バイス/仮面ライダーバイス

ページ名:バイス_仮面ライダーバイス

登録日:2021/09/12 Sun 00:12:09
更新日:2024/06/03 Mon 13:53:59NEW!
所要時間:約 40 分で読めちゃうぜっ!



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バイス 仮面ライダーバイス 仮面ライダー 令和ライダー 悪魔 木村昴 仮面ライダーリバイス 永徳 マスク 濃すぎるキャラクター性 第四の壁 メタネタ 腹筋崩壊 公式が病気 そうはならんやろ 相棒 食人 メタ発言 本編より先に立った項目 もう一人の主人公 ウザキャラ ハイテンション 主人公 仮面ライダー主人公 目立ちたがり屋 やべーやつ 狡猾 恐竜 お調子者 頭のいいバカ 声優の本気 圧倒的存在感 ネタキャラ 悪知恵 主役ライダー 組体操 カナヅチ 木村昴の本気 守護霊 愛すべきバカ ラスボス ライダー怪人 怪人 怪人ライダー 善玉怪人 ラスボスのdnaを持つ者 声優ライダー 愛すべき悪魔? 五十嵐一輝 1人で2人の仮面ライダー ダークライダー? #ナイスバイス リバイと契約した、相棒の悪魔ライダー




全国のバイスファンの皆様、お待たせいたしました!


今から俺っちが超かっこいい姿を見せるから、SNSで拡散よろしく!


ハッシュタグ「#ナイスバイス」! ハハッ!




という訳で、追記・修正も頼m(ry


何勝手に終わらせようとしてんだよ!?どうせ項目立てるならちゃんと書け~!!


OH!一輝!相変わらずモ~レツだな~www!!!



???「濃いキャラ来たぁぁぁぁぁっ!!」




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この項目が面白かったなら……\#ナイスバイス/


[#include(name=テンプレ3)]









以下、真面目に解説。





相棒、失敗を恐れるなって…。


ここで動かなきゃ、一生後悔するぞぉ?



バイスとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』の登場キャラクターである。
本項目では、彼が変身する仮面ライダーバイスについても記載する。


CV木村昴





【概要】

本作のもう1人の主人公で、五十嵐一輝の体に宿る悪魔*1


その姿は黒をベースにした体「バイスボディ」と、仮面ライダーを思わせる青い複眼「バイスアイ」、長く尖った耳と白いオールバックを持つ。
また、口元を注意深く観察すると青いウレタンマスクを彷彿とさせる模様が描かれており、その上からクラッシャー(牙)のような線が描かれている*2
ちなみにこのマスクは着脱可能であり、その下に本当の口があるのだが、それを露出させて食事する姿は五十嵐家の誰もがドン引きする程の衝撃映像になっていたらしい(背を向けていた為、視聴者には分からずじまいだったが)。


下半身は普段は存在しておらず、一輝の体から上半身が伸びているかのようになっているが、レックスバイスタンプを一輝に直接押印して実体化した際には、黒い両足と自身のアイデンティティである長い尻尾を生やした姿となる。


物語開始前から一輝に囁き続けてきたが、第1話で遂に姿を現す。
そして、五十嵐一家も参観に来ていたフェニックスの入隊式におけるデッドマンズ襲撃の混乱の中、リバイスドライバーとレックスバイスタンプを手にした一輝と共に仮面ライダーに変身し、デッドマンを倒した事で以後一輝と不思議なバディを組む事になる。


なお、元々は名無しの権兵衛であり、「バイス」という名前はジョージ・狩崎が名付けた変身形態である「仮面ライダーバイス」の名前を気に入り、そのまま流用して名乗っているに過ぎない。
つまり、これまでの仮面ライダーで時折見られた「変身者が×××だから仮面ライダー×××*3」というわけではなく、
むしろそれとは逆に、「仮面ライダーバイスに変身する悪魔だからバイス」というわけである。



【人物像】

一人称は「俺っち」で、そのキャラクター性は四六時中やかましくて馴れ馴れしい目立ちたがり屋。
そのキャラクター性を分かりやすく伝えるために、敢えて別作品のキャラクターで例えるならば、『(ジーニーデッドプール映画版ヴェノムリューク)÷ジャイアン=バイス』*4
国内外問わず、色んな「濃い」キャラのごった煮。


留まる所を知らない底抜けにハイテンションかつ陽気な性格の持ち主。
常に何かに驚いたりしてはオーバーリアクションを取り、一輝相手にも低レベルな冗談やちょっかいを出すなどのウザ絡みで遊んでいる。


悪魔の性質上、普段は一輝の体から離れられない上に彼以外には姿は見えず、声も聞かれない事に加えて物に触れる事も出来ないなど、現実世界への影響力は皆無。
本人はそんな現状を窮屈に思っており、自分だけの肉体を欲しがっている。
だが、前作の『仮面ライダーセイバー』増刊号に先行登場した際にはユーリに視認されており、「悪魔なのにマスクをしてるなんて、変わった奴だなぁ…」と突っ込まれていた。
そして「光あれ。」を喰らった…が何ともなかった。


しかし、その分一度実体化すれば普段の鬱憤を晴らすかの如く暴れ回り、敵だけでなく周囲の建物も余波で破壊するなど、時に余計な被害も出してしまう厄介者。
しかも悪戯好きな面があり、そうして何かしらの方法で実体化しては一輝を困らせる行動ばかり取って彼を振り回し、その度にプロレス技を掛けられている
そんな自己顕示欲は戦いの最中でも表れており、技名を口にしたり、やたら決めポーズをしたがる姿を見せている。
加えてやたらと第四の壁を超えて視聴者に話しかけてくる一種のメタネタ要員でもあり、そのハイテンションぶりも相俟って視聴者の腹筋を頻繁に壊しに来る。


