マルチウェポン(スーパー戦隊シリーズ)

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登録日:2019/12/12 Thu 14:49:45
更新日:2024/05/16 Thu 10:11:32NEW!
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本項目は、東映製作の特撮ドラマ『スーパー戦隊シリーズ』に登場するマルチウェポンについて解説する。




概要

このシリーズにおける変形武器はシリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から毎作品のように登場している。
とはいえ、シリーズ初期ではほぼ「現実では有り得ない変形」をするものばかりであった。
銃⇔棒および剣といった「玩具で再現できる変形ギミック」が可能になるのは第7作『科学戦隊ダイナマン』のダイナロッドが初となる。
以後、この変形ギミックが子ども受けしやすいのか共通武器/なりきり玩具の定番として使われている。


第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降は初期メンバーが使う武器とは異なるデザインの追加戦士の専用武器も登場。
光る・音が鳴るだけでなく初期メンバーの共通武器にはない第三のモードがあるなど、独特のギミックが目を引く。





マルチウェポン一覧

昭和スーパー戦隊

◆レッドビュート/ニューレッドビュート(秘密戦隊ゴレンジャー)

アカレンジャー/海城剛が使用する鞭。
普段はもっぱら鞭のまま使用されるが、その名の通りの形状の「ヤリビュート」や「ドリルビュート」にも変形する。
更に、番組後半でゴレンジャースーツと共にバージョンアップされてからはニューレッドビュートに強化され、先端に様々なアタッチメントパーツを装着出来るようになった。
劇中ではマジックハンド型の「レッドハンター」が主に使われている。
なお、「ビュート」とは本来鞭が「ビューっと」空を切って飛ぶ様に因んだ造語なのだが、このレッドビュートがあまりにも有名になりすぎたため、後年にはさまざまな作品で「鞭」を意味するネーミングとして「ビュート」の語が用いられることになってしまった。



◆ニューミドメラン(秘密戦隊ゴレンジャー)

ミドレンジャー/明日香健二が使用するブーメラン。
前身となるミドメランは純粋なブーメラン型武器だったが、ニューミドメランにバージョンアップされてからはスリングショット型の「ミドパンチャー」に変形させ、緑の鉄球を放って射撃出来るようになった。



◆スペードアーツ(ジャッカー電撃隊)

スペードエース/桜井五郎が使用する個人武器。
釣り竿のような形状の鞭であり、殴りつける他に敵に巻き付けて独楽のように回転させる「スペードアーツ独楽回し」といったテクニカルな技も使える「唸って踊る核の鞭」。
鞭の先端部分を柄のもう片方の先端に固定することでアーチェリー形態にも変形し、核エネルギーを込めた「スペードアーツ・アトム撃ち」で敵を狙い撃つ。
当時としては珍しく、物理的にも再現できなくはないデザインだが、なりきり玩具は発売されなかった。



◆ハートキュート(ジャッカー電撃隊)

ハートクイン/水木カレンが使用する、ハートマークを模した盾。
縁の刃で切りつけたり、ブーメランのように投げつけたり、「ハートキュート磁力パワー」で敵を振り回したりと、小振りでシンプルな見た目とは裏腹に多機能な「咲かせて散らす磁力盾」。
むしろ普通に盾として使われたことがほとんどない



◆クラブメガトン(ジャッカー電撃隊)

クローバーキング/大地文太が使用するグローブ型の個人武器。
そのまま振るって敵を殴りつけるクラブメガトンパンチも強力だが、先端のチェーン付き鉄球を伸ばして広範囲を薙ぎ払ったり、地面を殴って地震を起こすことも出来る、「手から火が出る重力パンチ」の決め台詞に恥じないパワフルな武器である。



◆コマンドバット(バトルフィーバーJ)

バトルフィーバー5人が所持する共通武器。
通常形態のバット形態から、槍、レイピア、サイ、鞭、手裏剣、ロープ、ヌンチャクへの変形ができる。
更に5つのコマンドバットを組み合わせることで必殺武器の「ペンタフォース」となり、こちらもブーメランタイプとバズーカタイプの2形態を使い分けられる。
なりきり玩具も発売されたものの、再現できるのはバット形態とヌンチャク形態のみで、ペンタフォースにも対応していない。



◆バルカンスティック(太陽戦隊サンバルカン)

サンバルカンの3人が所持する共通武器。
サンバルカンのエンブレムがついたバトンで、各メンバーの個人技の他に「太陽フラッシュ」や「バルカンシュート」といった合体技も繰り出す。
更に、飛羽高之/バルイーグル(2代目)はバルカンスティックをメカニカルな日本刀に変形させ、「飛羽返し」や「秘剣流れ十文字斬り」などの剣術で敵を斬り捨てる。



◆ゴーグルファイブの個人武器(大戦隊ゴーグルファイブ)

ゴーグルファイブ5人がそれぞれ所持する武器。
ゴーグルスーツの額に備わった宝石の力により、それぞれ
レッドロープ→レッドルビームチ
ブラッククラブ→ブラックエメラルドヌンチャク
ブルーリング→ブルーサファイアジェットリング
イエローハンマー→イエローオパールメガトンボール
ピンクリボン→ピンクダイヤバトン
に変形し、新体操の動きで必殺技を繰り出す。
個人での使用は勿論のこと、他のメンバーに渡して合体技に使うことも出来、応用力も高い。



◆ダイナロッド(科学戦隊ダイナマン)

ダイナマンの5人が所持する共通武器。
普段は光線銃形態で右腰に下げており、光線銃のグリップを伸ばす事で短剣形態となり、メンバー別に異なる属性の技が放たれる。
とはいえ、前々作『サンバルカン』のバルカンスティックや前作『大戦隊ゴーグルファイブ』のゴーグルサーベルのように
ジャシンカ帝国の幹部/進化獣/メカシンカに襲われる人々を救う際、それ目掛けて投擲される場面が目立っていた。



◆バイオソード(超電子バイオマン)

バイオマンの5人が所持する共通武器。
普段は光線銃として右腰のホルスターに収まっているが、状況に応じて短剣モードや長剣モードになる。
短剣でも新帝国ギアのメカクローンを破壊することができるが、長剣モードでは五人のバイオ粒子にエネルギーユニットが反応、個別技を繰り出す。
超電子頭脳にも対応、状況に応じてミラクルレーザーやバイオエレクトロンビームといった必殺のバイオエレクトロンを放つ。


