機動戦士ガンダムF91

ページ名:機動戦士ガンダムF91

登録日:2010/04/03 Sat 05:06:51
更新日:2023/08/18 Fri 18:53:04NEW!
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人は、いつ戦争を忘れることができるのか?


GUNDAM フォーミュラ91ナインティワン





〈概要〉

1991年3月に劇場公開されたガンダムシリーズの一つ。タイトルの読みは予告編段階では英語だったが、現在は「エフきゅうじゅういち」で通されている。
同時上映は「武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃」。


元々はテレビアニメ用として製作されていたが、途中で劇場版に変更されたため宇宙戦等大幅にシーンがカットされている。
主題歌は「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」。Zガンダムで後半OPを担当した森口博子が務めた。
イメージソングは「君を見つめて -The time I'm seeing you-」。元々はこちらが主題歌の予定だったが、富野由悠季が逆に使用したという逸話がある。
ちなみに森口博子は「ETERNAL WIND」で紅白歌合戦に出場している。


劇中では前作の「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より30年が経過しており、MSの小型化やビームシールド、ビームフラッグなどの新技術が多数登場している。
ただし、0096年のUCから本作を視聴した人からは、UCが後年の作品である都合上(時代設定とは逆に映像面は当然UCが進化している)、技術的な進化を感じ取りにくいという人も。


本作において特筆すべきは、ガンダム映像作品では初めてジオンが出てこないという点である。
時代背景設定からもわかるよう、登場人物もメカも世代交代がほぼ完全に行われており、過去作の面影はせいぜいロートル化したジェガンや戦争博物館に展示されているザクドムゲルググ程度である。
これは本作に与えられたテーマが「新しい時代と人物による新しいガンダム」であったためで、そのコンセプトは後世のアナザーガンダム作品群を先取りしたものといえるだろう。
なお、「古いガンダム」の新作であるOVA「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」も本作とほぼ同時展開されていることから、サンライズやバンダイとしても「新しいガンダム」が受け入れられるかどうか不安があったと見られる。


元々テレビシリーズとして企画されていたこともあって、作中では描ききれなかった設定やストーリーも多く、実際にテレビシリーズで続きを描くつもりだったようだが様々な要因が重なり企画は頓挫。
それでも90年代当時は富野監督がその続きを描く気があったようだが、その後いろいろあった結果、監督が鬱を患ってしまい、
しばらくの間は監督業から外れていたため、2021年現在までF91の続きは描かれていない。
この事には富野監督も忸怩たる思いを抱えていたようで、後々「物語として完成させられなかった事が非常に悔やまれる」と語り、
シーブック役の辻谷氏やセシリー役の冬馬氏に「売れるチャンスを自分のせいで不意にしてしまった」と謝罪している。


ただし、映像作品ではなく漫画作品であるが、事実上の続編として「機動戦士クロスボーン・ガンダム」シリーズがある。
「F91」から10年後の宇宙世紀133年を舞台とした、原作を富野監督自らが手掛けた作品で、登場人物やモビルスーツのいくつかも続投している。
こちらは「機動戦士クロスボーン・ガンダム外伝」以降は富野監督はノータッチで、第一作で作画を担当した長谷川裕一氏がシナリオ等も担当しているが、
それでも平成から令和にかけて続編が書かれる人気シリーズとなっている。



〈あらすじ〉

シャアの反乱から30年が過ぎ、ジオン公国の名も忘れ去られようとしているU.C.0123年。
多くの人々は地球を離れコロニーへ移り住んでいた。地球連邦政府も大規模な争乱もなく弱体化・腐敗して行った。
そんな中、企業集団ブッホコンツェルンの主導者マイッツァー・ロナは、『人々の上に立つ者は、人々の模範となるようなより良き精神を持つ者であるべき』という「コスモ貴族主義」を唱え、私設軍隊「クロスボーン・バンガード」を作り上げる。


そして理想実現のため、ラグランジュⅠのコロニー「フロンティアⅣ」に強襲をかけるのだった。




〈主な登場人物〉

本作の主人公で、工業科に通う高校生。17歳。
普通を絵に描いたようないいヤツで家族思い。名前からして見本みたいな好青年。
そんな彼がまさか宇宙海賊なんてアウトローをやるとはこの時誰が想像できたか。小説版では割と片鱗を覗かせていたが…。
コミックボンボンの漫画版ではウッソくんもビックリな悪魔の様なド外道キャラになっている。