……と、ここまでならば癖こそあるものの愉快な奴だが、その好物は本人曰く[[人間。>アマゾン(仮面ライダーアマゾンズ)]]???「お前!アマゾンの匂いがするなァ……!」
その上、普段の馬鹿っぽい振る舞いに反し、悪魔らしく頭の回る狡賢さも備えており、第1話ではデッドマンズ襲撃のパニックの中で、家族が巻き込まれる事に焦る一輝を、
「愛しの母ちゃんを守る方法があるぜ!」「お前も見ただろ?あのバイスタンプを体に押して、俺っちをお前の体の外に出せ!そしたら俺っちがあいつらをぶっ飛ばしてやるよ!」などと唆してまんまと実体化。
だがいざ外に出るとデッドマンを数発殴っただけに終わり、あとは逃げ遅れた一輝の母・幸実をそのまま食い殺そうとした*5


このようにその本性は紛れもない悪魔そのものであり、一輝とはある意味常に牽制し合うかなり危うい関係を維持している。
ただし、実体化した際の戦闘能力は生身でも申し分ない上、悪魔は「宿主が死ぬと一緒に消滅してしまう」為に現在一輝本人に直接危害を加えるような真似はしておらず、戦力としては頼れるのがせめてもの救い。
また、何だかんだで一輝の事はそれなりに気に入っている様子。


加えて言うなら「悪魔」である都合上嘘がつけず、契約や自ら口に出した約束事は絶対のようで、
極力契約者の一輝に言質を取られないような言い回しを心がけてはその穴を突くような形で無軌道に暴れるという、イマジンに近い行動を取っていた。
が、第2話でその無軌道っぷりが祟って一輝を本気で怒らせてしまい、変身直後に「しあわせ湯」の浴場でボコボコにされた挙句、
メガロドン・デッドマンとギフジュニアの群れに対して変身せずに生身で挑んだ末に傷を負った一輝から、


俺と契約しろ…!!変身してほしければ、俺の言う事を守れ!


ん~……聞かなければ?


死ぬまでこのまま戦い続けてやるよ…。お前を道連れにしてな!


と脅迫されて遂に降参。
[[「分かったよ!俺っちの負けだ!!」>さようなら、ドラえもん(ドラえもん)]]「俺っちは、一輝の言う事を……守ります!」と宣誓し、その指示に従って戦っていく羽目になった。
上記のやり取りで『仮面ライダー電王』第4話における「『ごめんなさい』は?」「ぐぉぉめんなすぁぁぁい!!!」を思い出した視聴者もいたとか。
……とはいえ、内心ではその事に不満を抱いていたのか、映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』にてデビルライダー軍団に追い詰められた際、
「俺っちも悪魔なんで、仲間に入れて下さ~い!」と直前の「みんなに迷惑をかけないなら未来に行っても良い」という一輝との約束を破って裏切ろうとした事も*6
その後は本人なりに改心したらしく、一輝の意向で実体化出来るぐらいには信頼され、五十嵐家にも少しずつだが受け入れられつつある。



【能力】

先述の通りそのままではほぼ無力なバイスだが、ガンデフォン50を通す事により変身せずとも一輝以外の人物との会話が可能。
加えて悪魔の性質なのか、バイスタンプを押印した品物に憑依する事で、それを自由に動かす能力も秘めており、
劇中では自転車に憑依してバイク並みの速度で爆走したり、スマートフォンに憑依して証拠動画を撮影するなど、要所要所でその力を発揮している。
他にも他者の脳に入り込んでその真意を直接見る事も出来る。



【謎】

実はこのバイス、他の悪魔やデッドマンと比べても明らかに異質な部分が多い謎めいた存在である。


と言うのも、まず第1に他の個体に比べて自我が滅茶苦茶強い。
第1話時点で宿主となる人物に明確に接触していたのはバイスだけであった(後にカゲロウも形は違うものの、宿主に接触している)。
しかも、他の悪魔達がバイスタンプでデッドマンとして実体化した際には言葉も話さず本能のままに暴れ回るだけであるのに対し、彼の場合は他のデッドマンと戦う事や、幸実を食べるという確固たる目的意識の下に動いている点で明確に異なる。
加えて悪魔がデッドマンとして実体化する際の姿は、その為に使われたバイスタンプの種類に依存しているが、バイスの場合は実体化前の要素を色濃く残した姿で実体化している。


実際、一輝から前触れもなく突然姿を現した事について問われた際にも「ひ・み・チュ♡」とはぐらかしており、何やら秘密がある模様。


第25話にて、仮面ライダーベイルの襲撃で記憶を取り戻した一輝の口からある真実が語られた。
本編からさかのぼること18年前、父・五十嵐元太身体を乗っ取ったベイルの手により、しあわせ湯が全焼する程の火災に見舞われてしまう。
燃え盛る炎の中、ただ呆然と立ち尽くす当時5歳の一輝だったが、彼の目の前で家族の命が奪われんとするその時にバイスが誕生。


ヤッホー!
誰……?
フン…!お前、一番上のお兄ちゃんなんだからさ、しっかりしなきゃダメだろ?家族を守ってやんなきゃ。


……怖ぇのか?
俺っちと契約すれば、お前の代わりに家族を守ってやる。

“契約”?
うん。その代わり、記憶からなくなっちゃうけど、俺っちも誰にも言わねえから、いいよな?
……うん。
よーし!契約完了だ。ヘヘッ…!またいつか会おうぜ。おやすみ……。


そして上記の通り

  • バイスが一輝の代わりに家族を守る
  • 一輝からその記憶は消える
  • そしてバイスはこの事実に関して口外しない

という内容の契約を交わし、経緯は不明ながらベイルを追い払う事に成功すると、その後本編開始までバイスは一輝の中に潜り続ける事になる。
さらにジョージの口から明かされた、心臓にギフの細胞を埋め込まれた元太から生まれた五十嵐三兄妹がいわばギフの末裔であるという事実を踏まえると、
バイスが他のデッドマンと大きく異なるのは彼自身がギフの末裔たる一輝から生まれた存在である事、そして第1話の時点でバイスが確固たる自我を備え、一輝にだけバイスの声が聞こえていたのは幼少期に成立済みの契約を交わしていたからと考えられる*7


なお、東映特撮ファンクラブで配信された第25話及び第26話のオーディオコメンタリーによれば、18年前の時点でバイスは純粋に一輝や家族を救おうしていたが、
それから年月が経過する中で一輝自身の心に歪みが生じた結果、それがそのまま第1話と第2話における問題行動として表層化した事が明かされている。



【仮面ライダーバイス】



マジかよ…決まったぜ!