なお、長剣モードは玩具で再現できないデザインとなっているが、「バイオマン バイオソードBOX」のCMでは短剣モードでバイオエレクトロンを発動させる場面があった。



◆チェンジソード(電撃戦隊チェンジマン)

チェンジマンの5人が所持する共通武器。
普段は速射性の高い光線銃として使われるが、グリップ部と銃身部を分離させて組み換えることでと小型のになる。
また、分離した状態のまま星型に重ねることで「クロスハリケーン」という反射攻撃技も使用可能。



◆プリズムシューター(超新星フラッシュマン)

フラッシュマンの5人が所持する共通武器。
チェンジソード同様の銃⇔剣+盾変形タイプと見せかけて、実は銃本体からパーツを外して変形させると剣モードになり、剣から外したパーツを開いたホルスターに装着して盾になるという変わり種。またプリズムシューターにホルスターを合体させてストックにする形態もあるのだが劇中未登場。
32話でフラッシュプリズムを強化されて以降は、光線技「スーパーストロングフラッシュ」、攻撃「合体スーパースピア」、盾を合体させてブーメランとして投擲する「合体フラッシュブーメラン」といった多彩な合体技を披露した。



◆ラジアルボンバー(超新星フラッシュマン)

フラッシュマンの2号ロボ、タイタンボーイが使うタイヤ型の武器。
そのまま連続で投げつけて使用し、必殺の威力こそないが牽制には有効。
内部の刃を展開させることでブーメラン型の「ラジアルカッター」に変形する。
こちらはボーイキャノンと並び、グレートタイタンに合体する隙を作るためによく使われた。



◆レーザーマグナム(光戦隊マスクマン)

マスクマンの5人が所持する共通武器。
光線銃のグリップから銃の背中にかけて伸縮自在の剣が格納されている。
分離させて剣と銃の同時持ちで使用することも可能。
本編でもブラックマスク/ケンタから剣を受け取ったブルーマスク/アキラ双剣の技を披露した。



◆ギャラクシーバズーカ(光戦隊マスクマン)

マスクマンの2号ロボ、ギャラクシーロボが使う武器。
普段は2丁の銃口を持つ短銃「ランドバルカン」と「ランドカノン」に分かれている。
銃口同士を重ね合わせるように連結させることでギャラクシーバズーカとなり、巨大地帝獣に強力な砲撃を叩き込む。
ギャラクシーロボの豊富な武器の中でも特に多用された。



◆ライブラスター(超獣戦隊ライブマン)

ライブマンの3人(後に5人に増員)が所持する共通武器。
普段は光線銃として使用するが、銃身には剣が内蔵されている。
剣モードにする際はグリップを羽状に展開する必要がある。


平成スーパー戦隊

◆ターボレーザー(高速戦隊ターボレンジャー)

ターボレンジャーの5人が所持する共通武器。
撃鉄部には長剣である「ターボレーザーソード」が格納されており、分離して使用することも可能。
特に、レッドターボ/炎 力は専用の「ターボカセット」(いわゆる個人武器)・GTソードと併用する形でターボレーザーソードを使用。二刀流を披露しそこから個人技であるGTクラッシュ(二刀流GTクラッシュとも呼称)を繰り出すこともあった。


剣が分離後、撃鉄部に5人のターボカセットが装填可能となるが、劇中で使用されたのはブルーターボ/浜 洋平のJマシンガン(ターボレーザー+Jガン)とピンクターボ/森川はるなのターボレーザー+Wステッキ(20話)だけだった。



◆ファイブラスター(地球戦隊ファイブマン)

ファイブマンの5人が所持する共通武器。
普段は右腰のホルスターに銃モードの「ファイブラスター」として収納されているが、状況に応じてトリガー部を折り畳み銃身部を外すことで「Vパワーグリップ」となり、そこから刀身を伸ばして剣モードの「Vサーベル」となる。(玩具では刀身部は銃身部と同じくパーツ差し替え方式)


前作のターボカセットの流れでVパワーグリップは5人の個別武器を強化させる機能を持つ。
しかし、本編では個人武器は基本的に最初からVパワーグリップと合体させた状態で使用しており、グリップ分離状態で使用された個人武器はファイブブルー/星川健のツインフリスビーだけであった。
Vパワーグリップはスーツのベルトに装着することでパワーを高めることもできるが、高すぎるエネルギーを制御しきれずに大爆発を起こしてしまう諸刃の剣であり、本編中では一度しか使用されなかった。


ちなみになりきり玩具では、個人武器は付属のVパワーグリップと合体させる事で合体後の形態を再現できるが、ファイブラスターから取り外したVパワーグリップとは互換性がない。



◆超次元ソード(地球戦隊ファイブマン)

ファイブマンの1号ロボであるファイブロボが装備する剣。
普段は例年のロボと同じ様に普通の長剣として必殺剣技に使われるが、切先部分に短剣が仕込まれており、これを引き抜いて二刀流スタイルを取ることも可能。
また、短剣を接合するジョイントは銃口になっており、斬撃だけでなく射撃もできる。



◆レンジャースティック(恐竜戦隊ジュウレンジャー)

ジュウレンジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
通常は右腰のホルスターに携帯されているが、状況に応じて長剣の「レンジャーソード」や光線銃の「レンジャーガン」に変形する。
レンジャースティックの状態でやぐらを組んだ後、それを構えることで「バベルアタック」と言う合体攻撃が使用可能。


グリップの裏側のロック解除ボタンを押してスティックモードからガンモードへと変形させるスピーディなアクションは秀逸で、なりきり玩具でも再現可能。



◆モスブレイカー(恐竜戦隊ジュウレンジャー)

マンモスレンジャー/ゴウシが使用する伝説の武器。
通常は両手持ちの大斧として振るわれるが、状況に応じて大型のバズーカ砲としても使用。
その際、斧頭部から斧刃部にかけてトリガーが施されており、柄にある銃口部から厚さ1mのコンクリートを吹き飛ばすエネルギー弾が発射される。
さらに他のメンバーが使用する伝説の武器と合体、必殺のハウリングキャノンの中心も担っている。



