ウマ娘の一覧

ページ名:ウマ娘の一覧

登録日:2022/02/16 Wed 00:02:48
更新日:2024/06/18 Tue 09:50:28NEW!
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彼女達には 希望も“しっぽ”もある
今日 一人の少女が新しい世界を目指して
ゲートに向かおうとしていた

────『ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE』より




本項はメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクター・ウマ娘の一覧である。
ここではウマ娘は○○世代と同世代でくくる事が多いので出生年別に紹介する。
同世代の競走馬をモチーフとしているウマ娘同士はグループとして行動することが多く、ストーリー上の関わりも強い。
ただし学年は必ずしも同じではなく、学年としては先輩だがレース走者としては同期だったり後輩だったりといった現象も頻発する。
これは肉体が最盛期を迎える「本格化」と呼ばれる現象がウマ娘ごとにバラバラであり、これを迎えたウマ娘がレースデビューしていくという設定のため。


元ネタでは血縁関係にある馬もいるが、ウマ娘では一部を除き親子兄弟等ではなくよく絡むウマ娘同士という関係に留まっている。


また、アニメ版や漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』においては脇役として
実在の馬がモデルだが、諸事情によりそのままの名前では出せないので捩ってオリジナルキャラという体裁をとっていると思しきウマ娘たちも登場しており、実在馬モデルを名前を捩ってでも出来うる限り出す形となっている。
元ネタがないオリジナルのウマ娘や上記のような変名ウマ娘の一覧は別ページへ。 →オリジナルウマ娘の一覧




【アプリ版・アニメ版に登場するウマ娘】

1974年生

[[マルゼンスキー>マルゼンスキー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Maruzensky


 語り継ごうお前の強さを 讃えよう君の闘志を


現役時代は全勝で終えたものの、クラシックには出走できなかった悲運の持込馬*1だったが、種牡馬としては日高にニジンスキー系ブームを巻き起こし、ダービー馬も輩出した"スーパーカー"がモチーフ。
ウマ娘の中では一番の年長馬がモチーフ。2024年3月時点でモチーフ馬が最も新しいウマ娘であるデアリングタクトと43歳差、と言えばお分かりだろうか。

// 部分編集 [1974年生] 終点

1980年生

[[ミスターシービー>ミスターシービー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mr. C.B.


 タブーは人が作るものにすぎない。


TTGの一角・「天馬」トウショウボーイの代表産駒にして、常識にとらわれない破天荒な末脚を活かしてシンザン以来・戦後2頭目の三冠馬に輝いた千明牧場の星がモチーフ。



[[カツラギエース>カツラギエース(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Katsuragi Ace


 翔馬


クラシック期はぱっとしなかったものの、旧5歳になってから覚醒。「ミスターシービーの最高のライバル」と評され、日本馬初のジャパンC制覇も成し遂げた'84年度最優秀5歳以上牡馬がモチーフ。

// 部分編集 [1980年生] 終点

1981年生

[[シンボリルドルフ>シンボリルドルフ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Symboli Rudolf


 「競馬に絶対はないが、“その馬”には絶対がある」


日本競馬史上初の無敗の三冠馬にして、同じく史上初めてGⅠ7勝を挙げた七冠馬でもある「永遠なる皇帝」がモチーフ。
ウマ娘中でも4番目*2の年上馬モチーフ。

// 部分編集 [1981年生] 終点

1982年生

[[シリウスシンボリ>シリウスシンボリ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Sirius Symboli


 負けてもいい、無事に帰ってこい。シリウス


現役中人間達のゴタゴタに散々振り回された悲運の暴れダービー馬がモチーフ。

// 部分編集 [1982年生] 終点

1983年生

[[メジロラモーヌ>メジロラモーヌ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mejiro Ramonu


 その美しき黒い流線型 嫉妬すら追いつかない、憧れすら届かない


日本競馬史上初の三冠牝馬*3にして、その三冠レースのトライアルをも全て制し史上唯一(にして恐らく空前絶後*4)の「完全三冠」を成し遂げた"魔性の青鹿毛"がモチーフ。

// 部分編集 [1983年生] 終点

1984年生

クラシックで活躍した馬の予後不良・早逝が続出し、「悲劇の世代」とも称される世代。
全盛期やら地域やらが色々絶妙にズレていたため、同期でありながら史実における関係性が極端に薄く、そのせいかこの世代だけは先輩後輩や学年がメディアによって入れ替わっている。
基本的にタマモクロスがすべてのウマ娘の中でも一番上の先輩というのは共通している模様。


[[タマモクロス>タマモクロス(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Tamamo Cross


 風か 光か


クラシックが終わった辺りから猛烈に強くなり、古馬になってからは王道路線で主役を張りオグリキャップのまえに初めて立ちはだかったライバル・壁といえる「白い稲妻」がモチーフ。
史上初の天皇賞春秋連覇を成し遂げるなど優れた競走実績を有しており、オグリキャップと並んで当時日本競馬界にあった「芦毛の馬は走らない」というジンクスを払拭して見せた。



[[ゴールドシチー>ゴールドシチー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Gold City


 外からゴールドシチー!外からゴールドシチー1馬身差!


美しい金色の毛色が特徴的だった阪神三歳S(GⅠ。現・阪神JF)勝ち馬がモチーフ。
どれぐらい美しかったかというと「競走馬として成功できなかったら某夢の国で乗馬にしてやろう」なんてプランがあったくらい*5



[[イナリワン>イナリワン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Inari One

  • CV:井上遥乃
  • モデル:イナリワン(1984年5月7日~2016年2月7日 ♂)

 ミルリーフの血。


地方・大井競馬場から中央競馬に殴り込み「平成三強」を構成した馬がモチーフ。

// 部分編集 [1984年生] 終点

1985年生

平地中央GⅠ15個→16個(1990年から)の時代に同一世代馬でGⅠ総計20勝を記録し、各競馬場での最速レコードタイムも更新した強豪世代。『ウマ娘 シンデレラグレイ』開始に伴い実装組が追加されている。


[[オグリキャップ>オグリキャップ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Oguri Cap


 神はいる。そう思った。


地方競馬から中央に乗り込み数々の激闘を繰り広げた「芦毛の怪物」にして、第二次競馬ブームを巻き起こした日本競馬史上最高のアイドルホースがモチーフ。



[[スーパークリーク>スーパークリーク(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Super Creek


 本当の出会いなど、一生に何度あるだろう?


生え抜き中央馬としては二頭目のオグリキャップのライバル馬だった高速ステイヤーがモチーフ。


ちなみに史実ではスーパークリークの方が(この馬で初めてGⅠ勝った*7喜びからか)主戦騎手からつねにでちゅね言葉で話しかけられており、現在でもその主戦騎手ことウマ娘特別広報・武豊ジョッキーは思い出の馬に本馬・サイレンススズカ・マーベラスサンデー・ディープインパクトの4頭をよく挙げている。



[[バンブーメモリー>バンブーメモリー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Bamboo Memory


 負けられない南井克巳、譲れない武豊


オグリキャップの短距離戦線でのライバルであった武邦彦*8調教馬がモチーフ。実はオグリが連闘して挑んだ1989年ジャパンカップにこの馬も挑んでいたりする。
史実ではクラシックには間に合わなかったものの、古馬になってから本格化を遂げ、1989年の安田記念を制覇。
スプリントからミドルディスタンスにかけて優秀な実績を残し、オグリキャップの好敵手として奮闘し伝説のクソローテにもしっかり付き合った。



[[メジロアルダン>メジロアルダン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mejiro Ardan


 メジロアルダンも来ている!メジロアルダンも来ている!メジロアルダン凄い脚だ!


オグリキャップら平成三強に迫る高い才能を見せながらも、脚の弱さに最後まで泣かされた馬がモチーフ。



[[サクラチヨノオー>サクラチヨノオー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Sakura Chiyono O


 先頭は、サクラチヨノオーです!サクラチヨノオーです!昭和53年のサクラショウリから丁度10年目!小島太、二度目のダービー制覇です!


昭和最後の日本ダービーを制覇して父マルゼンスキーの無念を晴らした競走馬がモチーフ。



[[ヤエノムテキ>ヤエノムテキ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Yaeno Muteki

  • CV:日原あゆみ
  • モデル:ヤエノムテキ(1985年4月11日~2014年3月28日 ♂)

 東京の 二千に咲いた ムテキの舞い


実力もあったし何かと運にも恵まれたが、ライバルにも過剰なまでに恵まれてしまったオグリキャップらと同世代の皐月賞馬がモチーフ。

// 部分編集 [1985年生] 終点

1987年生

[[メジロマックイーン>メジロマックイーン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mejiro McQueen


 絶対の強さは、時に人を退屈させる。


父子三代連続で天皇賞(春)を獲得し、史上初の天皇賞(春)2連覇を達成した天才ステイヤーがモチーフ。



[[アイネスフウジン>アイネスフウジン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Ines Fujin


 これが、競馬だ。


中野栄治騎手と共に日本ダービーを当時のレコードで逃げ切った、名前の通りの疾風の馬がモチーフ。



[[メジロライアン>メジロライアン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mejiro Ryan


 本当の強さは、誰も知らない。


雄大な馬体と詰めの甘さを併せ持つ宝塚記念馬がモチーフ。
関東の名2ゲッター兼癖馬乗り騎手である「ノリ(ノリさんとも)」こと横山典弘が今も「最高の相棒」と呼び続ける名馬。
ノリさん曰く「ライアンと出会ってなかったらこんな長い騎手人生は歩めてない」。



[[イクノディクタス>イクノディクタス(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Ikuno Dictus

  • CV:田澤茉純
  • モデル:イクノディクタス(1987年4月16日~2019年2月7日 ♀)

 美しく、タフに駆け抜けた51戦 鉄の女


デビュー前に屈腱炎を発症し安楽死も検討されるも、装蹄師の下で装蹄により完治。その後、4年半で51戦を故障なく走り続けた、「鉄の女」がモチーフ。
2021年のアニメ第2期に合わせ、2020年12月に実装が決まった。アニメ第2期で初登場。
徹底した管理トレーニングを得意とする沈着冷静なメガネっ子。しかしその本質は実戦主義のドのつく脳筋。また非常にノリもよい。そのためツッコミ役がネイチャになる。
実はメジロマックイーンやトウカイテイオーとも色々と噂があった恋多き乙女でもある。なお、メジロマックイーンとは寮のルームメイト。
ちなみに史実ではマックイーン相手になかなか発情しなかったため、薬で無理やり発情させられたというまるで薄い本のような逸話がある。



[[メジロパーマー>メジロパーマー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mejiro Palmer


 伝統の牧場に舞い降りた、競馬界屈指の個性派


芝での未来を疑われ障害競走*10を2回走りながら障害飛越が下手過ぎて平地競争へ舞い戻った異色の経歴、重賞を勝った後も好走と惨敗を繰り返した危うい魅力。
しかし、山田泰誠騎手との運命的な出会いで、92年グランプリ春秋連覇を成し遂げたように、ハマった時の鮮やかさは格別だった逃げ馬がモチーフ。別名、「遅れてきた逃亡者」
バカコンビ2号でこっちは主にスタミナに物を言わせた逃げでゴリ押しまくる。



[[ダイタクヘリオス>ダイタクヘリオス(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Daitaku Helios


 短距離界をドラマと笑いで彩るエンターテイナー


史上2頭目となるマイルCS2連覇*11を果たした、「新聞の読める馬」「笑いながら走る馬」の異名を持つ個性派競走馬がモチーフ。
バカコンビ1号であり、こちらはスプリント戦で培った勢いのある逃げでゴリ押すタイプ。
他にも「お嬢様」ことダイイチルビーとのカップリング、メジロパーマーとのバカコンビなどレース外のネタに事欠かない馬であるが、マイルCS連覇などの実績を残した立派なマイルの強豪である。



[[ダイイチルビー>ダイイチルビー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Daiichi Ruby


 紅玉ぎらり


「華麗なる一族*12」の血を引き、牝馬として初めて混合GⅠを2勝し、91年最優秀スプリンターにも選出された「1億円牝馬」がモチーフ。

// 部分編集 [1987年生] 終点

1988年生

[[トウカイテイオー>トウカイテイオー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Tokai Teio


 天才はいる。悔しいが。


無敗で皐月・ダービーの二冠を獲得しながら度重なる骨折に見舞われ、それでもそこから何度も復活した稀代のイケメンホースがモチーフ。



[[ナイスネイチャ>ナイスネイチャ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Nice Nature


 名馬とは、必ずしもGⅠホースとは限らない


GⅠタイトルには届かなかったが、大レースには常に果敢に挑戦し愛された「善戦マン」「ブロンズコレクター」「ワイド馬券*14の申し子」がモチーフ。


元ネタ馬は「存命中の最年長重賞勝ち馬」の記録を長らく保持していた長寿馬であったが、2023年5月30日、老衰により自力で立てなくなったため安楽死処分となった。35歳と45日という大往生だった。またアプリリリース後に没した競走馬としては5頭目となる。



[[ツインターボ>ツインターボ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Twin Turbo

  • CV:花井美春
  • モデル:ツインターボ(1988年4月13日~1998年1月15日 ♂)

 ただ一つの戦いを貫き通した、小さな「逃亡者」


ターボエンジン全開の「大逃げ」で圧勝か惨敗かという両極端な成績で90年代前半の中央競馬を沸かせた、JRA公認ネタ馬「中央競馬・最後の個性派」がモチーフ。



[[ヤマニンゼファー>ヤマニンゼファー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Yamanin Zephyr


 そよ風ゼファー、というには強烈すぎた。


「マイルの皇帝」と呼ばれた父の血を受け継ぎ、1200~2000mまでの幅広い距離で活躍した、1993年の最優秀5歳以上牡馬・最優秀短距離馬がモチーフ。



[[ケイエスミラクル>ケイエスミラクル(ウマ娘 プリティーダービー)]]/K.S. Miracle


 7番のケイエスミラクルわずかに踏ん張った感じ!