スーツアクター:永徳(変身前のバイスも兼任)


バイスが変身する仮面ライダーで、名前はそのまま「悪」や「罪」などの意味を持つ英語「vice」から。
また「vice」には「副」を意味する接頭語も兼ねており*8、相方の仮面ライダーリバイと合わせて「悪を修正する」という意味を持つ「リバイス(Revice)」となる*9
なお変身と言っても、バイス自身は先述の通りそのままでは物を持つ事すら不可能な関係で彼自身の意思で変身する事は出来ず、一輝のリバイへの変身に連動して姿を変えている。
加えてこの変身に伴って実体化し、現実世界への干渉も可能になる。


その姿はバイスの素体「バイスボディ」にヘルメット「ゲノメット」や各種装甲、ベルトを装着させたかのような格好となっている。
また、ゲノメットや各種装甲には縫い目のようなディティールがあり、まるでバイスが布製の着ぐるみを着ているかのような印象を与える。
加えて、ヘルメットの装着時でも素体の髪の生え際が見えている為にヘルメットの動物の牙のようにも見え、「バイスがその動物に食べられている」ような雰囲気もある。


全体的にマッシブな見た目通り、力強い格闘戦を得意とする。


元が人間態を持たない怪人とはいえ、「仮面ライダー」であるにもかかわらず素顔が露出したままであり、自力での変身も不可能という色々な意味で型破りなライダーであると言える*10


全形態共通の装備は「バイスマフラー」「ゲノテール」「バイスボディ」「バディバックル」
ゲノテールは繊細かつ敏感なバイスのアイデンティティであると同時に、戦闘時には悪魔との融合バランスを司る「ゲノムシフト」を生物由来のエネルギーに振り切る事で様々な形状に変化する。
バディバックルはリバイスドライバーからの力の供給を得てエネルギーと生物の能力に変換する「ゲノムレシーバー」を内蔵する重要な機関である一方で、
バイスマフラーは悪魔的カッコ良さの象徴としての単なるファッションという、何とも破天荒すぎる設定になっている。
そして自らの肉体であるバイスボディは人間とは比べ物にならない頑強さと柔軟性を備えており、防御力はかなりのもの。
にもかかわらずダメージを受ける原因について、テレビ朝日公式サイトにおける「レックスゲノム」の解説では「本人の気分によるところが大きいのではないか」という推測がなされている。
……要は[[「戦いはノリの良いほうが勝つ」>モモタロス]]ということなのだろうか。


他にも両腕は実体化を一時的に解除して物体の内部に突っ込んだり、どんな攻撃もすり抜ける他、両脚は形態を変える事で空中を浮遊する事も可能。
加えて複眼「バイスアイ」は人間には視認出来ない悪魔の存在を認識出来る他、その視力は人間に換算すれば驚異の8.6を誇る。


メタ全開の言動や演出も相変わらずで、必殺技で敵を倒した際にはカメラに向けて爆発までのカウントダウンを行うのがお約束。
なお、一輝/リバイも気分によってはバイスのカウントに合わせてポーズを取ったりする。


各形態はリバイのものと比べて最強生物側の要素が強く出ているが、一方でカラーリングについてはバイスの方がレジェンドライダーに近く、ゲノムによってはリバイよりも元のライダーが分かりやすい場合もある。


最終話ではバディバックルに変わってリバイスドライバーを装着し、各種ゲノムチェンジを行った。



装備

全てリバイとの共用の為、そちらを参照。



レックスゲノム



身長:199.8cm
体重:92.2kg
パンチ力:8.5t
キック力:29.9t
ジャンプ力:29.6m(ひと跳び)
走力:3.7秒(100m)



リバイスドライバーとレックスバイスタンプで変身する、仮面ライダーバイスの基本形態。
バイスタンプと同じくT-レックス(ティラノサウルス)がモチーフであり、ゲノメットの形はその頭部を模した「レックスゲノメット」となっている。


胸部装甲「レックスゲノブレスト」にあるシンボルマークからバイスタンプの力を引き出し、腕部「レックスバイスアーム」に備えられた装甲「レックスゲノブレイサー」や、
脚部「レックスバイスレッグ」に備えられた装甲「レックスゲノレガース」にT-レックスの力を供給する事で剛腕化・剛脚化を引き起こし、両手の爪にもT-レックスの牙の如き強度と鋭利さを与えて戦闘をサポートする他、
両肩の「レックスゲノショルダー」には相棒のリバイも守るとしての役割を担う大型の装甲が装着されている。


バイス由来の尻尾は「レックスゲノテール」に変化し、T-レックスを思わせる巨大な尻尾へと形を変えて相手を一網打尽に出来る。


頭部のヘルメット「レックスゲノメット」には広い視野角と、バイスアイとの併用によって索敵能力を発揮する両目「レックスゲノメットアイ」、優れた嗅覚で周囲の状況を把握出来る鼻「レックスゲノメットノーズ」に加え、
バイス自身の各種能力を向上させる機能や火炎放射の機能も備えている。


