アグネスタキオン(ウマ娘 プリティーダービー)

ページ名:アグネスタキオン_ウマ娘 プリティーダービー_

登録日:2021/04/18 Sun 02:25:00
更新日:2024/05/27 Mon 10:40:42NEW!
所要時間:さあ、約 25 分で読みたまえ!



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ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 アグネスタキオン マッドサイエンティスト 河内洋 白衣 禁忌 怪文書 萌え袖 ギャップ萌え 求道者 やべーやつ 夢女子ホイホイ 栗東寮 先行バ 超光速の粒子 初期実装組 紅茶 トレセン学園高等部 虚弱体質 病弱 トラブルメーカー 悪の科学者 チームn あの日見た夢の先 天才 奇人 変人 駄々っ子 餌付け グランドライブシナリオリンク対象 コメント欄ログ化項目 agnes tachyon トレーナー狂人勢 迷探偵 探偵 糖尿病予備群 糖尿病寸前 甘党 ラプラスの悪魔 大泉洋 ゲーム ルート分岐あり キー君 上坂すみれ 高校生 顔芸 introduction : my body tach-nology チョコレート(豚丼) だぼ白衣 u=ma² トレーナー←君は最高のモルモットだァ! 超光速のプリンセス dr.マッドタキオン 多色発光させられるトレーナー クラシックディスタンス 黒の科学者 ウマ娘を辞めてヒマ娘 タキえもん おねだり上手 未だ見ぬ果てへ 光速の探究者 要介護系ウマ娘 アグネスタキオンの因子研究 可能性の徒 アグネスのやべーやつ←どっちもだろ? ナリタ←私はナリタじゃないねぇ!? 効率的休息法 衝撃の伝説。 lunatic lab 夏空ハレーション 眩耀のルクシオン ナリタタキオン モルモット君 ライトレス ナリタ カルミラタキオン ナリタキ uma stars コスモピュエラ ネオ・アグネスタキオン 次元を超えた親バカ σ experiment 発光するトレーナー 新時代の扉





すべては実験材料なのだよ、モルモット君。


君も、ウマ娘も、私自身も!




アグネスタキオンAgnes Tachyonとは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV上坂すみれ


モチーフ元である競走馬『アグネスタキオン』は当該項目を参照。


+ 目次-

◆プロフィール

キャッチコピー:禁断のマッド科学者。肉体研究こそすべて!
誕生日:4月13日
身長:159cm
体重:計測拒否
スリーサイズ:B83・W55・H81
靴のサイズ:左右ともに22.5cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:研究、甘いものと紅茶
苦手なこと:研究の邪魔、苦いもの
耳のこと:耳やおでこを触れられることは断固拒否する
尻尾のこと:なにか閃くと毛並みが逆立つ
家族のこと:レース界での名声華々しい一家の異端児
マイルール:髪は伸びてきたら自分で切る
スマホ壁紙:夜、画面を見る時にまぶしくないよう黒一色
出走前は…:温度、湿度、体温、天候、風向きを確認
ヒミツ:①海外からひんぱんに小包みが届いている / ②私服はネットで適当に買うので大体サイズが合わない
自己紹介:君も興味ないかい。ウマ娘がどこまで速くなれるのか。もしあるのなら…この私、アグネスタキオンのモルモットになりたまえ


キャラクターソング:ライトレス*1
担当トレーナーの呼び方:トレーナー君、モルモット君


2001年 皐月賞
そのウマ娘は、僅か4度の戦いで神話になった。
異次元から現れ、瞬く間に駆け抜けていった。
ライバル達を絶望させ、見る者の目を眩ませる"超光速の粒子" 。
そのウマ娘の名は…


2012年URA 皐月賞CM「The WINNER」より


◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「Heroes」第4弾「記録と記憶を塗り替えろ」篇

© Cygames・JRA


未だ見ぬ果てへ


光速の探究者


【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「Heroes」第4弾「記録と記憶を塗り替えろ」篇より


圧倒的な強さで三冠確実と言われたが、名前の由来となった超光速の粒子「タキオン」のごとくあっという間に消えていった幻の三冠馬『アグネスタキオン』がモチーフのウマ娘


一人称は「私」で、二人称は「君」。
アブない研究に没頭し、肉体改造を極めようとするマッドサイエンティスト
あくまで実力を高めることに拘っており、ドーピングには(ある意味アスリートとしての顔を持つ存在として当然かもしれないが)「白ける」として否定的で、研究もしていない。


普段は落ち着いた物腰で、理知的な言動をする……が、自身の研究や実験が絡むと一転してハイテンションになる。
これまた普段はそれなりに他人を気遣えるのだが、マンハッタンカフェエアシャカールなど、彼女からして「興味深い」人物にはしつこく協力を依頼し、
結果としてカフェからは嫌われてこそいないが塩対応が基本となり、シャカールからは割と本気で面倒くさがられている。
また、その嗜好から間違いなく頭は良く、知識量も豊富だが、研究優先でテストに参加しないことがあるせいで結果として成績は良くない。
さらに、自分を含む周辺人物を大なり小なり実験・観察対象として見ている節もあり、周りからは奇人・変人扱いされているが、タキオン自身は全く頓着していない。


外見は元ネタ通りの栗毛色のショートヘアに細身の体、目も同様に栗毛色だが、平時はハイライトが入っておらず少し不気味な印象を受ける。


ちなみに極度の甘党で、紅茶は溶解度の限界まで砂糖を入れたものを好むコーヒーは苦いので飲めない。かわいい
SRサポカ(パワー)では、角砂糖をティーカップからはみ出るくらい積み上げている姿*2が描かれており、
後ろを通りかかったらしいカフェには、普段のクールな表情が嘘のように「うわぁ……」と言わんばかりのドン引き顔をされている。糖尿病まっしぐら