デビュー前に日本脳炎と重度の脚部不安を発症したが回復する*15という「奇跡ミラクル」を見せ、レコードを3回叩き出すなど短距離戦線で活躍したが、僅か8ヶ月の競走生活の末にスプリンターズSで負傷し散っていった薄命の外国産馬がモチーフ。

// 部分編集 [1988年生] 終点

1989年生

[[ミホノブルボン>ミホノブルボン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mihono Bourbon


 常識は、敵だ。


本来短距離向けとされる血統ながら、坂路を用いたスパルタ調教で距離の壁を克服し、無敗で二冠を制した「坂路の申し子」「サイボーグ」がモチーフ。



[[ライスシャワー>ライスシャワー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Rice Shower


 ヒールか、ヒーローか。悪夢か、奇跡か。


前半生は人気馬の勝利を阻み記録を打ち破り続けたヒールとして、後半生は不屈の闘志で復活したベビーフェイスのヒーローとして京都競馬場を駆け抜けた名馬がモチーフ。
京都競馬場にあるライスシャワー号の遺髪を納めた記念碑の前には、その死から四半世紀が経つ今なおファンや競馬関係者によるお供え物が絶えることがない。
余談ではあるが「黒い刺客」「漆黒のステイヤー」「淀の守り神」*16など二つ名がめちゃくちゃ多い。



[[サクラバクシンオー>サクラバクシンオー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Sakura Bakushin O


 最後に勝つものが勝者だ。


日本初ともいえるスプリント路線専業の快速馬がモチーフ。
競馬サイトなどで「スプリンターズステークス最強はどの馬?」とアンケートをとると大抵ぶっちぎって1位を取っており、
現在でも「龍王」ロードカナロアと双璧を成す──人によっては「当時と今の条件差を考えるとカナロアでも敵わないかもしれない1強」の──スプリント最強馬として名を馳せている。
近年のスプリント路線最強議論が最終的に3位争いに収束するのは大体こいつらのせい



[[マチカネタンホイザ>マチカネタンホイザ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Matikanetannhauser


 待ちかねたままの勝利があった 名家出身の三枚目


GⅠは勝てなかったが、生涯成績32戦8勝、獲得賞金5億1752万7400円と、ノーザンテースト産駒では一番多くの獲得賞金を稼いだ、「善戦マン」がモチーフ。
レースに勝ったエピソードより鼻血*17やクモ原因疑惑*18の蕁麻疹などレースに出られなかったエピソードの方が有名なのは多分気のせい…



[[ニシノフラワー>ニシノフラワー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Nishino Flower


 だって私は


阪神3歳牝馬S(現・阪神JF)、桜花賞、スプリンターズSを勝った早熟の快速牝馬がモチーフ。

// 部分編集 [1989年生] 終点

1990年生

クラシック三冠を分け合った「BNW」のほか、マイルやダート路線ではノースフライト、ホクトベガなどの名牝が印象的な世代。


[[ビワハヤヒデ>ビワハヤヒデ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Biwa Hayahide

  • CV:近藤唯
  • モデル:ビワハヤヒデ(1990年3月10日~2020年7月21日 ♂)

 愛されるから強いのか、あるいはその逆か


若い頃は詰甘で脆かったが、長じてからは完璧なレース運びで圧倒的な強さを見せたナリタブライアンの半兄がモチーフ。
今なお続く日本競馬史上2位の連続連対数を誇る無敵の兄貴。周りに派手な馬が多くて今一地味な扱いを受ける事が多いが



[[ナリタタイシン>ナリタタイシン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Narita Taishin


 「二強」では終わらせない、煌めきの末脚


晩年は不運に見舞われたが、全盛期の末脚は凄まじい切れ味を誇った皐月賞馬がモチーフ。



[[ウイニングチケット>ウイニングチケット(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Winning Ticket


 瞬きさえ許さない、3つのプライドの激突


岡部幸雄・福永洋一(福永祐一の父)と同期の名騎手・柴田政人に悲願のダービージョッキーの称号をプレゼントした第六十代日本ダービー馬がモチーフ。



[[ユキノビジン>ユキノビジン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Yukino Bijin


 ユキノビジンが詰めてくる!ユキノビジンが詰めて参りました!


盛岡からやってきた牝馬戦線の超新星がモチーフ。



ノースフライト/North Flight


 輝ける場所


デビューが現3歳5月と大幅に遅れたものの、同10月のエリ女杯以降連対を外さず、とくに1600mのレースでは5戦全勝(うちGⅠ2勝)を挙げて94年最優秀5歳以上牝馬にも選出され、アグネスタキオンとアグネスデジタルに一蹴された息子経由でオルフェーヴル・トーセンジョーダン・ウインバリアシオンを倒して春天を勝った孫も出した「マイルの女王」がモチーフ。
「スプリントの驀進王」サクラバクシンオーとの鎬の削り合いでも有名。
「フーちゃん」呼びも史実通り。また、当時としては大変珍しく厩務員を女性が務めており、おしゃれ好きの設定も厩務員女史が自らメンコを刺繍していたことから来ていると思われる。
2023年9月17日の5thライブ名古屋公演2日目にて発表。
その後さっそく2024年1月29日配信のぱかライブTVに出演しているが、指出毬亜はニジガク6thライブ後にフーちゃんに合わせるかのように髪型を変えた。さらに人見知りを抑える為か、ニジガクでも共演しているヒトリダケナンテエラベナイヨー!!!の方矢野妃菜喜も同席。
2024年5月20日に育成キャラとして実装。安田記念にちなんだ6月での登場が多く予想されていたが、史実では94年5月15日に行われた同レースにて勝利しており、そちらにあわせたのではともいわれている。


ロイスアンドロイス/Royce and Royce

  • CV:田辺留依
  • モデル:ロイスアンドロイス(1990年3月10日~1996年6月14日 ♂)

 元祖・最強の3勝馬


勝ち切ることこそ少なかったが、未勝利戦でもGⅠでもとにかく馬券入りする抜群の安定感を見せ、最終的に28戦3勝・2着9回・3着7回という成績を叩き出すも、サクラローレルが勝った1996年天皇賞(春)で11着に沈んだ後放牧中に急逝した「シルバー&ブロンズコレクター」がモチーフ。
この世代におけるBNW以外の史実牡馬としては初登場となった。


2023年10月より放送のアニメ第3期第1話にて初登場。この時は名前のテロップが見切れており最後の1文字「ス」しか表示されていなかったため、ファンの間では真名発表まで長らく「『ス』ちゃん」と渾名されることになった。なお、競馬ガチ勢の間では速攻でコイツだろうと推測されていた。
その後もアニメではちょくちょくセリフ無しの賑やかしとして登場していたが、第12話の放映日となる12月20日に突如としてアプリにSRサポカが実装。あわせて真名およびCVが発表された。
史実で騎手に「順位の概念を理解していて、望んで2~3着になっていた」と評されるほど頭が良かったエピソード*19から、頭脳明晰なセルフプロデュースの鬼となっている。
おかげでアニメのテロップ見切れ芸が「ドゥラメンテやヴ姉妹のサプライズ登場に対抗するための自己演出」扱いされる一幕も。
紫色のメンコをしていたことから、紫の髪飾りを着用している他、眼鏡をかけている。
また、ファンの間で「最強の○○馬」(○○には時期によって「未勝利」「1勝」「3着」「重賞未勝利」などが入る)と呼ばれていたことからか、"最強"の称号へのこだわりが強い。

// 部分編集 [1990年生] 終点

1991年生

史上5頭目の三冠馬ナリタブライアンを輩出した世代であり、今の所ブライアン以外の実装馬は全員史実でナリタブライアン号と対戦経験がある馬となっている。


[[ナリタブライアン>ナリタブライアン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Narita Brian


 群れに答えなどない。


クラシック時は暴力的なまでの強さを誇って三冠馬となったが、古馬に入ってからは故障のために精彩を欠いてしまった、日本競馬史上最強の馬との呼び声もある「シャドーロールの怪物」がモチーフ。



[[ヒシアマゾン>ヒシアマゾン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Hishi Amazon

  • CV:巽悠衣子
  • モデル:ヒシアマゾン(1991年3月26日~2019年4月15日 ♀)

 華やかな闘魂


牝馬でありながらナリタブライアンとも競り合った90年代前半最強クラスの牝馬がモチーフ。



[[ビコーペガサス>ビコーペガサス(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Biko Pegasus


 誰が差す?俺が差す!ビコーペガサス!


○外の時代に活躍したちびっこ短距離馬がモチーフ。
大きな勝ちには恵まれなかったが所謂名脇役として短距離路線を盛り上げており、サクラバクシンオーやヒシアケボノ等とよく対戦し1995年阪急杯ではサムソンビッグとも対戦。シンコウウインディが勝った第一回GⅠフェブラリーステークスにも参戦し4着に食い込む地力の強さを見せた。
他にもクラシック期にはヒシアマゾン、1994年マイルチャンピオンシップではノースフライト、1996年高松宮杯ではヒシアケボノと共にナリタブライアンとも戦い、最後はタイキシャトルの雄姿を見届けターフを去った。



[[サクラローレル>サクラローレル(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Sakura Laurel


 一緒に見たい夢がある


脚部不安に苦しめられ続けなかなか重賞を勝てなかったが、現5歳になってようやく開花し春天と有馬記念を制覇した「遅咲きの桜」がモチーフ。
最後は凱旋門賞出走を目指すも前哨戦で重傷を負い、危うく現地で薬殺されかけるも日本側のスタッフが止めた事で助かりそのまま引退した経歴を持つ。



サムソンビッグ/Samson Big

  • CV:???
  • モデル:サムソンビッグ(1991年4月14日~ ? ♂)

 内からはサムソンビッグ!3頭並んでいます!