リバイがバリッドレックスゲノムにゲノムチェンジする際にもジャッカルゲノムの原案を酷評したせいで狩崎に強化形態を与えられなかったために*11引き続きこの姿で登場するが、
代わりにその変身で発生した卵の殻型のエフェクトをどこからともなく取り出した接着剤を使って工作したお手製の「バリッドシールド*12を装備している。
接着剤で継ぎ接ぎした有り合わせにもかかわらず、デッドマンの攻撃を余裕で受け止められる強度を持つ。


ちなみにバリッドシールドの正体はリバイ バリッドレックスゲノムの持つ防御機構。
マグネティックフィールドで制御し、分離・結合を繰り返して最適な防御陣形を構築するのが本来の用途だったのだが、初変身の直後にバイスが勝手にくっつけて盾に変えてしまったため機能不全に陥り、本来の用途では使えなくなった。
異様なまでの強度の正体は元々持っている結合機能が接着剤で後押しされたことによるもので、第14話以降はライダーシステム側が「バイス用の盾」として認識したのか、バリッドレックスへの変身に連動してバイスの手元に出現するようになった。


◆使用技
必殺技各種についてはリバイの項目を参照。

  • 悪魔式スクリュードライバー

相手を上下逆さまに抱えてジャンプし、そのまま急降下して地面に叩きつける。


  • 悪魔百あくまひゃく烈恐竜拳れっくすけん

クラウチングスタートからの猛ダッシュで相手に近づいた後、連続パンチを見舞う。


  • 著作権侵害斬り

リバイスラッシャーで連続斬りを放つ。
カメレオン・デッドマンが自身の姿に擬態した事に腹を立てたバイスが八つ当たり気味に繰り出した。


  • バイスバスター

相手の両股を手で掴んで頭上に逆さに持ち上げ、相手の首を自分の肩口で支えた状態で着地し、その衝撃でダメージを与える……というどっかで見たような関節技
地味に威力があるのか、この技を受けて放り出されたカメレオン・デッドマンは変身を解除された。



イーグルゲノム


俺っちカッコよ過ぎて、飛んでっちゃいそ~!



身長:200.0cm
体重:84.3kg
パンチ力:7.2t
キック力:22.3t
ジャンプ力:56.1m(ひと跳び)
走力:5.1秒(100m)



リバイスドライバーとイーグルバイスタンプで変身する派生形態。
仮面ライダーWの要素が色濃いリバイとは対照的に、鷲の意匠を前面に押し出した姿となっている。
ただし、追加装甲の右半分が緑、左半分がガンメタルになっている他、肩部装甲「イーグルゲノショルダー」の縫い目にもW要素が散見される。
胸部装甲「イーグルゲノブレスト」のシンボルマークは鷲のものに変化し、その力を腕部「イーグルバイスアーム」の装甲「イーグルゲノブレイサー」や、脚部「イーグルバイスレッグ」に備えられた装甲「イーグルゲノレガース」に供給する事で剛腕化・剛脚化を引き起こし、
イーグルゲノブレイサーについては羽ばたきと同時に上空からの落下速度の調節が可能。
また、イーグルゲノレガースの右半分側は行動速度を向上させる事で風の如く素早い動きを取る事が出来る。
両肩の「イーグルゲノショルダー」の左側はバイス自身の格闘能力を向上させ、これによりバディたるリバイの切り札と化す。


尻尾は「イーグルゲノテール」に変化し、ワシの力で敏感で繊細な感覚が強化されると同時に風見鶏よろしく風向計の役目を果たし、「バイスマフラー」もリミックス変身時に大空を舞うための翼に変化している。


頭部のヘルメット「イーグルゲノメット」は左右で能力が異なり、右半分は行動速度を向上させると同時にバイスの頭の回転を速くし、右半分は格闘能力を向上させると共に頭を石の如く硬化させる事で頭突きを放てるようになった。
また、鷲譲りの視力で高高度から悪魔を発見出来る「イーグルゲノメットアイ」、悪魔が相乗りした証となる額のアンテナ「イーグルゲノメットフィーラー」、頭部を保護するバンパー兼頭突きの破壊力を高める嘴「イーグルゲノメットビーク」も搭載されている。


マンモスゲノム


俺、バイスです。



身長:197.5cm
体重:105.8kg
パンチ力:12.9t
キック力:33.3t
ジャンプ力:16.9m(ひと跳び)
走力:4.3秒(100m)



リバイスドライバーとマンモスバイスタンプで変身する派生形態。
仮面ライダー電王の要素が色濃いリバイとは対照的に、マンモスの意匠を前面に押し出した姿となっている。
ただし、他の形態に比べるとソードフォームの電仮面をモデルにしたゲノメット「マンモスゲノメット」など、レジェンドライダー側の要素も割と強い見た目になっている。
そのマンモスゲノメットはバイス自身のテンションを急上昇させて最初からクライマックスの戦闘力を引き出す役目を担い、
マンモスの牙を模した「マンモスゲノメットホーン」で頭上の相手に対するカウンターを繰り出す攻撃力を獲得。
一方、「マンモスゲノメットアイ」は大きな耳と一体化した事で聴覚から得た情報を視覚化し、
同時にバイス自身の聴覚も鋭敏化されたものの、肝心な事は聞いていないため、その有用性には疑問符が付く。
なお、マンモスゲノメットの見た目だが、元のマンモスに比べて口が大き過ぎる関係で、マンモスと言うよりは化け物のような状態になっている。


胸部装甲「マンモスゲノブレスト」のシンボルマークはマンモスのものに変化し、
その力を腕部「マンモスバイスアーム」の装甲「マンモスゲノブレイサー」や、脚部「マンモスバイスレッグ」に備えられた装甲「マンモスゲノレガース」に供給する事で剛腕化・剛脚化を引き起こす。
また、マンモスバイスアームには巨大な盾「グレイシャシールド」が装備されており、2つを合わせる事で氷河さながらの防御力を発揮する。
加えて、マンモスゲノレガースは500tを超える重量物を支え、如何なる攻撃にも屈しない安定性を得ている。
この形態になるとバイスマフラーは泣く子の涙を拭くために使われ、「マンモスゲノテール」も手で物を扱うかの如き技量に加え、先端をフック状に変化させて釣りにも応用出来る


プテラゲノム


はい、到着でございま~す!