◆獣奏剣(恐竜戦隊ジュウレンジャー)

スーパー戦隊初の追加戦士・ドラゴンレンジャー/ブライが使う短剣。
ビームを発射することが出来る他に、守護獣ドラゴンシーザーに命令する笛としても使用可能。
ブライの死後、弟のティラノレンジャー/ゲキに託される。
パワレン版ではこれを使用するグリーンレンジャーが凄まじい人気を誇るため、この武器も「ドラゴンダガー」の名で非常に高いグローバル人気がある。



◆ダイバスター(五星戦隊ダイレンジャー)

ダイレンジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
普段は長剣の「スターソード」と短剣の「スターカッター」としてホルスターに携帯されているが、
これらを連結させることで光線銃ダイバスターとなる。



◆カクレイザー(忍者戦隊カクレンジャー)

カクレンジャーの5人が所持する共通武器。
左腰のホルスターに収納されており、通常は光線銃として使われるが、グリップ部を水平にして銃身部を引き抜くことで「レイザーナイフ」という短剣モードになる。



◆キングスティック(超力戦隊オーレンジャー)

オーレンジャーの追加戦士・キングレンジャー/リキが使う杖。
「王」の意匠が施された柄部・グリップエンドが目を引くが、そこから衝撃波や治療光線を発射する魔法の杖的役割を持つ。
また、支柱部のブレード部を動かすことで剣としても使われる。
必殺技はグリップエンドから展開された赤い球体から金色のエネルギー光弾を連射しマシン獣を倒す「キングビクトリーフラッシュ」。



◆シグナイザー(激走戦隊カーレンジャー)

番外戦士であるシグナルマン・ポリス・コバーンが使う万能ツール。
点灯する部位で異なる効果を持つ光線を放つ「ガンモード」、接近戦に使用する警棒の「ポリスバトンモード」、録音機能もある「警察手帳モード」と、様々な用途に使える。



◆メガスナイパー(電磁戦隊メガレンジャー)

メガレンジャーの5人が所持する共通武器。
「メガマグナム」と「メガショット」に分割可能な光線銃で、メガショットは短剣として使うことも可能。
更に、各メンバーの個人武器をメガマグナムとメガショットで挟み込むように合体させることでより強力な射撃を繰り出せるようになる。



◆シルバーブレイザー(電磁戦隊メガレンジャー)

メガレンジャーの追加戦士・メガシルバー/早川裕作の専用武器。
通常は固定ベルト式光線銃「ガンモード」として使用するが、シャフト上部のスイッチを押すことで即座に長剣「ソードモード」に変形する。
ガンモード時には100m先の鉄球を蒸発させる程の強力なビームを発射する。
ソードモードは特殊合金製の刀身でできており、太いワイヤーを一太刀で断ち切れる。
必殺技は全速力で駆けながらガンモードで速射しながらソードモードで袈裟切りにする「ブレイザーインパクト」。



◆自在剣・機刃(星獣戦隊ギンガマン)

ギンガマンの5人が所持する共通武器。
獣の牙のような通常形態から、短剣の「キバカッター」、光線銃の「キバショット」、鉤爪の「キバクロー」、2本組ナイフの「キバナイフ」、の「キバアロー」の5つの形態に変形する。
通常形態で五芒星状に重ね合わせることで必殺の「機刃の逆鱗」が放たれる。
星獣達を銀星獣へと大転生させ、銀星獣やギンガイオーにアースを伝達する操縦桿としても使える。



◆獣撃棒(星獣戦隊ギンガマン)

13話でモークが作りだした、真ん中に取っ手のついた棍棒。縮めることでバズーカ形態にもなり、必殺の「銀河獣撃弾」は機刃の逆鱗を上回る威力を持つ。
終盤ではモークが最後の力を振り絞り新獣撃棒に強化。必殺技も「閃光獣撃弾」に強化されている。



◆ブルライアット(星獣戦隊ギンガマン)

番外戦士である黒騎士の専用武器。
通常は長剣「セイバーモード」として使用するが、鞘を収めたまま左鍔部を回転させ柄を折り曲げることで「ショットガンモード」となる。鞘には装弾用のスライドが施されており、ポンプアクションでリロードされる。
必殺技はセイバーモード時に漆黒の稲妻を刃に纏わせて剣戟を繰り出す「黒の一撃」および「黒の衝撃」。
ブルブラックの死後はヒュウガが継承、黒騎士に変身する際に使われる。



◆ファイブレイザー(救急戦隊ゴーゴーファイブ)

ゴーゴーファイブの5人が所持する共通武器。
普段は「ガンモード」で腰のホルスターに携行している。
銃身を引き抜いて前後逆にセットすることで、高振動警棒の「スティックモード」に変形する。


またグリップ部分「レイザーグリップ」は、各種巨大マシンの起動キーにもなる他、
サポートメカ「ライフバード」や追加武装「Vランサー」と組み合わせることで、様々なレスキューツールや必殺砲になる。
武器そのものが変形するというより、グリップを使い回して銃身/刀身を交換する、非常に独特なマルチウェポンと言える。



◆タイタニアムレーザー(パワーレンジャー・ライトスピードレスキュー)

アメリカ版ゴーゴーファイブから、追加戦士であるタイタニアムレンジャー/ライアン・ミッチェルの専用武器。
出力を上げて撃てば必殺技クラスの威力を発揮する強力なレーザーガンから、バレルをスライドさせてグリップを伸ばすことで、ユニレーザー(カラミティブレイカー)を正面から受け止めて跳ね返せるほど頑丈な斧に変形する。
玩具はレスキューブラスター(ファイブレイザー)とも互換性がある。



◆ダブルベクター(未来戦隊タイムレンジャー)

タイムレンジャーの5人が所持する共通武器。
長剣「スパークベクター」と短剣「アローベクター」で構成される双剣で、スパークベクターに備わったビートアップスイッチを入れることで、時計の針に見立てた斬撃を放つ「ベクターエンド」をはじめとする多彩な必殺技を放てる。
柄頭同士で直線状に連結させることで双刃剣形態「ツインベクター」となり、×の字に斬り付ける「ベクターディバイディング」だけでなく、エネルギー弾「ベクターハーレー」による中距離攻撃も可能になる。
更に、スパークベクターはタイムグリーン/シオンが開発したアサルトモビルを装備することで、強力なビームライフル「アサルトベクター」となる。
アローベクターには所持者ごとに異なる装飾が施されており、見た目にも鮮やか。