1994年きさらぎ賞を最低人気で制したが、ナリタブライアンがクラシック三冠を成し遂げた影であわや「逆三冠」*20を達成するところだった競走馬がモチーフ。ナリタブライアンを除けば、1994年クラシック三冠レース唯一の皆勤賞。


2023年11月20日の深夜0時に突如として登場が告知され、同日更新の『スターブロッサム』にも登場した。
あまりにも唐突かつマニアック過ぎるチョイスに、少なくない読者が別名義枠だと勘違いしたとか。某百科事典サイトでもウマ娘化後にやっと項目が立った。
実名で実装されたウマ娘としては記念すべき100人(頭)目。
またモチーフ馬に障害レースの経験があるウマ娘としてはメジロパーマー以来2人目、かつ障害レースで勝利経験がある馬としては初の実装となった。
更に発表時点で消息不明扱いだった初めてのケースとなる*21。ちなみに少なくとも2009年に那須トレーニングファーム所属で馬術競技に出場した記録が残っており、おそらくは需要が無かった記録が残っていないだけで、年齢的にそのまま那須トレーニングファームで余生を過ごしたとする説が有力。

// 部分編集 [1991年生] 終点

1992年生

[[フジキセキ>フジキセキ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Fuji Kiseki

  • CV:松井恵理子
  • モデル:フジキセキ(1992年4月15日~2015年12月28日 ♂)

 見たかった夢の続き SS最高傑作


サンデーサイレンス一年目の傑作にして、クラシックを前に無敗のまま引退した幻の三冠馬がモチーフ。



[[マヤノトップガン>マヤノトップガン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mayano Top Gun


 マッハの衝撃波。


田原成貴と共に勝った4つのGⅠ全てで違うレースの進め方をしていた変幻自在の脚質を誇る"撃墜王"がモチーフ。



[[マーベラスサンデー>マーベラスサンデー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Marvelous Sunday


 ここから高みへ


サンデーサイレンス初年度産駒の代表馬で、古馬になって成長を見せて父の評価を高めた馬がモチーフ。さりげなく武特別広報が全戦乗り続けた馬でもある*22



[[ヒシアケボノ>ヒシアケボノ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Hishi Akebono


 電車道の天下獲り 電撃界の巨漢横綱


これぞマル外*23なビッグサイズを誇った早熟スプリンターがモチーフ。日本競馬史上最も重い体重*24でのGⅠ制覇記録保持者でもある。
そのデカさは今なお「ヒシアケボノでかすぎ」と競馬ファンに言われるほど。とにかくデカかったので、どこを走っているのかすぐわかった。

// 部分編集 [1992年生] 終点

1993年生

[[エアグルーヴ>エアグルーヴ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Air Groove

  • CV:青木瑠璃子
  • モデル:エアグルーヴ(1993年4月6日~2013年4月23日 ♀)

 激しく、美しく、燃えさかれ


90年代後半の日本競馬の黄金期を代表する女傑にして、繫殖入り後も数々の名馬を輩出、孫世代以降も後にウマ娘になったドゥラメンテ等優秀な子孫に恵まれた「女帝」がモチーフ。



[[シンコウウインディ>シンコウウインディ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Shinko Windy


 夜明けの咆哮


レース中に噛みつきに行って失速したこともある*25「ミスター噛みつき癖」と称された荒い気性の馬がモチーフ。


モチーフ馬は競走引退後種牡馬として大成することはできなかったが、故郷シンコーファーム及びダーレー・ジャパンで長命を保ちつつたのしい当て馬ライフを送った。
2023年9月27日に30歳で死去。アプリリリース後に没した7頭目のモチーフ馬となった。

// 部分編集 [1993年生] 終点

1994年生

主人公世代である98年クラシック世代を導く先輩世代として、アニメでもゲームでも登場している。
しかしそのせいなのか登場する面々はやたらめったらキャラが濃く、キャラの濃さで主人公世代食ってると言われることも。
まぁ、モチーフの97年クラシック世代も個性的なメンツが多かったからしょうがないね!


[[サイレンススズカ>サイレンススズカ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Silence Suzuka


 速さは、自由か孤独か。


「逃げて差す」という大逃げ戦法で見る者に驚きを与え続け、最期は限界の向こう側まで駆けて行ってしまった"異次元の逃亡者"がモチーフ。



[[タイキシャトル>タイキシャトル(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Taiki Shuttle


 可能性は人を熱くする。


本場欧州GⅠを日本調教馬として2番目に獲得し、短距離馬として史上初の年度代表馬に選出された伝説の短距離王がモチーフ。
当時ではタマモクロスと並ぶ重賞連勝記録を持っており、マイルにおいては未だに最強格に挙がる馬。



[[シーキングザパール>シーキングザパール(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Seeking the Pearl


 真珠のきらめき


本場欧州GⅠを日本調教馬として最初*26に獲得した爆弾娘がモチーフ。
史実からしてやたら濃い逸話が多く、死因が放牧中に落雷の直撃を受けて感電死という説まで存在する*27



[[メジロドーベル>メジロドーベル(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mejiro Dober


 いつまでも熱く


若手時代の吉田豊と共に、牝馬限定戦なら同期の牝馬にもエアグルーヴにもひけを取らぬ活躍を見せるも、牡馬混合戦では何故かてんでダメだった二冠牝馬がモチーフ。



[[マチカネフクキタル>マチカネフクキタル(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Matikanefukukitaru


 血を乗り越えた豪脚 淀のターフに福来る


豪腕・南井克巳の手によって、ハマった時はサイレンススズカ相手だろうと3000mの菊花賞だろうと差し切ってみせた末脚自慢の菊花賞馬がモチーフ。



[[メジロブライト>メジロブライト(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Mejiro Bright


 君の使命


父同様に詰めの甘さが目立つもそこが却って愛されてもいたメジロライアン産駒にして、メジロ牧場最後の天皇賞馬がモチーフ。

// 部分編集 [1994年生] 終点

1995年生

アニメ1期・アプリとコンテンツの中核をなすキャラ達の世代。
史実では唯一の平地GⅠ完全制覇*28を成しとげた各方面にタレント豊富な世代であり、未だに最強世代と推す声も根強い。
ウマ娘でも、彼女らを指して「黄金世代」という言及が成される場面が散見される。


[[スペシャルウィーク>スペシャルウィーク(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Special Week


 本当の敵は、諦めだ。


天才武豊に初のダービーをプレゼントした最強世代のダービー馬がモチーフ。



[[エルコンドルパサー>エルコンドルパサー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/El Condor Pasa


 僕らは、ひとりでは強くなれない。


卓越した競馬センスで日本競馬の悲願にあと数mまで迫り、イクイノックスが現れるまで日本の競走馬単独トップのレーティングを保持し続けた"怪鳥"がモチーフ。



[[グラスワンダー>グラスワンダー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Grass Wonder


 一瞬の判断で未来を変えた、未知なる栗毛


最強すぎて我慢できないグランプリの申し子がモチーフ。



[[セイウンスカイ>セイウンスカイ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Seiun Sky


 青海原を駆けた白い雲


巧みなペース読みと類稀な心肺機能で皐月賞と菊花賞を獲得した二冠馬がモチーフ。98年菊花賞では3000mの長距離を逃げ切り世界レコードも樹立した*30



[[キングヘイロー>キングヘイロー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/King Halo


 緑のメンコ 不屈の塊


3000mから1200mまで様々な距離を彷徨い歩いた末に、10度の敗北を経て栄光を手にした不屈の塊と言える2000年高松宮記念優勝馬がモチーフ。
父は80年代のヨーロッパ最強馬ダンシングブレーヴ、母もアメリカでGⅠ7勝を挙げたという世界的超良血馬。
クラシック期を共にした福永祐一の競馬人生に多大な影響を与えた馬であり、ウマ娘でも騎手要素が特に強いキャラである。



ツルマルツヨシ/Tsurumaru Tsuyoshi

  • CV:青山吉能
  • モデル:ツルマルツヨシ(1995年4月6日~ ♂)

 勝ちましたのはツルマルツヨシ!朝日チャレンジカップに続いて大金星であります藤田伸二!


GⅠ馬複数が一堂に会したレースで勝利をもぎ取るなど優れた素質を持ちながら、終始凄まじい虚弱体質に泣かされ続けた、シンボリルドルフ産駒最後のJRA重賞馬がモチーフ。
何気にモデルはウマ娘化した競走馬で初の誘導馬経験持ち(京都競馬場)だったりする。


2022年3月6日の4thイベントで初登場。この時は本名は公表されず、ビジュアルデザインと「遅れてきた秘密兵器」の二つ名のみ公開された。
その後3月18日にバ名及び担当声優が発表された。ブロワイエさんの本名での登場に話題を攫われた感はあるが
なお、青山氏はアニメ2期にて91年菊花賞馬レオダーバンの変名ウマ娘リオナタール(アニメオリジナルウマ娘)のCVも担当している。


そのビジュアルやツルマルツヨシがGⅠ未勝利馬だった事からか、バ名が公開されるまでは元ネタ馬の予想が紛糾し、ツルマルツヨシの他「エアジハード」「ウイングアロー」「アグネスワールド」(いずれも98年組のGⅠ馬)など複数の候補が挙げられnetkeibaの公式Twitter(現X)が混乱していた。
ちなみにゴールドシチーと同じく、種牡馬にならず乗馬(後に誘導馬)からウマ娘になった数少ないキャラクターの一人。

// 部分編集 [1995年生] 終点

1996年生

アニバーサリーを期に、ゲームとアニメで頭角を表してきた通称「覇王世代」。
様々な要因が絡み合って過小評価されがちな世代だが、実は数多の世代記録を更新しており、黄金世代に引けを取らない層の厚さを誇る。
キャラの濃さも黄金世代に負けず劣らず。


[[テイエムオペラオー>テイエムオペラオー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/T.M. Opera O


 その戦いに、人は夢を見る。さぁ、夢を見よう。


唯一無二の若き相棒と共に世紀を駆け抜け、年間全勝のレジェンド・世紀末覇王と謳われた七冠馬がモチーフ。


モチーフとなったテイエムオペラオー号はアニメ放送期間中にこの世を去ってしまったが、その1カ月半後の宝塚記念で「唯一無二の若き相棒」だった和田竜二が17年ぶりに中央GⅠを制覇。NHKマイルカップにおける藤岡佑介のGⅠ初制覇、同期である福永祐一の日本ダービー初制覇と共に、2018年上半期中央GⅠ戦線のトレンドとして感動を呼んだ。



[[メイショウドトウ>メイショウドトウ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Meisho Doto


 ターフを揺るがす“怒濤”の力。


オペラオーに負け続けたが、一矢"は"報いたアイルランド生まれの2001年宝塚記念優勝馬がモチーフ。
というと単なるシルバーコレクターのようだがドトウの場合は少し異なり、オペラオー以外にはほぼ負けなし
4歳以降は一度も掲示板を外しておらず、オペラオーのいないレースではむしろ蹂躙する側に回っていたり、オペラオーに負けても2着は堅持し続けていたりと、近い世代の馬の中では抜きん出た実力を持っていた。ただオペラオーが常にその上を行っていただけなのだ。
そのせいで2着争いすらできないという事実がこの時期のGⅠ戦線を盛り下げていたのは否めない。



[[アドマイヤベガ>アドマイヤベガ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Admire Vega


 母子2代の一等星。


この世代のダービー馬で、93年桜花賞・オークスを制した二冠牝馬ベガが生んだ絶世のイケメンホースがモチーフ。



[[ハルウララ>ハルウララ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Haru Urara


 負け組の星


高知競馬で113戦、全て負け続けることで皮肉にもブームとなった競走馬がモチーフ。
しかしながら彼女が引き込んだ売上がいつ消えてもおかしくなかった高知競馬を救い、ひいては低迷していた地方競馬、そして中央までをも巻き込んだ競馬人気そのものの再燃に大きく貢献しており、彼女の存在がなければウマ娘シリーズは無かったといっても過言ではない。
また「みどりのマキバオー」の続編「たいようのマキバオー」の主人公ヒノデマキバオーのモデルでもある。



[[ナリタトップロード>ナリタトップロード(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Narita Top Road


 想いはひとつ、頂点への道


強大すぎるライバルと数々の逆境にも怯まず、オペラオーが去った後も最後まで後輩たちの前に立ちはだかり、世代の強さを証明した意地の菊花賞馬がモチーフ。
芝3000mの世界レコード(当時)という輝かしい記録と、3年連続で天皇賞(春)3着というナイスネイチャにも劣らぬ珍記録の両方を併せ持つ。



モンジュー/Montjeu

  • CV:櫻庭有紗
  • モデル:モンジュー(1996年4月4日~2012年3月29日 ♂)

 “20世紀最後”の欧州最強馬


エルコンドルパサーを凱旋門賞で下し他にも数々のGⅠを制覇した当時最強といっていい欧州馬。本作初の海外調教馬モチーフ
種牡馬としても優秀な実績を残し、孫世代も活躍している欧州の名馬の一頭。後継種牡馬に恵まれていないのは内緒
ウマ娘として正式に実装された2022年には、女帝の系譜を継ぐ二冠馬の筆頭産駒・タイトルホルダーや「龍王」ロードカナロア産駒の一頭・パンサラッサなど、その血を牝系から引く*31サラブレッドが現実の日本競馬で活躍したことも話題となった。


ユーザーたちからは「海外の超有名馬だからどう考えても使用許可が出るわけがない」と思われていて、実際アニメでは同じポジションに「ブロワイエ」というオリジナルのウマ娘が登場していた。
しかしそこから約5年後、ゲームのメインストーリー第1部最終章前半にて名前だけだが言及され、ユーザーたちを驚愕させた。
その後最終章後編でとうとう正式に姿を見せる。ブロワイエからは見た目も声優も完全に変更された。他のウマ娘たちと比較すると腕などが明らかに筋肉質なのが特徴的。
そして2023年8月、凱旋門賞をテーマにした新シナリオ「reach for the stars プロジェクト L'Arc」に登場、実質的なラスボスの立場を務める*32。作中でもレジェンド扱いであり、非常に高いステータスと豊富なスキル、そしてメインストーリーでも見せた高潔な精神でこちらを圧倒する。

// 部分編集 [1996年生] 終点

1997年生

オペラオー無双99年世代と01年世代に挟まれ、内国産馬組が古馬期大苦戦する一方、外国産馬組が国内外問わず活躍した世代。


[[エアシャカール>エアシャカール(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Air Shakur


 河内の夢か!?豊の意地か!?どっちだ~!!


