登録日:2018/03/12 Mon 10:33:36
更新日:2024/02/19 Mon 13:14:56NEW!
所要時間:約 13 分で読めます
▽タグ一覧
都市伝説 アニメ タレント スタジオジブリ ドラえもん ガンダム ディズニー
ここでは都市伝説の中でも、アニメに関わる都市伝説を紹介する。
ほとんどはただのヨタ話やジョークの類であるが、一部真偽不明のものもある。
特にアニメなど映像作品に関しては「確かに自分は観た!!」と言う人が後を絶たないのが、これらの伝説がいつまでも消えない理由となっている。
実際には人間の記憶力はかなり曖昧で、繰り返し脳内で想像することによって実際の記憶だと思い込んでしまう現象(虚偽記憶と呼ばれる)が知られていることは述べておこう。
目次
関連項目
スタジオジブリ
- 『天空の城ラピュタ』には、別バージョンのエンディングがある
映画はパズーがドーラたちと別れるシーンで実質物語は終了しているが、昔あるテレビで放映された際に、
「パズーとシータが一緒にパズーの故郷まで戻る」シーンまで放送されたという伝説。
非常に有名で息の長い噂であり、アニメ系都市伝説の代表格とも言えるであろう。
ジブリ側はこの噂を否定している。
続編等を作ることを極力避けるジブリの制作体制や、一度のテレビ放映におけるほんのわずかなシーンのために新規にアニメを制作するコストなどを考えると、現実であるとは考えにくい。
……ところが、実を言うとこの都市伝説は半分実話である。
日本テレビの「金曜ロードショー」で最初に放送された際、スタッフが尺の関係でエンディングの映像を差し替えていたのである。その一部に宮崎駿が書き下ろした後日談イラストが使われており、これが噂の根拠になったと考えられる。
スタッフが勝手に差し替えたのであればジブリ側はそれを知る由も無いだろう。つまり、「本来と違うエンディングが流れた事があるのは事実だが、非公式なもの」というのが真相である。
- 『千と千尋の神隠し』には、別バージョンのエンディングがある
これも同じく、実は千尋とその両親が引っ越し先の家まで行くシーンがあるバージョンがあるという噂。
こちらは「公開当時、一部の映画館で上映されていた」と言われることが多い。
噂のシーン自体はシナリオの初期稿に存在していたが、これをそのまま映像化した場合上映時間四時間超えになるためカットされている。ジブリ公式曰く「(上映用フィルムも作られた、は)都市伝説です」「他にも宮崎さんたちが『やろうかと思ったけど、変えることにした』シーンはありますよ」とのこと。
例として、2022年1月7日の『金曜ロードショー』枠での放映に伴ってのQ&Aでは、宮崎監督からのお蔵出し情報として
「最初は千尋の家から始める予定だったんだよ。千尋の部屋が妖怪の通り道になっていて、お母さんと一緒に湯屋へいくって話」
「でもまどろっこしいからやめたんだよね」
と、少なくとも湯屋一帯の神様たちのテリトリーにつくまでは大きく内容が異なっていたことが示されている。ちなみに当該ツイートによれば監督曰く「そういった噂がファンの人達にあるなら面白いね」とのこと。
世代の変化に応じて、別の作品で同じような都市伝説が流布するのも、ジブリ作品が愛されている証拠だろうか。
なお本作のDVD版は、デジタルに不慣れだったスタッフのミスなのか全編で赤みがかっている。*1
この「劇場版とソフト版とで映像が違う」という事実に尾ひれがついて噂が成立したのかどうかは定かではない。
- 『風の谷のナウシカ』のエンディングには安田成美の歌が流れるバージョンがある
これまた別エンディングの噂。
公開当時の1984年から現在まで、安田成美が歌うテーマソング『風の谷のナウシカ』はナウシカ本編では使われず、テレビCMでのみ流れた、というのが定説になっている。
しかし2023年、本作を劇場で観た人が「エンディングで安田成美の歌を聴いたと思う」とTwitterで発信したことで論争となった。
ツイートには同意する意見が多数寄せられた他、「歌ありバージョンは当初存在したが、宮崎駿が激怒したため差し替えとなり、それが間に合わなかった映画館でのみ差し替え前のものが流れた」と(製作委員会のメンバーだった)鈴木敏夫が話した雑誌を見たという証言まで出ている。
上記の件を受け、ハフィントンポストがスタジオジブリに取材したところ、歌ありバージョンの存在・鈴木敏夫の発言ともに否定された。
前述のCMは当時何度も放送されており、また映画館の休憩時間に曲が流れた可能性もあるため、それらと混同されたのかもしれない。
なお本編で安田成美の歌を使わなかった理由については諸説あるが、プロデューサーの高畑勲が「ナウシカの作風に合う歌じゃない」と強硬に反対したためという説が有力*2。
- 『となりのトトロ』のラストシーンでサツキとメイは死んでいる
これも非常に有名な噂。トトロの正体は実は死神だったと付け加えられることもある。
スタジオに問い合わせる人も多かったらしく、後にジブリ側がはっきり否定した。*3
そもそもエンディングでは、姉妹の母が退院して以降の物語が描かれている。
よく根拠として挙げられる「途中からサツキとメイの影が無い」というのは、他の登場人物や物体の影も無かったり薄くなっていることからして、単に「日没が迫っている」ことを示す演出と考えられる。
ただし「恥ずかしながら…アレは単に影の描写を省略しただけで、手抜きである」という趣旨のスタッフ発言もある。
それぞれの作品記事にもあるが、『トトロ』の劇場公開時は『火垂るの墓』との同時上映というトラウマメーカーだったわけで、当時映画館で見た人たちが『火垂る』側のエンディングと記憶を混同したのでは?という説もあることはある。
なお、「姉妹の母親は物語の後結核で他界してしまう」と言っている人もたまに見かけるが、これも上記に書いているように間違いである。
- 『となりのトトロ』でトトロとお父さんは同一人物
最後まで同じ画面に現れることがないことや、お父さんが見ていない間にサツキとメイに何があったのか知っているような態度をとることが根拠として挙げられる。
しかし、トトロが去った直後にやってきたバスに乗っているなど無理があり、そもそもお父さんに限らずトトロはサツキとメイ以外の前には現れていない。
というかまず死亡説といい父さん=大トトロ説といい、ジブリ館の公式短編『めいとこねこバス』との整合性が取りづらい面がある*4のも考慮するべきであろう。
- 『となりのトトロ』は狭山事件*5をモチーフにしている
これまた「衝撃の事実」などという煽り文句でしばしば拡散されている都市伝説であるが、共通点は「トトロの舞台と時代設定が狭山事件と被る」という点くらいであり、
他の類似点とされるものなどはこじつけの域を出るものではない。
例えば「サツキとメイの年齢を合計すると狭山事件の被害者の年齢になる」などと主張されているが、
そもそもトトロは企画当初は姉妹ではなく一人の少女が主人公であり、企画途中までは姉のサツキに相当するキャラクター自体が存在しなかった。
- 『となりのトトロ』で、お母さんは昔トトロに会ったことがある
ほかの都市伝説に比べ刺激がまるでないため、マイナーな部類に含まれる話。
トトロの企画当初、主人公は一人の少女であったことは先述したとおりである。
彼女は初期に作られたポスター等に登場しており、サツキにもメイにも似ているがどちらでもない容姿で描かれていたため、「お母さんの子供のころではないか」という噂が存在した。
- ジブリ作品で宮崎監督作品のタイトルには「の」が入り、高畑監督の作品には「ほ(ぽ)」が入る
『もののけ姫』の頃まで、まことしやかに囁かれていた伝説。
その後、該当しない作品が増えたのはご存知の通り。
- ジブリ作品でタイトルに「の」が入っている作品は大当たりし、逆に入っていない作品は振るわない
元々は「もののけ姫」公開当時、宮崎駿がテレビのインタビューに答えて、
「うちの作品はタイトルに『の』が入っていると当たるんですよ」、
「今回は『の』が2つも入っているから最強じゃないかと」と冗談めかして語っていたもの。
その言葉通り『もののけ姫』が大ヒットし、『千と千尋の神隠し』がジブリ歴代1位の興行収益を上げたことがダメ押しとなって広まった伝説。
しかし、実際には『平成狸合戦ぽんぽこ』も『紅の豚』には興行的には3億程度の差で負けてこそいるものの、動員数に至っては20万人以上勝っている。
さらには『風立ちぬ』がジブリ歴代5位(紅の豚は9位、魔女の宅急便は14位)の記録を打ち立てている。
そもそも2023年現在、ジブリ長編作品でタイトルに「の」が付かない作品はナウシカを含めた25作中9作品*6しかないので、この説を語るには少々乱暴な感も否めない。
因みに収益は、トトロ/火垂るの墓は18位、ラピュタは19位と発表されている。
- 『風の谷のナウシカ』にはゲーム化の企画があったが、その初期案が「ナウシカが蟲を撃つシューティングゲーム」という原作ぶち壊しのシロモノだったため、宮崎駿が激怒してお蔵入りとなり、以降はゲーム化の話はタブーとされている
これも全く根拠のない都市伝説である。そもそもジブリに関連するゲームは数は少ないが登場する。
ナウシカのゲームは3作品出ていてそのうちSTGは『ナウシカ危機一髪』『忘れじのナウシカ』が存在。
撃つ相手は漫画版の飛行甕で、蟲は撃てないか、王蟲を撃つと怒りを鎮めなければゲームオーバーという仕様。
「土鬼を説得する」のが目的のゲームで、この伝説程には原作と離れてはいない。
これ以外にも、(ジブリとは少し離れるが)宮崎駿が監督した『ルパン三世 カリオストロの城』の関連ゲームは複数発売されている他、ジブリが制作協力した『ニノ国』が2010年に発売されている。
2015年の『太鼓の達人』とのコラボ時の記者会見において、鈴木敏夫プロデューサーは「ジブリはゲームが嫌いだって言われるんだけど、正確に言うと、よくわかってないんです」
「僕と宮崎駿で将棋を指したりはするけど、デジタルゲームは何が面白いのか、さっぱりわからない」というコメントを残しており、ゲーム自体は否定的に見ている。
とは言え上記の都市伝説とは全く関係なく、テレビゲームの楽しさがあまり理解できず興味が持てないというのは、特に彼らの世代では珍しくはないだろう。
また、「ワンダープロジェクトJ」を作った平野文鳥のTwitterによれば、「魔女の宅急便」の公開前後に宮崎と会った際、「記号化した命で遊ぶ行為やそれを作る人間の気がしれない」と、ゲーム制作者に対して(しかも初対面で)口にするとは思えない言葉を言われたらしい。
しかし約20年後、アニメーターの飯田馬之助の葬儀で再会した時に謝罪し、今はゲームを否定していないと発言したそうで、
要は’’昔は嫌いだったけど長い時間が経って考え方が変わった''ということだろう。
一昔前のネット上で広まった噂。原作にもしっかりと魔女と黒猫の深いつながりは設定されている。
原作準拠で実写化されたのを機に原作設定が周知されてからは下火になった。
映画製作中に「宅急便」がヤマト運輸の登録商標であることに気づいたジブリが「原作にも黒猫が登場する」という点で交渉した結果ヤマト運輸が『魔女の宅急便』のスポンサーに加わり、『魔女の宅急便』の映像を用いた宅急便のCMを当時放送していたことで広まったと思われる。
また、「商標権の理由でヤマト運輸がスポンサーに付いた」と囁かれることも多いがこれについても事実ではない。
補足しておくと、アニメのベースとなった原作第1巻が刊行された当時、実際にヤマト運輸から作者に対してクレームが付けられるという事態が起きた。
「宅急便」が登録商標された語句であることを原作者が知らなかったためで、「書籍の題号は『魔女の宅急便』であるため『宅急便』と同一の商標には当たらない」という判断が下り無事刊行を継続できたという経緯がある。