全高:175.1cm
体重:93.6kg
限界高度:150m(ひと跳び)
最高速度:210km/h



リバイスドライバーとプテラバイスタンプで変身する派生形態。
基本的には人型のままである他の形態と異なり、前後4つのローターで飛行するホバーバイクになっており、リバイがこの上に搭乗して移動手段として用いる。
テレビ朝日公式サイトによれば「バイスボディがプテラノドンの力を全身で表現した結果、仮面ライダーとしての重要な要素たるバイクに変化した」とされている。
バイスのゲノムチェンジは最強生物側のモチーフが強調されるが、こちらはかなり極端にプテラノドンに寄せられており、レジェンドライダー側のモチーフである仮面ライダーファイズの意匠は「フォトンストリーム」を思わせる赤色のラインを除けば皆無に近い。
強いて言うならバイクである事自体がオートバジン、或いは空中浮遊するバイクという事でジェットスライガーのオマージュとも取れる(バイクに変身する仮面ライダーと言えばむしろこの人この人だが)。


背面の「プテラゲノスパイン」にあるシンボルマークはプテラノドンのものに変化し、これによってプテラノドン由来の滑空能力を最大限に引き出す。
また、左側面の「オーインジェクター」にバイスタンプを直接押印する事により、バイス単独でのゲノムチェンジも可能で、短編映画『仮面ライダーリバイス』に先行登場した際には、リバイがプテラバイスタンプをバイスの胸部に直接押印する事で変形させていた。


ハンドルの部分にあたるゲノメットはプテラノドンの頭部を模しており、バイスの顔がこの下に配置されている。
なお、この状態では熱に弱くなるため、冷却効果が高い「スマート」な形状を取る事により、冷静な「ブレイン」を維持する形を取る。
移動の要である主回転翼「プテラゲノフローター」は、待機状態からの急速的な離陸やホバリングにおいて重要な役目を担う他、
遠距離戦用に前面には「プテラキャノン」が搭載されており、ここからフォトンによる光弾を放つ事が可能。
また、プテラゲノフローターの四隅には姿勢制御用回転翼「プテラゲノベクター」が配置されており、推力偏向による姿勢制御を利用した空中飛行やローターを回転させての攻撃を思いのままに行える。


ちなみにホバーバイクのベース機体は、日本の会社「A.L.I.Technologies」が本作開始後の2021年10月に正式発売した「XTURISMO」(実機値段7,770万円)。ある意味タイアップ商品とも言える。
…但し法整備の未発展により日本では私有地でしか運用出来ない事からCG要らずで空を飛べるのに本編中の出番もかなり少なく、A.L.I. Technologiesも開発費の赤字や上層部の混乱等から2024年1月に破産してしまった。


ライオンゲノム


ニャオ!



身長:198.1cm
体重:89.9kg
パンチ力:12.1t
キック力:28.7t
ジャンプ力:23.2m(ひと跳び)
走力:3.0秒(100m)



リバイスドライバーとライオンバイスタンプで変身する派生形態。
仮面ライダークウガの要素が強いリバイとは対照的に、ライオンの意匠を前面に押し出した姿となっているが、一部カラーリングに関してはリバイ以上に本家クウガに近い。


腕部「ライオンバイスアーム」及び脚部「「ライオンバイスレッグ」にはそれぞれ「ライオンゲノブレイサー」及び「ライオンゲノレガース」が追加され、
ライオンバイスタンプ由来の火炎操作能力を応用する事で両手の爪にを纏わせての攻撃や、キックと共に巨大な爪で相手を切り裂くなど、格闘能力が上昇。
また、マイティフォームを思わせる真紅の肩部装甲「ライオンゲノショルダー」に炎を纏わせる事により、自身が火球と化す程のショルダータックルを放つ事も出来る。
他にも「ライオンゲノテール」はライオン由来のしなやかさが付与された結果、で猫じゃらしの如く相手を引き付けられるようになった。


頭部の「ライオンゲノメット」には本家クウガの「コントロールクラウン」を彷彿とさせる「ライオンゲノメットクラウン」が備えられており、中央部に嵌め込まれた霊石の力を以て莫大なパワーの開放・制御やリバイとの連携を強化する役目を果たす。


メガロドンゲノム


目もサメちゃうカッコよさってか?



身長:206.5cm
体重:88.7kg
パンチ力:9.7t
キック力:26.8t
ジャンプ力:37.8m(ひと跳び)
走力:4.7秒(100m)



リバイスドライバーとメガロドンバイスタンプで変身する派生形態。
仮面ライダーディケイドの要素が色濃いリバイに対してこちらはメガロドンの要素が強く、遊泳能力を付与するゲノメット「メガロドンゲノメット」はディケイドの頭部にメガロドンの要素を組み合わせたような形状になっている。
基本的な部分はレックスゲノムと共通であり、乱暴な言い方をすれば被り物が変わっただけに過ぎないが、
両肩と両腕・両脚の装甲はマゼンタをベースにホワイトのアクセントが配置されており、どちらかというとディケイドライバーを思わせるカラーリングとなっているのが特徴。