2000年ダービーにて夢(河内洋、アグネスフライト騎乗)と意地(武豊)が激突する名勝負を演じ、僅か7cm届かなかった「準三冠馬」───にして、クラシック以後は低迷の一途を辿り、世代の闇の象徴となってしまった馬がモチーフ。



[[アグネスデジタル>アグネスデジタル(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Agnes Digital


 真の勇者は、戦場を選ばない。


2000m以内なら芝もダートもものともせず、地方に海外にと常軌を逸した転戦をしながらGⅠ6勝を果たした変態にして、丸一年以上続いた世紀末覇王の絶対王政崩壊の狼煙を上げた真の勇者がモチーフ。


2021年12月、アグネスデジタル号はアプリにおける自分の育成実装を見届けるかのように永眠。ゲーム内容上その異様かもしれないが輝かしい戦績が再注目されていただけに、運営チームはもちろんプレイヤーからもその死を悼まれた。



[[タップダンスシチー>タップダンスシチー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Tap Dance City


 これがオレ達の走りだ。


現6歳時のジャパンCで史上最大着差タイとなる9馬身差の逃げ切り完勝を成し遂げた他、7歳となった翌年にも宝塚を制してみせ、外国産馬として初めて10億円以上稼いだ「老兵」がモチーフ。

// 部分編集 [1997年生] 終点

1998年生

世紀末覇王に引導を渡し、98世代の次の強豪世代として「黄金世代」と称されるも、主力の相次ぐ早期脱落で最強世代になりそこなった悲運の世代。
素質だけなら最強と語るファンも多い。
種牡馬としても活躍した馬が多く、アプリゲームがリリースされた現在においても彼らの血を引く現役競走馬が多数JRAに登録され、馬自体は未ウマ娘化でも子世代が実装されたケースが1人いる*33


[[アグネスタキオン>アグネスタキオン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Agnes Tachyon


 ライバル達を絶望させ、見る者の目を眩ませる「超光速の粒子」


圧倒的な強さで三冠確実と言われながら怪我で早期引退に追い込まれ、種牡馬としても内国産馬として57年ぶりにリーディングサイアーに輝きながら急性心不全で早逝と、実在しない粒子「タキオン」のようにあっという間に消えていった「幻の三冠馬」がモチーフ。


[[マンハッタンカフェ>マンハッタンカフェ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Manhattan Cafe


 ロンシャンに架けた夢 ターフにそびえた摩天楼


父・サンデーサイレンス生き写しの姿を持つ切れ味自慢のステイヤーがモチーフ。
菊花賞を制したのち有馬記念でオペラオーに引導を渡し、翌年シンボリルドルフ以来17年ぶりの菊花賞→有馬記念→天皇賞(春)の3連勝を遂げた『摩天楼の幻影』。


ジャングルポケット/Jungle Pocket


 密林から飛び出せ


フジキセキが果たせなかった「クラシック出走・制覇」の夢を同馬主・同厩舎・同騎手で果たしたダービー馬にして、後年にはお笑いトリオの名前の由来にもなった2001年度代表馬がモチーフ。
2023年2月の『ぱかライブVol.26 2周年記念ウマ娘冬の陣!』にて2周年ガチャのSRサポートカードとして不意打ち気味に発表され、同時にCVとプロフィールが公開された。
ここで発表された藤本氏はポッケ登場前にメジロ讃歌のバックコーラスにも参加しており、変則的ながらモブからの昇格者とも言える。
キービジュアルにもナリタトップロードとシンボリクリスエスの間に勝負服姿で登場していたほか、2023年1月のぱかライブTVの際には新シナリオ予告の際の映像に登場していた*34
その後、劇場版「新時代の扉」の主人公に抜擢されることも発表された。


なおモチーフ馬は3歳ジャパンカップの前に馬主が変わっているが、ウマ娘としての勝負服は初代オーナーである齊藤四方司氏の勝負服をモデルにしている。



ダンツフレーム/Dantsu Flame

  • CV:福嶋晴菜
  • モデル:ダンツフレーム(1998年4月19日~2005年8月28日 ♂)

 次の幕こそ


2001年皐月賞・日本ダービー共に2着と実力はあったものの、不遇な晩年を送り引退してすぐに他界した2002年宝塚記念の勝ち馬がモチーフ。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブで発表。「ダンツ」冠名(山元哲二氏所有)からは初の実装となった。
それと同時に劇場版「新時代の扉」に登場することも明かされている。
中の人の福嶋氏はダンツフレーム発表以前に舞台版「~Sprinters’Story~」のアンサンブルとして出演、ネームドウマ娘への昇格を果たしている。


お人好しで流されやすい性格のため同期によく振り回されているが、「いつか主役になりたい」という願望の元ひたむきに努力している。
どれだけ鍛えても肉付きが良いままという体質で、本人は少々コンプレックス気味。他人の事言えない同室の子にはぷにぷにされているらしい。

// 部分編集 [1998年生] 終点

1999年生

[[ファインモーション>ファインモーション(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Fine Motion


 遅れてきた乗客


牝馬離れした圧倒的な身体能力と、そこらの牝馬より繊細で脆い精神を併せ持つ牝馬がモチーフ。
とある事情により、彼女は牡牝を表す髪飾りが両耳についている。


[[シンボリクリスエス>シンボリクリスエス(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Symboli Kris S


 漆黒の帝王


アメリカから日本に渡ってデビューし、日本ダービー2着を経て史上初の秋天連覇*35及び史上4頭目の有馬記念連覇を成し遂げ、シンボリ牧場復活のさきがけとなった2002・2003年JRA賞年度代表馬がモチーフ。
種牡馬としても多数のGⅠ馬・重賞馬*36を輩出するなど充分な結果を残し、現代競馬を追えば父父・母父としてその名前を幾度となく目にすることになる存在でもある*37



[[タニノギムレット>タニノギムレット(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Tanino Gimlet


 祝杯をこの手に


皐月賞→NHKマイルカップ→日本ダービーという超過酷なローテに挑み、武豊に史上初となる3回目のダービー騎手の称号をプレゼントした直後に故障引退したが、種牡馬として64年ぶりのダービー牝馬となるウオッカを生み出した2002年日本ダービー優勝馬がモチーフ。
それ故かウオッカと似たデザインとなっている。


[[ヒシミラクル>ヒシミラクル(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Hishi Miracle


 来る!来る!ヒシミラクル!来る!来る!来た!
 “奇跡”は、ロングスパートから。


現3歳5月まで未勝利を抜けられなかったが、3/8の抽選を通り抜けて出走した菊花賞において勝利を収めてから翌年の天皇賞(春)・宝塚記念も制し、「ミラクルおじさん」をはじめとした濃いファンも獲得した03年最優秀父内国産馬がモチーフ。



ノーリーズン/No Reason

  • CV:河野ひより
  • モデル:ノーリーズン(1999年6月4日~2024年5月7日 ♂)

 あぁっと!!内で落ちた、ノーリーズン落ちた!!ノーリーズン落馬ァァァァァァ!!!!
 誰かが何かを


万馬券を叩きだした皐月賞*38馬として迎えた菊花賞で、1番人気に支持されながらもスタート直後に突如理由無き反抗で鞍上の武豊を落馬させ110億円分の紙屑を作った「陽の光を浴びずにいた者」がモチーフ。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブで発表。
古風な口調で話し、勝負服もさながら甲冑のようなデザインだが、これはノーリーズン号が引退後に相馬野馬追で活躍していたのが由来。


なお、正式登場前にネオユニヴァースのシナリオの「レースが大波乱になることと、ヒシミラクルが勝つことをネオユニヴァースが予言する」というシーンにて、1番人気ながらレース開始直後にトラブルが発生して競争中止した「ゼッケン6番のウマ娘」として少しだけ登場していた。流石に落馬に関してはぼかされていた
同じシーンには2番人気で11着と大敗したアドマイヤマックス(2005年高松宮記念勝ち馬)も「ゼッケン18番のウマ娘」名義の匿名モブとして登場している。


2024年4月30日から開催されたウマ娘のイベントシナリオ「下剋上、兵どもが鬨の声」にノーリーズンが登場し、配布サポカとしても話題となっていた5月7日に老衰で死亡。
まるでウマ娘の自分の活躍を見届けるようなタイミングでの訃報であった。

// 部分編集 [1999年生] 終点

2000年生

[[ゼンノロブロイ>ゼンノロブロイ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Zenno Rob Roy


 王道の覇者


2004年の有馬記念でコースレコード*39を叩き出した、テイエムオペラオー以来の秋古馬三冠*40馬がモチーフ。
掲示板をほとんど外さなかった優等生で、素晴らしい成績の持ち主なのだがいまいち影が薄い
これは活躍時期が日本競馬の人気が斜陽化しつつあった時期と重なってしまった上、同期同父に二冠馬と三冠牝馬、少し前に生涯掲示板を外さず年間全勝グランドスラムとかやったおかしな覇王や引退レースの有馬記念で史上最大着差つけた上で連覇した漆黒の帝王*41がおり、そしてこの後に(というか本馬が秋古馬三冠を達成する前週にデビューした)衝撃の英雄が出てくるためである。


2022年9月2日、繋養先の村上欽哉牧場で死去。アプリリリース後に没した3頭目の競走馬となった。



[[ネオユニヴァース>ネオユニヴァース(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Neo Universe


 ネオユニヴァース、ミルコ・デムーロ!曇り空の東京競馬場に右手を突き上げました!


主戦騎手を務めたイタリア系関西人ミルコ・デムーロに外国人騎手初のクラシック二冠をプレゼントし「騎手人生No.1の存在」と言わしめた03年最優秀3歳牡馬がモチーフ。



スティルインラブ/Still in Love

  • CV:宮下早紀
  • モデル:スティルインラブ(2000年5月2日~2007年8月2日 ♀)

 勝負強さで17年ぶり牝馬三冠


17年ぶりに、また3冠目が秋華賞に変わってから初めて牝馬三冠を制し、鞍上の幸英明騎手を史上最年少の三冠騎手*42となさしめるも、その後ついに勝つ事はなく、引退後も不運だった第2代三冠牝馬がモチーフ。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブで発表。前田オーナー一家およびノースヒルズ*43の関係馬からは上述のノーリーズン及び下記のトランセンドと共に初の実装となった。
これと同時に「熱血ハチャメチャ大感謝祭!」のロゴのシルエットが彼女であることも明かされている。


お淑やかで良識的に見えるが、レースとなると強者と競い合うことに愉悦を感じるというなんだかアブナい性格。普段はこの衝動に耐えているらしい。
またお菓子が好きなようだが、この元ネタは主戦の幸英明騎手*44

// 部分編集 [2000年生] 終点

2001年生

波瀾万丈の競走生活を歩みながらも目覚ましい活躍を見せた実力派揃いにして、種牡馬としても大活躍した馬を多く擁し、「繁殖最強世代」とも称される世代。
例によって1頭(しかも牝馬)しか実装されていないが、他の馬の実装を望む声も多い(ダイワスカーレット号の兄*45やホッコータルマエ号の父*46、シュヴァルグラン号の父*47等。キタサンブラック号の父*48も同世代)。


[[スイープトウショウ>スイープトウショウ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Sweep Tosho