◆プロディバイダー(未来戦隊タイムレンジャー)

タイムロボが自立型ロボ・タイムシャドウと合体した際に使用する武器。
クリアブルーの刀身が印象的な「ソードモード」はシャドウαが使用し、「ブリザードスラッシュ」で囚人を圧縮冷凍する。
刀身を折りたたんで砲身を露出させると「ライフルモード」になり、シャドウβもこれを使用した「プレッシャーカノン」による圧縮冷凍が可能となった。
この武器の登場により、圧縮冷凍機能がないためにトドメをαに持っていかれがちだったβも大いにスコアを伸ばすこととなった。


コックピット内で手にしたレンジャーの動きをトレースして技が繰り出される場面も印象的だが、
タイムロボαの必殺剣である「時空剣」のようになりきり玩具までは出なかった。残念。



◆DVディフェンダー(未来戦隊タイムレンジャー)

タイムレンジャーの追加戦士(と呼ぶには微妙な位置づけだが)・タイムファイヤー/滝沢直人の専用武器。
「DVチェンジ!」の音声を認識することで光線銃の「ディフェンダーガン」モードと長剣の「ディフェンダーソード」モードに変形。
ディフェンダーガン時には速射攻撃「DVバルカン」、ディフェンダーソード時には敵を切り裂き圧縮冷凍する「DVリフレイザー」といった技を繰り出す。
ブイレックス搭乗時には最大出力のレックスレーザーとDVバルカンの出力を最大にまで高めて一斉掃射する「マックスバーニング」を放つ。
直人の死後、タイムレッド/浅見竜也が使用した。



◆獣皇剣(百獣戦隊ガオレンジャー)

ガオレンジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
左腰のホルダーに帯刀した短剣で、鍔の中央部に丸い空洞が開けられており、これにガオレンジャーの証であるガオの宝珠を入れて
「百獣召還!」の掛け声と共に天に掲げることで聖なる音色が鳴り響き、パワーアニマルが召喚される。


ガオの宝珠にはパワーアニマルのガオソウルが宿っているため、それを媒介に刀身から光線を発射するだけでなく、パワーアニマルの力を使った技も使える。
Quest17(第17話)ではガオブルー/鮫津海がガオジュラフの宝珠を使った技を使用。回転攻撃・ジュラフスピンや光の刃による攻撃・ジュラフカッターやサージングスラストでバスオルグに大打撃を与えた。



◆ライオンファング/ガオメインバスター(百獣戦隊ガオレンジャー)

ガオレッド/獅子走専用の、ライオンの頭部を模した籠手型の武器。
上顎と下顎で分割すればクローとなり、「ファング」の名の通り噛み付くような斬撃を繰り出す。
Quest3にて初登場のガオメインバスターはこれが変化した銃。
銃口の部分はこれまたライオンの頭部を模しており、たてがみの部分から光弾を連射する「ノーマルモード」と、開いた口から迫り出した銃口より強力な熱光線を放つ「ファイナルモード」を使い分けられる。



◆イーグルソード(百獣戦隊ガオレンジャー)

ガオイエロー/鷲尾岳の専用武器。
パートナーであるガオイーグルを模した剣で、必殺剣技「ノーブルスラッシュ」でオルグを両断する。
鍔の部分には羽根手裏剣「フェザーカッター」が仕込まれており、これを使った中距離攻撃も可能。
必殺武器「破邪百獣剣」に合体する際は切っ先を構成する。



◆ファルコンサモナー(百獣戦隊ガオレンジャー)

本編中盤でガオレッドが入手した新たな専用武器。
ウラ究極体に敗れ黄泉の国に堕ちたイエローら四人が不死鳥のレリーフを集めたことで実体化、レッドの手に届けられた。


隼の意匠を持つ武器で、通常は「ガンモード」として使用。
銃身の上下に施された翼型の弦を展開することで必殺の「アローモード」となり、後部の矢羽根を引くことで必殺の炎の矢が放たれる。そのまま殴りつけることも出来るので断じて飛び道具ではない
さらに、ガオファルコンの宝珠を入れた獣皇剣を矢に見立てて「サモナーモード」となり、矢羽根を引くと聖なる音色が鳴り響きガオファルコンが召喚される。


弦の部分には宝珠を入れる穴が四つもあり、合計五体のパワーアニマルが召喚可能。



◆ガオハスラーロッド(百獣戦隊ガオレンジャー)

ガオレンジャーの追加戦士・ガオシルバー/大神月麿の専用武器。
戦闘時には細身の長剣「サーベルモード」と狙撃銃「スナイパーモード」を使い分けてオルグと戦う。
そして「ハスラ―*1」の名の通り、宝珠をビリヤード球に見立てて撃ち出す「ブレイクモード」で必殺技やパワーアニマルの召喚を行う。
サーベルモードでは袈裟切りの「銀狼満月斬り」、ブレイクモードでは「レーザープール」というフィールドでオルグを拘束し、打ち出したガオの宝玉をぶつけ、玉砕させる「破邪聖獣球」が必殺技となる。



◆携帯忍刀ハヤテ丸(忍風戦隊ハリケンジャー)

疾風流の忍者三人組・ハリケンジャーが所持する共通武器。
通常は忍者刀(「斬」モード)として背中の鞘に納められているが、鞘と同時に使用することで火縄銃にも似た銃モード(「射」モード)にもなる。
また、Eメールのごとく忍者技を受信する機能も持っており、柄部分に内蔵されたディスプレイ部に文字が映ると使用可能、同じメンバーにも技を転送することもできる。



◆トリプルガジェット(忍風戦隊ハリケンジャー)

ハリケンジャーの個人武器を縦1列に合体させた必殺バズーカ。
合体させる順番を変えることで機能が変化し、ドライガンが先端の時は火炎弾を発射する「ドライガジェット」、ソニックメガホンが先端の時は破壊音波を発射する「ソニックガジェット」、クエイクハンマーが先端の時は重力衝撃弾を発射する「クエイクガジェット』となる。
ペンタフォース以来となる、複数の合体パターンを持つ必殺武器である。
更に、ゴウライジャーの必殺武器ダブルガジェットと合体させることで、より強力な「ビクトリーガジェット」に強化することも可能。この時はクエイクガジェットの状態で固定となる。