本作のヒロインでシーブックと同じ高校に通う。17歳。
学園祭の美人コンテストで優勝するほどの金髪美人。
実はロナ家直系の人物であり、その血は彼女を苦しめることとなる。
趣味はパン作りであるが本作では披露されない。



  • リィズ・アノー

シーブックの妹。10才。
あやとりでF91の回線のヒントを伝えた。
家庭を蔑ろにして仕事に没頭する母に複雑な感情を抱いている。
両親の呼び方は「お父ちゃん」「お母ちゃん」。
小学生とは思えないほどしっかりしているいい子。
(^ω^)リィズちゃんペロペロ←という風に美少女マニアのアイドルになる事を嫌がられシーブックと同じような顔になった。…それでも可愛い為余り意味を為していないが。



  • レズリー・アノー

シーブックの父親。47歳。
元々は金属工学の権威だったが、夫婦揃って家を留守にしがちな職業だったため「子どもたちと一緒にいたい」
との理由で科学者の仕事を辞め、コロニー外壁の溶接工になった。
シーブック達を救うために体を張り、最終的に死んでしまう。
ガンダムシリーズの中でも1.2を争う良い父親。
漫画版では最初から死んでいるようで、全然登場しない。



  • モニカ・アノー

シーブックの母親。44歳。
かなりの仕事人間らしく、子供達を夫に任せてサナリィでF91のバイオコンピューター開発に没頭していた。
とはいえ人格的に歪んでいる訳ではなく、シーブックとリィズに再会した際には謝罪している。
決してカミーユではない。
バイク走行中によそ見をしてコケるドジっ娘
ざっくり言えば『良い結末を迎えられた女性版テム・レイ』。



だってよ…アーサーなんだぜ?



  • ジョージ・アズマ

普通科の生徒でシーブックの友人。
何でもこなせる万能キャラ。



  • サム・エルグ

シーブックの友人。
工学科で、スペースボートの操舵手を担当した。
割と好戦的な性格で、初めは彼がF91に乗ろうとした。
ちなみに、レズリー父さんはジョージのことを「アズマ君」と呼び、サムに対しては「サム君」と呼んでいる事から、アノー家とは親しかった様だ。



  • ドワイト・カムリ

シーブックの通う学校の生徒会長で、シーブックから見ると先輩に当たる。
宇宙軍准将の息子だがヘタレ。
避難時には役立たずだったが徐々にリーダーシップを発揮し、スペースボートの長となる。セシリーのことが好きだった模様。
演じるのは後々ゼクス・マーキスギム・ギンガナムを演じる事になる子安武人



  • ドロシー・ムーア

普通科の生徒。
父親は政府高官で、結構イイ所のお嬢様おっぱい
派手な姿をしているが、保護した子供達の面倒を一手に引き受ける良い娘。
シーブックに恋心を抱いてたらしい。
演じた折笠愛女史は「新機動戦記ガンダムW」にて同名のキャラとデキる少年の役を演じる。



  • レアリー・エドベリ

練習艦「スペースアーク」の艦長代行。22歳。堕落しきった連邦軍の中で珍しい良い人。
F91にガンダムと命名した名付け親である。



  • コズモ・エーゲス

退役軍人で、レジスタンスを率いてCVに抵抗している。58歳。
誰に対しても高圧的で、所構わず威張り散らす嫌なオヤジ。シーブック達を無理矢理戦わせようとする。
フロンティアⅠに実験的に放たれたバグの餌食となった。
展開当時の漫画版ではスペースアークの艦長。幸い漫画版では割とマトモな好人物であり、シーブックのボケにツッコミを入れるコミカルなシーンが多い。



パイロット候補生。ヘビーガンを使う。22歳。
割と皮肉屋だが、実力を発揮し始めたシーブックに言葉をかけるなどいいヤツだった。フロンティアⅠ内に放たれた無数のバグに対しヘビーガンで抵抗するも捌き切れず戦死。



  • ロイ・ユング

フロンティアⅣにあるロイ戦争博物館の館長。武器マニア。60歳。
連邦軍の元軍人であり、フロンティアⅣ襲撃時は学芸員のローバーとクリス(CV法術師ニュー)を引き連れてガンタンクR-44を駆り議事堂奪還に向かうが、
周辺警戒していたデナン・ゲーに砲塔を斬られ、その際の爆発に巻き込まれ死亡する。
クリスは生存。ロイ本人も小説版では何とか生き残るがローバーはどちらでも死ぬ