また、公式サイトで「誰かが支えないと生活が破綻する」とまで言われるほどに生活能力は壊滅的
後述するが、食事は基本的にカフェテリア頼みで、営業していない時はミキサー食+サプリメントで済ませ、
服に関しても、わざわざ店に行くなんてせず、通販で適当に見繕って購入するためにサイズが合わないことがあるなど、かなりズボラというか無頓着。
私服にもその適当さが如実に表れており、肩が見えそうなほど襟ぐりが広いが、元々そういうデザインなのか薬品で溶けたのか本人すら分かっていない他、
ズボンに至っては尻尾穴のない、ウマ娘ではなくヒト用のものを履いているため、隙間から素肌が見えてしまっているが、当人が気にしている様子はない。
着こなし等にも無頓着で、私服姿のホーム画面では、たまに(上を)前後逆に着ていても周囲から指摘されるまでまったく気付かないことがある上、
言われれば(おそらく)着直すと思われるが「デザイン的に前後逆でも(服としての)機能には問題ない」とコメントする辺り、本人は私服の前後に注意するつもりはさほどないらしい。


なお、「エキセントリックなマッドサイエンティスト」的な言動については、一種のロールプレイという側面もあるらしく、
下記の関連キャラクターに名前が挙がっているダイワスカーレットやニシノフラワーの他、
ビコーペガサスユキノビジンのように、純粋に自分を尊敬してくれる相手に対しては、
マッドサイエンティスト的な言動は鳴りを潜め、常識的な言動・接し方になる他、
実験協力を願い出ることはあるが、間違っても身体が光ったりしないような、健康に害のない物に留まっている。


◆アニメ版での活躍

BNWの誓い

「チームN」に所属しており、視察に訪れたダイワスカーレットの背後から抱きついて「なんだか他人の気がしなくてね」と笑っていた*3


その後、ゴールドシップの掛け声で、変なオーラを纏いどこかで見た様なポーズで「第3区、全知全能・アグネスタキオン」と自己紹介し、
ダイワスカーレットに「その煙なんで出てるの!?」とツッコまれていた。
肝心の駅伝では、自身の担当する3区の上り坂を「大した事はない」と、トップのまま走り抜いた。


うまよん

  • 第8話「ヒーロー劇場・ウマソルジャーV!!」

「黒の科学者Dr.マッドタキオン」という悪の科学者枠で、勝負服も悪っぽく若干のアレンジが施されている。
自らの改造で生み出した「怪ウマ娘ダークマンハッタンC」を使役し、トレセン商店街で破壊活動を行い、駆けつけたヒーローチーム「ウマソルジャーV」を実験材料にしようとするが、
とりあえず身内にツッコミを入れたいグリーンスズカから「待った」をかけられて素直に待つなど、妙に律儀。
その後はウマソルジャーVが繰り出す必殺武器「ウマソルジャーバズーカ」について敵なのに解説。
ダークマンハッタンCが撃破されると、特製の紅茶を飲ませてお約束の巨大化を目論むが、「紅茶は嫌」と拒否されてしまい、何故かタキオン自身が爆風を背に吹っ飛んだ


おのれウマソルジャーVファイブゥーーーーー!


なんでーーー!?


うまゆる

4話、6話、8話、14話に登場している。

  • 第4話「ツヨシ、びるどあっぷ!」

虚弱体質を改善したいと悩むツルマルツヨシに、体を強くする代わりに眠くなる成分の入った薬を渡す。
それを飲んだツヨシは一瞬にして眠ってしまうが、目が覚めるとそこにはムキムキになったツヨシの姿が!
…が、この薬のビンには思いっきり「ぷらしーぼ」と書かれており、ムキムキになったツヨシの背中にもファスナーがついている。
要するに肉襦袢を着せた上でプラシーボ効果を狙ったのだが、ムキムキになったツヨシはすぐに咳き込んで倒れていたランニングを何周もこなして本当に虚弱体質を克服してしまった。
ドーピングによる肉体の強化を是としないタキオンらしい処置であると同時に、そんなことをしなくともツヨシにはちゃんと強くなれる資質があるのを信じていた故だったと推察されている。


  • 第6話「謎解きは朝食の前に」

探偵の1人として登場。元ネタは東野圭吾の小説「探偵ガリレオ」の主人公・湯川学。
元ネタと同様におもむろに畳に数式(九九)を書き始め「謎が解けるかもしれない。解けないかもしれない!」と自信満々に言い放ち、ダイワスカーレットにツッコまれた。


  • 第8話「取材ですよ!乙名史さん!」

雑誌の特集でウオッカがタニノギムレットを、ダスカがタキオンについて語った記事を読み、先述の2人同様にギムレットとどっちが自分の事を分かっているかで張り合っていた。*4


  • 第14話「同類項では括れない」

トレーニングに悩むエアシャカールに協力を持ちかけ、お互いに無茶苦茶な内容のトレーニングでデータを収集し合う。
シャカールを巨大な回転する機械に縛り付けて全力でぶん回す、地面にめり込むほど大量の重りをつけて筋トレをさせたりなど、
ここぞとばかりに多数の無茶振りを仕掛けるが、シャカールもシャカールでタキオンにかなりの無茶を強いている。
巨大な扇風機に吹き飛ばされて「あーれー」となったり、巨大なタイヤを白目をむいて引っ張ったり、サメが泳ぐプールに入れられて溺れるなど、
普段はクールでどちらかというと周りを巻き込んで振り回すエキセントリックなイメージのタキオンが、逆にシャカールに振り回されるコミカルなシーンが多数登場した


◆アプリ版での活躍

性能

バ場芝:Aダート:G
距離短距離:Gマイル:D中距離:A長距離:B
脚質逃げ:E先行:A差し:B追込:F

レアリティ☆1「tach-nology」として初期から実装。また、2023年7月31日には新衣装として☆3「Lunatic Lab」が実装されている。
中距離、先行の適性が「A」、長距離と差しが次いで「B」となっている。
基本的には中距離、長距離での活躍を主軸としたステイヤー型だろうが、マイルの適性もDあるため、因子の盛り方次第ではAまで持っていくことが可能。
史実のアグネスタキオン号は2000mしか走っていないため、フジキセキ同様、産駒成績を反映している…のだが、ある理由からマイルの適性がDと抑えられている。


[tach-nologyタキノロジー]

いやぁ、これを着ると研究意欲が湧いてくるよ!実験していいかい?

