登録日:2009/06/07 Sun 23:22:03
更新日:2023/11/20 Mon 11:11:19NEW!
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伝説 腹筋崩壊 tf g1 日常系ロボットアニメ 上級者向けアニメ 群像劇 作画ミス 政宗節炸裂 政宗一成 カオス 驚くべき展開の速さ 後付け設定満載 気にしたら負け 逞しい人間達 パワフル シリアスな笑い 見る抗うつ剤 サイバトロン デストロン コンボイ 私にいい考えがある ロボット ロボットアニメ 変形 完全変形 伝説の始まり 玩具 原点にして頂点 アメリカ 海外アニメ 東映 タカラ タカラトミー 可変機 コント 漫才 東映アニメーション メガトロン アニメ 東映動画 森下孝三 全ての始まり 全てはここから始まった 80年代テレビアニメ 敵も味方も変な奴 愛すべきバカ達 超展開の連続 コメント欄ログ化項目 カオス な作画と内容 元気になるアニメ 番組開始17秒で襲撃成功 デストロンの(腹筋)破壊工作が始まった! 超ハイペース 外道vs悪 ノリが軽い 指定暴力団サイバトロン 不安定と爆発のバーゲンセール さぁ、戦いだ!! 変形ロボ 日常系アニメ
―さて、今日のトランスフォーマーは、アニヲタWikiに存在するこの項目から物語を始めるとしよう―
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」は、トランスフォーマーシリーズのアニメ作品第一弾(の邦題)。
日米合作のテレビ番組であり、日本では1985〜1986年にかけて放映された。
アメリカと日本の両国で大ヒットし、劇場映画化、続編の『トランスフォーマー2010』、『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』、『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』などが制作される、マイケル・ベイの手により実写映画化されるなど後に大きなシリーズを作っていく。
アメリカでは今なお国民的人気を誇り、かつ世界中で愛されているシリーズである。日本ではガンダムなどに押されてはいるものの、変形玩具といえばトランスフォーマー、なファンも多い。
【あらすじ】
はるか昔、トランスフォーマーという超ロボット生命体が住む惑星セイバートロンでは、
平和を愛するサイバトロンと武力による惑星の統治を目指すデストロンの2つの種族が永きに渡り戦争を続けていた。
この戦争の影響で、セイバートロンのエネルギーの枯渇を危惧したサイバトロン司令官コンボイは、新たな資源を求めて宇宙探索を開始。
だが、これがデストロンに知られてしまい破壊大帝メガトロンの追撃を受ける。
宇宙空間で繰り広げられる戦闘。そのとき、双方の宇宙船が「とある惑星」の重力にひかれてしまい、墜落。
そのまま彼らは全員機能停止してしまうのだった。
それから400万年後、火山の衝撃で宇宙船のコンピューターが再起動。
生命再生装置により、トランスフォーマーたちは「その惑星」にあるエネルギーを蓄えた物体の姿を借り、復活を遂げた。
デストロンは「この惑星」の豊富なエネルギーに目をつけ、資源の占有と宇宙支配の野望を抱く。対するサイバトロンはそれを阻止せんと立ち上がった。
時に1985年(日本版での設定)。こうして、サイバトロンとデストロンは「地球」という惑星で戦いを再開することになるのだった。
【特徴】
地球(アメリカ)を舞台に、人間社会からエネルギー資源を強奪しようとするデストロンと、それを阻止しようとするサイバトロンの戦いを描いた各話完結方式のロボットアニメである。
各種ムック本などでは、「自然な変形シーン」や「アメリカらしいユーモアやウィットに富んだ会話のセンス」が取り沙汰されることが多い。
これらは間違ってはいないし、日本のロボットアニメが「ロボットばかり持て囃して人間をオマケ扱いしている」ために当時のアメリカでウケなかったのに、トランスフォーマーは歓迎された要因の1つでもある。
一方の日本は、「機動戦士Ζガンダム」などを筆頭に、難解な内容のロボットアニメが徐々に増えつつあった時代だったので、本作は主に低年齢層の子ども達やライト層の視聴者に歓迎されて幅広く愛された。
が、我々のような好事家にとっては、カオスな展開及び、作画・演出ミスが多いことの方が遥かに重要。
[例]
- 同じキャラが2体いる(例.スタースクリームが二人に)
- その場にいてはおかしいキャラがいる(味方が敵軍の中に混じっているなど)
- キャラの色が突然変わる(例.バンブルが真っ赤に、コンボイが真っ青に)
- 胸のエンブレムが敵軍のものになっている
このアニメは世界規模の作品ということもあって作画を担当したスタジオも多岐にわたり、絵柄や技術力はスタジオによって実に様々。
ディズニー映画みたいな動きの回もあれば、板野サーカスを彷彿させるような回もある。
そして、各キャラクターの言動にも珍妙なものが多く、場面によってはナレーターまで変な発言をすることがあり、作品のカオスぶりに拍車をかけている。
某ニューリーダーとかやたら過激な発言が多い正義の味方とか………
当人たちは真面目に戦っているはずなのだが、作画ミスとカオス脚本、言動の相乗効果で笑いを提供してくれる。
ロボットアニメとしては珍しく基本的にストーリーは1話完結であり、「日常系ロボットアニメ」と呼ばれることもある。
