登録日:2010/04/30(金) 18:56:39
更新日:2023/12/08 Fri 11:52:10NEW!
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デジモン デジタルモンスター digital_monster_x-evolution フルcg デジモンアニメシリーズ ロイヤルナイツ アルファモン x抗体 xデジモン 哲学 x進化 伊藤和典 アニメ 角銅博之 フジテレビ 東映 東映アニメーション ※日曜朝7時です。 ドルモン ペンデュラムx 人間の出番は無し なにげに良作 生命の物語 川崎美羽
「全ての命は生きるためにある」
概要
『DIGITAL MONSTER X-evolution』は2005年1月3日にテレビ放送されたデジモンアニメ作品。
元々は劇場公開予定だったが、諸事情によりテレビ放送になった。
諸事情が何だったのかは不明であるが、当時のデジモン人気はフロンティアの放送後を境に完全に冷え切っており、
集客が見込めないと判断されたのではないか、という説が有力*1。
シリーズ初のCGを用いたフル3D作品で、映像時間は76分。
『デジモンセイバーズ』が始まるまではデジモンアニメシリーズの五作目と数えられることもあったらしい。
物語の基本設定は『デジモンペンデュラムX』のバックグラウンドストーリー『デジモンクロニクル』が元になっている。
なんと嬉しい事に過去の『デジモンアドベンチャー』を始めとしたデジモンアニメ作品に登場したデジモンの声は、当時の担当声優が当てている。
ただしパートナーとしての個体ではなく、あくまで本作独自のキャラクターとして描かれているため、性格や口調は必ずしも一致しない。
ちなみに、従来のシリーズと違ってデジモンの殺し方がけっこうムゴい(頭踏み潰しとか捕食とか)。
【あらすじ】
ホストコンピュータ〈イグドラシル〉が管理する〈デジタルワールド〉は、デジタル生命体こと〈デジモン〉の増加によって容量オーバー寸前に追い込まれていた。
イグドラシルは、少数の選ばれたデジモンのみを現行のデジタルワールドから新たなデジタルワールドに移送し、旧世界に残ったデジモン全てを消去する〈プロジェクトアーク〉実行を決定。デジモンを抹殺する〈Xプログラム〉を発動させる。
プログラムにより旧世界に残されたデジモンのうち98%が死滅した。しかし、その中にXプログラムに対抗できる〈X抗体〉を持ったモンスター〈Xデジモン〉が現れ、新世界に逃げ延びた。
イグドラシルはそれを良しとせず、新世界でもプロジェクトアークを続行する。
【主な登場デジモン】
登場キャラクターはデジモンだけで、人間は一切登場しない。
◆ドルモン
成長期 獣型 Da種
他のデジモンが既存モンスターのX抗体版なのとは違い、デフォルトでX抗体を持っているデジモン。
Xデジモンなので、他のデジモンに狙われたり迫害を受けたりと辛い日々を送っている。
声はバーローもといタイキ。
◆トコモン
幼年期 レッサー型 属性ナシ
ウォーグレイモンがオメガモンとの戦いの折り助けた幼年期デジモン。
無邪気な性格でドルモンになついている。
声はタケルのパタモン。
◆ウォーグレイモン(X抗体)
究極体 竜人型 Va種
X抗体を持つデジモンと持たないデジモンの争いを止めようとしている。勝てないまでもオメガモンと張り合う相当な強さを持つ。
声は太一のアグモン。
◆メタルガルルモン(X抗体)
究極体 サイボーグ型 Da種
ウォーグレイモンの仲間。
ロイヤルナイツが殺戮を行っていても、それは命令に従っているだけで本意ではないのではないかと考えているが……。
ウォーグレイモンと同レベルの能力を持つ。
声はヤマトのガブモン。
◆オメガモン
究極体 聖騎士型 Va種
ロイヤルナイツの一人。
イグドラシルに忠実であり、命令に従ってデジモン達を殺戮している。
声はバーローの親父もといアポロモン。
◆デュークモン
究極体 聖騎士型 Vi種
ロイヤルナイツの一人。
イグドラシルの命に従うが、それが本当に正しい事なのか疑問を持っている。オメガモンとは盟友。
声はタカトのギルモン。
◆マグナモン
アーマー体 聖騎士型 属性フリー
唯一究極体ではないロイヤルナイツ。
イグドラシルに忠実であり、秩序を重んじる。
声は大輔のブイモン。
◆レオモン
成熟期 獣人型 Va種
物語開始時にドルモンのX抗体を狙って追い回すが、手に入れる前に力尽きた。
さすが死亡フラグデジモン。のっけから絶好調である。
声はアドベンチャーのレオモン。
その他、アンドロモンやガルダモン、ウィザーモン、マミーモンといった過去のデジモンアニメと同じ声のデジモンが多数登場する。