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「「[tach-nology]アグネスタキオン」勝負服

© Cygames・JRA


袖がだだ余りな白衣。腰には大量の試験官がセットされており、常時発光したいモルモット君も安心の仕上がり。
……ぶっちゃけ空力的にも実験的にもメチャクチャ不利そうだが、タキオンの真意は本人のみぞ知る。
また、「アグネス」冠名で知られる渡辺孝男氏の勝負服「赤袖水色二本輪」の意匠が、「ベスト」「白衣肩口の切り替え」「試験管と固定パーツ」という形で取り入れられていると見られる。


成長率補正はスピードに+20%と意外にも根性に+10%。育成を進めればその理由の一端を垣間見れるだろう。


通常スキルは最初から「根幹距離〇」を、覚醒レベル5で先行向け回復レアスキル「レースプランナー(「好位追走」上位スキル)」を習得できるのも大きく、
固有と合わせると数値以上のスタミナを発揮するので、長距離での運用も十分可能。
育成においては中盤の菊花賞とラストの有馬記念を見据えて長距離の適性を上げておくのがベター。
差しBなので適性を上げて差し型にもできるが、パワー成長率補正が無いし、固有の条件からも漏れやすくなるため先行型の方が安定しやすい。
一応差し型は覚醒レベルを上げると覚えるスキル「独占力」を発動させられるのがメリットになる。発動率が怪しいは禁句
また初期から汎用性の高い「根幹距離○」を覚えられるのも強み。天皇賞(春)などで役に立つが、育成の鬼門である菊花賞と有馬記念が対象外なので注意したい。
総じて「中距離用に成長率補正を生かせるスピードをメインに伸ばし、長距離で足りないスタミナは優秀なスキルで補っていく」という育成方針の定めやすいウマ娘であり、
中・長距離を得意とする育成ウマ娘の中では、レースに勝ちやすい先行を得意とすることもあって育てやすい部類に入る。
進化スキルは、「レースプランナー」が速度がわずかに上がる効果を追加した「効率的休息法」に、
妨害スキルだった「独占力」が中距離レース終盤に速度がすごく上がる「可能性の徒」に進化・変化する。
特に「独占力」は先行だと活かしづらかったため、思い切って速度スキルに変わったのは大きな強化となる。




さあ、可能性を導き出そう!



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[tach-nology]アグネスタキオン 固有スキル発動」

© Cygames・JRA


固有スキルは「introduction : My body」(☆1~2)→「U=ma²」(☆3以上)。
発動条件と効果は「レース後半のコーナーで控えていると持久力を(少し)回復する」(調整前)→
「レース後半のコーナーで控えていると持久力を回復し、さらに少しの間速度を少し上げる」(調整後)というもの。
2022年2月24日…アプリリリースから1年の節目となった日に固有スキルを含む広範囲にわたるバランス調整の結果上方修正されたスキルの一つ。
具体的な発動条件は「コース後ろ50%のコーナーで3位~上位40%」。
16-18人立てのレースであれば逃げが大体1,2人は存在するため条件は緩いので、大体の場合問題なく発動する。
一方で9人立てのチャンピオンズミーティングの場合は「上位40%=4位」がネックとなり、意外と発動条件が厳しくなる。前目脚質の人数次第では発動しないこともしばしば。


ククッ…これが研究の成果さ!


[Lunatic Labルナティック ラボ]

バッグの中身が気になるかい?

ククッ、内緒だよ。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Lunatic Lab]アグネスタキオン」勝負服

© Cygames・JRA


ストーリーイベント『夏の陽は、青く凪ぐ』に合わせてサイレンススズカと共に実装された新衣装。
インドア研究者な白衣衣装だった通常版から一転、ホルターネックビキニにカーキ色のジャケット、丈の短いホットパンツと、
ストーリーイベントに合わせての開放的でアウトドア全開な水着衣装に仕上がっている。
ただ、腰回りには薬品の入ったフラスコやら実験素材を封入した試験管などを大量に備えている辺りがこれまたタキオンらしい。


尚、アグネスタキオンはサイレンススズカと共にアプリ開始時から実装されている初期メンバーでありながら、長らくの間別衣装が実装されていなかったのだが、
上記ストーリーイベントにてめでたく水着衣装が実装される運びとなり、これで初期実装メンバー全員に別衣装が実装されたことになる。


こちらの成長率はスピードとパワーに+8%、賢さに+14%の配分となっている。タキオンの象徴だった根性補正は全部没収されました。


初期スキルとして「ありったけ」「攻めの姿勢」「探求心」を所持。
覚醒レベルを上げると「夏ウマ娘◯」や「真っ向勝負」の他、
作戦・先行且つ中距離レースの時にスピードが十二分に高いとスピードが上がり、
賢さも十二分ならスピードがすごく上がるレアスキル「シンギュラリティ(「探求心」上位スキル)」、
作戦・先行の時にレース中盤に速度が上がるレアスキル「アンストッパブル(「攻めの姿勢」上位スキル)」を取得可能となる。
やはり得意とする先行や中距離のスキルに特化している他、「夏ウマ娘○」が取得できるのは水着衣装に合わせてだろうか。


進化スキルは「シンギュラリティ」が「ラプラスの悪魔」に、「アンストッパブル」が「眩耀のルクシオン」に進化。
前者は純粋な効果アップ、後者は発動タイミングがレース中盤からレース中のいずれかに変更された他、スピードの数値に応じて効果量が上昇するようになっている。




さて、ここからが本番だ…



ハッハッハッハ! 行くぞ、キー君!