後にジブリが『魔女の宅急便』を商標登録しているが、これは映画版の題号に基づいた登録であり、書籍の題号自体には商標権は認められない(書籍のタイトルはその内容を表すものであって一般的な商標とは役割が異なるという解釈のため)。
- 『火垂るの墓』の節子の死因は栄養失調ではなく、汚染物質によるもの
節子は極貧の生活の中で、満足に食べ物を食べることが出来ず、栄養失調の果てに衰弱死したとされているが、実は全く別の死因があったという噂。
この噂では、本当は汚染物質が体内に入ってしまったことで免疫機能が低下したのが死因であり、清太がいくら手を尽くそうが妹の死は絶対に避けられなかったとされる。
栄養失調なら、消費エネルギーの大きさから兄の清太の方が先に衰弱している筈だというのが根拠とされる。
また奇妙なことに雨を目に受けた直後、明らかに栄養失調になる前から「お腹ビチビチ」が始まっており、これを伏線と解釈する見方もある。
いつ汚染物質が節子の体内に入ったかと言うと、物語序盤の雨を左目に受けたシーン。
その後も節子は左目の痛みを訴え続けており、汗疹も汚染物質による体調不良の初期症状と考えられている。
原爆でもない普通の爆弾でそこまでの汚染物質が発生するのはおかしいと思われるが、当時清太達がいた場所の近くには軍需工場が多数あり、そこに火災が発生したことでダイオキシンのような化学物質、あるいは重金属がまき散らされ、それに汚染された雨を目に受けてしまったときから、節子の死は確定してしまったと言われている。
これに関してはトトロの噂のような公式回答がないので、真相は不明であるが、原作小説でも栄養失調で亡くなったとされている他、
節子のモデルとなった作者の野坂昭如の妹は、満足に食べ物を与えられずに餓死したと語られており、映像化の際に設定変更がなされていなければ、死因は原作同様に栄養失調と思われる。
- 『千と千尋の神隠し』には「火垂るの墓」の節子が登場している
映画終盤で銭婆に判子を返すために千尋が電車に乗るシーンがあるが、途中の駅にいる人物の中に節子に似たシルエットの少女がいると指摘されたことで広まった噂。
駅で何をしているのかと言うと、千尋が乗った電車は死者を乗せる電車であり(これも明言はされていないため都市伝説の域を出ない)、節子は清太を待ち続けていると噂されている。
ただし、節子は約四頭身、シルエットの少女は約五頭身と体型に違いがある。
これは死後の世界で成長したから、と説明される場合もあるが、「火垂るの墓」のラストシーンで清太と節子は亡くなったときの姿で現代の街を眺めており、この後再会したと考えると矛盾が生じるとも言える。
ドラえもん
- 一切情報が残っていない『タレント』という謎の回がある
最終回の噂と並んで有名な都市伝説。
内容は「ドラえもんとのび太が通り抜けフープ(のような道具)で地底世界の町へ遊びに行き、そこで不気味な男と出会って、最後は二人が悲鳴を上げながら抱き合って唐突に終わる」というもの。
「謎の女の子に会う」「地球のミニチュアが割れる」「そのミニチュアの割れ目から血のような赤い液体が流れる」などという話が付け足されることもある。
「絵柄や色調が明らかにいつもと違っていた」などとされることも多い。
「誤編集した、もしくは著しく破損・変質したフィルムを間違って放送してしまった」という説もあるが、技術的に考えにくい。
ドラえもんには雰囲気が不気味な回や、「地下の世界に行く」「怪しい男と遭う」など断片的に『タレント』と一致する回が少なくないため、それが元ネタになった可能性もある。
まず、「空き地で通り抜けフープのような道具を使って地底に行く」という話が実在する。
(5巻「地底の国探検」。通り抜けフープのような道具とは「ここほれワイヤー」のこと。厳密には「ここほれワイヤー」で掘る場所を探し、「地底探検車」で地底に向かっている)
また、「ドラえもんとのび太が恐怖で互いに抱き合うシーンで唐突に終わる」回も実在する。
(39巻「風船がとどけた手紙」。「みんなで風船に手紙を付けて飛ばす」というファンタジックなシーンで始まる回なのに、ラストはかなりホラー)
「タレント」という謎のタイトルについては、「ゆめの町、ノビタランド」(3巻収録。ひみつ道具「ガリバートンネル」を通ってミニチュアの街へ行く、というストーリーは地底に行っているように見えなくもない)を見間違えたのではないかという説もある。
これらの記憶(ちなみに上記3作ともアニメ化されている)が混じり合ってしまい、さらにネット上で多くの人が意見交換する中で、伝説が自然形成されたと考えるのが自然だろうか。
- 原作者の藤子・F・不二雄が亡くなった日に、謎のアニメが放送された
亡くなった1996年9月23日の夜に、藤子を追悼する目的でドラえもんが放送されたという噂。
(なお当時のドラえもんは金曜放送で、この日は月曜だった)
後述の内容から『行かなきゃ』の通称で知られる。
ネットには多種多様な目撃情報が上がっているが、最もポピュラーなのは、
「暗い道をどこかに向かって歩くのび太の映像が延々と流れた末、彼が一言「行かなきゃ」と発して終わる」というもの。
(この一言はのび太役の小原乃梨子でなく、藤子自身の声だったとする証言もある)
「行かなきゃ」の意味は「天国へ行かなきゃ」であろうと言われている。
藤子の死去が報じられたのは翌24日だったことや、死去の直後にアニメを制作して放送枠を確保することの困難さを考えると、追悼番組として放送された可能性は低い(何の発表もせず密かに放送すること自体がそもそも不可解である)。
後年、週刊女性が本件について問い合わせをしたところ、テレビ朝日側は「そのような番組を放送したことはない」と完全に否定している。
そのため何らかの試験映像や、ドラえもん本編の似た場面*7、藤子が出演した特番などの記憶がごっちゃになった結果、『タレント』と同様ネット上で伝説化したのかもしれない。
ちなみに、こうした経緯で都市伝説が発生するのは珍しくない。
例えば、怪談系都市伝説として有名な「NNN臨時放送」の話は、日航機123便墜落事故の際、乗客の安否確認のために流された映像と他の深夜番組とが混同されてできたとされている。
- 『2日後にどこでもドアを使うな』という不気味な回がある
2010年代から話題になり始めた、比較的新しい都市伝説。
『タレント』や『行かなきゃ』と異なり、ほぼ一貫して以下のようなストーリーが語られる。
「夜に野比家の電話が鳴り、のび太が取ったところ、「2日後・・・使うな!」という声が聞こえた。
恐怖を感じたものの、夢だと思いその場は忘れる。
2日後、のび太とドラえもんはどこでもドアで静香の家に行こうとするが、ドアを開いた先は何もない真っ白な空間。
慌てて戻ろうとするも、どこでもドアはただのドアになってしまっていた。
ドラえもんは「タイム電話」を使って過去の自分に警告しようとするが、突然辺りが暗くなり、ドラえもんも消滅してしまう。
のび太は手探りでタイム電話を探し出し、2日前の自分に「2日後にどこでもドアを使うな!」と叫んで終わる」
原作・アニメ共にこのようなエピソードは存在しない。
2008年頃の2ちゃんねるの書き込みが初出で、それがコピペ化されて広まったと考えられている。
こちらにも元ネタ候補はあり、「地平線テープ」(28巻収録。ドラえもんとのび太が異次元に取り残される話)・同作者のSF短編「影男」(主人公の生まれ変わりを名乗る男が主人公に警告する話)・サウスパーク第10シーズンの第12・13話「Go God Go」(Wiiの発売が待てずに雪山で氷漬けになったカートマンがゲームの無い未来から現代に向けて冬眠しないよう自分に連絡するがいたずら電話だと切られる話)等が挙げられている。
- ドラえもん役の大山のぶ代とのび太役の小原乃梨子は不仲のため離れた距離でマイクを使っていた
90年代に『GON!』等のサブカル系雑誌を中心に囁かれていた噂…だが、当の小原がこれを否定。
確かに大山と小原のマイクの立ち位置は離れているが、それはヘビースモーカーの大山が入口側で、嫌煙家の小原が反対側のマイクを使っているだけの事だった。
そもそも旧ドラえもん声優はジャイアン役のたてかべ和也やスネ夫役の肝付兼太、しずか役の野村道子を含め全員が旅行に行く程仲が良かった。そもそも声優陣間での仲が良くなければば2005年まで続けられなかっただろう。
アンパンマン
「ジャムおじさんが『ジャムパンマン』として作成したが廃棄され、悪の心が宿ってばいきんまんとなった」などともっともらしく説明される。
ネット上ではしばしば「事実」として記載されている。
だがこれはアニメ版の第1話を見れば事実でないことが明白である。実際はばいきんまんは宇宙からやってきた。ドキンちゃん以外に親戚が登場したこともある。
公式サイトにも「あんぱんまんをたおすためにバイキンせいからやってきた」とはっきり書かれているので、宇宙人とみなして良いだろう。
ちなみに2人の誕生の経緯を補足すると、「宇宙の遙か遠くから飛んできた『いのちの星』がパン工場のパンと合体して生まれた」のがアンパンマン、「いのちの星を追いかけて飛んできた卵から生まれた」のがばいきんまんである。
そして劇中においてばいきんまんは、「俺はお前(=アンパンマン)を倒すために生まれてきたのだ!」と発言している*8。
つまり厳密に言えばアンパンマンも宇宙人(地球のパンと合体したからハーフか?)であり、ばいきんまんは何らかの理由でアンパンマンを「いのちの星」状態から敵視していたことになる。
2人の関係性についてはこの通り曖昧な部分があるため、都市伝説に繋がりやすいのかもしれない。
- めいけんチーズはばいきんまんのスパイだったが、バタコに懐いたため一旦パン工場を離れ、そのまま森を放浪していたら、2年後にアンパンマンに保護されてパン工場に住むようになった
原作の設定とアニメの設定がごっちゃになって作られた話。
「ばいきんまんのスパイだったがアンパンマン側に寝返った」というのは原作の話。そちらでは寝返り後、そのままパン工場に居ついている。
一方アニメ版では第1話で森で迷子になっていたところをアンパンマンに保護されてパン工場に居ついた。
- アンパンマンのマーチは特攻隊で亡くなったやなせたかし先生の弟さんをモチーフに描いたもの
公式には否定されている説であるが、原作者であるやなせたかし先生の弟が特攻隊に志願し戦死されているのは真実。
また、先生自身は「そんなつもりはなかった」と否定しているが、同時に「弟と最後の言葉を交わした記憶が深く残っていた」とも語っている。
戦争は嫌いだけど、弟の死まで否定したくはない。
そんな先生の無意識の想いが「アンパンマンのマーチ」を生み出したのかもしれない。
ムーミン
- ムーミンは核戦争後の話で、ムーミンたちは放射線で生まれた奇形
「スナフキンは人類最後の生き残り」だとか、「最終話でムーミンたちが冬眠するのは『核の冬』の暗示」だとか、一見もっともらしい説明も加えられる。
そもそもトーベ・ヤンソンの原作が書かれたのは、「核戦争」などという概念が事実上存在しなかった1945年以前である(それまで断片的に発表されていた話をこの年にまとめて出版した)。
またムーミンたちは(スナフキンも含めて)身長30センチ程度のムーミントロールという妖精だという設定である。
冬眠についても、物語が北欧を舞台にしていることを考えれば、別段不自然な設定でもない(そもそも『核戦争後』なのに『核の冬』が来るのはおかしい)。
日常系/微妙に非日常系作品群
- サザエさんの次回予告後のバンクが変更されたのは、真似をして窒息死した子供がいたため