遊泳距離を飛躍的に上昇させる腕部・脚部装甲「メガロドンゲノブレイサー」「メガロドンゲノレガース」に、浮き輪代わりとなる肩部装甲「メガロドンゲノショルダー」、高速回転させる事でスクリューとして機能する「メガロドンゲノテール」の他、
メガロドンゲノメットには深海でも視界を確保しつつ、水中でも痛みを感じない「メガロドンゲノメットアイ」や遊泳時の渦を減少して速度を上昇させつつ、嗅覚器の役目も兼ねる「メガロドンゲノメットフィン」が搭載されるなど、カナヅチであるバイスに遊泳能力を付与する事に特化している。
また、メガロドンゲノメットの上顎と下顎に備えられた牙「メガロドンゲノメットトゥース」はサメ同様、たとえ欠けても歯が生え変わるようにその部分を切り離して新たな牙が装填される。この能力を応用して、無数の牙を炸裂弾代わりに連続発射して攻撃する事も可能。


ジャッカルゲノム


うっそ~ん!俺っち板なの?ねぇ板になっちゃったの!?


お望み通り、速くてカッコいいゲノムにしてあげたよ~。



全長:91.4cm
体重:3.6kg



リバイスドライバーとジャッカルバイスタンプで変身する派生形態……なのだが、その姿は完全なスケートボードそのもの。
相棒のリバイ ジャッカルゲノムと異なり、最強生物側のジャッカルとレジェンドライダー側の仮面ライダーエグゼイドの要素はバイスボディの表面と裏面に描かれた「ジャッカルゲノメット」を除いて一切見受けられない。
元々は細身の体形になったバイスが原始人風の毛皮を纏ったようなイメージだったのだが、そのデザインをバイスが「う~わダッサ!」「だ~って、なんかもっさりしてね?全然速くなさそうだし~。そんなのなくても、俺っちと一輝に任せときゃ問題ねえって!」と酷評。
それに怒ったジョージがスネてジャッカルバイスタンプを渡すのを渋った挙句、その様子に呆れた若林優次郎の鶴の一声で再調整が行われた際に、当てつけとしてジョージ自身のマイブームを取り入れたこの姿に変更された。
またこれにより、前年の仮面ライダー最光 金の武器 銀の武器を超えて歴代最軽量のライダーとなっている。


上記のようにバイスボディの表面には「ジャッカルゲノメット」を被ったバイスの顔が描かれており、感情表現に合わせてイラストの表情もコロコロ変化する他、
周囲に設けられた「ジャッカルゲノエッジ」の鋭利さを活かしての体当たりや、雪上などにおける方向転換を行う事も可能。
また、ジャッカルゲノメットを被ったバイスの全身イラストが描かれた裏面には車軸「ジャッカルゲノトラック」と車輪「ジャッカルゲノウィール」が備えられており、
バイス自身の意志で方向転換しつつ、ジャッカル由来の走力と跳躍力によるスピードとジャンプ力を発揮する事が出来る。


ちなみに本来想定されていた姿の方は恐らくアクションゲーマー レベル1をモチーフとした原始人風の姿で、
バイス本体がリバイと同じ程度に痩せた上、ゴーグルの上にエグゼイド アクションゲーマーの顔がそのまんま乗っかっているという絶妙に手抜き感の漂う、バイスの形態とは思えないほど最強生物の要素が乏しいもの。
なお、身長213cm、体重86kgとリバイより大きく、走力は3.4km/hとなっている。


コングゲノム


ウッホ~!



身長:207.3cm
体重:121.5kg
パンチ力:20.1t
キック力:17.9t
ジャンプ力:20.1m(ひと跳び)
走力:4.1秒(100m)



リバイスドライバーとコングバイスタンプで変身する派生形態。
バイスのゲノムチェンジ形態の例に漏れず、バイスボディを始めとした四肢の各部位が通常時よりごつく変化するなど最強生物側であるゴリラの要素が強く出ているが、
カラーリングはベースステイツのものであるため、実はパッと見の印象はこちらの方が仮面ライダーフォーゼに近かったりする。


脚部「コングバイスレッグ」には「コングゲノレガース」が追加され、腕部「コングバイスアーム」に追加された「コングゲノブレイサー」と併用する事により、モチーフ元よろしく地面を叩きながら進む四足歩行術「ナックルウォーキング」で直線移動の難しい森林などでの機動力を高めている。
コングゲノブレイサーはリバイ側の「コングリバイパンチャー」同様、ロケットパンチとしての射出が可能。
また、肩部に装備された「コングゲノショルダー」により、パンチ攻撃を繰り出す際に発生する衝撃を吸収してして腕部の自壊を防ぐ役目を果たす。
更に尻尾は「コングゲノテール」となり、第3の腕と言えるほどパワーが強化された結果、カウンター的な隠し玉として機能している。


なお、東映公式サイトの「ジョージ・狩崎のゲノムラボラトリー」によれば、リバイと共通のロケットパンチ機構は元々フォーゼが使用するアストロスイッチの名前をごった煮にした「ジャイアントハンドロケットスタンパーモジュール」だったのだが、
あまりにも長すぎるために(恐らくフォーゼが搭乗するバイク「マシンマッシグラー」を元ネタとした)「パンチデマッシグラー」という正式名称に決定した経緯がある。


カマキリゲノム


へへへッ、ここからは……俺っち、オンステージ!



