メメント(映画)

ページ名:メメント_映画_

登録日:2012/03/23(金) 02:20:41
更新日:2024/05/23 Thu 10:14:04NEW!
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追記・修正おねがいします。



妻を強盗に殺された一人の男の復讐劇を描くサスペンス。
監督:クリストファー・ノーラン、主演:ガイ・ピアース。
メメントとは2000年に公開されたアメリカ映画。


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俺の名はレナード。妻をレイプし殺した犯人を捜している。


あの時のショックで10分以上の記憶が続かなくなった。誰かと話しても10分後には会った事すら忘れている。


そこで見るもの全てをメモに残しておくことにした。このポラロイド写真が俺の記憶だ。


犯人の手がかりはジョン・G。この男が誰なのか、誰の言うことが本当なのか。


この話、前にもしたか?





10分前、俺は何をした?




試されるのはあなたの「記憶」
10分しか記憶を保てない男にとって、愛する妻を殺した犯人への復讐こそが生きる証だった。








『メメント (Memento)』は2000年公開のアメリカ映画。日本での配給はアミューズピクチャーズ(現:ショウゲート / 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)。
妻を殺害され、10分間しか記憶が持たなくなった男が妻を殺した男に復讐するストーリーを、時系列を遡って描く。


低予算映画ながら10分のシーンごとに過去に遡ってストーリーが展開される斬新な演出が話題を呼び、最終的に大ヒットを記録した。
演出のみならず、演出を活かしきった次々と衝撃の事実が明らかになっていく構成、そして最後に明かされる事件の真相など純粋なサスペンス映画としても見所は多い。
監督は後の『ダークナイトシリーズ』『インセプション』『インターステラー』のクリストファー・ノーラン。
ノーラン監督初期作品にして代表作の一つとして知られている。



あらすじ
一人の男が別の男性を殺害し、現場をポラロイド写真に収める様子を逆再生で流すシーンから物語は始まる。


男の名はレナード。自宅に侵入した強盗に妻をレイプ、殺害された上に自身は記憶障害を負ってしまった。
レナードは強盗犯に復讐するための手がかりを探しており、収集した情報をポラロイド写真に撮影してメモ代わりにし、さらに重要な情報は刺青として体に刻んでいる。
彼は行く先々で情報提供者に会い犯人の手がかりを追うが、障害とに振り回され、状況は混迷を極めていく。
果たしてレナードの追い求めた真実とは…。



登場人物

  • レナード・シェルビー

演:ガイ・ピアース / 日本語吹替:小山力也


主人公。
妻を殺害した強盗犯の一人を殺害したが、共犯者に傷を負わされて記憶が10分しか保てなくなってしまう。
それ以来、共犯者の男に復讐するため常に手がかりを探している。
常に復讐を考えているためか、自分のモーテルに入ってきた見知らぬ男に一方的に殴りかかるなどかなり粗野な行動も見られる。
さらに1年以上犯人探しを続けているため、服の下は体中刺青だらけの異様な外見をしている。
元は保険調査員であったが、働いてる描写がなく、障害もあることから現在は無職と考えられる。


  • テディ

演:ジョー・パントリアーノ / 日本語吹替:後藤哲夫


冒頭でレナードに殺害された男。
レナードの犯人探しに親身に付き合ってくれていた。


  • ナタリー

演:キャリー=アン・モス / 日本語吹替:塩田朋子


レナードに情報提供してくれる謎の女性。レナード同様に恋人を亡くしている。
恋人といっても救世主のことではない。


  • レナードの妻

演:ジョージャ・フォックス / 日本語吹替:安藤麻吹


故人。


  • サミュエル・“サミー”・ジャンキス

演:スティーヴン・トボロウスキー / 日本語吹替:小林勝也


保健調査員時代のレナードの顧客。回想シーンのみの登場。
現在のレナードと同じ記憶障害を負っていたが、レナードは障害を演技だと疑い保険適用の対象外とした。
同じ障害を持つレナードは彼を反面教師としていることを周囲に力説し、「サミー・ジャンキスを忘れるな」のタトゥーを彫る。


