乗して空中戦を繰り広げることもあり、最終章ではメガウインガーを破壊した。
・ピラナトロン
前作から続投となるオリジナル戦闘員。
時々クァントロンに交じって登場しており、最終章でも車に乗って逃げ惑う市民を追い立てていた。
◆レンジャーの装備・戦力
・アストロモーファー(デジタイザー)
KO-35で開発された変身ブレス。
使い方自体は原典と同じだが、こちらでは過去作でもお馴染みの通信機リストコミュニケーターがあるため、変身以外で使われることはそれほどなかった。
変身バンクはメガレンジャーのものをそのまま使いまわし、「MEGA〇〇 READY」の文字は上から「MORPHING COMPLETE」の文字を重ねることで誤魔化している。
変身時の掛け声は「Let's Rocket!」(レッツ・ロケット)*3。
物語終了後はアストロメガシップに封印された。
・アストロブラスター(メガスナイパー)
初期メンバーの共通武器。
普段はメンバーのロッカーに収納されており、生身で使われることもあった。
・スパイラルセイバー(ドリルセイバー)
レッドレンジャーの専用武器で、ドリル状の長剣。
チーム結成前からの愛剣であり、ある意味アンドロスの孤高ぶりを象徴する武器と言えなくもない。
・ルナランス(メガロッド)
・アストロアックス(メガトマホーク)
・スタースリンガー(メガスリング)
・サテライトスタンナー(メガキャプチャー)
T.J.達4人の個人武器。
クアトロブラスター(マルチアタックライフル)に合体する。
・ギャラクシーグライダー(サイバースライダー)
初期メンバーが乗り込むホバーボード。
宇宙がテーマの都合上惑星間の移動が多いためか、原典と比べると移動手段としての出番がかなり増えている。
・メガタンク(デジタンク)
アンドロスが開発した特殊装甲車。
出番は少なめ。
・バトライザー(バトルライザー)
デルタメガシップのコントローラーを兼ねるブレス。
本作では完全なアンドロスの専用装備であり、更にボタン03を押すことでレッド・バトライズド・レンジャーに変身出来る。
・レッド・バトライズド・レンジャー
レッドレンジャーの強化形態であり、シリーズ初のバトライザー。
・デジモーファー(ケータイザー)
シルバーレンジャーの変身アイテム。
やはり変身バンクは日本の流用で、音声も同じ。
ゼインが目覚めた直後はパワーが十分に戻っていなかったため、1分半しか変身できなかったが、雷を直撃させる荒療治で無理やりパワーを回復した。
・スーパー・シルバライザー(シルバーブレイザー)
銃と剣を使い分けられる、シルバーレンジャーの専用武器。
・シルバーサイクル(オートスライダー)
シルバー乗り物。
モノは原典と同じだが、こちらではバイク形態が基本形態とされている。
・ギャラクティック・ローバー
シルバーレンジャーが乗り込む、本作オリジナルのスーパーカー。
劇用車はあまり似ていないが、玩具は『鳥人戦隊ジェットマン』のジェットストライカーのリデコ。
◆メカニック・巨大戦力
・アストロメガシップ(メガシップ)/アストロメガゾード(ギャラクシーメガ)
アンドロスが所有する宇宙船であり、レンジャーの拠点。
アストロメガシャトルと合体することでメガゾードになる。
話数入れ替えによって後半にもそれなりに活躍した。
・アストロメガシャトル(メガシャトル)
T.J.達が地球から乗ってきたスペースシャトル。
地球製の本機がKO-35製のアストロメガシップとなぜ合体できるのかは劇中でもはっきりしておらず、アルファは「ゾードン様のお導き」とコメントしている。
・デルタメガシップ/デルタメガゾード(デルタメガ)
ファントムレンジャーから託された宇宙船。
アストロメガゾードと合体し、アストロデルタメガゾード(スーパーギャラクシーメガ)となる。
・メガビークル/メガボイジャー
ゾードンが万一に備え、切り札としてある惑星に隠していたメガゾード。
原典と同じくレンジャーの最強戦力として活躍したものの、最終章目前にタンケンシュタイン(グランネジロス)の自爆攻撃によってバラバラにされてしまった。荒野に転がるメガボイジャーの生首というショッキングな光景は終盤のハードな展開の象徴。
・メガウインガー
KO-35のレジスタンスがゼイン用に開発したマシン。
メガゾード形態に変形し、ウイングはメガボイジャーに装備出来る。
Let's 追記・修正‼
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- 日本語吹き替え版TTFCで配信してほしい -- 名無しさん (2022-10-16 07:28:59)
- 学園ものやりまくってマンネリ化してたのに、よりにもよって本家新作が学園ものだったのって、向こうのスタッフも難儀したろうな -- 名無しさん (2022-10-16 10:03:35)
- 子供のころ見ていたがメガレンジャーとは別の魅力があって面白かった -- 名無しさん (2022-10-16 13:41:15)
- 地味に最終盤の展開、ヒーローと市民の関係性がメガレンジャーと全くのド真逆なのよね -- 名無しさん (2022-10-17 18:57:44)
- ゼインの吹き替えの声が、まんまメガレンジャーの瞬で驚いた。 -- 名無しさん (2023-05-30 10:53:48)
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*2 『ターボ』ではレンジャーが変身能力を失うより先に捕獲されたため、あちらで予備モーファーが使われなかったことも不自然ではない
*3 「行くぞ」という意味の「Let's Rock!」とロケットをかけたシャレである
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