デス(FF)

ページ名:デス_FF_

登録日:2012/07/22(日) 16:43:08
更新日:2023/11/20 Mon 13:12:27NEW!
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ff final fantasy 魔法 アビリティ 相手は死ぬ ff魔法 デス 黒魔法 バニシュデス デスです ボスは大体無効化




カッ!!…ずももももももも…

あるいは

ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ…


デス。


FINAL FANTASYシリーズ魔法、あるいはアビリティのひとつ。
語源は死を意味する「DEATH」から。


シリーズを通して、「一撃で敵を葬り去る」と言う効果である。
しかし、数あるFF魔法の中でもなかなか不遇な歴史を辿ってきた魔法となっている。


基本は「登場が遅い」「ボスには原則効かない」「成功率が低い」「一撃必殺」という王道の条件を満たしているのだが、
多くのシリーズには「他で代用が効く」「(シリーズによっては)成功率が低すぎて効率が悪い」「そのくせ敵が使うやつはやたら凶悪」と言う、
味方が使うにはちょっと使う意義に欠けていたり、不便さが目立つ魔法となっている。
レベル○デスや、デジョン、ブレイク等、他の即死魔法にお株を奪われることも多い。


FF11以降では立場が向上しており、シリーズ経験世代によって評価が変わってくる魔法の一つ。



◆シリーズごとの特徴

Lv6の黒魔法。敵を阻止させるが成功率が低く、魔法防御が高すぎてもアウト。
覚えるころには敵には殆ど効かないのに、味方にはべらぼうに効くという、デスの歴史の原点。
敵では壁ボスのアストスがその条件下で使ってくる。縛りプレイでは脅威。


黒魔法。登場が遅く、成功率が低く、死属性耐性もちが多いため刺さりが悪い。
即死手段としては時空属性かつGBA以降で最強の即死手段に化けた「テレポ」、
変化属性で成功率も高い「ミニマム」「トード」に負けており、鍛えるのは趣味。
一方デス耐性を全員につけれるのは遅く、敵が使うと脅威なのは前作同様。


クラス8の黒魔法。敵に赤い×が重なるエフェクトが特徴。
エウレカの魔法屋にしか売っておらず、つまり登場がべらぼうに遅い。
そのかわり、成功率はピカイチ。ようやく使いどころが出たといえる。
しかし、それまでに即死効果のある魔法はしこたま登場しており、クラス8と言う高コスト(3の魔法は回数制)、極めつけは召喚「カタスト」の存在により、殆ど空気のような扱いとなっている。


アイテム「黒の香り」は使用すると相手にデスの効果。


黒魔法。
なんとテラの「おもい出す」コマンドで出たデスは、敵全体に効果がある。
……だのに、後の魔法を一気に習得するイベント後ではデスを覚えていない。
あれ?
ちなみに肝心の性能は習得条件、成功率、詠唱速度等でブレイクにボロ負けしている。


「くろまほう」アビリティ。Lv6。
やはり終盤の登場であり、成功率は80%と高い。
例によって「ブレイク」関連、「レベル5デス」や「デスポーション」という高性能な代用品がしこたまある上に、
ここまで来ると多くの敵が即死耐性をもっているうえ、相手のレベルが高いと成功率80%でも相手側の魔法回避率に妨害されやすいのがつらい。
他にはデスシックルとアサシンダガーの追加効果についている。前者は第一世界で拾えたら面白い活躍をする。
敵が使うと成功率が高くて脅威そうにみえるが、リボンが量産できるのでそれを行うとすっぴん軍団の前には無力。
なお、ボーンメイルをつけたキャラの回復に使おうとしてもHPだけ回復して戦闘不能が回復できないため、特殊復活方法としては使えない。


魔石「カトブレパス」からのみ習得可能な魔法。
これまでにくらべて習得が速く、成功率も悪くなく、耐性はつけづらいので味方が使う場合でも敵が使う場合でも存在感は大きい。
そしてSFC版のFF6には「バニシュ」をかけた敵に放つと必中になると言う裏技的特徴があり、なかなか有用となっている。
これと絡めた結果が通称「バニシュデス」。
武器の追加効果で発動することも多く、火力不足の時や竜の首コロシアムでお世話になる。
ただし普通のモンスターのフリしたアンデッドに撃たないよう注意。
ちなみにブレイクは本作だとデスの完全下位互換。


「しょうめつ」マテリアについている。
本作ではこのマテリアに「ついかこうか」を組み合わせて武器にセットすると言う方法が非常に有用。
当のデスそのものは……解禁が遅いため影が薄い。


本作でも魔法そのものより、間接的な使い方が有用。
ST防御ジャンクションなら即死耐性を得、ST攻撃ジャンクションなら攻撃に即死効果付与。
100個ジャンクションすれば結構な成功確率になり、意外な強敵をサクッと始末できるので重宝する。
例えば真面目に相手にするのがアホらしいHPな上に、強制戦闘の機会もあったりするアルケオダイノスなんかに。