さぁ、楽しもうじゃないか。



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Lunatic Lab]アグネスタキオン」固有スキル発動」

© Cygames・JRA


固有スキルは「夏空ハレーション」。
効果は「後半のコーナーで好位置だと少しの間速度をすごく上げる、中山レース場ならスピードの能力に応じて加速力も上げる」というもの。
発動条件が比較的緩く、効果量もすごくと強力に見えるものの、他の固有スキルと比較すると発動時間が短めなのがデメリットか。
やはり、真価を発揮するのは第2条件を満たした際の加速力上昇効果の追加時。
中山レース場、つまりはタキオンの代表レースである皐月賞を意識したものとなっており、上手く噛み合えば正にその名の通り光速で駆け抜けるタキオンの姿を見ることができるだろう。


しかしそれ以上に注目すべきポイントは発動演出。
タキオンが保存試験管の一つにフラスコの薬品を注ぎ込んだ直後、巨大化して姿を現すのはキーくんなるマンドラゴラのような生物
そのキーくんの上に座り込み、ご満悦な笑みを見せつけるタキオンの姿が如何にも怪しげなのだが、
このキーくんはイベントストーリーや水着タキオンのシナリオイベント、その他諸々でも一切語られることのない正真正銘の謎生物なのである。
元よりマッドな研究者キャラだったとはいえ、一体こんなファンタジーに片足突っ込んでるような存在をタキオンはどこで拾ってきたのやら…
……身も蓋もないことを言うなら、固有演出は特撮やCGなど特殊効果を用いて撮影しているイメージムービーという設定がある*5ため、
キーくんもあくまでそれらによる産物ということでそこまで気にしなくていいかもしれない。
ただ、育成時のセリフに「キーくん」にタキオンが語り掛けるものがあり、巨大化するかはさておき、「キーくん」は存在しているようだ


ふぅン…有意義な時間だったよ!


固有二つ名は「超光速のプリンセス」。
取得条件は「育成ランク[S]以上のウマ娘から想いを継承し、無敗でホープフルステークス、弥生賞、皐月賞を勝利し、基礎能力[スピード]が1200以上になる」。
「ランク[S]以上のウマ娘から想いを継承」は、史実における父が言わずと知れた大種牡馬サンデーサイレンスであることが由来だろうか。*6[SS]とか要求されなくてよかった。
自前で用意しようとなるとそこそこハードルは高いが、育成の際は他トレーナーの育成したウマ娘をレンタルできる機能があるため、
無・微課金トレーナーでもSランク以上の継承ウマ娘さえ見つけられれば挑戦は可能。
またインフレ著しい新シナリオの登場によりSランク育成のハードルがそこそこ容易になったこともあり、取得難易度としては下がっている。
ホープフルSが目標外レースな点には注意。


第4の育成シナリオ「グランドライブ」では主要メンバーに抜擢。
グランドライブの開催に際してはライブに眠るウマ娘の可能性を求め、1回目の告知ライブ後にサイレンススズカと共に協力者としてトレーニングに加入。
シニア級11月前半終了後に条件を満たしつつ、アグネスタキオンを育成orサポートカードに編成していた場合は「決死の覚悟(「ありったけ」上位スキル)」の、それ以外の場合は「ありったけ」のヒントを入手できる。




サポートカード

最初期からRとSR【生体Aに関する実験的研究】が実装されているほか、
2022年8月24日には待望のSSR【Q≠0】、そして2023年2月24日にはSR【嗚呼素晴らしき甘味哉】がそれぞれ実装されている。


SR【生体Aに関する実験的研究】

得意練習は賢さ。
「中距離コーナー〇」など汎用的な中距離スキルを所持しているほか、「束縛」やイベントで「差しのコツ〇」「逃げけん制」のヒントも入手可能。
得意率も高く、完凸すればレースボーナス10%にファン数ボーナス20%を得られることもあり、SRの中でも非常に優秀な部類。
スキルは中距離に偏っているものの、距離を問わず採用される1枚。


SSR【Q≠0】

得意練習はスピード。
RやSRで所持していたスキルは続投した上で「先行コーナー〇」「先行のコツ〇」「真っ向勝負」に新スキル「攻めの姿勢」が追加。
固有ボーナスが「絆ゲージが100以上の時、友情ボーナス」で、条件を満たした時の効果は+24%。
完凸すれば得意率80と破格の効果に加え、スピードボーナスやスキルptボーナス+2とボーナスも満載。
さらに上述のヒントも最大レベル4の状態で入手可能なのも大きく、総じて非常に優秀。
連続イベントを進めると確定で新レアスキル「アンストッパブル(「攻めの姿勢」上位スキル)」のヒント+1or3を入手可能。
作戦・先行のスキルで、レース中盤に速度が上がる、いわば先行版「迅速果断」及び「脱出術」といったところか。
同日実装された新シナリオではスピードサポカ最強クラスだが、
レースボーナスの重要度が下がったとはいえ、レースボーナス・ファン数ボーナスがいずれも0なところが今後のシナリオ次第では不安要素か。


SR【嗚呼素晴らしき甘味哉】

得意練習はパワー。
SSRで所持していた「先行コーナー〇」「中距離コーナー〇」が無くなった代わりに「右回り〇」「中山レース場〇」「あやしげな作戦」が追加。
完凸すれば初期スピードとパワーをそれぞれ30ずつ上げる事ができる。しかし、やる気効果アップとトレーニング効果アップが無いため、練習性能はあまり良くない。
概要欄で記載した角砂糖ドバドバSR。その絵面から実装時は大変話題となった(おもに角砂糖の量で)
連続イベントではパンケーキにどばどばと音が鳴るほどのシロップをかけたりとタキオンの甘党っぷりが見られる。



アグネスタキオンの因子研究

不定期にタキオンが開催する育成支援イベント。毎月やってくれ
育成やチーム競技場でポイントを貯める=彼女のデータ収集に協力すると報酬として各種アイテムやタキオンが用意した因子研究レポートが貰える。
なんとこのレポート、使用することで「殿堂ウマ娘の因子」の星を増やすことができる(効果は永続)という画期的な効果を発揮する*7
ヒント本は兎も角、結晶片なんかはどうやって用意したのだろうか……?