長年親しまれていたバンクであっただけに様々な憶測を呼んだようだが、実際には番組を見ていた医師から指摘があった&「あのバンクももう長いから」という理由での変更であり、実際には死亡事故などは起きていない。
なお、この変更によって導入されたサザエさんじゃんけんは実際に多くの人間の運命を狂わせることになるのだが、それについては項目参照。
- 脚本家・三谷幸喜はサザエさんの脚本を書いたことがあるが、とんでもないものだったために没の上二度と呼ばれなくなった
とんでもない脚本の内容として挙げられるのは諸説あるが、
「タラちゃんが巨大化して街を練り歩く」
「薬を飲んで筋肉モリモリマッチョマンになったタラちゃんがオリンピックに出場する」
に大きく分けられる。
どうやら事実で、本人が2019年9月13日放送の『ダウンタウンなう』で
「薬でマッチョマンになったタラちゃんがオリンピックに出る脚本を書いてプロデューサーに見せたらプロデューサーが激怒し、サザエさんの仕事から離された」
と語っている。ちなみにこの話のサブタイトルは『タラちゃん成長期』としてテレビ放送されている。
なお三谷はこれ以外にもサザエさんの脚本を書いており『ワカメの大変身』・『波平つり指南』・『妹思い、兄思い』の3本が放送されている。
- ちびまる子ちゃんのゆみこちゃんは自殺した
最後に登場した回で「ばいばい」と言い残して去った、などともっともらしく語られる。
原作アニメ共に初期は現在のかよ子ちゃんポジションでレギュラー陣として登場していたが、いつからか全く登場しなくなったことから創作された、一種のネタに近い伝説。
ちなみに似たような立場のキャラに「えびすくん」がいる。
- アニメ版『クレヨンしんちゃん』にはひろしが死亡した世界線が存在する
アニメ版のオリジナルキャラクター、しんこちゃんに纏わる都市伝説の一つ。
このしんこちゃん、本人は「未来から来たひまわりの友達」と名乗っているが、作中描写(あと担当声優)からひまわり本人である事がほぼ確実視されている。
しかし彼女がひろしと出会った回「また!しんこちゃんだゾ」では、彼女がひろしの顔を知らない事を示唆するやり取りがあり*9、
さらにその回で彼女がひろしを交通事故から助ける描写があったため、「彼女はひろしが交通事故で死亡するのを阻止するために過去に来たのではないか」という説が浮上する事となった。
ちなみに彼女自身は後の回で過去に来た理由について「未来でひまわりがみさえに怒られたので、本当の母親か確かめるため」と語っているものの、
みさえにもひまわりにも会っていない前述の「また!しんこちゃんだゾ」等、それでは説明のつかない訪問も多く、その目的は謎に包まれている。
また、「彼女のタイムマシンは北与野博士という人物の手によるもの」と言われることもあるが、こちらも原作とアニメの設定がごっちゃになったもの。
北与野博士は原作にしか登場しないため、アニオリであるしんこちゃんとの接点の描写は当然存在しない。
これは完全なデマであり、作者のあずまきよひこがブログで明言していた。
作者の言葉を簡単に要約すると「何も言わないのは自分がアニメに関しては素人だし、アレコレ指示する者が増えると逆に混乱するからアニメの製作には関わらなかった」というもの。
要するに『船頭多くして船山に登る』のを避けてただけなのである。
「関係者が何もコメントしない=口にしたくもないくらい怒ってる」という思い込みから発生したデマと言える。
ただし、本当に怒っているからノーコメントを貫く人が居てもおかしくはないので、本人がハッキリと明言していない事は盲信すべきではないという例の一つ。
- 巨人の星のOPのせいで「ローラーをコンダラと呼ぶ」という勘違いが広まった
巨人の星の主題歌に「思い込んだら」という部分があるのだが、オープニングにおいてこの歌詞の部分と星飛雄馬がローラーを引くシーンが重なったため歌詞を「重いコンダラ」と勘違いし、ローラーの正式名称をコンダラと思い込む視聴者が続出したという都市伝説。
驚くべきことにこのコンダラの知名度はかなりのものであり、野球部の元部員にコンダラと言うとなんのことか通じると言う。
また「中島らもの明るい相談室」に「姉がローラーはコンダラと呼ぶのが正しいと言い張って困っている」という投書が寄せられたり、ラジオのコーナーの名前に流用されたりもしている。
だが、少なくともオープニングでこのような勘違いをすることはあり得ない。
なぜなら、件の歌詞の部分にローラーは登場しないからだ。
いやそもそも、オープニングにはローラー自体が登場しないのだ。
しかもオープニングにはちゃんと「思いこんだら」と歌詞が表示されている。
勘違いをする可能性があるとすれば、第12話だろう。
12話のクライマックスにて星飛雄馬が整地ローラーを1人で曳けと言われ力を入れているシーンがあるのだが、ここでちょうど「♪思い~込んだら~」の部分が流れる。
この場面は絵面的にもインパクトが強く印象深いシーンであり、ここのカットのみが切り取られてアニメ名場面特集などで使われることもしばしばあったことから、
こちらが広まっていく過程において、それが人から人へ伝わるうちに「巨人の星のオープニングで勘違いする人が続出した」と形を変えていったのではないかと思われる。
言わば「ちゃぶ台返し」のように巨人の星の本編を見ていない人たちにも広まってしまった刷り込みの一種である。
なお、上記のように「ローラー部分を背にして引きながら歩く」という使用法は誤りであり、勢いがついたローラーに轢かれてしまう可能性があるため非常に危険。
正しい使用法は「進行方向にローラー部分を向け、取っ手を押して使う」のが正解である。
- ボボボーボ・ボーボボのアニメはスポンサーが全員降板した後もスタッフや声優が制作費を出し合って放送を半年継続させた。
2005年4月9日の放送回以降はスポンサーなしで放送されていた当アニメについて、いかにスタッフから愛されていたかを示すエピソードとして引き合いに出される。
ただ、アニメの制作費は最低でも1話1000万円はかかり、スポンサーなしの約半年間の放送期間だと4億円はかかったものと考えられる。例えスタッフや声優全員で出し合ったとしても少なくとも1人あたり10万円近い出費になることは避けられず、決して高収入とはいえない人も多いアニメ業界の人間が1アニメのためだけにこれだけの負担ができたかは怪しい。
そうなると今度は「じゃあなんでやれてたの?」という、別の疑問が沸いてくるのだが…。
公式の証言がないため、あくまでも仮説であるが、「予め放送に資金が用意されていた」という物は考えられるだろうか。
巨大ロボット
- 「[[赤い彗星>シャア・アズナブル]]」の異名に反してパーソナルカラーがピンクなのは、当時ピンク色が大量に余っていたため
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のインタビューで安彦良和が語るところによると、
アニメに使える色がそれまで70色だったのが、『機動戦士ガンダム』の製作当時80色ほどに増え、
シャアピンクもその中の一色で(一説にはそもそもザクの薄い緑色もその中の1色だった、とも)早速使用し、「赤い彗星」の設定の方がそれに合わせて作られたとのこと。
これにより、同じ色で塗ると保護色になってしまうパイロットの服と機体を同系色に合わせることができるようになった。
なお、同様の説が「リック・ディアス」「マラサイ」「ガルバルティβ」「ガザC」にもあり、
Z当時のサンライズの制作現場で赤が大量に余っていた(もしくは最も安価だった)ためだと言われることがある。
「『08小隊』は後世に作られた映画であり、宇宙世紀で実際に起きた出来事ではない」とする都市伝説。
『08小隊』は後半のラブロマンス的展開や、連邦軍のMS開発時期の矛盾から未だにファンからは賛否両論ある作品であり、
否定派が、飯田馬之介監督の「(シローのことが)大嫌いだった」「ただの馬鹿ですよ」発言と合わせて、作品の否定に持ち出すことの多い説。
都市伝説には珍しく実在のソースが明示されており、
2003年に刊行された、「宇宙世紀0099年に発刊されたアナハイム社の社報」という設定の設定資料集「アナハイム・ジャーナル」において、
アナハイムの社員が「一年戦争のアジア戦線を舞台にしたロマンス映画で、MSが『歩く核爆弾』のように描かれていた。ひどい嘘だ」と言っていた、というもの。
「アナハイム・ジャーナル」が発売された2003年の時点で、一年戦争のアジア戦線を描いた映像作品は『08小隊』しかなく、
このことから、前述のように「『08小隊』は劇中劇」とする解釈や、
「ひどい”嘘”」という言葉を拡大解釈した「暗に『08小隊』は宇宙世紀の正史には含まれないと示唆している」という解釈が都市伝説のもとになっている。
しかし、この説には
「アナハイム社員の『ロマンス映画』発言の前に、『08小隊』の登場人物であるエレドア・マシスの存在が示唆されている*10」という決定的な矛盾がある。
逆に「エレドアの存在をこれ見よがしに出したということは、やはり『ロマンス映画』は『08小隊』のことだろう」というファンもいるが、若干苦しい擁護なのは否めない。
『08小隊』劇中でMSが核爆発したことはないが「MSが『歩く核爆弾』のように描かれていた」に近いものとしては、上官のイーサン・ライヤーが「事故でMSが核爆発したと発表しての核爆弾の使用」を指示したシーンが『歩く核爆弾』扱いというには少々微妙ではあるが実際にあるため、
「『08小隊』は実際に宇宙世紀で起きた出来事で、MSが核爆発するなどの脚色を加えて後世において映画化された」という解釈も十分にできる*11。大河ドラマネタは「いくら初速が100m/sと砲として異様に低速とはいえ、ザクマシンガンを見てから躱すのが宇宙世紀の兵士に可能なのか?」でよく(そういう事を言うアンチがいるよね、という前提の)ネタにされることも。
ソースの不確かさと、何より公式の宇宙世紀年表に『08小隊』の出来事が載っていることから「こうも解釈できる」という域を出ない与太話ではあるが、
『08小隊』否定派のファンの中には、この説を事実と考える者、あるいは信じている者も未だ多い。
他、これと似た「『MS IGLOO』はジオンが作ったプロパガンダ映像」という都市伝説も存在する。
登場する地球連邦軍兵士の多くが悪辣・露悪的である事から、一方からは「過度にジオン賛美的である」として『IGLOO』もまた賛否が分かれがちな作品であり、
特に「エンジンに重大な欠陥を持つヅダより先に、性能上の欠点はあれど欠陥は無いジムが先に自爆した」*12
「ジオン視点の物語なのに、連邦兵の通信が聞こえてくる」、「コミカライズ版のこのシーンの連邦兵が『正規の軍教育を受けているとは思えない』レベルで口が悪い」といった描写からこのような説が提唱されている*13。
こちらも要するに整合性や不自然性を盾にした「嫌いな作品に対する蔑称としての『劇中劇』呼ばわり」であり、
中には「(ヅダの件から)『IGLOO』が劇中劇なのは明白」などと断定的に語られるが、
実際の所は『IGLOO』が宇宙世紀の劇中劇であるとする明確な根拠・資料、及びそれを示唆するスタッフからの証言は一切無く、
前述の「『08小隊』劇中劇説」と同じように、「その気になればこの様にこじつけられる」という域を出ない与太話にすぎない。
- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のラストでアムロとシャアは脱出した。
富野由悠季監督の見解では、「死亡した」とされているので誤り……と言いたいが、
本編でアクシズから離脱するMSらしき光がはっきり描写されているため*14、断言はできない。
富野監督も「あれで生きてたらすごいですよ」と語ってはいるが、明確に「アムロとシャアは死亡した」と言ったわけでもないため、