 Q.彼女にしたい? A.いやーキツいでしょ
 (15年後)Q.彼女にしたい? A.彼女は嫌ですね
 制覇の条件


豪快な末脚で牡馬をもなぎ倒す活躍を見せたスイープたんハアハア宝塚記念馬がモチーフ。

// 部分編集 [2001年生] 終点

2002年生

芝最強の三冠馬とダート最強馬2頭(フジキセキ号の息子カネヒキリ号とエルコンドルパサー号の息子ヴァーミリアン号)を輩出し、GⅡ・ダートラインでは長く現役を続ける馬が多めで繁殖牝馬も豊作だったものの、三冠馬とヴァーミリアン号以外のクラシック戦線上位組が牡牝問わず相次いで故障離脱するか長期低迷していった微妙に不遇な世代。元々一頭も参戦していなかったのだが、アプリ3周年直前に突如大量実装されることとなった


ラインクラフト/Rhein Kraft

  • CV:小島奈々恵
  • モデル:ラインクラフト(2002年4月4日~2006年8月19日 ♀)

 尊き一瞬


桜花賞とNHKマイルカップの「変則二冠」を達成するなど重賞5勝を挙げ、繁殖としても期待されたが調教中の急性心不全で早逝した快速牝馬がモチーフ。
2024年2月4日のウマ娘5th公演にて登場が発表され、同時にメインストーリー第2部の主人公として登場することが発表されている。
日向ぼっこが大好きな明るく朗らかなウマ娘。頑固な面や行動力の高い面もあるが、彼女の本質はのほほんとした性格であり、周囲をほっこりした気分にさせてくれるらしい。



シーザリオ/Cesario

  • CV:佐藤榛夏
  • モデル:シーザリオ(2002年3月31日~2021年2月27日 ♀)

 汗かいちゃったね、シーザリオ
 その日、彼女は二つの国の女王となった。


優駿牝馬とアメリカンオークスを制し、母としてはエピファネイア(シンボリクリスエス産駒でデアリングタクトの父)・リオンディーズ・サートゥルナーリアと計3頭のGⅠ馬を送り出した「ジャパニーズ・スーパースター」がモチーフ。
2024年1月26日に突如として登場が告知された、キャロットファーム所有馬初のウマ娘である。
名前の由来の影響*49か男装の麗人のような風貌をしているほか、顔立ちや流星など史実での父スペシャルウィークとかなり似ている部分がある。


名トレーナーの父と教育熱心な母の下で育ったほか、ティアラウマ娘の引退後は後進育成に注力することが多いと知ったことで、その姿を理想としている。
同室の親友曰く、オンオフが非常にはっきりしているとか。



エアメサイア/Air Messiah

  • CV:根本優奈
  • モデル:エアメサイア(2002年2月4日~2014年9月12日 ♀)

 わたしはわたし


エアシャカール号の姪(母エアデジャヴーがエアシャカールの半姉)で秋華賞とローズステークスの重賞2勝を挙げ、牝馬三冠路線でラインクラフトやシーザリオとしのぎを削りあい、繁殖としてもリオンディース号やサトノダイヤモンド号と競い合った重賞馬エアスピネル号を輩出する等奮闘した競走馬がモチーフ。
2024年2月4日のウマ娘5th公演にて登場が発表され、同時にメインストーリー第2部に登場することが発表されている。
エアグルーヴ・エアシャカールに次ぐ3人目の「エア」冠名のウマ娘となり、またデアリングハート共々地味にウマ娘初の「サンデーサイレンス産駒の牝馬のウマ娘」にもあたる。
誠実・堅実を是とする一方、殻を破ったり突き抜けたい、といった大きく打って出たいと願うもののいつも小さくまとまりがち。
史実の母馬と同じように母はトリプルティアラ3戦全てで入着しており、その娘たる自分が勝利することで、母の託してくれた"未来"の素晴らしさを示したいと考えている。



デアリングハート/Daring Heart

  • CV:希水しお
  • モデル:デアリングハート(2002年3月9日~ ♀)

 デアリングハート!手が上がりました、鞍上の藤田伸二騎手!


GⅠ勝利こそ叶わなかったがクイーンSや府中牝馬S連覇など重賞3勝を挙げ、繁殖としてはデアリングタクトの母母にあたる競走馬がモチーフ。
社台RHを馬主とする競走馬がウマ娘になったのはネオユニヴァース以来2人目となる。
2024年2月4日のウマ娘5th公演にて登場が発表され、同時にメインストーリー第2部に登場することが発表されている。
アメリカ育ちなリーダー気質のある目立ちたがり屋で、自己肯定感が非常に高いが、それ故に自身の弱みは他人に見せたがらない。
強いハートを武器に、トリプルティアラのクイーンを目指している。


ウマ娘ではアメリカ育ちとされているが、実馬の生まれは日本の社台ファームだったりする。
ただ両親はいずれもアメリカ生まれで、近親にもアメリカでの活躍馬がいる血統なので、それらが翻案された結果と考えるのが妥当か。
なお現役最晩年はダート路線に転向し、勝利こそできなかったものの3戦中2戦で馬券圏内入りと意外にも好走していたりする*50もしかするとこれを踏まえてダート適性が高く設定されるかも?

// 部分編集 [2002年生] 終点

2003年生

05年クラシック世代と07年クラシック世代に挟まれ若干地味なものの、牡牝ともに二冠馬を輩出し、繁殖も含め各所で高い成果を見せた世代。
今の所実装は一頭だけだが、代表馬の中には実装済馬と同馬主なのが複数いるので、これからに期待だろうか。


[[カワカミプリンセス>カワカミプリンセス(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Kawakami Princess


 抜けた抜けた!カワカミプリンセス!無傷のオークス馬誕生!!


怒涛の5連勝で栄光を掴んだ後、降着沙汰を引き起こしそれ以降勝ちに恵まれなくなる極端な馬生を送った牝馬がモチーフ。


引退後は生まれ故郷の三石川上牧場で繫殖入りし、目立った成績こそ残せなかったものの繫殖引退後も当牧場で余生を送っていたが、2023年9月12日、前日の11日に起立不能となり死去したことが発表された。
ウマ娘のアプリリリース後に没した競走馬としては6頭目となる。

// 部分編集 [2003年生] 終点

2004年生

史上3頭目のダービー牝馬等、牝馬の活躍が目立った世代*51
実装されている馬も3周年までは全員牝馬だった。


[[ウオッカ>ウオッカ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Vodka


 誰も行かない道を行け 茨の中に答えがある


64年ぶり3頭目となる牝馬のダービー馬にして、史上初の牝馬による芝GⅠ7勝及び父娘ダービー制覇を成し遂げた女傑がモチーフ。



[[ダイワスカーレット>ダイワスカーレット(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Daiwa Scarlet


 明日も、緋色の風が吹く。


ウオッカ最大のライバルにして、「アンカツ」こと笠松競馬出身のベテラン・安藤勝己と共に37年ぶりの牝馬による有馬記念制覇を達成した女傑がモチーフ。



[[アストンマーチャン>アストンマーチャン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Aston Machan


 決意


ウオッカ・ダイワスカーレットと共に07世代牝馬の「3強」と並び称され、その期待に応えるように3歳でスプリンターズSを勝ち短距離女王の座に輝くも、翌年大腸炎を発症し僅か4歳で逝った悲運のスプリントレディがモチーフ。



フリオーソ/Furioso

  • CV:西連寺亜希
  • モデル:フリオーソ(2004年5月1日~ ♂)

 やはり強かった昨年のダート2歳チャンプは物が違うか!


GⅠ級6勝・地方所属馬の獲得賞金最多記録保持者ながらもGⅠ級競走17連対・GⅠ級2着11回という最多珍記録を残す「船橋の雄」がモチーフ。
中でも2007年に記録したジャパンダートダービーのレコードは2023年の同競走廃止*53まで保持し続けていた。
地方競馬(大井競馬)出身のJRAの名手・戸崎圭太騎手の、地方競馬時代の代表的持ち馬でもある(2008年より主戦)。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブで発表。JRA所属経験のない地方所属馬としてはハルウララ以来2頭目、同世代の牡馬及びダーレー・ジャパン・ファーム(ゴドルフィン)の所有馬としては初の実装となった。
史実での出自を汲んでか、打倒中央を目指す船橋トレセン学園からの留学生という設定になっている。


なお、正式登場前にワンダーアキュートのシナリオで下記エスポワールシチー・トランセンド共々存在だけは仄めかされていた。

// 部分編集 [2004年生] 終点

2005年生

[[スマートファルコン>スマートファルコン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Smart Falcon


 やはりスマートファルコンの独壇場か!


武豊と共に常軌を逸したスピードの逃げで交流重賞戦線を席巻した「砂のサイレンススズカ」がモチーフ。



エスポワールシチー/Espoir City

  • CV:亜咲花
  • モデル:エスポワールシチー(2005年4月22日~ ♂)

 希望と決意


GⅠ級競走を合計9勝した2009・2010年最優秀ダートホースがモチーフ。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブで発表。
反抗心全開のギャル。自分の強さを示すために努力しているが、強気な時に限ってよくコケてしまうらしい。


ちなみに上述したワンダーアキュートのシナリオの他に、タップダンスシチーのシナリオにおいても同馬主(友駿ホースクラブ)繋がりで存在が示唆されていた。


なお、中の人の本業は声優ではなくアニソン歌手
ゆるキャン△等の主題歌を歌う一方、競馬歴30年の父親とウマ娘の影響で競馬を始め、エフフォーリアと横山武史にこのペアに捧げる歌を作成し、披露するまでに脳を焼かれる。
2023年からは川崎競馬配信にもレギュラー出演。2023年7月には川崎競馬で冠レース「亜咲花が川崎に花をさかせま賞」まで開催*54
そしてついに声優としての初仕事として出演の座を勝ち取ったほどの競馬ガチ勢である。
出演にあたり、ゲスト出演した佐賀競馬配信のMCである主戦騎手・佐藤哲三もコメントを寄せている。

// 部分編集 [2005年生] 終点

2006年生

[[トーセンジョーダン>トーセンジョーダン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Tosen Jordan


 そして極限へ


脆い爪に悩まされながらも、父ジャングルポケットが参戦機会を逃した大舞台に挑み不屈の心で日本レコードを叩き出した2011年天皇賞(秋)馬がモチーフ。
このレコードは2023年にイクイノックスが更新するまで12年もの間保持されてきた。



[[ナカヤマフェスタ>ナカヤマフェスタ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Nakayama Festa


 なんとなんとナカヤマフェスタ!柴田善臣がやりました!


大先輩エルコンドルパサーに続き、蛯名正義と共に凱旋門賞の夢までアタマ差まで迫った11年ぶりの関東所属の宝塚記念馬がモチーフ。
ちなみに気性の悪さやレースの噛み合わなさは一番親父に似ていたと評判



[[ワンダーアキュート>ワンダーアキュート(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Wonder Acute


 勝ったのは7番ワンダーアキュート和田竜二!7番ワンダーアキュート勝ちました!


群雄割拠のダート戦国時代のシルコレ・ブロコレ馬がモチーフ。GⅠ級レースを3勝しており、特に2015年かしわ記念は史上初の9歳馬による平地GⅠ級レース制覇を達成したことでも知られる。
また、“オペラオーお気に入りのリュック”和田竜二のお手馬であり、彼にオペラオー以来11年ぶりのGⅠ級勝利*55を与えた馬としても知られる。



[[トランセンド>トランセンド(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Transcend

  • CV:塚田悠衣
  • モデル:トランセンド(2006年3月9日~ ♂)

 前へ行け


GⅠ・Jpn1を合計4勝し、ドバイWC2着という記録も残した2011年最優秀ダートホースがモチーフ。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブで発表。
赤い眼鏡*56がトレードマーク。最新ガジェットが好きなのだが、これは新設重賞を2勝(レパードS・みやこS)していることと、台湾のメモリ製品メーカー・トランセンドと名前が同じことを掛けたと思われる。
そのせいか、発表時にはトランセンド日本法人の公式Xにネタにされている。そしてX担当が引きに行ったら天井まで連れて行かれた


同年3月12日に育成PC、もといプレイアブルキャラとして実装。発表から育成実装までの期間は僅か19日と、これまでの最速だったネオユニヴァース(57日)にトリプルスコアを付ける爆速実装となった。
また本馬の史実を描く上で避けて通れない3・11ストーリー上の重要ポイントとして描いているため、公式からその旨に関しての告知がなされている。
多分だからこそ3月12日実装=3月11日に予告が出るこのタイミングでどうしても出したかったのだと思われる

// 部分編集 [2006年生] 終点

2007年生

素質の早咲きと良血揃いから一時は史上最強世代と目されるも、シニア以降上からは09年世代の二冠牝馬ブエナビスタ、下からは日本競馬史稀にみる強豪牝馬日本競馬史上最強候補の牡馬三冠馬に挟まれ苦しい戦いを強いられた世代。
苦しい戦いであると同時にタレント揃いだった為かシナリオでは親や近親馬による代役や匂わせが多くニヤりとさせられる事請け合い。


[[エイシンフラッシュ>エイシンフラッシュ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Eishin Flash


 ダービー馬!エイシンフラッシュ!再びこの府中で輝きました!


