登録日:2022/06/05 Sun 17:02:55
更新日:2024/06/20 Thu 10:05:28NEW!
所要時間:約 6 分で読める可能性がありそうです
▽タグ一覧
ロックマンx イレギュラーハンターx ブーメル・クワンガー クワガタムシ ブーメラン 兄 いずみ尚 レプリロイド イレギュラー イケメン 時空の斬鉄鬼 ブーメランカッター
私達は戦う以外にありません!
さぁ、行きましょうか!
ブーメル・クワンガーとは「ロックマンX」「イレギュラーハンターX」に登場するボスキャラクターである。
異名:時空の斬鉄鬼
CV:いずみ尚
【概要】
第17部隊に所属していたクワガタムシ型レプリロイド。気分屋で残忍な性格。
人間はおろか並のレプリロイドですら視認できない速さで移動することができ、上記の異名で呼ばれるようになった。
「こっちの方が楽しそうだから」という短絡的な理由でシグマの反乱に参加した後は都市のシンボルとなるはずであったタワーを占拠し、要塞に作り替えた。
「ロックマンX3」に登場するボスの1人「グラビティー・ビートブード」は彼の弟にあたり、クワンガーを倒したエックスを激しく憎悪…というより
厳密には面白半分で反乱に参加した兄の自業自得なのは本人もわかってはいるのだが
それでもやはりかけがえのない肉親の死は、そうそう受け入れられるものでなく
そういう意味では一番憎悪しているのは「兄の死は兄自身の因果応報」と割り切って考えられない自分自身という
シリーズトップクラスに後味が悪すぎる哀しき悪役である。いいヤツ過ぎるだろ
イレハンXでは一転して、正義や悪という概念を持たず常に中立な立場から状況を分析する頭脳派な性格で、シグマの真意を読み取ってレプリロイドの未来のために反乱に参加した。
エックスのことは「ただのB級ハンターではない」と高く評価しており、また彼の中に秘められた可能性に気づいている節がある。
VAVAのことは実力は認めつつも、エックスには敵わないことは遠回しに告げている。
戦闘中は「あなたのスペックを見せてもらいますよ」というセリフに始まり、相手を試すような言動が目立つ。ここで負けると「ふむ…」と呆れて立ち去ってしまうが、撃破すると「この力は…っ!」と予想外の強さに驚愕
しながら爆散する。
再生版は開始時こそ「おお、やあ…」と無気力なものの撃破時はやはり驚愕しながら爆発する。
【ボスとして】
高速移動や瞬間移動といったスピード重視で攻めてくるボス。
しかし通常バスターでも怯ませられる上に防御力もペンギーゴと並んで低いため、比較的倒しやすい相手でもある。
イレハンXではダッシュ中には怯まなくなったため多少強化され、こちらもダッシュができないとそれなりにキツくはなっている。
…表向きは。少なくとも正攻法では。
実際は突進中に技を当てず、飛び越して背後から撃つと怯ませることが出来、さらにもっさりした動作で振り返ってから再度突進してくるため、バスターであっさりパターンにハメる事が出来る。この攻略法を使う場合は特にフットパーツが無くても問題は無く、VAVA使用時も共通して通用する攻略法となる。
地味に頭部の角(ブーメランカッター)のデザインが変更されている。
弱点はランチャー・オクトパルドから入手する「ホーミングトーピード」
追尾系の武器なので当てやすく、姿を消している間でもヒットする。
【技】
- ブーメランカッター
頭部の角をブーメランのようにして投げつけてくる。
当然投げたブーメランは弧を描いてクワンガーの元に戻っていく。
- デッドリフト
角でエックスを挟み、天井にぶつけてダメージを与える。
- ダッシュ
こちらに向かって突進してくる。
途中で止まりながら突進するパターンと、止まらずに突っ込んでくるパターンがある。
また、途中でテレポートしてくる場合もある。
- テレポート
瞬間移動しながらこちらを翻弄してくる。
これでもし背後をとられるとデッドリフトに移行する。
【入手武器】
- ブーメランカッター
弧を描いて飛び、戻ってくるカッターを投げる。
最大3連射でき、アイテムに触れるとそれを回収してくれ、壁も貫通する。
また、敵に当たらずに戻ってくると消費したエネルギーも戻る。
チャージすると4方向にカッターを飛ばす。
スティング・カメリーオの弱点で、天井にいる彼を叩き落とすことができる。
また、ランチャー・オクトパルドとバーニン・ナウマンダーに当てると部位破壊し、行動が変化する。
GBC「ソウルイレイザー」ではこの2体が登場し前者は部位破壊も可能なのだが、クワンガーが未参戦という事もあってか、シャイニング・タイガードのレイクローで部位破壊が出来る様になっている。
VAVAモードではカッター系兵装(メタルクレセント)が入手できるようになり、他にもミサイル系のロストラム、キャノン系のファットボーイ、エネルギー弾系のスタボーンクロウラー、バーナー系のバーニングドライブを入手できる。
カッター系兵装の中にはVAVA版ブーメランカッターともいうべきクイックホームシックも存在するのだが、クワンガーステージにはこの兵装が無いと入手出来ない強化パーツも存在しているため、プレイヤーの強化が目当ての場合は、最低2回はクワンガーステージに入る必要がある。
【漫画版での活躍】
《岩本版》
退屈な優等生時代と違って毎日楽しくてしょうがないですよ
岩本先生の漫画版では最後に戦うボスとして登場。
残酷な性格で、数多くのイレギュラーを斬首刑してきた。
シグマの本拠地へ向かう途中のエックスを破壊兵器と化したタワーの中で待ち受け、彼と激突。その際、タワーから放たれた衝撃で幼い少女が消し飛ばされるシーンが挟まれ、周囲の街が跡形も無く消し飛んでいる。
レプリロイド離れしたスピードで圧倒するも、エックスはそのからくりを見抜いた。