どちらにも取れるようにか、現在の公式設定においてアムロとシャアは「生死不明」となっている。
ただし富野監督の見解=公式設定という訳ではないので注意*15。
ちなみに現在(『ORIGIN』を除けば)最も新しいアムロとシャアを扱った映像作品である『UC』においては、
小説版著者の福井晴敏によって、
「基本的には死亡説前提という事で話を進めた」
「ただ、もしかすると生霊かもしれない。皆さんで解釈してください」
…と発表されている。
ネタバレは伏せるが、視聴した方であれば「生霊かもしれない(し、幽霊かもしれない)」がどのシーンを指すのかはご存知であろう。
また、同作にてアムロの階級が「中佐」になっている*16こと、そしてフル・フロンタルが「シャアはやっぱり生きてたんだ」と扱われていることから、
少なくとも作品世界内ではアムロが「書類上では『死亡扱い』」、シャアが「一般的には死んだとされているが生存説が囁かれている」という扱いなのは確かであるが、前述の通りサンライズの公式見解としては「生死不明」という事で落ち着いている。
同じガンダムで後に、監督から「あれで生きてたら気持ち悪い」とまで言われ公式設定でも死亡扱いされていたが実は生きていた気持ち悪い人が現れたので、文句なくすごい2人のこの設定が変更される日も来る……かもしれない。
なお、スパロボVなどのif展開では大抵「アクシズショックによって平行世界にふっ飛ばされて、宇宙世紀とは別の世界で自部隊に合流、そのまま生存する」というパターンが一般的になっている。
これもあってか、アムロが他のガンダムシリーズや他作品に異世界転移したと解釈する二次創作も多い。
『逆襲のシャア』が宇宙世紀二ケタ台の節目の物語であるためか、後発作品に関する都市伝説の中には本作と絡めたものがしばしば見受けられる。
「インドでクェスの修業に付き合っていたクリスティーナの正体は『0080』のクリス」、
「冒頭の5thルナ落としで『08小隊』のシローとアイナが子供たちともども死亡した」あたりは有名であろう。
- 宇宙世紀0083年、連邦は兵士のガス抜きのために「兵士達にコロニーの住人を虐殺させる作戦」を正式な命令として下した。
いわゆるグローブ事件にまつわる都市伝説。
実際の設定は「宇宙世紀0080年に占領軍が暴走して行った虐殺を上層部がもみ消した事件」なので年代も背景も何もかもが違う。
こんなデタラメな設定が出回った理由としては原作が小説媒体であったために本来の内容が知れ渡るまでにタイムラグがあり、
アンチが捏造した設定が先行して広まってしまったという説が有力。
- ゲイツは作中での扱いがあまりに不遇だった事から、デザイン投稿者の愚痴が新聞に載った事がある
『機動戦士ガンダムSEED』終盤から登場するザフトの新型量産機として登場したゲイツは視聴者からの投稿デザインが元になっているのだが、
劇中では「終盤に於けるやられ役メカの一体」でしかなく目立った活躍が無かったため、それを不満に思った投稿者が零した愚痴が新聞に掲載されたというもの。
2021年現在「そういう事があったらしい」という話だけが残っている状況であり、物的証拠やデータ、目撃証言がほとんど無く、明確な証拠は確認できない。
『SEED』は当時から現在まで賛否が分かれがちであり、過激な行動を取るアンチも多く存在するため、それらによる捏造である可能性もある。
また確かにゲイツは華々しい戦果を上げたとは言い難いが、それはガンダムシリーズに於ける量産機全般に言える事であり、何もゲイツに限った話ではない。むしろパイロットが主人公ではなかったとはいえガンダムに勝った場面すらあり、他の量産機よりはマシまである。
- プロヴィデンスガンダムは1週間でデザインされた
『SEED』ラスボス機であり、劇中で登場するまで前情報が一切無かった事から視聴者を驚かせたというプロヴィデンスであるが、
それもそのはずプロヴィデンスは元々存在すらしておらず、終盤も終盤という所で「今のキラを止められるのはガンダムしかない」との福田監督の判断により、
急遽大河原にデザインを発注、それを受けた大河原はプロヴィデンスを僅か1週間で仕上げて来た、という噂。
実際には当初は存在しなかったどころか初期からデザインは上がっており、出番も情報も無かったのは単に秘匿されていただけだった事が語られている。
- インパルスガンダムの合体機能は書類上「1機のMS」ではなく「3機の戦闘機」とすることでユニウス条約のMS保有数制限をすり抜けるのが目的
ガンダムファンの間ではかなり広く認知され、当wikiにも長い間記載されていたこの設定だが、実は公式にはそのような設定は存在しない。
インパルスシステムがユニウス条約対策のために開発されたシステムであること自体は事実だが、その目的は「1機のMSに複数機分の機能を扱える汎用性を付加すること」であることは『SEED DESTINY』の放送当時に発売されたプラモデルの説明書などで明記されている。
一応「戦闘機扱いにすることで条約逃れ」という記述自体は2007年から発売されていた「週刊ガンダムファクトファイル」の用語集における「インパルスシステム」の項で確認されているのだが、逆に他の資料では同書のインパルスガンダム特集にさえ一切言及がない。
その上、初出のはずの「ファクトファイル」発売の前年である2006年にWikipediaに同様の記述*17が見られ、言い回しなどにも類似があったことから、そもそもこの「ファクトファイル」の記述自体がWikipediaからの孫引きである疑いが強い。
また、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』でも言及があったが、これもカイト・マディガンの個人的な見解に過ぎず、
同行者のコートニー・ヒエロニムスとジェス・リブルもそれぞれ「母艦すら必要としない次世代型戦闘システム構築のための足掛かり」「納税者ウケ狙いのプロパガンダ」という別の説を挙げており、やはり根拠としては不十分と言わざるを得ないだろう。
- イオリア・シュヘンベルグのモデルは富野由悠季
「ガンダムの開発者」「人間嫌い」「ハゲ頭」「友人がE・A・レイ(CV:古谷徹)」など共通点が多い事からまことしやかに語られている説。
しかし、実は彼はラフ稿の段階ではハゲどころかロングヘアであり、ハゲ頭は後に水島精二の提案を受けて変更された結果である。
そのため、少なくともキャラデザを発注した時点で彼を富野監督に似せる意図があったとは考えにくい。
それ以外の共通点にしても作中の役割を考えるとあくまで偶然の域を出る物ではなく*18、
仮に意識した部分があったとしても「意識して似せた」というよりは「結果的に似たキャラになったので意識するようになった」という流れだった可能性が高い。
- 初代『機動戦士ガンダム』は、選考者に「あれはSFじゃない」と拒否反応を示されていたため星雲賞を受賞できなかった。
星雲賞は、前年に発表・完結した優秀なSF作品やSF活動に贈られる賞である。
実際にはファングループによる投票制なので、その作品を嫌っているSFファンがよほど多くない限り「選考者に嫌われているから受賞できない」なんてケースは起こりえない。
そもそも現在ではコミック部門を「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」(2012年)が、自由部門を「実物大ガンダム立像」(2010年)が受賞しているため、「ガンダムは受賞できない」という話自体が相当に時代遅れのネタと言える。
初代ガンダムが星雲賞を受賞できなかったのは事実だが、それは単に相手が悪すぎたというだけの話である。もともと星雲賞自体がかなり「ノミネートされるだけならなんでもあり」なのもあり、1stガンダムに限らず『普通はSFとしては扱われないんだけどノミネート』『競合が激しくて取れなかった』ケースは散見されるし。2021年映画演劇・メディアの部(2020年の作品)とか*19
- 『機動戦士ガンダムF91』のカロッゾ・ロナの正体は『機動戦士ガンダムUC』のアンジェロ・ザウパー
『機動戦士ガンダムUC』が映像化されてから流布されるようになった都市伝説。
両者とも花を象った機体に乗る共通点があったりセシリーの異母兄であるドレルがアンジェロに酷似している事などから、この説が生まれたと思われる。
ただし、カロッゾの旧姓はビゲンゾンであり、バイオコンピューターの研究者だったのに対して、
アンジェロは悲惨な境遇だったところをフロンタルに救われて以来心酔している…と、大まかな経歴の設定からして異なる。
そもそも、アンジェロは原作・アニメ共に最終的には死亡したことが示唆されているので、『F91』の時代まで生き残っているという前提からして破綻しており、
この説以前に生存説自体が成り立たないという背景があるのだが、様々な理由を付けて現在でもこの説を支持する声はあるのだとか…
- 『機動戦士ガンダムUC』一話に登場したスタークジェガンのパイロットは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場したコウ・ウラキ
- 同じく、四話に登場したバイアラン・カスタムのパイロットはコウ・ウラキ
こちらも『機動戦士ガンダムUC』が映像化されてから流布されるようになった都市伝説。
コウがオールドタイプでありながら凄腕のパイロットであることや『0083』以降その後の消息が不明であること、
スタークジェガンのパイロットも同じくオールドタイプであるにもかかわらず、強化人間であるマリーダの駆るクシャトリヤと互角に渡り合うその腕前からこの都市伝説が生まれたと思われる。
しかし『0083』を見ればわかる通り、彼は軍事裁判に掛けられたことがあり、
最終的に罪状を消されて釈放されたとはいえ軍事裁判の件を見る限り再び宇宙に出てモビルスーツのパイロットになったとは考え辛く、
その点からしても説自体が成り立たない上にガンダムUCの前日談を描いたとある漫画作品において
後のスタークジェガンのパイロットらしき人物が登場したので公式に否定された。
加えて『0083』から13年経過しているとはいえ、担当声優も堀川りょうではない。
同様の説にユウ・カジマ説もあるが、ゲームのEDや小説版の記述から、0093年にアクシズを押した後に退役したという事になっているので、
0096から始まるUC時にはすでに連邦には所属していない故に、スタークジェガンのパイロットであるとはやはり考えづらい。
また、トリントン基地でジオン残党の迎撃に出撃し八面六臂の活躍を見せたバイアラン・カスタムのパイロットがコウとする説も、
機体性能的に相手の多くが格下だったとはいえ異様な強さを見せた事、また豪州トリントン基地は北米オークリー基地に送られる前のコウにとっては古巣という、
宇宙で最新鋭機に乗っているというよりは説得力がある点もそのように噂された要因の一つだろう。
後にバイアラン・カスタムのパイロットが設定された事でコウ説は明確に否定されている。
- ジェネシックガオガイガーはゾンダーに弱い
『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場したジェネシックガオガイガーはゾンダーに対する耐性が無くゾンダーと戦うと機界昇華されてしまう為『勇者王ガオガイガー』では対ゾンダー用に特化したガオガイガーに改修されたという噂。
しかしガオガイガーに携わった脚本家の竹田裕一郎はその噂を聞いた際にガオガイガーの監督である米たにヨシトモと共に困惑した事を自身のTwitter上で述べており公式設定ではない事が伺える。
ジェネシックガオガイガーが対ゾンダーに向いていないのは確かだが、それは弱いからではなく「強過ぎて核まで破壊してしまうから」という真逆の理由によるものである。