◆変幻自在棍イカヅチ丸(忍風戦隊ハリケンジャー)

迅雷流の忍者兄弟・電光石火ゴウライジャーが所持する共通武器。
普段は両端部と中央部に小型の刃が施された長棍だが、武器ジョイントを自在に組み替えることで様々な型の武器となる。
劇中では大型手裏剣の「十字の型」、円盾形態の「円月の型」を披露した。


また、クワガライジャー/霞一鍬の個人武器であるスタッグブレイカーとも合体可能、個人技の「迅雷流剣技・雷牙一閃」を繰り出す。



◆シュリケンズバット(忍風戦隊ハリケンジャー)

宇宙統一流の追加戦士・天空忍者シュリケンジャーの専用武器。
普段は右腰に忍者刀として下げており、柄頭部分のマイクに音声入力することによって様々な剣術が発動する。
また、鞘に収めると「バットモード」となり、「秘打千本ノック」や「秘打ミラクル千本ノック」といった超忍法も繰り出される。



◆アバレイザー(爆竜戦隊アバレンジャー)

アバレンジャーの初期メンバー3人が所持する共通武器。
普段は銃モードで右腰のホルスターに収められているが、上パーツを展開しグリップ部を伸ばすと剣モードになる。
銃モードではダイノガッツが続く限り光弾が速射可能となる。


劇場版に登場したバクレイザーはこれのリデコ。



スティライザー(爆竜戦隊アバレンジャー)

アバレッド/伯亜凌駕がアバレマックスになる際に使う、強化変身アイテム兼専用武器。
爆竜スティラコサウルスの頭部を模した大楯で、その強度はアバレブルー/三条幸人が使うトリケラバンカーを上回る。
折り畳まれた刃を展開することで「ディフェンスモード」から「オフェンスモード」となり、必殺の斬撃「必殺スラッシュマキシマム」を繰り出す。
また、バキケロナグルス、ディメノコドン、パラサロッキル、アンキロベイルスの心が一つになると「サモナーモード」となり、この4体の爆竜とスティラコサウルスをマックスリュウオーへ合体させる。
アバレキラー戦では、アバレマックスのチートじみたスペックとこの武器の高い強度を活かし、腕でブロックして盾で殴るという衝撃的な戦法を披露した。



◆ウイングペンタクト(爆竜戦隊アバレンジャー)

アバレンジャーの第三勢力的存在・アバレキラー/仲代未琴の個人武器。
普段は羽根ペン状の短剣「ブレードモード」として振るわれるが、「ペンモード」として爆竜トップゲイラーの顔を模したペン先部で空中に絵を描くと実体化
トリノイドをも消す光の網、無数の矢や鎖、さらには×の字を描いて大爆発を巻き起こすなど、アバレンジャーはおろかエヴォリアンを翻弄させる高い戦闘力を持つ。
さらに、「タクトモード」で指揮棒のごとく振ることで催眠音波・光線を放たれて爆竜を操ることも可能。
必殺技はペンモードで空中に線を引き複数の相手を爆破させる「ファイナルレター」。



◆ディーアームズ(特捜戦隊デカレンジャー)

デカレッド/赤座伴番を除くデカレンジャー初期メンバーが所持する共通武器。
普段は右腰の「ディーナックル」と左腰の電磁警棒「ディーロッド」(デカブルー/戸増宝児デカグリーン/江成仙一が使用)および「ディースティック」(デカイエロー/礼紋茉莉花デカピンク/胡堂小梅が使用)に分けられているが、状況に応じて合体可能。
それぞれ狙撃ライフルの「ディースナイパー」(デカブルー)、サブマシンガンの「ディーブラスター」(デカグリーン)、光線銃の「ディーショット」(デカイエロー&デカピンク)となる。
更に、ディースティックにはコイン型爆弾「ゼニボム」も仕込まれている。



◆マジスティック(魔法戦隊マジレンジャー)

マジレンジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
アルファベットのMを模した魔法ので、呪文を詠唱することで杖先から魔法を放つ。
「マジスティックソード」、「マジスティックボウガン」、「マジスティックアックス」といった三種類の武器にも変形可能。



◆魔法聖杖ダイヤルロッド(魔法戦隊マジレンジャー)

レジェンドマジレンジャーに強化変身したマジレンジャー5人が所持する、ライオンの頭部を模した飾りがついた錫杖。
その名の通りダイヤルが備わっており、これを入力して攻撃や巨大化変身、及びマジレジェンドへの合体を行う。
また、マジイエロー/小津翼は「ゴー・マジーロ」の呪文でこれを「ダイヤルロッドボーガン」に変形させ、マジスティックボウガンよりも強力な射撃を繰り出す。


ダイヤルロッドボーガンへの変形はDX玩具では再現できないが、北米版パワーレンジャー・ミスティックフォースでは「ミスティックライオンスタッフ」の名で変形に対応した新規設計の玩具が発売され、音声入力でディスクを発射して遊ぶことができた*2



◆サバイバスター(轟轟戦隊ボウケンジャー)

ボウケンジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
通常は光線銃として使われるが、銃身部の上にあるロックを解除することで長剣「サバイブレード」に変形する。
さらに、光線銃の状態で多目的ツール・スコープショットをセットすることで「スナイパーモード」となり、必殺の「クライマックスシュート」が撃ち出される。



◆デュアルクラッシャー(轟轟戦隊ボウケンジャー)

Task.7(第7話)で投入されたボウケンアームズ。
上部のレバーを操作することで銃身が180度回転、ドリル状のエネルギー弾を発射する「ドリルヘッド」とハイパーコンクリートを発射する「ミキサーヘッド」を使い分ける。
なお、発射時にアクセルスーツでも耐えきれない強い衝撃を伴うため、使用する際は強化プロテクター・アクセルテクターを装着する必要がある。



◆サガスナイパー(轟轟戦隊ボウケンジャー)