実は自らの頭脳をタワーの巨大コンピューターに移しており、頭脳と体が別々になることで身体機能が上がっていたのだった。
だがコンピューター自体もチャージバスターすら弾く程に頑強であったため、エックスはタワーのエネルギーケーブルに自分のバスターを強引に接続。
それにより超強化されたバスターでクワンガーをタワー上部ごと消し飛ばしたのだった。
ただしそれは「日本を吹き飛ばす程のエネルギー」であったため、その代償でバスターはぐしゃぐしゃに破損。それでも戦いに赴こうとする彼を人々はこう呼んだ。
人類が存亡の危機になった時に現れる伝説のレプリロイド『ROCKMAN(ロックマン)』と……
「ロックマンX2」では正式に本人としての登場ではないものの、8ボスの一人であるメタモル・モスミーノス戦に登場する幻影の中でも一際目立っており、半壊したゾンビのような姿で「お久しぶりです」とエックスの前に現れる。
その後他のそれまで倒してきたボス(の幻影)と共にエックスを攻撃する際は五体満足の姿で出てくるが。
「ロックマンX3」編では弟のビートブードが彼の残骸を集めて復活した。
だが完全なボディではなかったため(下半身がなくブーメランカッターを投げることしかできない)、ゼロを捕らえ彼の体にクワンガーを意識を移そうとするが失敗。
最終的にクワンガーの怨念がビートブードのブラックホールに乗り移り街を襲うも、クワンガーの時と同様ビートブードの戦艦のエネルギーを供給したエックスのバスターでブラックホールは消滅した。
なおビートブード自身は、兄がイレギュラーとして破壊されたのは自業自得だったと自覚してるものの弟としての兄への想いの強さと、部下として隊長であるエックスへの尊敬が入り混じった複雑な心境を抱いており、メンタル的に非常に不安定な状態にあったため、この回の敵は実質クワンガーの亡霊のような展開となっていた。
《池原版》
池原版『イレギュラーハンターロックマンX』においては、VAVAの誘いに乗らずイレギュラー化しなかったハンターの一人として登場。
Xと同じ17精鋭部隊の先輩として、同部隊の仲間だったもののイレギュラー化したスパーク・マンドリラーの処分を言い渡されその任に就き優位に立つものの、そこに乱入してきたアイシー・ペンギーゴとの2対1の状況となり敗北。
マンドリラーはXに倒され、ペンギーゴも敗走していったが、自信を失ったクワンガーはイレギュラーハンターを脱退して行方をくらませる。
その後、Σの反乱に際して再登場。
反乱を起こしたΣに便乗し、イーグリード、アルマージと共にXとZEROに襲い掛かる。
Xからは「クワンガーさんは良い人だと思っていたのに…」と説得されるものの聞く耳を持たず、
最終的にはショットガンアイスで凍らされ、ゲーム版でも弱点であるホーミングトーピードで破壊された。
【余談】
- 頭のカッターを飛ばすという攻撃が「ロックマン」時代に登場したカットマンに似ている。もしかしたらクワンガーは彼のデータを元に作られたのかもしれない。ちなみにX1におけるボスラッシュの登場順もカットマンと同じく一番手である。
ここまで追記・修正してくるとは…
やはり、シグマ隊長の仰るとおり、あなたには可能性がありそうです。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,8)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 兄がブーメランで弟がブラックホールという物凄い格差。本人達はどう思ってたんだろうか。 -- 名無しさん (2022-06-05 18:45:03)
- 神ステージBGMの持ち主 -- 名無しさん (2022-06-05 18:48:34)
- ↑2兄は高速移動で弟は鈍重。一概にどっちが強いってことはないと思うけど。 -- 名無しさん (2022-06-05 21:27:33)
- 機械なら後から作られた奴のがスペックとか機能とか上回るのは自然だよね、ドラミちゃんとか -- 名無しさん (2022-06-05 22:11:06)
- ロックマンXのTASだとボスラッシュスルーで最終的に生存することが多いの草 -- 名無しさん (2022-06-06 01:01:46)
- 一番↑案外高速移動のカラクリに重力操作の技術を使ってるのかもよ? -- 名無しさん (2022-06-06 09:17:43)
- クワンガーがデッドリフトでビートブートのブラックホールに投げ込むみたいなコンビプレーもあったのかもね -- 名無しさん (2022-06-06 17:46:56)
- 異形の動物メカという佇まいがほとんどのX8大ボスの中ではスタイリッシュな雰囲気の造形が異質な印象 -- 名無しさん (2022-06-10 01:57:08)
- 見た目細身だけどデッドリフトできる位には力あるんだよな エックスは57キロと軽いけど -- 名無しさん (2022-06-21 16:38:35)
- 「面白そう」という理由だけで人類の敵になった結果倒されてそれがキッカケで弟の人生も狂わせたと考えるとSFC版のクワンガーって結構な毒兄だよね…(ビートブードはクワンガーの件さえ無ければエックスの強さに憧れる忠実な部下だった) -- 名無しさん (2022-06-30 12:17:36)
- イレハン版でも「戦わなくてはいけないのか」というエックスに「こんなに楽しい戦いはめったにあるものではない!」と返しているからSFC版と根っこの部分は同じな気がする -- 名無しさん (2024-03-10 21:59:57)
#comment(striction)
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