- 横山光輝は『超電動ロボ 鉄人28号FX』を認めていない
『鉄人28号』の原作者である横山光輝が、アニメ『超電動ロボ 鉄人28号FX』を酷評したという噂。
後述の通り間違ってはいないが、やや不正確な面もある。
この話の元ネタと思われる「『鉄人28号』大研究-操縦器の夢」の著者インタビューにて、確かに横山は『FX』を「あれは、最低だ。あんなになるとは思わなかった」と酷評している。
しかし全文をよく読むと、『FX』のみならず(インタビュー内で言及された)自作の映像化作品ほぼ全てにダメ出しを行っているということがわかる*20。
なので、『FX』を酷評したこと自体は事実だが、「横山はFXを特別に認めていない」というよりは、
「自作の映像化作品全体を大なり小なり否定的に見ている」と捉えた方が正確と言えるだろう。
また、その酷評の内容についてもそのインタビューで明言されているのは、それに続くインタビュアーからの質問に対する、
「(金田正太郎を成長させて家庭を持たせた設定に関して)シナリオ・ライターがつくったストーリーで嫌だった」とあくまで性癖作家性の違いの範疇でしかなく、
別に『FX』がアニメとして出来が悪いと言ったわけではない(もちろん本人の想いがどうだったかは別だが)という点にも注意。
同じようにこのインタビューが元ネタと思われる「横山光輝は『太陽の使者 鉄人28号』を褒めていた」という噂もあるが、
少なくともこのインタビューにおいては不満バリバリの白黒アニメ版・FX版と比べると「善玉の鉄人なので自分のイメージと違った」と優しめの評価であるが、
褒めていた、と言われると疑問の残る感想となっている。
- 『超電磁マシーン ボルテスV』は革命を連想させる作品だったため、フィリピンで打ち切りになった
日本ではスパロボぐらいでしか知名度がないが、フィリピンでは絶大な人気を誇るロボットアニメ『ボルテスV』。
放送当時のフィリピンはマルコス大統領による独裁政権だったため、
「ボアザン星の住民の中から皇帝ザンバジルを打ち倒そうという勢力が現れ、クーデターを起こす」という内容が問題になったという説があるが*21、
実際は「暴力的な内容」、「ボルテスを放送していたTV局が政治家に便宜を図っていなかった」、「子供が夢中になってしまい勉強をしなくなった」、
「親世代は第二次世界大戦を経験した人が殆どで、反日的な思想が多かった」などが理由として挙げられている事が当時や放送後の調査で分かっている。
事実、マルコス政権が退陣後にボルテスVの残りの話数が放送されたが、既にブームが過ぎ去っていたためか、国民からは特に熱狂も抗議もなく、良く言えば冷静かつ常識的な反応であった事が分かっている。
かと言ってボルテスV自体が不人気という事はなく、99年には再びリバイバルブームが起こり、主題歌を歌っていた堀江美都子はフィリピンで国賓級の対応を受けた上に、
2006年には安倍首相がフィリピンを訪問時に現地の子供たちに同番組のEDで迎えられたという逸話がある。
2020年には現地メディアが実写化を発表したこともあり、ボルテスの人気は根強いと言えよう。
この他、フィリピンでのボルテスV人気を裏付ける逸話として、国内の某遊園地にあるガンダム立像が作画崩壊レベルなのに対し、同園のボルテスV像の造形はガチすぎるというものがある。
(詳しくは、「フィリピン 遊園地 ボルテス」で画像検索してもらいたい)
- 真希波・マリ・イラストリアスのモデルは庵野秀明の妻である安野モヨコ
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開後から主に某自称関係者によって流布された都市伝説*22。
この項目ではあえて具体的に触れることを避けるが、ラストシーンについて劇中の描写からはあまりにも不自然な展開になったため、このような説が広まった背景があると考えられる。
なお、結論から言えばこれは真っ赤なデタラメであり、庵野や制作会社であるカラーはおろか、モヨコ本人すらも明確に否定している。
公式側もこの件については実在人物への影響もあることからこの風説の流布を非常に問題視しており、複数回に渡っての明確な否定を行っているものの、尚これが真実と主張して止まない人が少なくないのが現実である。
また異説として、若干ネタ交じりだが「マリのモデルは庵野の友人である島本和彦ではないか?」という考察もある。
ディズニー
項目参照。
- ディズニーの二次創作を発表すると消される
ブラック・ジョークを交えながら扱われる事も多い都市伝説。
海外には「無人島に取り残された男が砂浜にSOSを書いたが救出してもらえず、代わりに''あのネズミ''の絵を描いたら、ディズニーが著作権料を取りに来たので助かった」という小噺も存在する。
ディズニー社はかつて、版権管理が杜撰だったために『しあわせウサギのオズワルド』の版権を多数のスタッフもろとも配給会社に奪われてしまったという苦い経験があり、
その事実が、ディズニーの著作権侵害への異常なまでの神経質さに説得力を持たせた面もある(なお、オズワルドの版権自体は2006年を以ってディズニー側に返還された)。
ディズニー社が非常に著作権に対して厳しいのは事実であるが、
流石に現在ではネット上の二次創作の広がりに対応できておらず、海外ではディズニーを扱った二次創作サイトが多数確認できるのが実情である。
もちろん(無許可の二次創作は)法律などに反していることは言うまでもない。
日本でこのような認識が広まったのは、「ミッキープール事件」の影響も大きい。
これは「とある小学校の6年生が、卒業記念にプールの底にミッキーマウスの絵を描いた。
ところが後日、小学校にディズニーの社員が現れ『プールの絵は著作権を侵害している』として消去を要請してきた。
学校側はなんとか絵を残せるように手をつくしたが結局聞き入れられず、プールの絵は塗りつぶされた」というもの。
都市伝説のような逸話だが、これは1987年に起きた実話である。
検索すればこの事件を報じた新聞記事を見ることができる。
なお、イメージ悪化を防ぐため、ディズニーがこの小学生達をディズニーランドに無料招待した(もしくは「ディズニー世界名作全集」を寄贈した)という後日談も噂されているが、こちらは真偽不明。
小学校のプールを確認する労力と得られるメリットを考えると割に合わない気がするが、「日本の著作権法上、この数年後に『蒸気船ウィリ―』の保護期間が切れるため過敏になっていた」という説もある。
実際のところはディズニー曰く「無断使用だったからNGを出した」、文化庁曰く「営利目的ではないから事前に許可を求めればOKが出た可能性もある」とのこと。
プールの底にでかでかと書いた上、新聞まで取材をして広く知れ渡ってしまったため、黙認するわけにも行かなかったと言う事情もあるらしい。
「藪をつついて蛇を出した」結果であると言っても良いだろう。
余談だが、同じく「二次創作への対応が非常に厳しい」と言われることが多い作品に、「それいけ!アンパンマン」がある。
過去にアンパンマンの二次創作同人誌や映像作品を制作していた一部のサークルに公式サイドがクレームを入れ、
結果当該二次創作作品が打ち切りとなったという事例が実際に起きており、ここから「アンパンマンの二次創作は全く認められない」と認識している人も多い。
ただ、これはかなり例外的なケースであり、ほとんどのサークルに対しては事実上黙認状態である。
特にBL界隈では、アンパンマン擬人化ものは一大ジャンルとして確立している。
- くまのプーさんの本名は「サンダース」
実際、当初発行された日本語版の絵本にはハッキリこう書かれているので誤解が加速した事情はあるが、実はこれは誤訳。
原文のニュアンスは「プーさんはサンダースという名の下に暮らしていました」というもので、その後「プーさんの家にサンダースという看板がかかっていました」と続く。
要は単なる言葉遊びであり、そもそもプーさん本人がなんで自分がサンダースという看板がかかっている家に暮らしているのかわかっていなかったりする。
- ディズニーランドの地下には秘密の道や施設がある
有名どころでは、
○キャスト移動・物資輸送用の地下通路網がある
○ネズミ耳のバニー(?)ガールのいる極秘のカジノがある
○冷凍保存されたウォルト・ディズニーが、シンデレラ城の地下で、蘇生する技術が完成する日を待って眠り続けている
といった伝説がある。
この内、地下通路網はアメリカに実在し、日本にも小さいものならある*23。
- スペースマウンテンには大量のお札が貼られている。
ある日、人気アトラクション「スペースマウンテン」の機械が異常を検知して緊急停止した。
乗客を一旦下ろすことになり、照明がついたのだが、直後に乗客は愕然とした。
普段は暗くて見えない天井や壁にお札がびっしりと貼られていたからだ。
以前スペースマウンテンで死亡事故が起きたことがあり、それ以来怪奇現象が多発するようになった。
このお札は霊の祟りを恐れたスタッフによって貼られたものだ、という噂。
スペースマウンテンでの死亡事故は1984年と87年に実際に起きており、事実である。
と言っても、走行の際の振動が原因で心臓麻痺や脳溢血が起きたという話であり、例えばこれのような大規模な事故が発生して死傷者が出た、というわけではない。
お札が貼ってあるという噂は完全なガセであり、怪奇現象が起こったりもしないのでご安心を。
またスペースマウンテンに限った話ではないが、心臓や脳の血管に疾患がある方は絶叫マシンに乗るのは控えよう。
- ホーンテッドマンションやタワーオブテラーには本物の幽霊が出る
お化け屋敷には付き物の、本物の幽霊が出るという噂。
ホーンテッドマンションで目撃情報が多いのは長い廊下の場所。
ゲストにどこが怖かったかアンケートを取ると、多くのゲストが「廊下で手招きする少女」と答えるのだが、そのような演出はなく、スタッフが肝を冷やした、という話がよく噂される。
同様に霊のダンスパーティーが行われる場所でも、手招きする少女が目撃されることがあるらしい。
タワーオブテラーでの目撃情報があるのは、鏡を見る場所。
霊感がある人が見ると、鏡に人ならざる者の姿が見えることがあるらしい。
この噂は前述のお札の噂と違い、ガセだと証明することが実質的に不可能であるが、営業に支障が出るような検証を行うのは絶対にやめていただきたい。
霊の祟りより賠償責任に発展するほうがずっと怖いと編集者は思う。
- ディズニーランドには鳥類が寄り付かない
カラスのような大きくうるさい鳥は夢の国のイメージを損なうため、鳥類が嫌う特殊超音波を流して寄り付かないようにしているという噂。
また、子供が園内でやたらとはしゃぐのは、子供の未発達な脳が超音波の影響を受けて一種の暴走状態になっているからだと説明されることもある。
結論から言うとこの噂は全くの出鱈目。
園内にはハトや小型の鳥がたくさんいるし、街中よりは少ないというだけでカラスも普通にいる。
街中より少ないのは、ゴミが徹底的に管理されて普段餌にしている生ごみがないからだと思われる。
- 『アラジン』の冒頭に出て来る行商人(ペドラー)の正体はジーニー
本作の語り部であり、客(=映画の観客)にランプを売りつけようとする行商人の正体は変装したジーニーである、というもの。
「人間キャラにも関わらず彼のみジーニーと同じ4本指である」「本国版では声がジーニーと同じ」「ジーニーのランプを持っていたり、アラジンがこれを使って大成した事を知っている」といった点からファン間で囁かれていた説であるが、
2015年頃になって同作の監督がニュース番組に出演した際に事実である事が語られた。