一瞬の切れ味は凄まじいものの、本当に一瞬しか続かないのが悩みの2010年日本ダービー馬がモチーフ。
管理した藤原英昭調教師からは「アイアンホース*57」と称されるなど漆黒のたくましく美しい馬体であり、ファンが多い馬でもあった。パドックでその馬体に騙される馬券師も多く、馬体詐欺とも評された
また2012年天皇賞(秋)で、騎乗したミルコ・デムーロ*58が貴賓室付近で一旦下馬して天皇・皇后両陛下(現在の上皇・上皇后御夫妻)に最敬礼したシーンも有名*59



[[カレンチャン>カレンチャン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Curren Chan


 自信、ゆるぎなく


可憐な名前とは裏腹の快速を誇った名牝がモチーフ。

// 部分編集 [2007年生] 終点

2008年生

オルフェーヴル/Orfevre


 黄金色の芸術


2009年の春秋グランプリ制覇を成し遂げた"夢の旅路"を全兄に持ち、その卓越した実力から人によっては日本競馬史上最強馬に推されることもある一方、
ゴルシが可愛く見えるほどの荒れ狂う気性難*60を持ち合わせたことから「金色の暴君」「激情の三冠馬」の異名を持つ7代目三冠馬がモチーフ。
アニメ3期3話においてはゴールドシップの口から"暴君"の別名で初言及。同話内では、トゥインクル・シリーズを去るゴルシがドリームトロフィーリーグでの対決を誓う相手としてジェンティルドンナとともに名前が明言された。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブにて発表されたほか、同時に公開された新キービジュアルにも堂々登場。
「レース界の王」「ターフは我が領土、三冠は元より我がもの」を名乗って憚らない暴君。
その圧倒的な実力とカリスマ性に惹かれ魅了された生徒が臣下の如く常に侍っているらしい。
また、本作における実名のウマ娘にはこれまで比較的キャリアの浅い声優の起用が多かった中、すでにベテランとしての地位を確立しつつある日笠陽子氏がCVに起用されたことも驚きを以て迎え入れられた。


なお、AnimeJapan2016においてオルフェーヴルと思わしきウマ娘のイラストが発表されていた(こちらを参照)が、そちらからはデザインが大きく変更されている。


こちらもスイープトウショウ同様、某YouTuber芸人のチャンネルで池添騎手に引かせて即完凸させていた



ウインバリアシオン/Win Variation

  • CV:月城日花
  • モデル:ウインバリアシオン(2008年4月10日~ ♂)

 ウインバリアシオンが狙っている!ウインバリアシオンが逆転を狙っている!


ハーツクライ産駒の初重賞ウィナーとなるも、オルフェーヴル相手に3回連続GⅠ2着を含むGⅠ2着4回*61を記録したオルフェの追っかけシルバーコレクターがモチーフ。


2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブにて発表されたほか、同時に公開された新キービジュアルにも登場。
「ウイン」冠名を使用するクラブ「ウインレーシングクラブ」からは初登場となる。
健気でひたむきスポ根ウマ娘。勝利を追い求める強い気持ちはあるが、失敗すれば人並みに落ち込むこともある。
しかし何度挫けようとも立ち上がる芯の強さもあり、いつかは物語を輝かせる主役プリンシパルを目指して日々努力中。

// 部分編集 [2009年生] 終点

2009年生

1つ上に牡馬三冠馬がいながらも、それぞれが自分の得意分野で暴れ回り、海外でも結果を残したり、時に一堂に会して派手にやり合ったり、たまに信じられない負け方を決めたりした、一筋縄ではいかない超個性派揃いの強世代。
長らく【ゴールドシップのみ→路線が違うため史実での対戦経験が無い二頭のみ】という状態が続いていたが、アニメ第3期でヴィルシーナが、そしてジェンティルドンナ(当初は名前のみ→2024年2月に発表)が参戦した。


[[ゴールドシップ>ゴールドシップ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Gold Ship


 ゴールドシップが立ち上がった!おおっと立ち上がったゴールドシップ!出ない出ない!6万大観衆からどよめき!ゴールドシップがゲートを出ませんでした!
 黄金の航路


圧倒的なパワーとスタミナ、タフネスで4年にわたって競馬界を席巻し、クラシック二冠及び史上初の宝塚記念2連覇*62を含む芝GⅠ競走6勝を挙げた「日高の白い悪魔」こと白い不沈艦がモチーフ。
モチーフとなったゴールドシップ号が芦毛の雄大な馬体の持ち主だったことを反映して非常に麗しい外見の持ち主だが、
実態は不条理な言動を繰り返す作中トップクラスのぶっ飛びウマ娘
ついでになぜか登場するウマ娘のうち唯一学年も不明。
ちなみにゴールドシップ号も奇行で知られた稀代の癖馬であり、これでも本家の方がもっとぶっ飛んでると言われたりする。


余談だが、Youtubeの「ウマ娘」用チャンネル「ぱかチューブ」でVTuberとして活躍したりしなかったり。本人は「宣伝担当」を自称している。
アプリがリリース延期を繰り返した期間を繋いできた功労バで、実はVTuberとしては古参だったりする(にじさんじ一期生とほぼ同時期)。



[[ホッコータルマエ>ホッコータルマエ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Hokko Tarumae


 旅路


東京大賞典2連覇や川崎記念3連覇など、史上初のGⅠ級競走10勝を達成した14年最優秀ダート馬がモチーフ。



ヴィルシーナ/Verxina


 ここだけは


牝馬三冠路線は全て三冠牝馬の2着と涙を呑み、古馬になってGⅠ制覇を果たすもその後1年に渡り不調に苦しめられ続けたが、
史上初の偉業と共に見事復活を果たしてみせた2013・14年ヴィクトリアM勝利馬がモチーフ。
ウマ娘では全妹ヴィブロスと共に初の「青毛」の持ち主でもある。


その名の通り「頂点*63」の座こそ自分に相応しいと豪語し、女王たらんとする勝ち気なウマ娘。
シュヴァルグラン・ヴィブロスら三姉妹の長姉で、妹たちの良き見本となるよう努めている。
本人に才能は十分あるが、「2」という数字に呪われているのか勝ちきれない苦労人でもある。


2023年10月より放映のアニメ第3期に登場。OP映像にも映っており、アニメ本編でもちょくちょく姿だけは見せていたが、11月16日放送の第7話において初めてセリフ付きでの登場となった。



ジェンティルドンナ/Gentildonna


 三冠馬の遺伝子。


史上初のジャパンカップ2連覇を含むGⅠ競走7勝を挙げて顕彰馬にも選出された、ディープインパクト産駒最高傑作の一頭と名高い4代目三冠牝馬にして、
ヴィルシーナやゴールドシップ、オルフェーヴルらとのエピソードに事欠かないゴリラ"貴婦人"がモチーフ。
名前の由来はイタリア語で貴婦人の意味から。


アニメ3期3話においてはゴールドシップの口から"貴婦人"の別名で初言及。同話内では、トゥインクル・シリーズを去るゴルシがドリームトロフィーリーグでの対決を誓う相手としてオルフェーヴルとともに名前が明言された。
その後、アニメ3期完結と合わせて公開されたアプリ版イベントストーリー「ワタシモミンナノ」内において、ヴィルシーナがジェンティルドンナの名前に言及したことにより、アプリ版世界でも存在していることが確定した。


その後、2024年2月22日放送の3周年記念ぱかライブにて正式発表と相なった。
強さこそ正義の実力至上主義者で、自分にも他者にも一切の甘さを持たないタイプ。
史実の美しくも筋骨隆々とした馬体を翻案してか、貴婦人という異名通りのデザインながらなかなかのナイスバディの持ち主。体重も「パワフル」と圧巻。
なのだが突き抜けた方向に筋肉隆々の要素が盛られてもいる…


中の人であるi☆Risの芹澤優はアニメウマ娘3期と同時期に別のレース系アニメに出演*64しており、分野は違えど連続でレース系作品に関わることに。

// 部分編集 [2009年生] 終点

2010年生

[[コパノリッキー>コパノリッキー(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Copano Rickey


 去年はなんとまさかのコパノリッキー!今年はやっぱりコパノリッキー!


2014年フェブラリーステークスで最低人気から単勝25750円という大金星を挙げた後、ワンダーアキュート・ホッコータルマエら先輩ダート馬と戦い日本調教馬史上最多のGⅠ級競走11勝*65を成し遂げたダート王がモチーフ。風水で有名な建築家・「Dr.コパ」こと小林祥晃氏が馬主を務めることやキタサンブラックと同じ出身牧場である事でも知られる。
4thイベント横浜公演1日目が開催された2022年5月4日に初登場。直後G1記念イラストとして勝ち鞍「かしわ記念」が初採用され登場している。
コパ氏の誕生日だった為「リッキーからの誕生日プレゼント」としてコパ氏本人はXでとても嬉しそうにしていた。
2022年7月27日のぱかライブTVでは詳細とCVも公表。風水パワーで相手を幸せにしようと、トレーニングやレースにも風水を取り入れているラッキーガール。
そして発表から3ヶ月ちょっと経った8月19日に地方ダートレース追加と同時に育成実装。発表から育成実装までメジロブライトを抜く(当時)最速での育成ウマ娘*66となった。

// 部分編集 [2010年生] 終点

2011年生

障害競走の絶対王者(母父シンボリクリスエス)やマイル・中距離の王者モーリス(父父グラスワンダー)等を輩出した世代。
しかし初めての実装組は、その2者両方と対戦経験がある意外な馬だった。


サウンズオブアース/Sounds of Earth


 勝てないからこそ、愛された。


2勝クラス*67の身ながらGⅠ含む重賞でたびたび2着に入ることでOPクラスまで登りつめ、しかしそれでも3勝目には届かなかった「シルバーコレクター」にして、
ネオユニヴァース産駒歴代獲得賞金第2位かつ重賞未勝利馬獲得賞金第1位の記録を持つ「最強の2勝馬」がモチーフ。
古馬戦線で度々競ったキタサンブラックメインのアニメ第3期放送に合わせ、2023年8月22日「ぱかライブVol.32 2.5周年記念、ハッピーサマーフェス!」にて発表。
吉田照哉氏の個人所有馬、及び中央競馬における重賞未勝利馬からは初の実装となった*68
自分の名前(『地球の音』)と母の名前「ファーストバイオリン」から、発言にて音楽用語を多数用いる情熱的な音楽家キャラとなっている。そしてリアルでの最後の勝ち鞍「はなみずき賞」(条件戦)からハナミズキ好きでもある。
でもアニメ3期だと持ってるバイオリンは音楽プレーヤーが仕込まれておりやってるのはエアバイオリン


なおモデル馬は引退後アグネスタキオン号の息子達やゼンノロブロイ号の息子がいる北海道の乗馬クラブで余生を過ごしていたのだが、ウマ娘への参戦が発表される4ヶ月前に大腸炎を発症、12歳(満11歳)の若さで急死した。
担当声優であるMAKIKO氏はこのとき既にアースを演じることが内定していたが、まだ正式発表前だったため大っぴらに訃報に反応する訳にもいかず辛かったという。

// 部分編集 [2010年生] 終点

2012年生

[[キタサンブラック>キタサンブラック(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Kitasan Black


 そして、みんなの愛馬になった。


歌手・北島三郎氏の個人マネージメント事務所が法人馬主で、テイエムオペラオーが持っていた総獲得賞金JRA最高記録を更新した七冠馬がモチーフ。
デビュー前に馬体が大きくなったことから活躍が不安視されたが、結果は大きな故障することなく引退まで走り続けGⅠ競走を7勝するなど大活躍であった。
2020年に引退したアーモンドアイ、次いで2023年に引退した自身の初年度産駒である「無双の閃光」イクイノックスに、更に24年にはオルフェーヴル産駒「怠惰な労働者」ウシュバテソーロにも総額記録は更新されたが、国内戦のみの記録は未だ最高額である。
種牡馬としても先出のイクイノックスを始めとして芝・ダート、更には障害競走でも重賞馬を輩出するなど、名種牡馬としての道を歩み出している。



[[サトノクラウン>サトノクラウン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Satono Crown


 サトノクラウンだ!サトノクラウン!ミルコ・デムーロ!