ボウケンジャーの追加戦士・ボウケンシルバー/高丘映士の専用ボウケンアームズ。
槍型の「スピアモード」と大型銃型の「スナイパーモード」に変形、さらにスピアモードから金属探知機のような「サガスモード」に移行することで、プレシャスや姿を消した敵の探知が可能となる。


スピアモードの必殺技は三日月状の斬撃「サガスラッシュ」。
スナイパーモードからは強力な光弾「サガストライク」や速射攻撃「スナイパーガトリング」を繰り出す。



◆ゲキトンファー(獣拳戦隊ゲキレンジャー)

一応、ゲキレンジャーの初期メンバー3人が所持する共通武器。
二本一組のトンファーで、激気を込めることでグリップ部に施されたタービンが回転、威力が増強する。
劇中ではゲキブルーが基本形態である「トンファーモード」、ゲキイエローがトンファーを連結させた「ロングバトンモード」を使用した。
なりきり玩具および食玩では「ツインバトンモード」という棍棒形態もあり、ゲキレッドもこれを持っている写真もあるが劇中で使用することはなかった。



◆サイブレード(獣拳戦隊ゲキレンジャー)

ゲキレンジャーの追加戦士・ゲキチョッパー/久津ケンの変身アイテム兼専用武器。
ゲキチェンジャーから転送される巨大な手甲であり、通常は「サイブレードフィンガー」として使用、四本の指を模した銃口から激気の弾丸が発射される。
近接戦時にはブレード部を展開し「サイブレードカッター」として使用、ケンの特技である激気研鑽により鋭くキレのいい手刀技が繰り出される。


また、ゲキレンジャーの過激気を込めたスーパーゲキクローと合体することで「スーパーサイブレード」となり、空間をも切り裂く手刀技が使用可能となる。



◆マンタンガン(炎神戦隊ゴーオンジャー)

ゴーオンジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
給油ノズルを模したデザインで、グリップを捻ることで「ガンモード」と「ロッドモード」を使い分けて戦う。
劇中では磁力で吸い寄せてくる蛮機族に対しロッドモードを構えて返り討ちにするなど、テクニカルな戦法が見られた。
また、モチーフ通り「キューユソウル」を使用することで炎神達を回復させることも可能。


なりきり玩具ではガンモードとロッドモードの中間形態に出来るが、これは後にカンカンバーとの合体形態「カンカンマンタンガン」のために使われている。



◆シンケンマル/スピンソード(侍戦隊シンケンジャー/パワーレンジャー・サムライ)

シンケンジャーの初期メンバー5人が使用する共通武器。
秘伝ディスクの力で様々な斬撃を放てる他、各人の専用武器(烈火大斬刀、ウォーターアロー、ヘブンファン、ウッドスピアー、ランドスライサー)にも変化。
このうち烈火大斬刀は必殺の砲撃を放つ「大筒モード」にも変形する。
パワレン版でも「スピンソード」の名で登場。
原典で見せたギミックに加え、ゾード操縦形態「メガモード」に変身する際には操縦桿に変形する刀「サムライメガブレード」に変化し、更にこれはブルバズーカ(モウギュウバズーカ)と合体させることでショーグンモードの専用武器「ショーグンスピアー」となる。



◆シーイックボウガン(天装戦隊ゴセイジャー)

ゴセイブルー/ハイドの専用武器。
ゴセイパワーで光の矢を放つボウガン型銃で、必殺技の射撃「ブルーチェック」を放つことができる。
ランドシーバスターやゴセイバスターへの合体時は中央部を構成する。
腕木にあたる部分に取り付けられた刃で接近戦を行うことも可能。上下逆に構えて大型のトンファーのように扱うことも多かった。



◆ゴセイテンソード(天装戦隊ゴセイジャー)

初期メンバー5人の強化形態・スーパーゴセイジャー用武器。
剣と王笏を合体させたような武器であり、通常時は上下逆さに持ち底部の剣による近接武器として使用し、王笏を上にして根本にあるトリガーを押す事でメンバーの属性にあったビームを発射できる。
更にテンソウダーを装着する事で「スーパーゴセイテンソード」となり、最大の必殺技「ミラクルゴセイダイナミック」で悪しき魂に天罰を下す。



◆レオンレイザー(天装戦隊ゴセイジャー)

ゴセイジャーの追加戦士・ゴセイナイトの専用武器。
通常は大きく口を開けたライオン型の光線銃だが、銃身部を展開し刀身を伸ばすことで長剣モード「レオンレイザーソード」にも変形可能。
レオンレイザーソードでも必殺の剣技「ナイトメタリック」を繰り出せるが、レオンセルラーに「8・4・8」のナンバーを入力してバルカンヘッダーを召還した後、銃身部(ヘッダージョイント)と連結させ
レオンセルラーを照準器として接続しナイトダイナミックカードをセットし「4・7・4」のナンバーを入力することで断罪のナイティックパワーが発動。
必殺の銃撃「ナイトダイナミック」が放たれて悪しき魂を断罪する。



◆ゴーカイスピア(海賊戦隊ゴーカイジャー)

ゴーカイジャーの追加戦士・ゴーカイシルバー/伊狩鎧の専用武器。
通常はトライデント型の「スピアモード」と狙撃銃型の「ガンモード」を使い分ける。
レンジャーキーをセットすることで必殺技が発動。
スピアモードからは「ゴーカイシューティングスター」という投擲攻撃、ガンモードからは「ゴーカイスーパーノヴァ」という光弾が発射可能。
さらに、ゴールドモード時には錨型の「アンカーモード」に変形、追加15戦士のオーラと共に攻撃する「ゴーカイレジェンドリーム」および「ゴーカイレジェンドクラッシュ」が必殺技となる。



◆ゴーカイケン(海賊戦隊ゴーカイジャー)

ゴーカイオーのメイン武器となる、カットラス状の刃を持つ2振りの剣。
ゴーカイガレオンの船首部分を構成する。
シンケンジャーの大いなる力によってシンケンゴーカイオーとなった際は柄頭同士で連結させ、双刃剣として使用する。



◆ライオンサーガン(特命戦隊ゴーバスターズ)

タテガミライオーのメイン武器となる、柄の両端に穂先を持った槍。
必殺技はエネトロンをチャージして斬りつける「ライオインパクト」。
コの字型に折り曲げることで銃に変形し、劇中ではゴーバスターエースがライオーに搭乗する際によく使用していた。