当初の予定ではエンディングで明かされる予定だった所、編集の都合でカットされたとの事。
実写版では行商人の代わりに漁師が語り部となっているが、この漁師の正体もやはりジーニーである。これがペドラーの17年越しのリベンジであるかは不明。
ポケットモンスター
- タケシのパラダイスはPTAの苦情によって打ち切られた
アニメ『ポケットモンスター』の金銀編のED曲の1つ「タケシのパラダイス」が、タケシのお姉さん好きな面をありのままに歌った歌詞や、
わずか6週というアニポケにしては異常なほどに使用期間が短かった事から生まれた都市伝説。
2017年7月に発売された雑誌「ポケモンぴあ」で、タケシ役のうえだゆうじが「元々夏季限定の予定だった」と否定している。
むしろその後も本編内でちょくちょく披露している方が「予定外」であった、可能性もあるだろうか。
ドラゴンボール
- ドラゴンボールGTの「GT」は「G=ごめんね(or ごめんなさい) T=鳥山先生」の意味
原作最終回から数年後の物語を描いたアニメオリジナル作品「ドラゴンボールGT」のタイトルに込められた意味に関する都市伝説。
このGTという作品は原作者である鳥山明は初期デザインの一部に関わったのみで、シナリオなどの製作面には殆どノータッチの完全オリジナル作品として作られた。
既に原作が終了した作品を商業的都合で続編を製作する事や原作者非関与の続編的作品という状況から、タイトルにこのような意味が込められたというGTに否定的な層によるブラックジョークだった。
ところが、GTというタイトルの具体的な意味が分かりにくい事や一部のアンチ層に悪意を込めて本当の話のように広めた者もいたことで、都市伝説としてかなり広まってしまった。
当然GTのファンやGTに好意的な人間には、アンチ的な意図も否定できないこの都市伝説を本気で嫌っている人間もいるので、話題に出す際には注意が必要である。
実際のGTというタイトルの理由は、宇宙を駆け回るという作品コンセプトを元に「グランドツーリング=壮大な旅」という意味合いが込められて名付けられた。
この説明は『DRAGONBALL GT DVD BOX』において原作者である鳥山自らが説明しており、またGTにおいて鳥山が関わった数少ない要素の一つがタイトルに関してだったりする。
ちなみに、GT最終回のある発言からもう一つ裏の意味合いが込められているのではという説もあるが、こちらも方向性こそ違うが都市伝説に近いか。
ちなみにその後、鳥山はある事情から自分でドラゴンボール作品を制作することを決めることになるのだが、それは別のお話。
- 海外オリジナルで『ドラゴンボールAF』という続編が製作された
ドラゴンボールGTが終わった後、海外ではオリジナルの続編が放映されたという都市伝説。
天下一武道会のあと意気投合した悟空Jr.とベジータJr.がお互い家のことを話すうち、先祖同士の交流と邪悪龍(DBGT)との戦いの後の空白に気づき、その後に起きた事件を神龍(ドラゴンボール)から聞く……
など何パターンかのストーリーやパワーアップ形態やオリジナルキャラがドラゴンボールAFのものとして紹介されているが、
実際にはどこの国でも製作されておらず、スペインのDavid Montielと言う人物がアニメ雑誌に投稿した未来トランクスの世界のオリジナルキャラのイラストがネット時代になって何故かアニメのものと勘違いされ、
イラストに描かれていた「DRAGON BALL AF」(「AF」は「Alternative Future」(代替の未来)の略)の文字がシリーズ名と誤解され、
各国で「謎のドラゴンボールアニメ」を探す中で言葉の壁もあって外国の二次創作のコラ画像などが発掘されて『ドラゴンボールAF』のものとして広まっていったらしい。
そして海外では「日本でのみ作られた続編」、逆に日本では「海外オリジナルで作られた続編」といった言語の壁による誤解が発生したり等、しばらくの間その存在が信じ込まれていたこともある。
後に真相が判明して「AFが実在しない」という事実が判明した後も、それまでファンの間で膨らみ続けていた「AF」の共有幻想はそのまま残り続けたことで結果的に定番の二次創作ネタとなっており、
発端のDavid Montiel他、各国の有志が『ドラゴンボールAF』の漫画を描いていて、「現実になった都市伝説の例」でもある。
トムとジェリー
- トムとジェリーが死ぬ最終回がある
本家アメリカでの都市伝説で、訳されて日本にも出回っている。ググればすぐに出てくる。
老衰によりジェリーのもとを去ったトム。その後、ジェリーは別の猫にちょっかいをだそうとするもあっさり殺されてしまい、トムが自分に手加減をしていたのだと知る、というのが大筋。
「トムとジェリー」は老舗のアニメだけに、放送シーズン毎の最終回などは存在しているが、
「トムとジェリーの物語の終わり」というものは公式には全く存在しておらず、上記の最終回ももちろんファンの想像の産物。そもそもジェリーはトム以外の猫に勝つことも珍しくない。
ただし、
- トムがジェリーを爆殺しようと用意した爆弾で自滅し、昇天してしまう。
- トムが斬首されてしまったことを示唆する演出の後、ジェリーが冥福を祈る。
- 失恋したトムとジェリーが鉄道自殺を図る。
などというブラックなオチが描かれたエピソードはしばしばある。
- トムとジェリーは第二次世界大戦の風刺
英語のスラングでトムは「英国人・欧米人」という意味であり、ジェリーは「ドイツ人」を意味している。
つまり、トムとジェリーそのものが「狡猾なドイツ軍がちょっかいを出し、図体がでかいイギリス軍はそれを間抜けに取り逃がしてしまう」
そんな様子を象徴するプロパガンダアニメだった、というのがこの都市伝説。
ちょうど1940年代に勃発した北アフリカ戦線にて、連合国は枢軸国にたいそう手を焼いていたという。まさかアニメ歴最初期にして、昨今の擬人化、否、擬動物化ブームの先駆けだったのだろうか
トムとジェリーは1940年頃に誕生したアニメ作品であり、当時テレビを見ることができたのはごく限られた教養のある富裕層のみだった。トムとジェリーの初期作品も、それら視聴層を狙いふんだんに社会風刺が盛り込まれていたという歴史がある。
1943年には、風刺どころかストレートに戦争を題材にした、「勝利は我に(The Yankee Doodle Mouse)*24」と言う作品まで制作されている。
もっともあの夢の国の人たちも似たような作品を送り出していた時代なので、第二次世界大戦においてはある種当然の結果ともいえるだろう。
ただ、彼らの名前が「トムとジェリー」になったのは2作目以降の話であり、第1作目では「ジャスパーとジンクス」だったという点は留意しておくべし。
魔法少女
- ミンキーモモと地震
『魔法のプリンセス ミンキーモモ』46話では放映中に三宅島の地震速報が入った。この話は大人の事情に振り回された末打ち切りは回避したものの既に物語の初期目的を果たすことは不可能となり、主人公がトラック転生一旦事故死するという衝撃的な回であり「ミンキーモモの祟り」説が噂された。
更に最終回63話の放映日は日本海中部地震が発生し、再放送の46話には三陸沖で地震が起こったとも言われる。
終了当時の『ロマンアルバム・エクストラ』のスタッフ座談会でも「重要な回に限って録画にテロップが映り込んでしまった」
「今再放送やってるから二週間後また揺れるんじゃないか」と話題になっている。
更に阪神大震災の際に各局が特別番組を放送していた中、一局だけ通常放送をしていたテレビ大阪が放映していた番組がミンキーモモの再放送であったと付け足されることもある。
ミンキーモモが何度再放送されたか、地震速報がどの程度の頻度で入るかを考えれば重なることは低い確率ではないとも考えられ、
2代目である海モモ最終回も中々のバッドエンドながら何事もなかったこともあり平成の間にこの噂も消えていった。
その他
- 『宇宙の騎士 テッカマンブレード』は『DETONATOR オーガン』に触発されて制作された
『宇宙の騎士テッカマン』のオマージュ作品である『オーガン』へのオマージュとして、『テッカマン』のリメイク作品である『ブレード』が制作された……という話。
きれいなつながり方だが、どこからこのような話が出てきたのかは定かではない。
出どころと思われるものとして『月刊ホビージャパン』1992年2月号がある。この号では『オーガン』の記事において、『ブレード』の企画時に『オーガン』が参考にされたという噂があると記述している。この通りかなりあいまいな記述だが、この記事をもとに噂に尾ひれがついたのか、ほかに情報元があるのかは不明である。
ちなみに、『エンターテインメントアーカイブ 宇宙の騎士テッカマンブレード』では、『ブレード』を担当した植田もときプロデューサーによって同作の企画経緯が語られているが、『オーガン』には全く触れられていない。あくまでも他作品だから話題にしなかったのか、本当に無関係だからなのかは謎のままである。
- アニメ版『ギャラクシーエンジェル』制作時、ゲーム版と異なる内容になることに対して、シリーズ構成の井上敏樹が「俺が責任を取るから好きなように書け」と脚本家たちに宣言した
カオスギャグアニメとして知られる『ギャラクシーエンジェル』だが、ゲーム版とは大幅に異なる内容になっている。これはアニメ版の放送枠が1話10分しか取れず、ゲーム版の重厚な設定を描くことは困難と判断されたためだが、そのことに不安を覚えた脚本家陣に対して井上氏がこう言ったと言われる。
豪快な性格で知られる井上氏なら言いそうではあるが、いつどこでこのような発言をしたのかは全く不明である。
- 高橋留美子は映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の内容に激怒した
長らくまことしやかに語られていた高橋・押井不仲説だが、当の高橋氏によって否定されている。(参考:週刊少年サンデー 2020年44号)
この説の傍証として、押井守監督のオーディオコメンタリーが挙げられる。押井氏曰く「原作者は1は好きだが2は嫌い」「2は原作者の逆鱗に触れた」とのことであり、両者の見解に微妙なズレがある模様。
また高橋氏は、かつて小説家・平井和正氏との対談で「2は押井さんの『うる星やつら』です」と語っており、おそらくはこの発言が「もはやこれは私の作品ではない」といった具合に曲解された末に生まれたのが上記の不仲説だったのだろう。
……まぁ実際、押井氏はテレビ版のチーフディレクター時代から原作の魔改造を繰り返していたわけだし(その最たる例がラム親衛隊の四人)、当の映画も「うる星の映画でありながらうる星の作品世界(るーみっくわーるど)をメタ的に批判するストーリー」「諸星あたるが発したある決定的な一言」と原作ファンの反感を買いかねない要素がてんこ盛りだったため、こうした説が蔓延する土壌は十分に形成されていたと言える。
追記・修正は「タレント」の映像を発掘してからお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,21)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- ここからの独立 -- 名無しさん (2018-03-12 10:34:56)
- 三谷幸喜のサザエさんは都市伝説というか実話だな 三谷が20代の頃に書いた話で友人の清水ミチコが数年前に証言してたはず -- 名無しさん (2018-03-12 14:38:01)
- ナウシカのゲーム都市伝説はMSXで出た「忘れじのナウシカゲーム」ってSTGが元だと思う もちろんお蔵入りになってないし宮崎駿が怒ったという話もない(ただプレミアソフト) -- 名無しさん (2018-03-12 14:46:38)
