登録日:2021/11/10 Wed 22:29:10
更新日:2024/06/06 Thu 13:56:26NEW!
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マクロスδ マクロス ヒロイン 行き遅れ ワルキューレ 鈴木みのり フレイア・ヴィオン 赤 歴代マクロス歌姫 残念な美少女 林檎娘 ウィンダミア人 行きずりの関係 覚悟するんよ! 「あなたから歌を取ったら何が残るの!ルンと林檎だけでしょ!違う?」 いつかこの声が果てるその日まで 歌うことは生きること ルンピカ
ウィンダミア魂を見せちゃるかんね!
『マクロスΔ』のメインヒロイン。
よく間違えられるが、「フレイ"ヤ"」ではなく「フレイ"ア"」である*1。
プロフィール
名前:フレイア・ヴィオン (Freyja Wion)
性別:女性 (ウィンダミア人)
生年月日:2052年11月3日
年齢:14→15歳
身長:154cm
好きなもの:リンゴ・歌うこと
苦手なもの:銀河サバ*2
好きなバルキリー:VF-31J ジークフリード
CV:鈴木みのり
概要
銀河辺境のブリージンガル球状星団にある惑星の王政国家であるウィンダミア王国…の田舎の農村レイヴングラス村出身。
天真爛漫な性格と大胆な行動力の持ち主で、三河弁に近いイントネーションの訛りで喋る。口癖の一つは「ゴリゴリ」*3。
両親はすでに亡くなっている。
ウィンダミア人なので高い身体能力を持つが*4、ダンスは苦手。
『銀河を導く歌姫』ではダンスの得意なハヤテとダンスの特訓をする場面もあった*5。
また練習よりも現場で力を発揮できる典型的な「本番に強いタイプ」でもある。
14歳らしい子供らしさもあるものの平均寿命30年のウィンダミア人にとって14歳で未婚は行き遅れも同然であり、
村長含めた村人たちからリンゴ農家の次男坊との“婚約”までセッティングされたレベル*6。
フレイア本人曰く「14にもなってふらふらしとるなんて許さん! 林檎農園の次男坊と結婚しろ」と言われたとか。
おかげでここ2、3年は誕生日が村長からのその手の話ばかりですっかり日にちを忘れていたほど。
独立戦争によって地球文化に対する規制が進む情勢の中、かつてウィンダミアに来ていた地球人*7から渡された携帯端末から流れる、
リン・ミンメイ、FIRE BOMBER、シェリル・ノーム、ランカ・リー…そしてワルキューレの歌声に魅了される*8。シャロン含めた他の面子のことは一旦置いておこう…
独立戦争以降、民間人の出入りに厳しくなったウィンダミアではあったが、上述した生活に終わることを良しとしなかったこともあり、
憧れのワルキューレのオーディションを受けるために貨物船に密航し、故郷であるウィンダミアを飛び出していった。
TVシリーズでの経歴
行き先を間違えて惑星アル・シャハルに到着し、ハヤテ・インメルマンと出会い紆余曲折を経て意気投合。
更にΔ小隊のミラージュ・ファリーナ・ジーナスとの遭遇で有頂天になった所で、ヴァ―ルシンドローム*9に巻き込まれる。
ハヤテと共に逃げ惑う中、ワルキューレに合わせて「いけないボーダーライン」を歌ったことで、ワルキューレからも”自分たち以外にヴァ―ルを鎮静化させる歌姫がいる”と認識された。
一次オーディションに未登録であったが、美雲・ギンヌメールに才能を見出されたこと、ハヤテ・ミラージュの口添え、
アル・シャハルでの実績もあって惑星ラグナで行われた最終オーディションに特例で参加。
さらに特別試験も実行され無事合格を果たし、晴れてワルキューレ5人目のメンバーに選ばれた。
その後のレッスンでは伸び悩むも、Δ小隊の研修に乗り切れないハヤテと話すことで元気を取り戻す。
そしてメンバーの計らいでハヤテの試験の様子を映像で見せられたことで自分が何のために歌うのかを自覚、
フォールドレセオウターのアクティブ化に成功した。
ランドールでのデビューライブと時を同じくしてウィンダミアが新統合政府に対して宣戦布告。
空中騎士団からは「裏切り者」と言われ、統合側からは「スパイなのではないか?」という嫌疑の目を向けられるが、
仲間達の支えもあり決意を胸に抱いて歌い続ける。
当初はハヤテのことはルンの直視を嫌がるくらいで異性として意識はしていなかったものの、
ハヤテとジークフリードに同乗したあたりから徐々に意識し始め、惑星ヴォルドールでの戦闘時にフォールドレセプターの共鳴を経験して意識が明確になり、
メッサー関連でミラージュと行動を共にするようになったハヤテを見て好意を自覚する。
そしてウィンダミア人としては人生の折り返し地点にあたる15歳の誕生日。
ハヤテがプレゼントした人工雪に感動し、ルンを触られても意に介さずにハヤテを見つめ続けるほど、大きく気持ちを通わせるようになる。
その後の闘いの最中、フォールドレセプターの共鳴がハヤテの暴走を招く可能性が浮上してからは、
ハヤテを救うために歌うと自分もハヤテもダメージを受けてしまうことになるため、歌うことにジレンマを抱えてしまうが、