◆ガブルキャノン(獣電戦隊キョウリュウジャー)

ゴールド、シルバー、スピリットレンジャーを除いたキョウリュウジャーの変身アイテム兼共通武器であるガブリボルバーを、もう1つの共通武器ガブリカリバーと合体させた大型銃。
基本的には連射力の高いマシンガンとして使用されるが、ショットガンのように銃身のレバーを動かしてから発砲することで破壊力の高い射撃も可能。
更に、折り畳まれたガブリカリバーの刀身を露出させることで射撃と斬撃を両方こなせる銃剣モードにも変形。
格闘用の個人武器がある初期メンバーは銃剣モードを使うことはなかったが、2代目キョウリュウバイオレットは個人武器の代わりに多用した。



◆トッキュウブラスター(烈車戦隊トッキュウジャー)

トッキュウジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
グリップ部を展開することで専用の音声と共に2モードに変形。「「撃ちま~す!」では光線銃の「ウチマスモード」、「斬りま~す!」では長剣の「キリマスモード」となる。
スコープレッシャーをセットすることで必殺技が発動。それぞれ「撃ちますよ~!ご注意ください!ご注意くださ~い!」(ウチマスモード)、「斬りますよ~!ご注意ください!ご注意くださ~い!」(キリマスモード)の音声が鳴り響く。



◆フミキリケン(烈車戦隊トッキュウジャー)

トッキュウオーのメイン武器となる剣。
その名の通り踏切を模したデザインが特徴。
遮断器を模した刀身を変形させることで剣と銃の2形態を使い分けることが可能で、剣形態では「フミキリケン烈車スラッシュ」、剣形態では「フミキリケントッキュウショット」の技を放つ。



◆カラクリヘンゲン(手裏剣戦隊ニンニンジャー)

ニンニンジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
巨大な手裏剣状の手甲からの3つの形態となる。
アカニンジャーは剣モード、アオモモニンジャーは弓モード、シロニンジャーは爪モードで使うのが基本。
劇場版『恐竜殿さまアッパレ忍法帳!』ではオトモ忍のシノビマルがカラクリヘンゲン・弓モードを使用した。
パワレン版では「ニンジャバトルモーファー」として登場し、更に変身アイテムとしての機能が追加された。
ゴールドレンジャーも専用の金と銀のニンジャバトルモーファーで変身し、玩具には銃に変形するオリジナルギミックがある。



◆スターソードガン(手裏剣戦隊ニンニンジャー)

ニンニンジャーの追加戦士・スターニンジャー/キンジ・タキガワの専用武器。
持ち方次第でガンモードにもなる片刃剣で、風雷忍シュリケンをセットし回転させることでシュリケン忍法が発動。
モードごとに「風マジック!ハリケーンジャー!」/「雷マジック!サンダージャー!」の音声と共に風の術/雷の術が繰り出される。
また、鍔部にほどこされたアタックボタンを押すことで「「ザ・アタック!」の音声と共に必殺モードに移行。忍シュリケンを回転させグリップを引くことで必殺の「ニンジャスラッシュ」/「ニンジャショット」が発動する。
劇中ではキンジがノリノリな時にギターとして爪弾いたこともある。



◆ジュウオウバスター(動物戦隊ジュウオウジャー)

ジュウオウジャーの初期メンバー5人が所持する共通武器。
撃鉄部に施された、雄叫びを上げる動物が描かれた二つのキューブをところてんを出し入れする感覚で入れ替えることでそれぞれ銃モード/剣モードに変形。
剣モードでは「ジュウオウスラッシュ」、銃モードでは「ジュウオウシュート」という必殺技が放たれる。
ジューマンパワーを持つ者なら変身前でも使用可能。



◆ジュウオウザガンロッド(動物戦隊ジュウオウジャー)

ジュウオウジャーの追加戦士・ジュウオウザワールド/門藤操の専用武器。
普段は棒状だが、ザワールドがモードチェンジすることで釣り竿状の「フィッシングモード」、長い棍棒の「ロッドモード」、狙撃銃の「ガンモード」の三種類に変形可能。
リールを回転させることでジューマンパワーが増幅。ガンモード時には「ジュウオウザバースト」というエネルギー弾、ロッドモードからは「ジュウオウザフィニッシュ」という打撃攻撃が繰り出される。



◆キューザウェポン(宇宙戦隊キュウレンジャー)

キュウレンジャーの初期メンバー9人が所持する共通武器。
3つのパーツで構成されており、パーツの組み合わせによって様々な形態に変形する。
大剣の「キューソード」、長槍の「キュースピア」、の「キュークロー」、クロスボウの「キュークロスボウ」、の「キューアックス」、鎌の「キューシックル」、レイピアの「キューレイピア」、銃の「キューショット」、ナイフの「キュースラッシャー」の9種類と、戦隊シリーズの変形武器の中でもトップクラスのバリエーションを誇る。
ただし、3つ全てのパーツを使用するのはキューソードのみであり、キューレイピアとキューショットは1つのパーツしか使わず、他は全て2つのパーツを使用する。
なお、コグマスカイブルー/佐久間小太郎はリベリオン本部で研修を受けて以降はサソリオレンジ/スティンガーと同じくキュースピアを使用。
シシレッド/ラッキーの強化形態・シシレッドオリオンは9つのキューザウェポンを同時に召喚可能。後述するリュウコマンダー/ショウ・ロンポーのリュウツエーダーも含めて、ほかのメンバーに手渡すこともできる。



◆リュウツエーダー(宇宙戦隊キュウレンジャー)

キュウレンジャーの指揮官であるリュウコマンダー/ショウ・ロンポーの変身アイテム兼専用武器。
龍の顔を模したグリップ部にリュウキュータマをセットし上顎部を動かした後、先端部を地に鳴らすことで変身。
変身後は「ロッドモード」として使用。巧みな杖さばきで敵と渡り合うが、状況に応じて「ライフルモード」に変形。
グリップ部の裏側からトリガーを伸ばすことで遠距離攻撃・狙撃が可能となり、龍型のエネルギー弾が敵を撃ち抜く「ドラゴクラッシュ」が必殺技となる。