クラシック無冠ながらも二度の金星を挙げた、重馬場巧者の持込馬がモチーフ。
ドゥラメンテとは同期・同厩舎で頻繁に併せ馬をする調教師公認でライバル扱いされていた。
ライバルがデビューから芳しくなかったのとは逆に3連勝するなど絶好調だったが、ライバルが皐月・ダービーでGⅠを獲得する中自身はGⅠで勝てず、
サトノ初G1獲得は1歳下のダイヤに獲られてしまったうえにライバルも故障で引退してしまった。
しかし同年の香港ヴァーズを制すると翌年宝塚記念も制し、ドゥラメンテが引退後世代筆頭になったキタサンブラックにGⅠで初めて勝利した。
しかしその後は勝ち星に恵まれず引退、種牡馬入りしており2022年から産駒がデビュー。全姉にスプリンターがいるためか芝短距離で高い勝ち上がり率を見せている。
2023年には初年度産駒タスティエーラが弥生賞を勝利したことで初重賞制覇、更に父子で弥生賞勝利、そして皐月賞2着を挟んだ後初年度産駒でいきなりダービーを制覇
完璧とも言えるスタートダッシュを決め、今後の産駒の活躍が期待される。



[[シュヴァルグラン>シュヴァルグラン(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Cheval Grand


 初GⅠ制覇をこのジャパンカップで成し遂げたシュヴァルグラン!


約5年間にも及ぶ長い現役期間の中で善戦が多かったが、安定した成績を残しGⅠ1勝馬としては最多の11億円以上の賞金を稼いだ「偉大な馬」がモチーフ。


ちなみにシュヴァルグランの馬主である「大魔神」こと佐々木主浩氏はシュヴァルグランの母ハルーワスウィート*69の大ファンで彼女の産駒は全て佐々木氏が所有している
佐々木氏は初仔がセリに出された当時馬主になったばかりだったが、彼女の産駒は是が非でも落札すると意気込んでおりそれを実行した結果
ノーザンファーム代表の吉田勝己氏も余りの熱意に「これだけ好かれちゃしょうがない」と半ば呆れ気味に彼に売っている*70という。
なお産駒成績は2番目の仔ヴィルシーナがあの三冠牝馬ジェンティルドンナがいたこともありクラシック三冠は全て2着だった*71もののヴィクトリアマイルを連覇。
5番目の仔ヴィブロスも秋華賞・ドバイターフのGⅠ競走2勝を挙げるなど全産駒8頭中3頭がGⅠホースと繁殖牝馬としてはこれ以上ない素晴らしい成績を収めている。



[[ドゥラメンテ>ドゥラメンテ(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Duramente


 果てなき物語


皐月賞・日本ダービーのクラシック2冠を達成し、生涯9戦完全連対。ケガで引退を余儀なくされるも種牡馬として初年度から菊花賞馬を、そして3世代目から三冠牝馬を輩出するなど顕著な実績を残したが、5世代を残しわずか9年で病によりこの世を去った「気鋭の勇将」がモチーフ。
サンデーレーシング初のウマ娘となる。

// 部分編集 [2012年生] 終点

2013年生

[[サトノダイヤモンド>サトノダイヤモンド(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Satono Diamond


 薄曇りの京都競馬場でついに!ダイヤモンドが輝きました!!


2016年、クリストフ・ルメールの菊花賞初勝利に貢献、同年有馬記念も制した馬がモチーフ。
ちなみに引退したのが2018年の年末なので、実はアニメ1期の時点ではギリギリ現役だった。
同期のダービー馬は2022年秋まで現役だったけどな!



[[ヴィブロス>ヴィブロス(ウマ娘 プリティーダービー)]]/Vivlos


 ヴィブロスヴィブロス
 姉の届かなかった夢!妹ヴィブロス!最後の1冠を手にしました!


ヴィルシーナの全妹で、秋華賞とドバイターフを制し、また海外4戦では連対を外さなかった「ドバイマイスター」がモチーフ。

// 部分編集 [2013年生] 終点

2017年生

無敗三冠馬と無敗三冠牝馬が同一世代に現れた驚愕の世代。ただし三冠馬二頭以外が弱いというわけではなく遅咲きでGⅠをとっている馬も少なくない。
とはいえアプリリース時点では現役世代真っ最中のためウマ娘とは関係ないと思われたが…

デアリングタクト/Daring Tact

  • CV:羊宮妃那
  • モデル:デアリングタクト(2017年4月15日~ ♀)

 夢はきっと叶う


新型コロナウイルスのパンデミックに大きく揺れた2020年に史上初の無敗牝馬三冠を達成*72し、同年にはGⅠ競走8勝を挙げた先輩三冠牝馬及び同期の無敗三冠馬との直接対決に参戦。
4歳時には繫靭帯炎を患って1年以上の休養を余儀なくされるも、5歳を迎えて復帰後のGⅠ競走2戦でいずれも一桁着順に入り見事に復活を果たして翌年まで走り続けた「不屈の三冠牝馬」がモチーフ。
馬主である一口クラブ会員が当馬の桜花賞制覇時に「当たりが入ってるなんて聞いてねえぞ!」と口走ったのは有名*73
ちなみにモデル馬はスペシャルウィークの曾孫かつシンボリクリスエスの孫にあたる*74
彼女の実装でマルゼンスキーは玄孫を通り越して来孫が実装された事になる。
さらにシーザリオやデアリングハートの登場により、縁者がウマ娘登場済みだけで5頭になった
メジロラモーヌに続く三冠牝馬をモチーフとしたウマ娘だが、ラモーヌが登場当初から暫く文章上の登場のみだったのに対して、こちらは最初からしっかりビジュアルが描かれている。
また2周年キービジュアルにも登場。中央下、ナリタトップロードとジャングルポケットの間に勝負服姿で描かれている。


メインストーリー最終章後編の1枚絵で物語の最後を締めくくる1枚絵になんか知らないウマ娘がいるという形で*75初登場。
牝馬共通の右耳付け根に三ツ星の耳飾りや勝負服に酷似するリボンの柄、額に星型の流星などからデアリングタクトが真っ先に有力候補に挙がっていた。
だが、現実的には実装は難しいと考えられていた。というのも、元々クラブ法人が所有する馬がウマ娘として実装された例が少ない*76上、モチーフ馬の馬主であるノルマンディーサラブレッドレーシング自体が2011年設立と比較的新しいクラブ法人で実装馬は皆無。そのノルマンディーと関わりが深く交渉できそうな岡田牧雄氏*77の競走馬の実装もない*78。更にデアリングタクトは同クラブでも指折りの実績の持ち主。
そして何よりも大きな要素として登場当時はバリバリの現役馬だった。
このような背景から、各種しがらみを無視さえすれば上記の謎ウマ娘の正体の最有力候補ではあったものの、実装の可能性を疑問視する声や「許可を取り付けたのでデザインを先出ししただけで実際の登場はもっと後になるはず」と事情を推測した意見も少なくなかった。


しかし上記ストーリーが公開された翌週の生放送で名前発表が予告され、2022年7月27日の「ぱかライブ Vol.19」で正式にお披露目。史上初の現役馬のウマ娘登場となった。
公表はマルゼンスキー役のLynn氏*79が行ったが、前もって知らされたらしい時には驚きを隠せず*80、生放送でも興奮気味に名前の公表を行っていた。
これ以来続報まで間が空くも、2023年9月16日の5thライブ名古屋公演でCVが発表。さらにアニメ第3期・第1話にてチームリギルの新メンバーとして本格的に登場した。
残念ながらこの直後にモデル馬は繋靱帯炎を再発、これにより現役続行を断念し繫殖牝馬となることが発表された。
現役馬のプレイアブル実装とはならなかったが、今までの功績への賞賛や労いの言葉とともに、今後展開される彼女の物語への期待が寄せられている。

// 部分編集 [2017年生] 終点


他にも「この馬も出してほしい」などといった願望を語るファンも非常に多い他、ゲームの配信開始で人気が爆発すると株式会社名古屋競馬のメイケイエール(2024年3月現役引退)、メイタイファームのタイテエム(現役は1971年~73年)と所有馬をウマ娘に出して欲しいと公表する馬主さんも。
引退馬・死去した競走馬だけでなく、現役で活躍している競走馬にウマ娘になっている競走馬産駒がいることから、オリジナルで未実装の競走馬のウマ娘を創作する者もいる。
後絶対実装されるだろこれが共通認識と化したフォーエバーヤング*81とかラヴズオンリーユー*82とか