個別ストーリー

祖母がオークスウマ娘、母が桜花賞ウマ娘という名血のエリートとして注目を集めるウマ娘・アグネスタキオン。
しかしタキオン自身はなぜかレースへの意欲を示さず、学園側からはとうとう退学勧告を受けてしまった。
そんなタキオンと「モルモット君」ことトレーナーの出会いから彼女の物語は始まる。


トレーナーのスカウトに応じたことで退学を免れるも、当のトレーナーを世話係兼被検体扱いし、奔放な実験を繰り返すようになっていくタキオン。*8
時折「プラン」という謎めいた言葉をつぶやき、目の前のレースとは別のものを見ているような彼女だったが、
その真意が明らかになるのは、史実では出走の叶わなかった菊花賞を走り終えた数日後になる。



──つまり私の脚は、いつ走れなくなってもおかしくない状態だったんだよ。



ウマ娘の身体とその限界に多大なる興味を抱き、自分自身の脚でウマ娘の限界に到達したいと考えていたタキオンだったが、
彼女のウマ娘としての身体(脚)は、天性のスピードと脆さを併せ持った、当人曰く「エンジンばかりが立派な機体」であった。
ゆえにタキオンは、自分自身が限界に挑む「プランA」と、他のウマ娘を自分が限界に到達させる「プランB」を並行して研究していたのだ。
中々選考レースにエントリーしなかったのもそのためで、そんな時出会ったのがトレーナーだったのである。



そうだ、あの時、夕日に照らされた君は、随分狂った色の瞳をしていた。



……。──いや、違うな。訂正しよう。



君は今も……『随分狂った色の瞳をしている』



土埃、足音、遠ざかる背中。その全てが、光を放ち、目を奪われた──。
ウマ娘の限界の追及に狂ったタキオンと、タキオンの走りに狂ったトレーナー。
「俺(私)も、一緒に"果て"が見たい」と言った“モルモット君”に、いつしか彼女自身も狂わされていた。
そして、諦めるという選択肢を自分から奪ったトレーナーと共に、タキオンは「プランA」を採ることを決める。
さぁ、2人で限界を超え、その果てを見よう。



育成シナリオ

育成上の特徴としては、体力消費かやる気ダウンと引き換えに、能力が大きくアップするランダムイベントが、他のウマ娘と比べて数多く用意されていることが挙げられる。
脚質の弱さと引き換えに高い能力を誇ることの間接的な再現か。
ターンを消費せず、トレーニング時の半分程度の体力消費で、通常トレーニング1回分くらいの能力が上がるのはうれしいが、
これが原因で踏めるはずだった友情トレーニングを逃す可能性もあるので、一長一短。


また2022年2月24日のアップデートにより隠しイベントが追加され、クラシック三冠を達成するとステータスアップにスキルpt、「まき直し」のスキルヒントを入手可能になる。
いずれのレースも育成目標に入っているため無理なく挑めるほか、固有スキルが回復スキルということもあり長距離にも耐えうることもあり、比較的解放しやすいイベントである。


特殊実況は皐月賞に設定されている。史実通り無敗である必要はなく、1着になればスキップしない限りは聴くことができる。

+ 特殊実況 ※ネタバレ注意-

中山2000m、まずは道を繋ぎました!


アグネスタキオンまず一冠!


元ネタ:2001年皐月賞 フジテレビ 塩原恒夫アナ


ウマ娘独自の改変はされておらず、実際の実況をそのまま引用している。
史実では「まず」の先は絶たれてしまったが、「ウマ娘」ではその先をモルモット君と歩むことになる。


なお、皐月賞を「コンディション『普通』以下で勝利」すると、直後の目標が「日本ダービーで5着以内」から「NHKマイルカップで5着以内」に変更されるという隠し要素がある。
皐月賞後に故障が発覚し引退を余儀なくされた史実を反映しているものと思われ、素のマイル適性がDということもあり実質バッドエンドルート
要所でやる気アップイベントが入ることもあって普通にやっていればフラグが立つ可能性は低いが、直前のトレーニング失敗などには気を付けよう。
しかしアオハル杯シナリオ及びグランドライブシナリオでは上述のやる気アップイベントが発生しないため、育成中の事故という形でプランBに移行することになってしまうので注意しておきたい。
簡潔に言えば、タキオンはやる気管理を疎かにすると、アグネスタキEオンが誕生するということである。


ここでNHKマイルカップを突破できれば、以降は何事もなく本来のルートに戻る。
高いマイル因子を継承していれば突破もそれほど難しくないが、別にこれを通ったからといって特に何か見返りがある訳でもなく、
わざわざマイル適性を継承で上げる手間を考えれば、育成イベント埋め目的以外でわざわざ狙う必要は無い。
不意にやる気が下がった時の為だけのためにマイル対策するのも勿体なく、イベントを見たいというのでもなければ気にする必要はないだろう。
ちなみに現実のアグネスタキオンは引退後、産駒としてNHKマイルカップ勝利馬*9を輩出しており、バッドエンドルートとしてNHKマイルカップが選ばれたのは、
皐月賞やダービーに近い時期に開催される、史実で勝っていない距離で、尚且つ史実と絡みのあるG1レースである点からだと思われる。
恐らくこの後他のウマ娘へ望みを託すプランBへと進むであろう彼女が最後に選んだのが、史実で産駒が活躍したレースと言うのも何となく含みを感じさせる。