  • ジャンキス夫人

演:ハリエット・サンソム・ハリス / 日本語吹替:吉野佳子


サミーの妻。回想シーンのみの登場。
糖尿病を患っており、夫の障害が治ることに期待し、障害を試すため夫に打ってもらっているインスリン注射を複数回頼むも、
想いは届かずそのままインスリンの過剰投与によって死んでしまう。



キーワード

  • 前向性健忘

主人公やサミーが負っている記憶障害。
短時間しか起こった物事が記憶出来なくなってしまう状態。
ちなみに「なぜ自分が障碍者であることやメモや刺青の使い方は覚えているのか」というツッコミがあるが、これは脳の記憶を司る分野が異なるためで間違った描写ではない。


  • ポラロイド写真

レナードが常に持ち歩いている。
関わった人物や物を記録し、情報をメモとして書き込んでいる。
アナログな代わりに電池切れなどの心配がないのが利点。


  • 刺青

レナードがさらに重要な情報を残すために体中に掘っている。
大半は自分で彫るが、タトゥーショップで彫ってもらうことも。


  • ジョン・G

レナードが探し求める犯人。







  • レナード・シェルビー

実は妻を事故で死なせた張本人
強盗に襲われた時点では妻は生存しており、妻が死んだ理由は自身の障害を疑った妻に言われるがままに大量のインスリン注射を行ったことが原因。
つまりサミーのエピソードは妻を殺害した罪悪感から逃れるためにサミーに罪を擦り付ける形で記憶を捏造したものである。
さらに1年前にも既に事件の共犯者への復讐を遂げていたが、妻を失った喪失感の穴埋めとして復讐を続けることを望み、自ら復讐の証を処分した。
これまで散々振り回されて行ってきた連続殺人も彼自身が望んだ結果であり、悪人だらけの本作の中において本作最大の狂人といえるキャラクターである。


  • レナードの妻

上記のように事件後にレナードの障害を試したことでインスリンの過剰投与で死亡。
強盗にレイプされた上、夫の障害で疲弊した挙句死んでしまうという作中で最も悲劇的なキャラクター。


  • テディ

麻薬取引で儲けるためにレナードを利用して取引相手を殺害させていた悪徳警官。
1年前の時点では本当に彼の復讐に協力し、情報提供したが、レナードが犯人探しを続けることを選択したことで彼を利用するようになる。
結果的にレナードにジョン・Gとみなされて殺害されるが、正に自業自得である。


  • ナタリー

レナードにテディを殺害するきっかけを与えた。
レナードがテディに指示されるままに殺した男は彼女の恋人であり、自身の安全を確保すると同時に復讐の意図もあった。
紛れもない悪女だが、他のキャラクターも大概なだけに単に分相応に生きているだけの印象も。


  • サミュエル・“サミー”・ジャンキス

妻も存在しないただの詐欺師。
レナードは保健調査員として彼の不正を見破ったが、記憶障害を負ったレナードに記憶の捏造に利用される。
彼も犯罪者とはいえ、自分の知らないところで存在もしない妻殺しの汚名を着せられた少し可哀想な人物。


  • バート

レナードの宿泊しているモーテルの受付。
単なるモブキャラかと思いきや、実はレナードの障害に付け込んで二重に部屋を貸して代金を請求していた小悪党。





ん?この追記・修正、前にもしたか?



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  • >信じていた夫の手によって死んでしまうという いや、旦那の障害を疑ったから死んだんやろ? -- 名無しさん (2020-08-23 20:19:53)
  • 「記憶なんてあてにならない」とか「自分に都合のいい作り話だ、誰だってやるさ」とか印象に残るセリフが多い。 -- 名無しさん (2020-08-24 06:55:39)
  • ↑2 確かにそこはちょっとおかしかったですね。 修正しました。 -- 名無しさん (2020-08-24 07:03:46)
  • テディとナタリーがマトリックスに出てた二人だ。 -- 名無しさん (2020-09-24 19:52:47)

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