なおガンタンクR-44のRは自分の名前の頭文字から、44はその年齢の時に入手したことから命名された名前であり、この通り自己顕示欲がめっちゃ強い。
更に「機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー —カイ・シデンのレポートより—」によるとロイ戦争博物館に展示されているMSも「ガンキャノンのコクピットがコアブロックシステムではなくジェガンと同じ」等、見てくれだけは豪華だが中身が子供だましというお粗末な物であったらしい。まさしくロイという人格を表した作品と言えよう。
ちなみにハヤトのMS博物館はその辺もしっかりしていたとか。



  • シオ・フェアチャイルド

ナディアの再婚相手でセシリーの育ての親。40歳。
フロンティアⅣでパン屋を営んでいたがC.V.と内通しており、セシリーをロナ家に引き渡した。
後にナディアと共にロナ家を訪問するが暗殺されてしまう。
若い頃は小説家を目指していた。セシリーの趣味がパン作りなのは彼の影響である。
ナディアと付き合い、セシリーと暮らしていた当初は普通の庶民の娘として真っ当に育てようと考えており、最初から内通していたわけではない。



  • ナディア・ロナ

セシリーの母親でマイッツァーの娘。
カロッゾと結婚しセシリーを授かるも、マイッツァーやカロッゾの提唱する貴族主義についていけず、幼いセシリーを連れ、シオと駆け落ちする。
言及はほとんどないが実兄ハウゼリーとも仲が悪くなっていたであろうことは想像に難くない。
しかしその後、C.V.のフロンティアⅣ襲撃事件が起こる前にシオの元からも離れ、本編ではフロンティアIのレジスタンスに参加していた。
ロナ家に訪問した際に共にいたシオが暗殺され、自らは拘束されてしまう。その後の行方は不明。



CV軍の偵察小隊隊長。16歳で見習い士官なのに最新鋭MS「ダギ・イルス」を駆るエリートパイロット。
しかしザビーネとの確執により連邦軍に寝返ってしまう。
子供たちに慕われるなど私人としては穏やかで善良な女性なのだが、戦場にも感情を持ち込んでしまう悪癖がある。



カロッゾの実子の長男だがセシリーとの血縁の無い義理の兄(カロッゾの亡くなった先妻との子)。



シーブックのライバル的立ち位置のようで全くそんなことはない「黒の部隊」隊長。24歳。
戦いの際には割と汚い手段を使ったりもするが、大量虐殺を良しとはせず、カロッゾを倒したシーブックをわざと見逃したりする騎士道精神の持ち主。
…と映画を見てザビーネファンになった人は他媒体の彼を決して見てはいけない。
具体的には小説版だと当時16歳のアンナマリーと寝てるロリコンだし、漫画版だと「ベラ様!こいつをぶっとばしてください!!」とチンピラだったりするし後年ひどいことになるので…。



  • ジレ・クリューガー

鉄仮面の片腕ともいえる腹心の部下。39歳。
バグやラフレシアの管理もしており、フロンティアⅠにバグを解き放った張本人。
貴族主義に反した行為と判断したザビーネに粛清される。
「SF91」では連邦軍と裏取引を行っており、ダークタイガー隊をダシにしていた。



  • マイッツァー・ロナ

ロナ家の家長。セシリーの祖父でナディアの父。69歳。
コスモ貴族主義の提唱者であり、理想の宇宙国家コスモ・バビロニア建設に燃える。
劇中は高潔で孫に優しく振舞う老人だが、セシリーやカロッゾの発言からすると、家族ですら「他にしようがないので不本意でもマイツァーの考えを汲んで動いている」節がある。
敵対組織の最高指揮官……ようはギレンやデギン、ジャミトフあたりに相当するポジションのキャラなのだが、生き残ったままその後も不明。


小説版では大幅にクローズアップされ、(例によって)増えすぎた人口を危惧していたこと、ブッホ・コンツェルンの財力と政治力を使い地球連邦政府に人口制限政策案を幾度も提出するも受け入れられなかったこと、実の息子であり本来の後継者と見込んでいた マジキチ 長男ハウゼリー・ロナ*1をテロで失ったことが語られ、カロッゾと人口削減について話し合ったりしている。


後の「宇宙戦国時代」がコロニーの人口爆発によって引き起こされたのを思うと結果的に彼の憂慮は正しかったというのもまた皮肉……。
尤もその為に無為の命を奪っていいのかと言われるとまた話は別であるが。