◆関連キャラクター

先述の通り史実では娘にあたる馬であり、タキオンを手放しで尊敬しているほぼ唯一の存在。
彼女にも実験への協力を申し入れているものの、彼女に渡しているのは実験途中で出来た副産物、
それもトリートメント*10や茶葉などの日常的に摂取・使用しても健康に悪影響を及ぼさないであろう日用品が多い*11


タキオン自身もスカーレットを好ましく思っているようだが、特段自分は気にしていないのに、自分の悪い風評に憤慨する彼女にはやや困り顔。
また、基本的にスカーレットが純然たる好意で言っているのもあるが、誰に対してもマイペースなタキオンが彼女の勢いには押され気味であり、
のらくら躱そうとしてもスカーレットに押し切られ、彼女に付き合わされてしまう、中々に珍しい光景も見られる。
「……いつも思うが、君のその圧の強さと人の話の聞かなさは、両親からの遺伝か何かなのかい?」おまいう


ダイワスカーレットのライバルであるウオッカの史実での父親。
僅か1世代差(タニノギムレットが1歳年下)で、どちらもクラシック戦線の最中に屈腱炎で引退しているという妙な共通点がある。
ただしタキオンの引退が早かったため、現役だった時期はギリギリ被っていない*12
タニノギムレットがウマ娘化することが発表された際は、劇中のタキオンとダスカ、ダスカとウオッカの関係性から、
「(モチーフ馬の)娘のことでタキオンとタニノギムレットが張り合いそう」と予想するファンが続出した。
某イラスト投稿サイトに至っては、最初にイラスト内で会話を交わした相手が同期のライバルでも娘でもなく娘のライバルの父親だったなんて話も
後に『うまゆる』が放送され見事にファンの予想が的中したのだった。


同期のライバル。
タキオンは「他人に見えないものが見える」というカフェに興味津々なのだが、向こうからは残念ながら塩対応気味。
カフェは本来、「物静かだが他者には優しく、付き合いも割と良い」性格なのだが、
そのカフェをもってして塩対応されるタキオンは少数例である。どれだけやらかしてきたか見えるというもの
ただ、警戒こそされているが嫌われてはいないらしく、タキオンの研究室とカフェの趣味部屋が同室*13ということもあり、
実験が絡まなければカフェもそこまで冷たい対応はせず、調子が悪そうなタキオンにコーヒーを淹れる*14など、それなりにタキオンを気に掛けている様子。
カフェの「おともだち」については、タキオンには見えないものの、さりとてカフェが嘘を吐いているようにも見えないという事で肯定も否定もしていない。
なお、共同スペース内のカフェの私物については、「勝手に触ったら不審火で資料が燃えて泣いた」ことから触らないようにしているらしい。
そしてカフェシナリオでは「プランB」が大きく物語に関わってくる。これについての詳細はカフェのページを参照のこと。
タキオンが大きく描かれているサポートカードにカフェも描かれていることもたまにあり、上述の通りタキオンのSR(パワー)では非常に趣深いドン引き顔をしている他、
ジャングルポケットのSRでは、彼女に絡まれて若干迷惑そうにしているタキオンの背景に、二人の様子をうかがうように見ているカフェが小さく描かれている。


ちなみに名前の通りコーヒー党で、その点でもタキオンとは対照的。
固有の勝負服もタキオンの白衣に対し黒のコートで、デザイン的にも対となっている。


ショートアニメ「うまよん」ではDr.マッドタキオンの手によって怪ウマ娘・ダークマンハッタンCに改造されてしまい、ウマソルジャーVの前に立ちはだかる。
しかし必殺のウマソルジャーバズーカを受けてしまい、無念の爆散。
巨大化する特製紅茶によって復活させられそうになるが、「紅茶はイヤ」と断固拒否し、Dr.マッドタキオンを巻き込んで再度爆散した。


史実では同じサンデーサイレンス産駒。
弥生賞でタキオンに完敗し、しばらくは雌伏の時を過ごすことに。
後にカフェは菊花賞で勝利を収めるも、そこにタキオンの姿はなかったのだった…。


タキオンと同じレベルで科学の話ができる数少ない相手。
ただし、感情のような「不可視の変数」を肯定し、研究対象としても興味を抱くタキオンと異なり、
シャカールは「可視化した理論と数字」を絶対視しているため、同じロジックタイプでも根本の考え方は真逆。
そのため、タキオンからはフレンドリーに接しているが、シャカールは鬱陶しく思っているという一方通行な関係。


後にネオユニヴァースのシナリオで、カフェ・ポッケことジャングルポケットと共にクラスメイトであることが判明した。
濃いメンツが多すぎて、テンプレヤンキーのポッケが相対的にまともになるという地獄絵図、そしてまたしても苦労人因子が増えるシャカール


史実では直接の関係はないものの、カフェと同じくサンデーサイレンス産駒仲間でタキオンの全兄であるアグネスフライトが、
エアシャカールの日本ダービー制覇と武豊のダービー3連覇を阻んでいる。
また、アグネスフライトの手綱を取った河内洋は武豊の兄弟子であり、タキオンを含むアグネスレディー牝系の馬を代々任されてきた騎手である。
そのダービーにおける「夢(河内)」と「意地(豊)」が激突したゴール前の叩き合いは必見。