【用語】
《イグドラシル》
デジタルワールドのホストコンピュータ。
容量が限界に近づいた今のデジタルワールドを放棄し、新デジタルワールドを作るが……。
《プロジェクトアーク》
旧世界から選ばれた少数のデジモンのみを新世界に移送し、旧世界を消去する計画。
だがXデジモンが新世界に逃げ延びたため新世界のデジモンを全て消去する事態に。
《Xプログラム》
デジモンを殺す魔のプログラム。いわゆる感染ウイルスであり、抗体を持たないデジモンが感染すると死ぬしかない。
旧世界のデジモンを消去するために実行されたが、新世界にまで流出してしまう。
《X抗体》
Xプログラムに対する抗体。
プロジェクトアークの妨げとしてロイヤルナイツのターゲットになっている。抗体を持たないデジモンからは唯一の生き延びる手段として狙われたり、逆に世界崩壊の原因のように扱われ迫害される。
X抗体を手に入れたデジモンは見た目がより先進的なデザインに変化し、能力も向上する。
ちなみにタイトルの『X-evolution(ゼヴォリューション)』はX抗体を手に入れたことによる、或いはX抗体を持つデジモンの進化を指す。
《ロイヤルナイツ》
デジタルワールドの秩序を守る12体の聖騎士型デジモン。
イグドラシルの指示で動き、プロジェクトアークのためデジモンを虐殺しているが、それに疑問を持つ者もいる。
実は13体目が存在する。
終盤、ドルモンは究極体にして神話の中に存在する13体目のロイヤルナイツ、アルファモンに進化する。
そしてアルファモンの強い意識を認めたオメガモンとともに、イグドラシルと対話に向かうが…
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▷ コメント欄
- 蛇足感強かったX抗体だけどこの作品のおかげで評価改めさせられたわ 後BGMがかなり良曲揃い -- 名無しさん (2014-07-14 23:03:27)
- 劇場予定をTVSPに変更したせいでカットしたのか色々と違和感ある箇所があるよな、一番分かり易いのは王竜剣だけどデュークモンとドルモンの仲の良さとか明らかに本編で共演してる時間から考えて違和感あるし -- 名無しさん (2014-08-22 12:17:00)
- 実は生きてました展開が2回もあったのには笑った -- 名無しさん (2015-03-25 14:12:11)
- トコモンが王竜剣になる過程を省いたんじゃないか?パタモンはウェポン製造マシーンだからな。カットがあっても結構なボリュームで、BGMと相まって見応えがあったわ。映画で放映したら確実に人気が出ただろうに。声優の厚みも相当なものだったし。この時点でロイヤルナイツ全員揃ってたら、確実に2クールのアニメ放送だったな。あとドルモン萌え。 -- 名無しさん (2015-04-02 16:32:15)
- 今また本郷あきよしの中で何度目かのデジモンブームだから、この流れでBlu-ray化しないかな。青い円盤欲しい。 -- 連レス (2015-04-02 17:15:37)
- もともと映画として制作されてただけに映画のBDBOXに収録されなかったのは痛かったなぁ。おかげでレンタル落ちのDVD買わされた -- 名無しさん (2015-09-21 01:02:15)
- ↑3 -- 名無しさん (2015-11-26 10:28:31)
- ミスった当時は完全にデジモン冷え込んでたからそれは無理だったと思うわ、ぶっちゃけこの冷え込んでた時期のデザインは傑作多いけどね -- 名無しさん (2015-11-26 10:30:09)
- 冷え込んでねーよ -- 名無しさん (2015-11-26 12:21:24)
- ↑アニメやってなかった時期だからVジャンプでも買わないとデジモンの広告は入ってこない環境だったよ・・・ -- 名無しさん (2016-03-20 04:05:05)
- 野沢デュークモンの演技がすげえかっこいい -- 名無しさん (2018-06-08 20:58:08)
- コンシューマーゲームに出てくるドルモンは本作の進化ルートがよく採用されるものの、ペンデュラムX時代にいたドルゴラモンや元のアルファモンルートは省かれやすい。 -- 名無しさん (2019-10-06 18:14:47)
- ↑因みにその完全体であるグレイドモンはXWに登場。最初は敵として登場したがコードクラウンの力で善良な心を取り戻しタイキ達に味方をする。 -- 名無しさん (2021-08-13 16:27:13)
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