ドレルとセシリーの実の父。通称「鉄仮面」。CV最高指揮官。推定45歳。
入り婿だったがセシリーの母親ナディアに娘諸共逃げられ、あまりの不甲斐なさで自ら仮面を被る。
先述の通り本来のロナ家及びC.Vの後継指導者は義兄であるハウゼリーであり彼が亡くなった事で
彼の代わりとして不得手な指導者の責務を務めようと躍起になっていたのも暴走の一因である。
最後には自分を強化人間として改造し人間として歪んでしまった。
バグとラフレシアを使い、人類の10分の9を抹殺しようとする。
生身で宇宙に飛び出す、コクピットを素手で引きちぎる、銃弾を受けても無傷等、もはや人間をやめている。
死に際に放った「化け物かっ!」という台詞は皮肉以外の何者でもないだろう。




〈主な登場MS・MA〉




〈余談〉

漫画版もありますが、シーブックはあんな乱暴な言葉使いではありません……
小説版では上下巻構成でロナ家やクロスボーン・バンガードの成り立ちについて詳細に描かれており様々な事情が分かりやすい。
……のだがそのせいで上巻の大部分がロナ家やクロスボーン・バンガードの成り立ち、アノー家の家庭の事情などの解説で占められた後
ようやく学園祭のシーン(=劇場版の本編に当たる部分)が始まる構成になっているのはご愛敬。
最近はガンダムエースで小説版をベースにした前日譚作品「F91プリクエル」の掲載によってその内容もある程度まとめられている。






大人の都合だけで追記・修正されてたまるか……!