我らがカイチョー。
登場回数はそう多くないが、タキオンのウマ娘としての素質を高く買っており、退学寸前の彼女を庇うために手を尽くしていたという隠れた重要人物*15
彼女が庇っていなければモルモット捕獲前に学園からいなくなっていたかもしれない。


寮では同室のオタっ娘ウマ娘。
ウマ娘ちゃん大好きなデジタルは、当然タキオンも陰からhshsしている。ただの平常運転。
ウマ娘界隈では、どちらか一方を指して「ヤバい方のアグネス」と言ったら「どっちもヤバいやんけ!」と返されるのが定番で、
デジタル実装後は、そのシナリオ等からあちらが「すぐ死ぬ方のアグネス」と区別して呼ばれることが多い。史実ではデジタルの方が長生きなのは禁句。
タキオンはデジタルを他のウマ娘と同様に扱っているようだが、自身が観察される側になるのは新鮮とも語っている。
また、モルモット君が入れない寮の私室での生活はデジタルがカバーしていることが明らかになっている。
史実の二頭の間に血縁関係はないが馬主が同じであり、共に「アグネス」の冠名を持つ。


モチーフ馬が怪我で早期引退を余儀なくされた*16ところからの繋がりか、フジキセキの育成シナリオ中で登場する。
クラシック三冠に挑むべきか、三冠を捨てマイル路線に進むべきかをタキオンに相談。
実験という対価を支払うことにはなったが距離適性をおおよそであるが推測するなど、トレーナー顔負けの仕事を果たす。
1コマ漫画でもフジの飲み物に無断で薬品を混ぜたりしている。


我らが学級委員長。
タキオンのキャラ個別シナリオ1話冒頭の回想で、危うく教室を黒焦げにする事故を起こしたタキオンを追って登場。
タキオンの口八丁に誤魔化され逃がすところだったが先生から絶対に逃がすなと8回くらい念を押されたのを思い出してタキオンを追い、
通りすがりの後のタキオン担当となるトレーナーに咄嗟にタキオンを止めるよう叫んだ。
つまりタキオントレーナーとタキオンを引き合わせた存在と言っても過言ではない。
バクシンオーの教室で騒ぎを起こしたとあるが、2人がクラスメイトかはハッキリしない。仮にクラスメイトだとしたらこの2人と一緒のクラスにはなりたくないものだ。


希代の飛び級少女。
本人が家事やお世話が大好きなのもあり、上記のデジタルと同じく日用品の差し入れ等でサポートしている。
また、その博識ぶりや「おしゃべりが楽しいかた」といった理由でスカーレットと同様にタキオンを純粋に尊敬している数少ない1人。
常日頃から世話になっている影響か、基本的には彼女に対しても実験の無理強いをすることはない。
まぁ一応実験を迫ろうとする場面はあるけど、保護者が全力阻止にかかるので実現はできていない。
特にフラワーの育成ストーリーでは自身・他者のストーリーやサポートカードで観られるような奇行やマッドっぷりは鳴りを潜め、
純粋に先輩としてフラワーに協力してくれる。そのかわりにフラワーのトレーナーが犠牲になる。
史実ではタキオンとフラワーのあいだに産駒が2頭おり、ついでにフラワーとスカイの子供とも交配しているという、
別にタキオンに限った話ではないが擬人化コンテンツで置き換えると絵面がすごいことになる関係性。
また主戦騎手がどちらも河内洋という共通点もある。


  • モルモットくん担当トレーナー

アプリ版ではウマ娘の個性の強さもさることながら、彼女らと共に歩むトレーナーの個性の強さも話題になるが、
その個性豊かなトレーナーの中でもぶっちぎりで「やべー奴」扱いが定着しているのがアグネスタキオンのトレーナー。
タキオンの個別ストーリーで「(薬の副作用で)発光する」というくだりがあったことから、二次創作では特に理由も無く光っているのが定番化している。
尤も、公式ではあくまでこの時飲んだ薬の副作用で光っただけで、普段から光り輝いているわけではない…と思われていたが、
2023年夏に追加された水着バージョンのタキオン限定イベントで、モブ生徒がタキオントレーナーを「光っている人」と形容したことから、
タキオントレーナーは学園の日常風景と化す程度の頻度で光っていることが公式で示唆された。これもうタキオンわざと光らせてない?


そんなトレーナーとタキオンの関係性は意外にも良好……というかウマ娘の中でもかなりトレーナーに懐いている節がある。
例えば食事に関しては、タキオンは「なるべくサプリで必要な栄養を摂取したい」という考えの持ち主で、「それじゃ味気ない」とトレーナーに言われても「食事はただの栄養摂取」と返し、
カフェテリアが開いていない時には、サプリで足りない栄養は適当な食材をミキサーで液体状にして摂取するという、彩も何もない食生活を送っていたのだが、
それを心配したトレーナーがタキオンにお弁当*17を差し入れた結果、見事にトレーナーに餌付けというか胃袋を掴まれ、
弁当箱を返しに来た時に(特に約束も言付けもしていないのに)ナチュラルに今日の分*18を要求
当然用意していないトレーナーに「ないけど…」と返されると、「えー!?」と愕然とし、トレーナーに実験をちらつかせてでも食事の用意をさせ、
「昼までに用意する」という言葉には「私は今食べたいんだ」と不満を露わにし、「はーやーくー!」と食事を急かす駄々っ子ぶりを見せた上、それ以降食事の用意を頻繁に頼むようになった。
普段の姿とのギャップもさることながら、担当声優の上坂すみれ氏の妙に癖になる演技も好評で、タキオンベスト可愛いシーンと言われるとだいたいここが挙がる。