- ドラえもんは「ドラえもんとのび太が恐怖で互いに抱き合ってるシーンで唐突に終わる」ではなく、「玄関を開けたら光のまぶしさに目がくらんで終了」っていう中途半端な終わり方だったと思うが -- 名無しさん (2018-03-12 20:56:48)
- ↑オレが知ってるバージョンだと記事に書かれてる通りの終わり方だった -- 名無しさん (2018-03-12 22:09:32)
- タケシのパラダイスそんな少なかったの?はっきり覚えてるのに… -- 名無しさん (2018-03-12 22:17:21)
- ↑5 実話だとしたら何で二パターンあるんだろう?二パターン書いたんだろうか -- 名無しさん (2018-03-13 06:54:33)
- ↑3 ごめん、なら俺の記憶違いだ -- 名無しさん (2018-03-13 21:01:30)
- ムーミン元ネタのキャラが出てくる某ゲームって何? -- 名無しさん (2018-03-14 08:30:42)
- ちびまる子のクラスメートで出なくなったキャラはモデルになった人が犯罪を犯したからとかあった -- 名無しさん (2018-03-14 09:55:35)
- アニポケXYでもそんなんあったのね。他にセレナが途中で髪切った理由や、サトシの手持ちのタイプ構成が誰かに指摘されなきゃダメな位に偏った事等も、制作面で何かあったりしたのかな? -- 名無しさん (2018-03-14 10:42:17)
- GTはアンチの定番ネタってだけで都市伝説とは違うだろ -- 名無しさん (2018-03-14 13:32:16)
- ガンダムシリーズだとウッソの母親の姓がナナイと同じ「ミゲル」なのでウッソはシャアの子孫という説(二人のミゲルは綴りが異なり、後に公式に否定される)があったり、ギレン・ザビのクローンでは?と囁かれるキャラが何人かいたりする -- 名無しさん (2018-03-14 14:23:10)
- ポケモンのやつは邪推ってレベルじゃないか? -- 名無しさん (2018-03-14 21:24:37)
- ↑12風船の手紙は、子供の頃は、続きが無い間々、終わったから、トラウマで気分が悪かったのう。そーいえば、カンヅメのひみつ道具の話も、続きが描かれるずに終わったね? -- 名無しさん (2018-03-14 22:28:01)
- 気に食わなかったからこうだったに違いない!みたいなXY関連の話はちょっと都市伝説と言うには悪く物を見過ぎだし、何より都市伝説と言うには早すぎるしここに記載しないほうが良いと思う。乗せる基準は何らかの結論がどこかから出てる場合のみに絞ったほうが良いんじゃないの?単なる噂レベルの話をアレモコレモと増やされそうだ -- 名無しさん (2018-03-15 19:03:58)
- ↑7えびす君だっけか。確か宿題しないと遠足でお菓子禁止みたいな回で小杉くんに胸倉つかまれてた覚えがあるな -- 名無しさん (2018-03-20 21:07:06)
- 海外版の遊戯王5D'sはWRGPで完結し、アーククレイドル落下はディヴァインが阻止。Z-ONEは失意のまま死亡、というのは本当なのかな?wikipediaかどっかに載っていてそれで遊戯王関連の掲示板とかではよく見る。WRGPで終わったのは本当みたいだけどそれ以降の展開は疑わしく感じる・・・ -- 名無しさん (2018-03-21 01:22:02)
- ミッキープール事件は「あの噂の真相に迫る」系の本(タイトル覚えてない)で解説されてた。確か著者が実際に小学校に取材して「招待はなかったけど本は送られた」みたいな説明を受けた記述が確かにあった。ただその手の本に捏造が多いのもまた事実だから、真偽不明には変わりないが -- 名無しさん (2018-03-24 13:16:39)
- 海外版5D’sのは本当だよ 当時まだ指鉄砲で悪名高い4kidsで海外放送されていたから規制が厳しかった -- 名無しさん (2018-03-28 04:02:04)
- 都市伝説だか叩きだか微妙な説といえば「アイドルマスターXENOGLOSSIAはアイドルたちが俳優として出演しているドラマ」とか「実写版進撃の巨人は原作の数世代前の話」ってのも聞いたことがあるな -- 名無しさん (2018-04-12 06:53:52)
- ↑それは明らかに黒歴史扱いしたいネタだと思う -- 名無しさん (2018-04-13 00:03:02)
- 犬夜叉で山口勝平さんが「かごめ」っていうところを「あかね」って言って雪野五月さんに怒られたって話嘘らしいね -- 名無しさん (2018-06-01 09:16:00)
- シャア専用のザクとかが余ったピンクで塗られたってのも関係者から否定されてるな→https://twitter.com/kitaoyasoji/status/823099773754318848 -- 名無しさん (2018-06-07 17:25:32)
- ドラえもんの都市伝説の1つの「行かなきゃ」も有名かな? -- 名無しさん (2018-07-20 21:40:25)
- トムとジェリーが風刺アニメ~っていう話戦争ネタが入っていたシーンもあった(「勝利は我に」のオチとか「寂しがりや」のヒトラーネタとか)から生まれたのかもしれないね -- 名無しさん (2018-07-20 23:59:42)
- 某ネット掲示板で、まどかマギカの建物の設備が一部現実離れしてるのはQB達の人類育成の影響でテクノロジーが実はこっちより発達してる。って言うのと、ガンダムWの世界は政治思想が君主貴族が支配するってのが普通で民主主義が全く発展しなかった世界って説?を聞いたんだけどこれは単なる考察なのかそれとも資料集とか信頼できる所から出た話なのか分からない -- 名無しさん (2018-09-11 13:33:48)
- ↑まどマギは「シャフトだからな」で終わりそう。 -- 名無しさん (2018-09-11 20:22:28)
- ↑2シャフトのデザインなら頻繁にそういうの見かけるし、考え過ぎのような気がする。ガンダムWだってコロニー発足から相当年数経過してるからその間に変わってもおかしくないし、別に旧世紀に民主主義だったとしても問題ないと思うけど -- 名無しさん (2018-09-11 20:52:26)
- ちなみにガンダムWの資料集に載ってるかというと、断言はできないが多分載ってない。(マニアックな人の多い考察サイトでも「兵器開発で成功した没落貴族」という前提で考察してるのが多いため) -- 名無しさん (2018-09-11 21:03:30)
- ネット掲示板の真偽不明な話で思い出したんだけど、実写パトレイバーは初代劇場版の方舟騒動の後方舟が壊れたせいで緩やかにレイバー産業と一緒に日本の景気も低迷した世界の話っての聞いたな -- 名無しさん (2018-09-12 06:06:15)
- ディズニーはむしろ近年は「二次創作に対する制限を厳しくしすぎる必要はない」って方針だったりするよね。あと任天堂も同じくらい厳しいって誤解してる人多い。 -- 名無しさん (2018-09-25 20:00:53)
- ↑任天堂が厳しいというのはポケモンのエロ同人事件のせいかな -- 名無しさん (2018-09-25 20:12:24)
- カリオストロのゲームなら、88年に発売されたダンジョンrpgもあったよ。 -- 名無しさん (2019-01-11 18:34:18)
- トムとジェリーの最終回の都市伝説についてツッコむなら「トムとは別の猫がジェリーに翻弄され、『ネズミ捕りの名人』としてトムが呼ばれる」という回も何度かあったよな。逆に「ジェリーを中々捕まえられないトムが『ネズミ捕りの名人』な猫を呼んでくるが、名人猫でも無理ゲー過ぎてブチ切れる」なんて回もあったような。 -- 名無しさん (2019-03-04 05:47:10)
- 「ミンキーモモの地震回で実際に地震が起きる」なんてのも昔は聞いたことがある -- 名無しさん (2019-11-10 07:28:48)
- 結局ムーミンが元ネタのキャラが放射能汚染地帯に登場するゲームって何なんだろう?検索しても全然出てこないけど…… -- 名無しさん (2020-01-15 08:23:37)
- となり「の」山田くんはさぞかしヒットしたんでしょうねぇ -- 名無しさん (2020-06-12 16:05:03)
- GTの件はお笑いコンビがネタにしてたな。名前も思い出せないし、ネタが先なのかどうかも分からんが。 -- 名無しさん (2020-06-12 18:04:34)
- そういやかつてネットで聞いたんだけど、けいおんのさわ子の先祖が盗賊?だったという都市伝説を知ったことがある -- 名無しさん (2020-08-01 16:13:28)
- プロパガンダとして作るならトムとジェリーの配役は逆じゃなきゃおかしいだろ -- 名無しさん (2020-09-02 11:57:50)
- 水島監督はグラハムが死んでたと明言してたっけ? -- 名無しさん (2020-09-28 13:13:02)
- アンパンマンアニメのとある回にてジャムおじさんとばいきんまんが二人きりで出会った時、いつもと雰囲気が違っていたり、 昔繋がりがあったようなよく分からない会話をしていたりする。 どの回だよ? -- 名無しさん (2020-11-07 06:34:08)
- ディズニーと違って任天堂は実際にポケモンエロ同人を刑事告訴してるんだよな -- 名無しさん (2020-12-04 15:06:25)
- ↑2 サブタイに「ジャムおじさん」が入っていて、特定のキャラと2人きりになる話はばいきんまんに限らず独特な会話が多かったりする。年長者ポジとしてアドバイスはさりげない程度に留めて本人に自力で考えさせてるんで、思わせぶりっぽく聞こえるんだよね -- 名無しさん (2021-01-28 23:50:11)
- あれで生きてたらすごいですよ→つまりアムロとシャアはスゴイ!って意味かと思いました -- 名無しさん (2021-02-27 19:18:19)
- ↑似たようなので「あれで生きてたら気持ち悪い」・・・で気持ち悪いからこそ続編で生存確定した奴がいる。 -- 名無しさん (2021-06-06 16:12:16)
- ↑「あれで生きてたら気持ち悪い」→「グラハムは気持ち悪い」→「つまりグラハムは生きている!」 これほど根拠はないのに説得力のある言葉も珍しいよねw -- 名無しさん (2021-06-06 21:47:08)
- ↑2 幻覚(適当) -- 名無しさん (2021-06-11 20:37:31)
- 「ギギ・アンダルシアは15歳」も載せていいんじゃないか -- 名無しさん (2021-08-06 22:49:23)
- ↑そんな広く流布されてる? -- 名無しさん (2021-08-07 11:27:41)
- 宇宙戦艦ヤマトの主題歌には3番4番が存在する -- 名無しさん (2021-10-27 22:07:58)
- 「けものフレンズ(一期)」のOPのジャパリバスが走っているシーンで、よく見るとタイヤが回っていないのは「予算がなくてタイヤが回転しているアニメすら作れなかったから」という話をよく聞くが、その着眼点や胡散臭さは絶妙に都市伝説っぽいと思う。他の並みいるメジャータイトルに比べると流石にパンチが弱いかな? -- 名無しさん (2021-10-30 19:23:42)
- 「聖戦士ダンバインのビルバインはスポンサーからのゴリ押しで追加された機体で視聴者からもボロカスに叩かれた(実際はサンライズ側の提案で、スポンサーからの注文は「玩具化しやすいデザイン」くらい、当時発売された玩具も普通によく売れた)」もこのクチか -- 名無しさん (2021-11-17 21:01:54)