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  • あのトミノがこんな至って健全なロボットアニメ(バグは健全じゃないけど)をガンダムシリーズで作ったのが驚き。鬱になる前だろうか? -- 名無しさん (2013-09-16 21:56:05)
  • ↑∀「信じられんよなー」 この後にVガンダムだしなー -- 名無しさん (2013-09-16 22:17:19)
  • F92がアニメ化出来ていたらマイッツァー・ロナの本性も見れたんだろうか? -- 名無しさん (2013-09-16 22:46:14)
  • ニュータイプの意義、スペースノイドの独立とそれの為に起こる戦いは逆シャアまでで一段落したからシンプルな作風を目指したんだよ、まぁ逆シャアで(その時の)ガンダムの最終回という印象が強かったのか反応が芳しくてこれ一作で未完→黒本へ、その後作ったVはサンライズの泥沼が原因で…後は言わんでもわかるな -- 名無しさん (2013-11-25 23:55:27)
  • ↑↑そういう意味ではゴーストもいいけとそろそろ空白の十年の話も見たいな… -- 名無しさん (2013-12-04 16:33:41)
  • セシリー金髪? -- 名無しさん (2014-04-27 01:39:38)
  • ↑どっちかというとオレンジな感じではあったね -- 名無しさん (2014-04-27 09:09:12)
  • 井上漫画のシーブックは……だったが、某鉄火マンみたいに、自分の境遇知って、自分が明るいヒーローじゃなかったと的外れに涙する鬱クラッシャー路線にしてもらえる主人公がいても良いじゃんか?と思ったらあれはあれでと思った。 -- 名無し (2014-05-16 00:01:23)
  • 当時のバンダイのシリアス路線復活のための第二段階 -- 名無しさん (2014-06-07 17:51:05)
  • この映画のラストって連邦軍が勝ったワケではないんだよね。 -- 名無しさん (2014-11-17 00:19:23)
  • OVAで本来想定していたシナリオやってくれないかな・・・ -- 名無しさん (2014-12-17 20:35:24)
  • ↑OVAが無理だとしてもせめて小説か、富野さん原作+安彦さん作画でコミック化とかね -- 名無しさん (2015-07-09 19:43:16)
  • さわりの部分しかないことを考えると、仮面ライダー真にも通ずる感じがするな -- 名無しさん (2015-07-09 19:47:17)
  • 今からでも起承転結の承転結を描いてほしい -- 名無しさん (2015-07-09 20:59:10)
  • あのじいさんいい人に見えたけど、カロッゾに命令出来るのこの人だもんなぁ… -- 名無しさん (2015-11-21 11:46:51)
  • F91やVを見てると科学技術が進歩しても文化は全く変わらない。貴族制度やギロチン云々… -- 名無しさん (2016-04-30 22:54:35)
  • ↑2 マイッツァーはそんな命令出してないのにカロッゾが曲解した説や後付かもだけど木星帝国の命令だった説もあるけどね。F91自体細部がわからんからどうとも言えてしまうけどもマイッツァーが粛清発言する必要性もあるのかないのかよくわからんし -- 名無しさん (2016-06-21 16:40:49)
  • セシリーに対して「(コスモ・バビロニアの)象徴と言ってもアイドルのようなものだ。」「大衆というものは絶えずアイドルを要求するものだ。」と力説している場面が個人的に印象的で、俺の中でマイッツァー氏はアイドルおじさんの異名を持っている。 -- 名無しさん (2016-06-21 16:47:40)
  • ↑2 小説版が詳しいけど、あの爺さん自身が、コスモバビロニアが治められる数以上の人間は要らないって考えてるから。バビロニアの暗部を自任する鉄仮面としては、だれの心も痛めない機械による無作為の粛清って形でそれを実現しようとしただけ。そういう極論に走るのは、鉄仮面が弱くて、頭でっかちの学者だから。 -- 名無しさん (2016-10-04 18:17:48)
  • ↑ なるほどなぁ -- 名無しさん (2016-10-05 10:19:46)
  • コスモ貴族主義って「自分たちはデブリ回収業という危険な仕事をして人を守っている→自分達こそが高貴である」って論法? -- 名無しさん (2016-10-05 18:49:46)
  • ↑ニコニコ大百科からの抜粋、マイッツァーの父シャルンホルスト・ブッホが連邦の退廃ぶりに失望を禁じえず、その遠因を民主主義や平等主義に求め、選挙に依らない選ばれたエリート集団による社会運営を模索。最終的に旧世紀における18世紀以前のヨーロッパ貴族社会に答えを見出し、貴族趣味に走り始める。と書いてあります、貴族といってもシャルンホルスト・ブッホの時に名家であったロナ家の家名を購入し、シャルンホルスト・ロナを名乗ると書いてあるのでセシリーの代でも4世代めなので実質貴族といえるのかなー。 -- 名無しさん (2016-10-05 19:37:57)
  • クロスボーン・バンガードが連邦打倒に成功したとしても、遅かれ早かれギャラルホルンみたいになってただろうな… -- 名無しさん (2017-01-24 17:58:23)
  • オルフェンズが終わったら、クロスボーンも含めて是非TVシリーズ化して欲しいわ・・・。 -- 名無しさん (2017-03-24 19:15:41)
  • ↑ やるならOVAでやってほしいよね。時間かけてでもいいのが見たいし。 -- 名無しさん (2017-03-24 19:21:59)
  • トワイライトアクシズはこれの後日談なんだっけ -- 名無しさん (2017-03-24 19:38:44)
  • ↑ あれはUCの後でF91の前だよ。 -- 名無しさん (2017-10-08 20:50:02)
  • TVアニメ化してたら評価は最初から悪くなかったのかな?題材的に凡庸と言われてたかもだけど。 -- 名無しさん (2017-12-05 23:45:29)
  • カロッゾがどれだけはっちゃけるか(&はっちゃけの事情説明をするか)にも寄るかなー。TVだと規制があったろうし -- 名無しさん (2018-02-07 15:33:13)