身長:207.6cm
体重:97.2kg
パンチ力:14t
キック力:15.7t
ジャンプ力:22.5m(ひと跳び)
走力:3.8秒(100m)



リバイスドライバーとカマキリバイスタンプで変身する派生形態。
頭部装甲「カマキリゲノメット」と、そこに備わった「カマキリゲノメットアイ」や触覚「カマキリゲノメットロッド」、腰から生えた羽「カマキリゲノキルト」など最強生物側となるカマキリの要素が強い一方、
肩部・脚部装甲の造形や「パルプアイ」と「リバーサルアーム」を一体化させたようなカマキリゲノメットアイの形状、そしてオレンジとブルーのカラーリングもあってレジェンドライダーモチーフが仮面ライダー鎧武である事がひと目で分かるようになっている。


相棒のリバイ カマキリゲノムと違って本形態専用の手持ち武装こそないものの、先述のカマキリゲノメットの恩恵により、「カマキリゲノブレイサー」を備えた腕部「カマキリバイスアーム」と、
本家鎧武の「ゴウライタイ」「シップウカ」を模した「カマキリゲノレガース」に覆われた脚部「カマキリバイスレッグ」から放たれる徒手空拳をメインとした仕様に特化している他、状に変化した尻尾「カマキリゲノテール」による斬撃も可能。
また、鎧武の「ダイスリーブ」を象った肩部装甲「カマキリゲノショルダー」を膨張させて相手の攻撃からリバイの身を守りつつ、
カマキリゲノキルトでもたらさせるダンスの如き身軽さとカマキリゲノメットロッドで強化された直感を発揮する事により、バイス自身も相手の攻撃を回避出来るようになった。


なお、テレビ朝日公式サイトによれば、カマキリゲノテールは先述の能力に加えて強敵に立ち向かう勇気を生み出し、バイスマフラーで口元を隠して「武術の達人のような雰囲気を醸し出す」という。


ブラキオゲノム


バイスタイム!



身長:209.1cm
体重:127.3kg
パンチ力:16.9t
キック力:41.6t
ジャンプ力:15.9m(ひと跳び)
走力:5.4秒(100m)



リバイスドライバーとブラキオバイスタンプで変身する派生形態。
ブラキオサウルスの意匠を前面に押し出した結果、コングゲノム同様にバイスボディを始めとした四肢の各部位が通常時より肥大化しているが、カラーリングに関してはリバイと比べて仮面ライダージオウに近い。


胸部「ブラキオゲノブレスト」からもたらされるブラキオサウルスの固有能力により、腕部「ブラキオバイスアーム」及び脚部「ブラキオバイスレッグ」を駆使した格闘技で戦う他、
相棒のリバイ ブラキオゲノムの肩部装甲「ブラキオリバイショルダー」から発生するマゼンタ色の波動を「フレックスアームガーダー」を模した腕部装甲「ブラキオゲノブレイサー」で受ける事により、空間そのものを揺るがす威力のパンチを放つ事が可能になった。
また、「オーバルライトテクター」を象った肩部装甲は性質や硬度の異なるアーマーが複数枚重なり合ってできた「ブラキオゲノショルダー」となり、これによって圧倒的な防御力の獲得に成功している。


「なんかいける気がするようになる」らしい頭部「ブラキオゲノメット」には相棒のリバイやモチーフ元のジオウを上回る360℃の視界を誇る「ブラキオゲノメットアイ」を備え、
その付近には「クロックブレードA」を模したアンテナ「ブラキオゲノメットハンズA」が設けられているが、その能力は「少し先の未来が分かる“気がする”」……という、ブラキオゲノメット共々ある意味バイスらしい何とも言えないものになっている。


コンドルゲノム

リバイスドライバーとコンドルバイスタンプで変身する派生形態。
映画『ビヨンド・ジェネレーションズ』に登場。
そのビジュアルは完全にイーグルゲノムの色違いで、右半身も紫を基調としたカラーリングに統一された左右対称の姿となっている。
劇中ではすぐにリバイスコンドルにリミックス変身したため、この姿で登場する事はなかった。


ネオバッタゲノム


[[いや、バイスじゃ~ないと!>飛電或人]]



身長:202.cm
体重:81.3kg
パンチ力:8.3t
キック力:39.7t
ジャンプ力:71.1m(ひと跳び)
走力:3.9秒(100m)



リバイスドライバーとネオバッタバイスタンプで変身する派生形態。
映画『ビヨンド・ジェネレーションズ』で初登場し、後にTV本編においても第22話で登場した。
仮面ライダーゼロワン ライジングホッパーをイメージしたヘルメット「ネオバッタゲノメット」の形状や蛍光イエローを基調とした追加パーツの存在もあって、カラーリングに関してはゼロワンの要素が色濃く出ている。


胸部装甲「ネオバッタゲノブレスト」によってネオバッタの能力が付与された結果、全体的にジャンプ力に特化したスペックを誇り、
脚部「ネオバッタバイスレッグ」の左足側に追加されたバッタの後ろ脚を模した装甲「ネオバッタジャンパー」の恩恵により、そのジャンプ力は相棒のリバイ ネオバッタゲノムをも凌ぐ程。
右脚側はというとレックスゲノレガースと同型の「ネオバッタゲノレガース」となり、尻尾「ネオバッタゲノテール」は落下の際の衝撃を緩和すべくバネ状に変形させる能力が備わっている。
また、そのジャンプ力を最大限に生かすべく、肩部装甲はジャンプの瞬間に合わせてバイスの体重を軽減する「ネオバッタゲノショルダー」となった他、
左腰には防御に加えて飛距離アップ用の姿勢安定装置「ネオバッタスタビアーマー」が追加され、バイスマフラーも本家ゼロワンが度々発生させる特殊な量子場を放つ蛍光イエロー一色の「NBバイスマフラー」に変化している。
他にも腕部「ネオバッタバイスアーム」の追加装甲「ネオバッタゲノブレイサー」は、ゼロワンのハイブリッドライズ時に分割されたホッパーマスクを模った形状となり、内蔵された視覚装置や超硬ロッドの力でよそ見でも相手の攻撃をいなす事が可能となる。


頭部には前述のようにライジングホッパーの頭部を模したネオバッタゲノメットを被っているが、バイスの髪の生え際のせいで仮面ライダーというよりは、牙を剥き出しにしたバッタの怪人然とした印象が強い。
このメットには真紅の複眼「ネオバッタゲノメットアイ」が設けられており、ジャンプ後の着地点や周辺情報の収集といった具合で超望遠能力を活用した機能を持つ一方、
肝心のメットそのものについては「インテリジェンスな雰囲気を醸し出す」というバイスらしくカッコつけた、機能と呼んでいいのか判断しかねるものになっている。


カンガルーゲノム


ベストマッチでちゅ~!