ビビのみ習得可能。
修得には「黒頭巾」とAP45が必要。
……が、やはり今作も不遇。
理由はビビのデスの成功率が30%なのに対して、敵が使うデスの成功率は88%という理不尽な内部設定だろう。
もうちょい安定してたら敵の最大出現数が少なめな環境に適合していただろうに。


黒魔法。
ルールーが一番早く覚えるが、全員習得は可能。
スフィア盤で言うと、ルールーのゾーンの後半で習得可能。
成功率は80%と高い……のだが、10では敵の弱点をついて1、2撃で撃破したりオーバーキルで報酬アップを狙ったり、
この魔法より前に「石化攻撃」「即死攻撃」がついた武器を持ち出せてしまうので、態々デスを使う機会は少ないか。


プレイヤーで使用することは不可能…だったが、黒魔導士を極限まで極めることで習得できる。
効果は「全てのMPを消費することで敵に闇属性の大ダメージを与え、まれに即死させる(アンデッドには無効)」。
敵使用時は、使ってくる敵こそ少ないものの、その効力は実に凶悪であり、放たれればレジストを含みほぼ回避不能であり、ついでに空蝉(敵の攻撃を数回完全回避できる忍者のアクションアビリティ)を貫通してくる。
11では、デスペナルティがあり、戦闘不能から復帰したキャラクターは一定時間著しく弱体化する為、
態々高いMPを使ってまで戦闘中に復帰させる意味もあまりないので、くらったキャラは基本的に諦める他ない。
非常に大きな立場を貰えたといえよう。


裏魔法。
成功率は35%と低いが、「フェイス」等を使うと実は成功率が1.5倍くらい上がっている。
逆に相手が「シェル」等で魔法防御があがっていると成功率は下がる。
活力無視の効果がある「インディゴ藍」を装備すればセーフティを持つ敵以外は成功率を100%にできる。上記のシェルはHP満タン魔力UP等で相殺可能。
ただ一部の敵もこの戦法を使ってくるうえに、本作は即死耐性がつけられないのでプレイヤー側は要注意。
MP消費さえ何とかすれば活用しがいのあるデスになっている。


ヴァニラのロール「ジャマー」で習得できる固有アビリティ。
ATBゲージを最大値ぶん全てを消費。
だが、基本成功率は1%
それでも一部の敵を低レベルで倒す為には必須の手段。
あと特有の特徴としては、失敗しても魔法ダメージを与えるという所がある。
魔法攻撃力依存で、結構なダメージになる為通常の攻撃として使いつつ即死を狙うという使い方も無くはない。
ラッキーマンなら数百万というHPを吹き飛ばすことも可能。
また、ラスボスにも効くらしい…がそんな1%に賭けるくらいならポイズンを使った方が早いという罠。


お察しください。


真面目に解説すると敵の使用がメイン。MMOのシステムに合わせて「一定範囲に留まっていると即死」という効果になっており、詠唱を確認したら逃げる必要がある。
更に上位版のデスジャまで登場する。
プレイヤーが使えるものは特定コンテンツ内のみで使用できるものがある。流石にボスモンスターには効かないが雑魚的には有効(もちろん低命中率)ため、命中率アップや数を重ねて稼ぎ作業に使われる。
また青魔道士はシリーズお馴染みの「レベル5デス」を取得できる。


  • FF15

第13章で手に入る「光耀の指輪」に付随するリング魔法。
MPを徐々に消費して、ターゲットをだんだん萎びさせて葬る従来シリーズの「死の宣告」に近い挙動の即死魔法。
瞬間発動し、確率で範囲内の敵を消し飛ばす「オルタナ」とは対になっている。
通用する相手が多く、安全地帯を見つけて暗殺手段として使うこともできる。


黒魔法、射程4範囲1。
フェイス状態で成功率を高めたり、詠唱時間などを無視できる算術で使いたい。
詠唱は「命に飢えた死神達よ 汝らにその者の身を委ねん」。
また一風変わった使い方として、味方に掛けることで敵のターゲットから外すというものもある。*1




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  • 13ではアダマン狩りでお世話になった。6と同じかそれ以上に使いまくったわ。 -- 名無しさん (2013-09-12 14:32:31)
  • FF6はデスではなくブレイクが不遇だ。 -- 名無しさん (2014-04-14 22:01:49)
  • 6以外は結構不遇なんだな -- 名無しさん (2020-02-11 17:15:31)

#comment

*1 デスの対象になったユニットは、「放っといても死ぬ」と判断され攻撃されなくなる。死の宣告でも同様のことが可能。

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コメント

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