◆余談

モチーフ馬が「神話になった」とまでいわれるのは、走ったレースが全て危なげない快勝だった上、彼が負かしたライバルたちが後に素晴らしい成績を叩き出したことが理由。
ジャングルポケットは「マル外(外国産馬)開放元年」と呼ばれたダービーに勝利して内国産馬の意地を見せつけ(角田晃一騎手も悲願のダービー制覇)、
ジャパンカップではテイエムオペラオーを破って年度代表馬に輝いた。
マンハッタンカフェは菊花賞、有馬記念、天皇賞(春)とビッグレースを立て続けに制し、クロフネはジャパンカップダート*19をレコード勝ちしている。
3歳時点で古馬を圧倒したことから、この世代を「最強世代」と呼ぶ声もある。
メインどころがとっとと引退したせいで古馬になってからは微妙だったが


担当声優の上坂すみれ氏は、当初はダイワスカーレットの担当として設定されており、一時名前が消えた後でアグネスタキオン役として発表された。


好感度を上げた後に開放されるウマ娘個別シナリオでは、かなりのギャップがあるギャップ最終兵器の一人
その独特の性格とストーリーで見せるギャップからアプリ版リリース後に人気(特に女性ファン)が爆発したといわれ、サジェストに「夢モルモット夢女」と表示されることが話題になった。
ウイニングライブでは普段は入っていない目のハイライトが入ったり、「うまぴょい伝説」ではしっかりコメくいてー顔やあたしだけにチュウするをしてくれたり、
春の限定ボイスでは普段のトーンからはおおよそ想像のつかないやけに甲高いくしゃみをしたり、と随所でギャップ萌えを見せてくれる。
他にも、リリース直後にとあるユーザーが彼女に関する目が眩んだレビュー記事*20を投稿した結果、
ウマ娘界隈で『怪文書』と呼ばれるSS作品が盛んに共有されるようになった。


上述の通り、OVAでは何故か仮面ライダーWの変身ポーズのような両手を横に広げるポーズを取っており、アプリ版でもこのポーズは採用されて要所要所で披露している。
さらにWの「さぁ、お前の罪を数えろ」と酷似した指差しポーズも披露している*21。こちらもアプリ版で似たようなモーションがある。


アプリのレースイベントの一つであるレジェンドレースの第11回目(2022年3月開催)が皐月賞モチーフであり、
3人のメンバーの内の1人としてタキオンも選ばれたのだが、その際の他メンバーの選出と告知画面の並びで注目を浴びることになった。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「第11回レジェンドレース告知画面」

© Cygames・JRA


このように他2人が同一の冠名を持つナリタタイシンとナリタブライアンであり、1人だけ冠名の異なるアグネスタキオンだけ浮き気味になっていたことから、
アグネスタキオンじゃなくてナリタタキオンと呼ぶというネタが急速に広まることになってしまった。
ここから、二次創作においては当たり前のように二人からナリタ扱いされたタキオンが「私はナリタじゃないねぇ!?」と否定するのがお約束扱いされていたりする*22そしてハブられて憤るトプロまでテンプレ
ついでに言うと、この3人は「食に問題を抱えている」という共通点があったため、ネタがさらに補強されてしまったのだった*23







ちなみにそちらの半分は、追記・修正のスペースでね。
下手に荒らすととんでもなく恐ろしいことが起きるから気をつけたまえよ。
私は追記・修正が済んだ記事が突然消えて泣いた。


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*1 初出:2022/2/9発売「『ウマ娘 プリティーダービー』WINNING LIVE 03」
*2 すでに紅茶内に投入されているものも含めて画面内にゆうに50個程度ある
*3 なお、史実ではモチーフ馬同士が親子関係にあり、スカーレットはタキオンの『娘』にあたる。
*4 言わずもがな、史実ではお互いの娘なので親バカ比べの様相を呈している
*5 ニシノフラワーの通常勝負服イベントにて判明している。
*6 加えて母・アグネスフローラは桜花賞、母の母・アグネスレディーもオークスを制している名門の血統である。
*7 使用しないとイベント終了後にレポートは消えてしまう
*8 スカウトの際に奇妙な色味の薬を3本飲むトレーナーもどうかしているが
*9 ディープスカイとロジック。前者は次走の日本ダービーも制して変則二冠を達成しており、後者は産駒初のGI馬である。
*10 ビワハヤヒデの頼みでヘアスプレーを制作した際の副産物
*11 しかし、疲労が溜まっている彼女のためとはいえ同意を得ずに薬品を処方したり、プラシーボ効果を利用して注射をしたフリをするなど、一応実験のようなことはしている。
*12 タニノギムレットのデビュー戦はタキオン引退の3か月後。なおこの時点ではタキオンはまだ競走馬登録を抹消されていなかった。
*13 それ故に片や実験器具、片やオカルトアイテムがいっぱいのカオスな様相を呈している。ちなみにカフェの寮のルームメイトはユキノビジンである。
*14 タキオンはコーヒーが苦手なのだが、カフェが嫌がらせではなく親切で淹れてくれたことを察し、ありがたく受け取っている。
*15 実際に中距離だけなら『皇帝と互角』の走りを見せつけ、それを見たトレーナーを狂わせる要因になっている。会長が庇いたくなるのも納得の才能である。
*16 ちなみに競走成績が4戦4勝という共通点もある。
*17 味・栄養バランス共に、タキオンから見ても優れたもの
*18 ちなみにこの時要求しているのは昼食ではなく朝食。その後の台詞から察するに、三食用意してくれていると思っていた模様。
*19 現・チャンピオンズカップ。当時はダート2100mで施行されていた。
*20 現在は削除されてオリジナルを読むことは不可能。
*21 横を向いた状態で正面を指差す→正面を向く、と妙に再現度が高い
*22 モチーフ馬が三人目の「ナリタ」の冠名を持つトップロードが開催当時育成未実装だったのも影響があると思われる
*23 ただ、タキオンは食事に無頓着、タイシンは小食、ブライアンは偏食と問題の方向性はかなり違う。

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