ハヤテやミラージュ・ファリーナ・ジーナス、ワルキューレメンバーの激励により迷いを振り切る。
そしてラグナでの最終決戦にて「星の歌」によって形成されたフォールドニューロネットに取り込まれかけるなかで、
ハヤテから告白され、躊躇するもミラージュから叱咤される形となって、自身も想いを告白した。
ウインダミアとの戦争終結後…自身の結晶化も進行してしまい、残された時間がさらに少なくなったことを憂うが、
ハヤテはそれでも添い遂げるを意思を伝えたため、フレイアもそれに応える形で物語は幕を閉じる。
ずっと一緒だ……
……覚悟、するんよ
劇場版での経歴
劇場版ではハヤテがすでにΔ小隊に所属しているため、ハヤテとの出会いは貨物船でヴァールに襲われていたところでとなる。
脚本家の言葉で表せばTV版は「ハヤテがフレイアに出会った」、劇場版は「フレイアがハヤテに出会った」形となる。
「激情のワルキューレ」では故郷の村が旧暦だったためオーディションの日付を間違えたことになっており、オーディションがすでに終わっていたが、
ハヤテが貨物船での出来事を報告したため、ケイオスにその才能を見出されワルキューレ新メンバー候補として迎え入れられることになる。
その後、アル・シャハルの遺跡にて美雲、ハインツと共鳴した際に右手に結晶化が生じてしまい、
最終決戦ではプロトカルチャーシステムが暴走するなかでハヤテたちのために命がけで歌ったことで結晶化が顔にまで広がるが、戦後はシステムが停止した影響か右手のみにまで回復する。
「絶対LIVE!!!!!!」ではウィンダミアで停戦記念ライブが開催されるなか、ハヤテから告白を受けるものの地球人との違いに悩んでいたうえ、
ヘイムダルとの戦闘が始まったことで再度結晶化が進行してしまい、自力で立つことも困難になったため、作戦から外されてしまうことになる……。
なお、亡命は重罪だが、ハインツのとりなしで問題なく帰省できている。
スーパーロボット大戦
『X-Ω』にてイベントで参戦。
過去の世界から来たシェリルとランカを目の当たりにした際に緊張のあまり立ったまま気絶したり、ティファとすぐに仲良くなってガロードから軽く焼きもちを焼かれたり、
劇場版軸の参戦では寿命の短さという共通点を持つレイ・ザ・バレルから一種の憧れのようなものを抱かれていた。
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▷ コメント欄
- 悲しいなあ -- 名無しさん (2021-11-11 20:32:15)
- 劇場版の最後は号泣してしまったよ -- 名無しさん (2021-11-13 01:46:20)
- ED後の最後のシーンが終わった瞬間「嘘でしょ…?」って思わず呟いてた。今までのマクロスヒロインの中でもとびっきりの"陽"属性だったから、メッサーが死んだ時以上の衝撃だった。 -- 名無しさん (2021-11-15 00:13:03)
- ああだこうだと言ったって、一流の悲劇よりも二流のハッピーエンドの方が望まれるものだ -- 名無しさん (2021-12-08 11:28:46)
- マクロスシリーズの設定的にマクロス世界の正史では消耗激しくて引退した(理由の公表なし)、くらいで済んでる可能性はなくもない······というかできればそうあって欲しい。 -- 名無しさん (2022-02-19 03:05:39)
- 女ハゲキという不名誉な称号 ひどいんよ -- 名無しさん (2023-02-12 21:56:34)
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*2 公式サイトの記述だが、本人インタビューでは苦手な物はないと言っていたり。
*3 これはレイヴングラス村の住民が普通に使っていたため、ウィンダミアの田舎の方言のようなものだと思われる。メタ的にはシリーズ構成の根元歳三氏が「リンゴ」の語呂から考えたもの。
*4 平均的にはマイクローン化したゼントラーディよりも身体能力が上とのこと。
*5 実はTV版でもダンスの得意なハヤテがフレイアに指導するというエピソードが考えられていたとか。
*6 漫画『銀河を導く歌姫』では本人が登場しており、幼馴染でありお互い満更でもない…少なくとも次男君の方は明確にフレイアに好意を抱いていたが、フレイアの覚悟を認め亡命をアシストしている。なお、そのあと次男君は別の女性と結婚している。
*7 後に明かされるが、その正体はハヤテの父ライト・インメルマンである。
*8 小説版ではミーナ・フォルテにも言及している。
*9 突如人間が理性を失い、周囲の人間に対し見境なく暴力を振るい始める奇病。本編開始の数年前から発生し始めており、これに対応するためワルキューレと護衛であるΔ小隊が編成された。
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