また、ロッドモードは専用キュウボイジャーであるリュウボイジャー召還やリュウテイオー合体時にも使用される。



◆ルパンソード(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)

ルパンレンジャーの3人が所持する長剣。
柄頭部はマジックハンドにもなっており、ルパンコレクションを奪回する際はこれでギャングラー怪人の動きを封じる。



◆パトメガボー(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)

パトレンジャーの3人が所持する警棒。
メガホン形態に変形させギャングラーの戦闘員・ポーダマンに向かって「そこのポーダマン!止まりなさ〜い!!」と叫ぶとその動きが封じられ、パトレンジャーの指示するままに動いてしまう代物。
この状態から警棒形態に戻すことで必殺の「ダメ!絶対斬り」が繰り出される。



◆Xロッドソード(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)

ある時はルパンレンジャーの孤高の快盗、またある時はパトレンジャーの気高い捜査官、二つの顔を持つ追加戦士であるルパンエックス/パトレンエックス/高尾ノエルの専用武器。
鍔部のレバーを上下に動かすことでソードモード(ルパンエックス)と十手モード(パトレンエックス)にモードチェンジする。
ルパンエックス時にはエネルギー刃を撃ち出す×の字斬り「スペリオルエックス」、パトレンエックス時には十文字の円陣からビームを発射する「エクセレントエックス」が必殺技となる。


巨大戦ではエックストレインの操縦桿となり、この状態でもノエルは任意に二つの姿を使い分けエックストレイン間を移動する。


令和スーパー戦隊

◆シャイニーブレイカー(魔進戦隊キラメイジャー)

6人目のキラメイジャー・キラメイシルバー/クリスタリア宝路の個人武器。
工事現場で使われる重機のドリルの様な形をしており、右手のグリップ部の操作で「一丁あがり!」「へいお待ち!」の音声と共にドリルモード/ハイパーアームモードの二モードに変形する。
ドリルモードはキラメイストーンの発掘だけでなく、必殺の「シャイニングビームアタック」の発射にも使われる。
他にも、後部からジェット噴射で空を飛ぶことも可能。


変身ブレスであるシャイニーキラメイチェンジャーを通して呼びかければ、キラメイチェンジしなくても宝路のいるところどこへでもワンダーに駆け付ける。



◆ギアダリンガー(機界戦隊ゼンカイジャー)

ゼンカイジャーの協力者であるツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカーの変身アイテム兼武器となる銃。
その名の通り舵輪が備わっており、これを回してから引き金を引くことでセンタイギアの能力を発動する。
ツーカイザーがシンケンフォームに変身した際は折りたたんだ刃を展開し、刀として使用される。


舵輪の部分を叩くと「HEY!」とパクリ元のモバイレーツにそっくりな声質音声が鳴り、ゾックスが変身する際は踊りながらこれを鳴らすのがお約束。



◆フルコンボウ(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)

オニシスター/鬼頭はるかの個人武器である大振りの金棒。
なりきり玩具としての展開は行われておらず、そのためか現実の金砕棒を思わせる無骨で刺々しい殺意高めのデザインが目を引く。
一見すると単なる金棒だが、実は表面のトゲトゲのひとつひとつがミサイルになっており、「トゲトゲ発射ー!」の掛け声と共に敵めがけてドンドン発射する。
勿論近接武器としても強力で、とりわけオニシスターロボタロウに強化変身した状態では鬼強いフルスイングで敵をかっ飛ばすのもお手のものである。
こんなので殴りつけたら誘爆するのでは、と突っ込んではいけない


ちなみに、撮影用の小道具も見た目通り滅茶苦茶重く、スーツアクターを務めた下園愛弓氏は使いこなすためにバッティングセンターで特訓を積んだ模様。



◆キングスウェポン(王様戦隊キングオージャー)

チキューの守護神・キングオージャーを駆る五人の王様戦隊が所持する共通の盾。
普段は防御に用いられるが、状況に応じて剣・銃・鎌・弓・爪の五種類の武器に変形する。
トンボオージャーは銃モードで相手を撃ち抜き、カマキリオージャーは鎌モードで華麗に舞いながら敵を斬り伏せ、パピヨンオージャーは弓モードで無駄なく射貫き、ハチオージャーは爪で大胆に狩り刻む。
なお、五人の所持する変身アイテム兼共通武器である王剣・オージャカリバーとも連結し薙刀モードにすることも可能。
クワガタオージャーはンコソパ国での初陣において、トンボオージャーから強引にキングスウェポンを奪うや否や、直感で薙刀モードにして敵を蹴散らした。



小さい頃、親御さんにスーパー戦隊の剣/光線銃のなりきり玩具を買ってもらった、もしくは買って欲しかった人は追加・修正お願いします。



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  • 仮面ライダーでもそうだけど最初の頃は玩具で再現不可能なものばかりなのはなぜだろう? -- 名無しさん (2019-12-12 21:30:49)
  • ↑玩具で売ることを想定していなかったからでしょうな。そもそもその頃は、一人の子供に同じ番組の玩具をいくつも与えること事態が珍しかったから、複数種類の玩具を出しても意味がなかったので。 -- 名無しさん (2019-12-12 21:48:02)
  • ライダーでもカイザとかイクサの武装はこの系列に近しいテイスト -- 名無しさん (2019-12-13 03:00:10)
  • 元の項目に載ってたタイタニアムレーザーとかダブルベクターとかは? -- 名無しさん (2019-12-13 07:07:02)
  • キンちゃんの武器は、ギターソードガンじゃなくてスターソードガンだなw -- 名無しさん (2019-12-14 09:49:09)
  • ダイナロッドより前の現実では再現できない手合いも、変形武器には違いないのだし記載してもいいのではないでしょうか。 -- 名無しさん (2020-08-04 23:07:48)
  • 特に反対意見もないようなので、ダイナロッドより前の変形武器について追記 -- 名無しさん (2022-05-15 01:21:01)
  • 元号別の見出しが追加されてるけど、戦隊でこれをやるならどちらかというと70年代とか80年代とかの方が適切なのでは -- 名無しさん (2023-04-04 17:36:51)

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*1 「ビリヤードプレイヤーを指す言葉」
*2 代わりにダイヤルの回転ギミックが削除されているため、純粋な上位互換ではないのが惜しいところ

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