- 「 トトロの死神説 」の話は「 世界一受けたい授業 」でも触れられていた。その時、講師に来てくれたジブリの鈴木さんは「あぁ、そんなんがあるんだ...。」って言ってた.....それじゃ...ポニョの「 ポニョと友達になった地上の人間全員が「 あの津波 」で皆殺しにされた 」という事も間違い....かな? -- 名無しさん (2022-03-27 23:16:44)
- ようつべでは外人の創作したディズニーのクロスオーバーCP動画がわんさかある。BLも百合もNLも豊富。ディズニーをネタにした動画も山ほどあるし、著作権に厳しいなんて大ウソだよ -- 名無しさん (2022-04-26 08:13:12)
- プロヴィデンスガンダムの制作秘話についてはWikipediaの同項目に書いてあるけど… -- 名無しさん (2022-05-10 15:13:29)
- 違反コメントとそれに触れるコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-05-14 09:10:12)
- 横山御大のFXへの苦言って「音声登録すればリモコンを奪われても大丈夫ってジャイアントロボと間違えてない?」というものだと聞いてたけど違ったのか…… -- 名無しさん (2022-06-24 23:07:15)
- 阪口大助さんが富野監督に殴られたというデマもここに書ける? -- 名無しさん (2022-08-05 09:09:36)
- プリキュアに関する都市伝説は書けないのか? -- 名無しさん (2022-09-28 18:55:37)
- サザエさんのバンクの記事についてなんだけど、「あのバンクももう長いからという理由での変更であり」に線を引いた方がいいのでは? -- 名無しさん (2022-09-28 20:26:51)
- 「インパルスの合体システムは『1機のMS』ではなく『3機の戦闘機』にすることによる条約逃れ」もこれやな -- 名無しさん (2022-11-10 09:25:38)
- 「『デリシャスパーティ・プリキュア』の次作は不正アクセス事件のために当初の予定から変更になった」というものは......考えられないか。 -- 名無しさん (2022-11-10 20:13:56)
- 『アマダ一家5thルナ落としで全滅』にしても、立場上引っ越しはしばしばやってただろう、まして連邦首都の遷都なんかあるなら一目散が当然だと思うが… -- 名無しさん (2022-12-19 21:25:31)
- ↑そもそもあの人里離れた家じゃ学校なんて近くにないだろうから、ある程度ほとぼりが冷めたらちゃんとした街に引っ越すんじゃないかな?あの二人はそのあたりちゃんとしてそうだし。 -- 名無しさん (2023-01-13 22:14:02)
- 「ゴープリ以降のプリキュアには、前年の戦隊の要素が含まれている」とか -- 名無しさん (2023-01-24 21:51:13)
- ↑4 その辺の疑惑で有名な奴はヒープリじゃないの?元々ビョーゲンズと和解する展開を予定してたけどコロナ禍で病原体と和解する展開は不謹慎と判断されたって奴(もちろん公式から否定済み) -- 名無しさん (2023-02-15 15:11:50)
- この項目のタグってもっとあった気がする -- 名無しさん (2023-02-15 15:18:41)
- 『ミンキーモモ』では主人公が交通事故で亡くなる第46話がどこかの放送局で再放送されると必ず〇時46分に大地震が起こるっていう都市伝説を追記希望。 -- 名無しさん (2023-04-28 14:16:38)
- ↑聞いたことない -- 名無しさん (2023-04-28 15:10:47)
- NHKの特番を見てるとモヨコさんがモデルのキャラがいるとしたらマリじゃなくてケンスケだろうって思う(もちろんケンスケのモデルがモヨコさんと主張する意図はない) -- 名無しさん (2023-07-01 16:09:32)
- ↑5 プリキュアの都市伝説でつうかジンクスでまことしやかに語られていたのは「一度でもレギュラー妖精役に採用されると、翌年以降のレギュラープリキュア役のオーディションで100%落とされる。なぜなら、クロスーオーバー映画で一人二役をやることになると子供が混乱するから」ってやつだな。当の声優たちもそれを信じている人が多くて、今年に加隅亜衣がそのジンクス破ったことでファン界隈よりも声優業界に激震が走った様子。つかその加隅亜衣も実はこのジンクスを信じてて、ヒープリでラビリン役を受ける際に「プリキュア役になるチャンスがなくなる」と思い込んで躊躇してたことを告白している。このpときに「そういう噂は全部ウソだから安心してください」と制作関係者から諭されて役を受けたということ。 -- 名無しさん (2023-09-20 17:02:53)
- 「ゾイド無印でゴジュラスの出番が少なかったのは予算がかかり過ぎたから」もか(実際にかかったのは予算じゃなくて時間) -- 名無しさん (2023-10-22 19:52:22)
- たまごっちの欄、何を言ってるかよく分からないんだけど… -- 名無しさん (2023-10-27 17:48:36)
- ↑五行だの量子力学だのよくわからん理由づけしてるけど、たまごっちにそんな話ちょっとでも出てきてた? -- 名無しさん (2023-10-27 18:15:36)
- たまごっちについて記事の文章がかなり意味不明だったけど、5ちゃんねる辺りからのコピペと思われたのか削除されたようですね。 -- 名無しさん (2023-10-30 19:34:17)
- ↑5「プリキュア役の声優は、セーラームーン無印終盤の月野うさぎ役などとは違って、そう簡単に変更できるものではない」という噂もあるが...。 -- 名無しさん (2023-11-06 13:11:39)
- たまごっちの件、復活してるけど都市伝説の内容を書いてるだけで、実際のところはどうなのかが書いてないから内容の突飛さ(こじつけさ)も相まってただの怪文書となってるな。なんで復活した? -- 名無しさん (2023-11-06 14:57:23)
- たまごっちの件についてはまた削除されたけどね。 -- 名無しさん (2023-11-12 14:41:02)
- ゾイド新世紀/0が2クール放送なのも巷では「コスモスの放送が繰り上がったせいで打ち切られた」って時々言われてるね(もちろんガセで当初から2クールの予定) -- 名無しさん (2023-12-08 15:51:28)
- トトロが死神云々は普通に観てれば絶対有り得ないのをネット上で事実っぽく書いてる頭アレな人何回も見かけたし、公式が強く否定しなきゃいけない事態になったこと自体が不快だったな -- 名無しさん (2024-02-16 01:40:49)
#comment
*2 楽曲担当の久石譲の著書『I am —遥かなる音楽の道へ—』に記述がある
*3 2007年の「ジブリ日誌」にて、「トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ」と書かれた
*4 「メイがキャラメルをもらって食べようとしている」・「トトロの同族らしき『謎のいきもの』がたくさん集まっている」シーンがある
*5 1963年に埼玉県狭山市で起きた強盗殺人事件
*6 『おもひでぽろぽろ』『海がきこえる』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』『アーヤと魔女』『君たちはどう生きるか』
*7 映画『のび太のアニマル惑星』の冒頭で、のび太が暗い森を彷徨うシーンなどが有力視されている。
*8 以上、アニメ第1話や映画『アンパンマンが生まれた日』より
*9 ひろしの顔ではなくシロを連れている点でひまわりの父親だと判断している
*10 エレドアが手掛けたとされるヒット曲が流れている描写がある。どうやらエレドアは有名ミュージシャンになれたようだ。
*11 ガンダムシリーズではないが、実例として『マクロスシリーズ』は第1作から明確に「歴史上の出来事を脚色して『劇中劇』として再構成した映像である」とされている。『マクロスゼロ』ではこれが視聴者に広まっているのを使い、「画面(=レンズ)に水飛沫が水滴として付着する」という「ドラマ作品」なのが明確にわかる演出がある
*12 劇中ではヅダパイロットの挑発に乗ったパイロットがヅダの最大推力に追いつこうと限界を超えたスピードを出したことが原因で空中分解した
*13 ただし通信に関してはIGLOOが好きなガノタからも不自然さは指摘されており、「たまたまデュバルが唐突に聞いているように見えるだけで、実際には日常的に傍受が行われていた」というミリタリー趣味としては自然な考察から「デュバルは旧ザクとの一件ですでに気が触れてしまっており、あれは単なる幻聴。ジムの自壊も実際にはピンチを察したヨーツンヘイム隊が撃墜したのを混同したもの」というこれなら劇中劇扱いの方がマシなんじゃないかなものまで解釈は分かれているようだ。そもそもガンダムシリーズで敵同士で通信が繋がっている(としか思えない会話のしかたをしている)のはIGLOOに限った話ではなく、宇宙世紀の「正史」である事を誰も疑わないTV作品でもよくある事である。
*14 アムロの死を認めたくないスタッフの独断とされている
*15 例を挙げると、富野監督は『Gのレコンギスタ』は『∀』の後の時代のつもりで描いたと発言しているが、公式設定ではあくまで宇宙世紀の直後の物語とされている
*16 CCA時、アムロの階級は中佐より2つ下である大尉。つまりMIA(作戦中行方不明=死体は確認できていないが戦死とほぼ同意義)を理由に2階級特進扱いとなっている。なお、アムロは士官学校を出ていないため通常の昇進では大尉が最高階級である
*17 現時点でソースの類は一切確認されていない。なお現在は削除済み
*18 そもそも「ガンダムを有する『紛争根絶』を掲げた武装組織」の中核となる人物を人間嫌いのガンダム開発者にするというのはそれほど特異な発想ではない。E・A・レイにしても、それ単体ではあくまで「初代主人公のオマージュキャラ」でしかなく、わざわざ富野監督と関連付けなければならない必然性はない。
*19 1stガンダムよりよっぽどSFっぽく見えない『ヒーリングっど・プリキュア』『劇場版鬼滅の刃 無限列車編』が設定がSFっぽいとしてノミネート。ただしこの年の大賞は『ウルトラマンZ』。
*20 例外的に、OVA版『ジャイアントロボ』は「よくできていたと思う」「テンポがもう少し速ければもっといいだろう」と好意的に評価している
*21 主人公の父親の境遇が、同時アメリカに亡命していた革命派の政治家ベニグノ・アキノを連想させるという見方もあった。
*22 ただ、某自称関係者がこの説を流布する以前から「マリ≒安野モヨコ」という考察はそこそこあった。
*23 そもそも遊園地としての規模を考えると、そういう「ゲストの目に触れずに移動するためのルート」が存在することは十分考えられる。例えばゴミ捨てなど「出来ればゲストに見せたくないもの」の移動に使う、とか。「本当はTDLにも作りたかったが、埋立地であるため強度的にアメリカのようなランド全域に繋がる通路網は作れなかった」とも言われる
*24 トムとジェリーが防空壕のような場所で戦争ごっこをするという内容。軍の命令書や星条旗が登場するなど、戦時色が強い
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