追記・修正はウマ耳と尻尾がある人がお願いします。


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*1 海外で種付けされ母馬ごと輸入されて国内で産まれた産駒のこと。1971年から1983年まで持込馬は外国産馬(海外で種付けされ海外で産まれた輸入産駒)と同等の出走制限を受けていた。競馬にあまり詳しくないソシャゲ系まとめなどで「マルゼンスキーは外国産馬なのでクラシックに出られなかった」という誤った説明がままある。
*2 当初は3番目だったが、カツラギエースの追加によって4番目に後退。
*3 ちなみにラモーヌが制した1986年当時、牝馬三冠は現在と異なり三冠目がエリザベス女王杯だった。1996年に秋華賞を創設してこれを牝馬三冠の3戦目とし、同時にエリザベス女王杯を古馬混合戦へ変更することによって現在の牝馬三冠のローテーションが確立され、以後ラモーヌ以外の全ての三冠牝馬はこのローテーションによって牝馬三冠を達成している。
*4 現代のローテーションだと馬の疲労を考慮して桜花賞トライアルから桜花賞を勝利した馬にオークストライアルを走らせる事はほぼありえないレベル。
*5 誕生前年にオープンした事によるもの。ただし起床難もとい気性難で計画は早期に立ち消えになった。
*6 AnimeJapan2016初報時、同じイラストに予定されていた声優
*7 1988年菊花賞。
*8 武豊騎手・武幸四郎調教師(元騎手)の父。元騎手であり、現役時代は「ターフの魔術師」と謳われた名手だった。
*9 嶺内氏の声優廃業に伴い、2023年1月10日より交代。
*10 競馬で一般的な平地競走と異なり、コースに設置された障害物を飛越しながらゴールに到達する早さを競うもの。
*11 第8回・9回。1頭目はニホンピロウイナー、第1回・2回なのでGⅠ昇格後いきなり連覇者が出たことになる。
*12 1957年にイギリスから日本へ輸入された繫殖牝馬「マイリー」を祖とする牝系。非常に気性が荒い一方で高いスピード能力を持つのが特徴で、最盛期には下総御料牧場の基礎輸入牝馬や小岩井農場の基礎輸入牝馬に匹敵するサラブレッドの名牝系と称された。ちなみにネーミングの由来は1973年に発表された山崎豊子の同名経済小説。こちらは高度経済成長期と金融再編成を背景に、野心的な財閥経営者一族を軸として人々の野望と愛憎を描く内容で、幾度も映像化されるなど成功を収めている。
*13 オグリと同じ理由のため記載
*14 正式名称「拡大二連勝複式」。馬券の種類の一つで、3着以内に入る競走対象の組み合わせのうち2つをそれらの着順に依らず順不同で予想して購入する。ちなみにナイスネイチャ号が現役だった1990~1996年の間はまだこの方式の馬券は無く1999年に発売が開始されたが、その際のキャンペーンキャラクターとして、現役時代3着が多かったナイスネイチャ号が起用された。
*15 とされているが、今のところ出典は不明。最も『ウマ娘』でも「2度に渡って生死を彷徨った」という設定なので、一応反映はされているようだ。
*16 淀とは京都競馬場の異名。ライスシャワー号は勝ったGⅠが全て京都競馬場開催、最期のレースも京都競馬場開催と何かと淀と縁が深い馬だった。
*17 たかが鼻血と思われるが馬は口呼吸ができないので致命的なことになりうる。
*18 蜘蛛に付いては出所不明の情報なためガセである可能性が極めて高い。
*19 故に騎手としては、騎乗を褒められてもなんとも言えない気持ちになっていたそうな。
*20 皐月賞ブービー、東京優駿と菊花賞は最下位。皐月賞も最下位の馬がレース中に心房細動を発症していたため、「無事完走した」馬の中では最下位。
*21 一度消息不明になったものの所在が確認された後に発表されたケースはハルウララやタップダンスシチーが該当する。
*22 参戦馬では他にはアドマイヤベガのみ。
*23 外国産馬を指す呼称。
*24 560kg。ちなみに競走馬の平均体重は470kgぐらい。
*25 現役引退後は甘噛みする程度に落ち着いたらしい。
*26 1998年のモーリス・ド・ゲスト賞。タイキシャトルより1週だけ早かった。
*27 外傷が無かったため公式の死因は「不明」となっているが、関係者が当日雷があったのでそれが原因ではないかと推測を口にしているのが広まった。なお「死因不詳だが、放牧中に何らかの事故にあったのは確実」というのは珍しくない話。
*28 当時まだGⅠではなかったレースは含まず。
*29 ウマ娘の案件が舞い込んだ際に自身も競馬を始め、川崎競馬場YouTube配信レギュラー出演など競馬関係の案件が多い。2023年も「2帯(100万円馬券(1帯) × 2枚)」を(買い間違いで)的中させたり、パンサラッサに脳を焼かれて「私パンサラッサの母です」という怪文書を流すなど、競馬関係の話題に事欠かない。
*30 セイウンスカイの後の菊花賞逃げ切り勝ちは2021年のタイトルホルダーまで23年間待つ事になるが、そのタイトルホルダーに騎乗していた騎手はセイウンスカイの主戦・横山典弘の三男である横山武史だった。
*31 タイトルホルダーの場合はモンジュー産駒のイギリスダービー馬・モティヴェーターを、パンサラッサの場合はモンジュー自身を、それぞれ母父(母方の祖父、業界用語でブルードメアサイアーとも)に持っている。
*32 ただし、育成中に特定条件を満たさないとそもそも姿を見せず、レースにも出走しない。
*33 カレンチャン。2023年2月まではトーセンジョーダン(父ジャングルポケット)も該当した。
*34 ぱかライブTV放送後に公開された動画ではエアグルーヴに置き換えられていたため、「うっかり」の可能性もある。
*35 2023年現在、シンボリクリスエス号以外はあの「九冠馬」アーモンドアイ号(父ロードカナロア、主な勝ち鞍は2018年牝馬三冠など)が2019・2020年に、「2023年世界最強馬」イクイノックス号(父キタサンブラック、主な勝ち鞍は2023年ドバイシーマクラシックなど)が2022・2023年に達成したのみ。
*36 代表産駒としては菊花賞及びジャパンカップを制し、種牡馬入り後はエフフォーリア(2021年皐月賞などGⅠ3勝、2021年JRA賞最優秀3歳牡馬及び年度代表馬)や史上初の無敗三冠牝馬にして現役馬として初のウマ娘化された競走馬となったデアリングタクト(2020年JRA賞最優秀3歳牝馬)などを輩出したエピファネイア(母シーザリオ)を筆頭に、ダート戦線でGⅠ級競走3勝を挙げ、日本ダービーにおける一件や東京競馬場での誘導馬として有名なサクセスブロッケンなどがいる。一方で成績は牡馬に偏っており、牝馬での目ぼしい活躍馬はあまりいなかった。
*37 母父としては、障害GⅠ9勝など数々の実績を挙げた「障害競走の絶対王者」オジュウチョウサンや、2017年日本ダービー優勝馬のレイデオロ、2022年安田記念優勝馬のソングラインなど。父父としても2024年日本ダービー馬のダノンデサイルがいる。
*38 実はこの皐月賞でナリタブライアンのレコードを塗り替えるという地味に凄いことをしている。
*39 2分29秒5。2023年現在でも破られていない。
*40 ウマ娘にも「秋シニア三冠」の名称で実装されている実在する制度で、天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念の3つの秋の中長距離古馬GⅠ競走を同一年に勝利した馬に対し褒賞金が与えられる制度。JRA公式ではこの名称は使用されていない一方、関連サービスでは「秋古馬三冠路線」といった表現が使われている準公式用語である。ちなみに2023年現在、秋古馬三冠を達成したのはオペラオーとロブロイの2頭のみ。
*41 ちなみに彼はゼンノロブロイと同じ藤沢和雄厩舎に所属しており、ゼンノロブロイの1年先輩に当たる。
*42 ここでいう「三冠」は牝馬三冠も含む広義のもの。牡馬三冠のみでの最年少騎手は池添謙一
*43 (株)ノースヒルズの代表である前田幸治氏、その弟・晋二氏をはじめ一家の殆どが馬主である。
*44 調整ルームに毎週大量のお菓子を持ち込んでは競馬開催終了後にはほとんど食べ尽くすほどの大のお菓子好き。お菓子を巡ってガチの親子喧嘩をやったり、武豊騎手宛に届いたお菓子を勝手に食べた上に武騎手に「これいります?」と発言したエピソードでも知られる。
*45 ダイワメジャー号。皐月賞制覇後喉鳴りを患ったが、手術で見事復活しGⅠ5勝を挙げた。
*46 キングカメハメハ号。NHKマイルCと日本ダービーを初めて両方制した「最強の大王」。なお初期のPVには同馬がモチーフと思しきウマ娘が登場している。
*47 ハーツクライ号。無敗の三冠馬ディープインパクト号を唯一破った日本馬であるほか、ドバイシーマクラシックも制した。
*48 ブラックタイド号。スプリングSの勝ち馬にしてディープインパクト号の全兄。
*49 シェイクスピアの作品『十二夜』で、ヒロインのヴァイオラが男装する際に用いた名前から取られている。
*50 2007年クイーン賞(3着)及び2008年TCK女王盃(2着)。ラストランとなった2008年フェブラリーSは7着だった。
*51 未実装組だと他に史上初のクラシック競走制覇外国産馬となったオークス馬のローブデコルテ、史上三例目のNHKマイルカップ制覇牝馬ピンクカメオ等多数。牡でもスクリーンヒーロー・ドリームジャーニー等が活躍した。なお公営名古屋競馬にて同期にあたる牝馬ヒカルアヤノヒメが現役を続け2023年9月27日に最高齢出走記録を更新したが、同年11月15日に心不全を発症し生涯現役のまま亡くなった。
*52 前述2頭と同じ理由で記載
*53 2024年の3歳ダートグレード競走再整備に伴い、施行時期・競走名変更の形で廃止。10月施行の「ジャパンダートクラシック」に移行。同時に南関東所属馬限定競走SⅠだった羽田盃・東京ダービーもJpn1に昇格。
*54 この開催週は、「声優原奈津子生誕記念 STL DASH」、「豊田萌絵の大当たり記念」と、川崎配信レギュラー出演者の冠レースが合計3つ行われた。原奈津子は2017年からチバテレビの競馬中継番組のアシスタントを務めており、川崎配信レギュラー声優の中では最も競馬キャリアが豊富。豊田萌絵はウマ娘からではなく新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出規制中の娯楽として2020年から競馬を始めており、こだわりの3連単複一点勝負で何度か大きい当たりを的中させている。
*55 Jpn1なので厳密には「GⅠ勝利」ではないことが注意点。本当の意味での「GⅠ勝利」は2018年のミッキーロケットまで待つことになる。
*56 よく見るとレンズが入っておらず伊達である。また勝負服姿では外している
*57 藤原調教師曰く、調教では素晴らしい動きを見せ、どのレースでも勝利を期待させてくれる馬だったからとのこと。
*58 当時イタリアから短期騎手免許で参戦し騎乗。クリストフ・ルメールとともにJRA通年騎手免許を取得したのは2015年。
*59 本来は検量前に馬場で故意に下馬することは違反行為(八百長防止のため)なのだが、JRAは特段処分を行わなかった(よく「空気を読んだため」とは言われるが、理由は2022年現在も明かされていない。ただデムーロによると採決委員にはとても怒られたとのこと)。デムーロの行動は勿論だが、そのJRAの判断も話題となった。まあ怒られると分かっててもやるのがデムーロという男であり、この時の下馬も違反と承知の上でやってたのだが。
*60 ただし数々の気性難の競走馬の鞍上を務めた池添騎手からすればこれでも可愛いらしく「そもそもデビュー戦で競馬場行くまではあまりに大人しすぎて競走馬になれるか危ぶまれた。競馬場以外では大人しい傾向」「オンの時がやばいだけで、はっきりとしたオンオフがある。慣れれば結構わかりやすい性格をしていると思う」「むしろ全兄ドリームジャーニーのほうが気性難。オルフェは1人で会えるけどドリジャは危険すぎて無理、やつの時だけは生命の危機を感じた」と述べている。
*61 ちなみに残り1回の相手はオルフェと同じステイゴールド産駒のフェノーメノだった。
*62 2022年現在でもクロノジェネシス(2020年・2021年勝利)以外達成していない。
*63 вершина、ロシア語で「頂点」
*64 『MFゴースト』の北原望 役。しかも名前の由来となったイタリアの赤い車(アルファロメオ・4C)に乗っている。
*65 GⅠが、フェブラリーステークス2回・東京大賞典1回の3回、Jpn1が、かしわ記念3回・JBCクラシック2回・マイルCS南部杯2回・帝王賞1回。
*66 2023年4月にネオユニヴァースが更新。
*67 現在の表記。当時の表記は「500万下」
*68 地方所属まで含めれば、未勝利馬の実装はハルウララという前例がある
*69 先天的に尻尾が存在しない珍しい馬で本来尻尾が無いのはレースに支障が出てもおかしくないのだが条件戦とはいえ中央で5勝を挙げた割と凄い牝馬。
*70 そのため初仔以降は庭先取引になったと言われておりラストクロップも佐々木氏のものとなった。
*71 これには佐々木氏も自身の誕生日が2/22であることから「自分のせいかな…」と愚痴をこぼしたこともある。
*72 同年にはコントレイルが無敗三冠を達成しており、史上初の「同年に牡牝両方での無敗三冠馬が誕生」した年となったが、新型コロナウイルスの影響で春季の各2戦は無観客、秋華賞・菊花賞でも大幅な入場制限により、その雄姿を生で見れた者は非常に限られたものとなっている。
*73 馬主のノルマンディーサラブレッドレーシング自体が「格安馬を募集してお手頃価格で馬主体験が出来る」と言った方針の為、どうしても安かろう悪かろうの馬中心となる。現にデアリングタクトは当歳セリだと800万でも買い手がつかず、1歳セリで1200万での購買
*74 デアリンクタクト号の父エピファネイアはシンボリクリスエスとスペシャルウィークの娘・シーザリオの間に産まれた仔のため。そしてそのシーザリオも後にウマ娘に登場している。
*75 基本的にモブウマ娘は顔が描かれないのだがガッツリ描かれている上に「シリウス」メンバーより明確に大きく描かれていた
*76 ゴールドシチー&タップダンスシチー(友駿ホースクラブ)とタイキシャトル(大樹ファーム)が該当する。また、共同の場合まで含めるとシンボリ牧場とシンボリホースメイト(現:広尾サラブレッド倶楽部)が所有したシンボリルドルフも該当する。
*77 競走馬生産牧場「岡田スタッド」及び種牡馬繁養牧場「レックススタッド」の代表で、「マイネル軍団の総帥」として名を馳せたサラブレッドクラブ・ラフィアンの創設者・岡田繁幸氏(2021年死去)の実弟。実家を兄が継ぐと思ってアメリカに渡って修行しており、アメリカの調教師免許も取得していたが、兄が独立したために実家を引き継ぐことになり、岡田スタッドを成長させた。ノルマンディーは岡田スタッドグループに属しており、牧雄氏の息子・岡田将一氏が代表を務めているが、牧雄氏も主要株主の一人として深く関わっている。
*78 一応、スマートファルコンは牧雄氏の生産牧場出身かつ種牡馬施設で繋養中の立場。
*79 ウマ娘声優の中でもかなりガチに競馬を嗜んでおり、頻繁に馬券を的中させ、配当100万越えの3連単を2020年の凱旋門賞・2021年の大阪杯2度的中させたこともある馬券師としてもガチな声優。デアリングタクト自体も牝馬三冠を獲る以前から馬券予想などで推し馬として名前を挙げていたほど好きな競走馬だったことも公表役に選ばれたと推測される。
*80 https://twitter.com/Lynn_0601_/status/1550420097449476096?t=ojrdeOmZzYvXBgjkn_9W9A&s=19
*81 馬主がウマ娘を開発しているCygames親会社社長の藤田晋氏である。
*82 馬主が配信プラットフォームを提供しているDMMと同グループ。

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