  • カロッゾは勿論だけどその温床になったマイッツァーのコスモバビロニア思想も根幹に静かでゆるぎない狂気があるしね。 -- 名無しさん (2018-09-19 21:12:45)
  • 辻谷耕史さんの御冥福をお祈りします。遂にガンダム主人公が鬼籍に入ってしまったのね -- 名無しさん (2018-10-24 21:12:27)
  • F90も漫画化で再始動したようなとこあるし閃ハサ辺り終わったらF91以降の再構成やらないかなぁ -- 名無しさん (2019-09-11 12:17:32)
  • 「UCはパラレル。時系列の繋がりはない」ってどこにそんな情報あったの?監督が明言でもした? -- 名無しさん (2020-03-11 19:07:04)
  • あと「ユニコーンからF91を視聴した人には退化してるように見える」ってのもいらんでしょ -- 名無しさん (2020-03-11 21:40:01)
  • ここには書いてないけど小説版だとコスモ貴族主義=白人至上主義でもあるんだよね。マイッツァーがそうだからアンナマリーはあまりいい扱いを受けなかったとか… -- 名無しさん (2020-04-04 22:40:09)
  • よく「CVは民間人に危害は加えなかったけど連邦は民間人を巻き込んでも気にしなかった」とか言われるが、避難する余裕もなく奇襲攻撃を受けてた以上足元の市民を気にしてる余裕なんかないわけだし、そもそも連邦がその「市民を無視した戦い」をしなきゃならなかったのは紛れもなくCVが先に戦争ふっかけてきたのが原因なわけで、CVが民間人に危害を加えなかったのも単なるコスモ貴族主義に基づいた自己陶酔以上のものじゃなかった気がする。ごく一部のトップしか知らなかったとはいえ、結局バグで市民も虐殺してるし(よく勘違いされるけどカロッゾの独断ではない) -- 名無しさん (2020-07-13 07:35:04)
  • CVが危害を加えなかったってMS戦だけだわなそりゃバグの印象強いし。あとシオとレズリーの顔が似すぎてて混乱とか言われててワロタ。 -- 名無しさん (2020-09-10 13:09:33)
  • 小説だとセシリーの尻をじっくり眺めて「こいつ処女なんかなあ…」と妄想するシーブックは良くも悪くも高校生らしい -- 名無しさん (2020-09-10 15:37:27)
  • ↑3 アムロが過去にインテリは過激な事しかしないって内容の発言をしているけどまさしくそれの事だなって思う。 -- 名無しさん (2020-09-12 20:35:41)
  • 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2021-03-22 22:05:59)
  • ボンボン版作者はこの後デラボンでめっちゃグロい漫画を描いていた。そりゃF91も原作よりスプラッタ描写多くなるわという話 -- 名無しさん (2022-06-17 12:04:47)
  • 開始1分で戦闘が始まるし、メカもかっこいいし、アクションもよくできてて、旧作とのシナリオ面での直接のつながりも薄い。ガンダム入門にはピッタリな作品だと思う。 -- 名無しさん (2022-06-17 12:50:43)
  • マイッツァーさんが最期、自分の理想の過ちや狂気を理解して逝けたのかが気になるわ -- 名無しさん (2022-07-21 18:28:51)
  • ドレルとセシリー(ベラ)は確かに異母兄妹ではあるが、父は同じカロッゾなんだからちゃんと血縁はあるぞ…… -- 名無しさん (2022-09-03 18:19:00)
  • え?!ハウゼリーさん「ちゃんと真っ当な方法で政界に進出し、マイッツァーの人口制限政策を実現しようとしたら暗殺されマイッツァーの動向がおかしくなってしまった人」と思ってたら、その人口制限政策の内容が「地球の不法居住者を地表ごと焼き払う」「延命治療の禁止」とかそんな国ぐるみの虐殺をやろうと本気で訴えてた人だったの?!……シェリンドンすらあれでも「ハウゼリーの娘」としてはだいぶマシな方だったのか…… -- 名無しさん (2022-11-13 09:03:10)
  • ドレルの欄で「カロッゾの実子の長男だがセシリーとの血縁の無い義理の兄(カロッゾの亡くなった先妻との子)」ってあるけど、2人ともカロッゾの子で血縁関係あるよね?母親が違ってドレルは元々ロナ家では無いけど。 -- 名無しさん (2022-12-31 13:48:17)
  • 前日譚までマンガ化してるなら本編の続きもやって欲しいなぁ -- 名無しさん (2022-12-31 14:26:23)
  • ナディア・ロナ、ネグレクトした上で都合の良い時だけ母親面するめちゃくちゃ身勝手な女だがあんまり悪女だのなんだの言われんよね -- 名無しさん (2023-02-14 00:43:21)
  • ハウゼリーってギレンやジャミトフと同じ危険思想の持ち主だったんだね。そりゃ敵が多いわけだわ。 -- 名無しさん (2023-02-17 02:43:27)
  • >自分たちはデブリ回収業という危険な仕事をして人を守っている→自分達こそが高貴である っテクノーラ社?     -- 名無しさん (2023-02-17 02:45:07)
  • ↑3 出番がそんなにないうえにロナ家やクロスボーンバンガード側にもっとやべーやつが揃ってるから印象が薄いというのもありそう -- 名無しさん (2023-07-21 18:58:29)
  • 「UCから先に観た人には技術的な進化が分かりにくい」ってとこ削っていい?ポケ戦や0083に対するZや逆シャアにだって同じことが言えるのに、さもF91特有の問題点かのように書く意味が分からない。 -- 名無しさん (2023-07-21 19:29:25)

#comment

*1 この男、「一年以内に退去しない地球の不法移住者には衛星軌道上からビーム攻撃をすべし」とか「過剰な延命治療をするものは厳罰に処すべし」「安楽死を推奨すべし」とかの連邦議会でも即却下する超過激法案を出していた。近年では「世界中の闇の組織を糾合してギレン・ザビの理想を復活させる」と考えていた設定まで加わる。

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