身長:不明
体重:不明
パンチ力:不明
キック力:不明
ジャンプ力:不明
走力:不明



リバイスドライバーとカンガルーバイスタンプで変身する派生形態。
てれびくん超バトルDVD『仮面ライダーリバイス コアラVSカンガルー!! 結婚式のチューしんで愛をさけぶ!?』に登場。


ゲノメットのカラーリングこそ仮面ライダービルド ラビットタンクフォームの要素があるものの、最大の特徴はカンガルーの遺伝子情報により縮小化したそのビジュアル。
より正確に言えば、小柄な体格におしゃぶりや前掛け、「~○○でちゅ」という言葉遣いなどからも分かる通り、その様は完全な赤ん坊そのもの。
だが、その体格を生かして狭い場所に入り込んだりする事が可能な他、劇中では自身と同じ体格のコアラ・デッドマンの子供相手にどうにか渡り合ってみせていた。


バリッドレックスゲノム


ええっ?ワーオ!!俺っちって超クール!


リバイスドライバーとバリッドレックスバイスタンプ、そしてボルケーノバイスタンプで変身する強化形態。
詳しくは個別項目を参照。


仮面ライダージャックリバイス


あぁ、いいねえ…。沸騰してきたぜ……!


リバイスドライバーとローリングバイスタンプで変身する強化形態。
詳しくは個別項目を参照。


仮面ライダーアルティメットバイス


イエ~イ!俺っちってやっぱ最強!


リバイスドライバーとギファードレックスバイスタンプ(サイドS)で変身する最強形態。
詳しくは個別項目を参照。



【余談】

  • 前作『セイバー』のデザストから続いて仮面ライダーシリーズ3人目の「人間態を持たない純粋な怪人が変身する仮面ライダー」でもある。
    もっとも、上述のように自力変身は出来ない、本編1話目から登場しているなどイレギュラーな面が多いが。

  • CVを務める木村氏は過去に『動物戦隊ジュウオウジャー』のボウリンゲンや、本作と同じく望月卓氏がチーフプロデューサーを務めた『宇宙戦隊キュウレンジャー』で各アイテム音声とナレーションを務めた経験があるが、仮面ライダーシリーズは本作が初出演となった。


  • 先述の通りバイスの好物は人間なのだが、現時点で彼が狙いを定めた獲物は一輝の母・幸美と弟・大二であり、その上幸実に対して後に「美味そう」と口にするなど、人間なら誰でもいいという訳ではなく、むしろ一輝の家族を狙って食い殺そうとしている節がある。
    その為、「実は一輝は『家族なんて居なければよかったのに』という思いを奥底に抱えているのでは?」という考察もある。

  • 本作はライダー構成がかなり特殊な作品だが、従来の枠組みに当てはめる場合は『リバイとバイスの2人で1号ライダー』という形で永徳氏が1号ライダーを担当したという事になる。
    そしてジャックリバイスでは……。



みんな~!ねぇねぇ?ねぇねぇねぇ?どっちがいいと思う?


えっ…?誰に話し掛けてんだよ?


いやさあ、追記・修正して良項目にした方が、絵的においしいよね〜?


ってあ~ッ!!ちょっと待って!まだ話の途中でしょうが!戻ってきてちょうだい!



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*1 今作における悪魔は、「人間誰しもが心に宿し、体内に飼っている魔物」と定義されており、元になった人間の意思が形になった思念体のような存在である。
*2 恐らく、新型コロナウイルスの感染拡大による世界情勢を反映したデザイン。「バイスもマスクをしているから、TVの前のみんなもちゃんとマスクをしようね」という遠回しの呼び掛けだろうか。
*3 怪人が変身する場合は特にこの傾向が強い。
*4 木村氏もその点は理解しており、それぞれを意識しながら演じているという。
*5 一輝との契約違反に思えるかもしれないが、バイス本人はあくまでも「ぶっ飛ばす」といっただけで、撃退する事までは言及していないので、非常に嫌らしい見方をすると契約は一応履行された事になる。一方でこの一件に関して木村氏は「煮えきらない一輝を焚き付ける為にわざとそうしたかも知れない」とも語っており、実際のところは不明。
*6 その後、神山飛羽真から「約束は破った側の方が辛い」と諭された事で裏切りを撤回しているが。
*7 ちなみにこの事は一輝がベイルに強制的に思い出させられた形のものであるため、口外しないという契約の違反にはなっていない。
*8 マイナビにおいてチーフプロデューサーの望月卓Pが語ったところによれば「バディ感を持たせたかった」との事(この辺りについて一輝/リバイの項目も参照)。
*9 なおリバイスの正しい綴りは「revise」で、「revice」は本作における造語である。
*10 「顔の一部が見えている」のであればライダーマンが、変身前の顔が丸見えとなっているのは量産型仮面ライダーマッハ/仮面ライダー純が挙げられる。ただし、量産型マッハの方にはマルチバイザーアイが存在するという相違点があるため、「顔が丸見えかつ隠す為の機能もない」という点ではバイスが初。
*11 狩崎はこう言っていたが、バリッドレックスゲノムは当初「悪魔の力に頼らないゲノム」を目指して開発されていたため、明言こそないが、そもそもバイス側の強化自体が想定されてなかったのが本当の理由と思われる。
*12 名称はゲーム『仮面ライダーバトル ガンバライジング』のオリジナル技「バリッドシールドスピンクラッシュ」より。

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