日本版最終回も海外では比較的序盤に放送された回である。
また、回によってはファンタジー成分が色濃く、かつてアトランティスが存在していたり、過去の世界で本物の魔法使いやドラゴンが登場したりしている。
主な要因
- 日本人とアメリカ人の文化の違い(向こうでは日本のヒーローと違い俗っぽさが求められやすい)
- それを翻訳した際のニュアンスの違い(翻訳を担当したのはかの
(迷)名作コマンドーで有名な平田勝茂) - 人間とトランスフォーマーの文化の違い
脚本も、本編開始30秒でいきなりデストロンが襲ってきたり、3話に1回は地球が滅亡の危機を迎えたりと急展開、超展開の連続である。
前述のとおり各話完結方式であるため、どんなに大風呂敷を広げても1話でキッチリ決着が付く(一部例外アリ)。
長寿番組であるが、90年代に入ってからもタカラからLDボックスが発売されている。2000年代に入ってからはCS放送やDVDなどで新たにソフト化されるなど視聴できる手段は増加し、とにかくツッコミどころの多いアニメだったということだけは覚えていた視聴者も、改めてその魅力を再認識できるだろう。
とはいっても、常にバリエーション豊富な題材をシナリオに盛り込み、目まぐるしいまでのハイテンポでアクションや人間ドラマなどを繰り広げていくそのエンターテイメントとしての完成度は半端なものではなく、決してツッコミどころを笑うだけのアニメではないことには留意されたし。
だからこそ、日米両国ともに長らく愛されるシリーズになったともいえる。
【日本語吹き替え版】
日本版は話数を入れ替えて放送されている他、玩具版に合わせて日本語独自の名称を使用している。
コンボイのことを「コンボイ司令官」と呼ぶシーンが多いのは、名前の尺を合わせるため(オプティマス・プライム)と言われている。
また、海外版でミスっていた作画部分等を多少修正したりしているのも特徴。(主に日本で製作したシーン)
吹き替えは先の通り平田勝茂が担当しており、言われてみればコマンドーを彷彿とさせるようなウィットに富んだ台詞内容が多い。
なお後述するが、本作を象徴するナレーションは日本版限定である。
これは日本において間が長いシーンは嫌われるという不文律があったためで、台詞を迂闊に増やせないシーンなどで挿入される。
それがよくわかるのが、ダイノボットがセイバートロン星に行く回における迷ナレーション「そして…!(その後特に大きなことが起こらず終わる)」である。
なおこれは原語版に合わせてのことだが、デストロンや一部のサイバトロン戦士の声にはエフェクトがかけられている。
初期のボコーダー処理がかけられたサウンドウェーブやビブラートが強すぎるインセクトロンなどは印象的だろう。
何かと暴虐感溢れる台詞がネタにされているが、一方でトランスフォーマー達の個性や人間性を高めている側面もある。
よく取り沙汰されるサイバトロン側の暴言もデストロン側のそれも、よく見ればはっきり言ってどんぐりの背比べでどっちも口が悪い。
そもそもアメリカンジョークというのはある意味口が悪くてなんぼである。
さらに彼らは言ってみれば悠久の昔からの腐れ縁であり*1、つまりうんざりするほど相手の顔を見知っている者同士なのである。
また、元はと言えばデストロン側が戦いを仕掛けたのが本作の原因であり、平和を愛するサイバトロンとしてはそれだけ許せない気持ちが強かったことも伺える。
(よくネタにされるコンボイとて、メガトロンの襲撃で恋人を殺されかけ、多くの友人も失っていることが劇中でも示唆されている)
そこを考えれば翻訳担当の平田による過激とも取れる発言の数々はそれぞれの人間味を強調し、馴染み深い存在にしていると言えるだろう。
人気のわりにはあまり当時の証言が語り継がれていない。ただ、まだ若手の域であった速水奨と堀内賢雄は本作を表すキーワードとして「男ばっかりの現場」を上げている。
確かにキャストを見てみるとそのほとんどが男性で、レギュラーTFはみんな男性だったし人間もほぼ男だったことから、現場はほぼ男性だったという証言はまさにそのとおりだろう。
また、政宗一成の証言によると毎回二本撮りであり、出演者が皆エネルギッシュだったうえ作品のテンポも早かったことから、収録後はみんなクタクタになっていたらしい。
ちなみに後のビーストウォーズリターンズもこの証言から見れば由緒正しき二本撮りで、出演者はかなり疲れたと語っている。30分番組の二本撮りがいかにしんどいかがわかるエピソードである。
本作は海外が先行していたため、原音を聞きながら撮るのであるが、毎度複数の出演者がいる中、ヘッドホンのジャッキを奪い合うような状態だったという。
ある時に堀内賢雄が交代のためジャッキを抜くと、どうやらそれがメガトロンを演じていた加藤精三のものだったらしく、しこたま怒られたことがあったとか。
なお、未放送回が2話分存在し、LD版を発売する際に追加収録として95年に吹替版が製作された。
しかし放送からほぼ10年経っていたこともあり、声優は大幅に変更され、先述したデストロン側のサウンドエフェクトが当時と異なるなどかなり雰囲気が違うものになった。
権利関係の問題からか日本版のOP・EDも使えず、その影響で唯一海外版の番組イントロ(OPのこと)やアイキャッチが見られるのもこれらの回である。
ただこういった声優の変更もあって、当時のファンはかなりがっかりとしたそうで、二度と未放送回は見ないと言う者も居たほどである。
一方で、まだまだ無名だった成田剣や平田広明など実力ある人物や、後のトランスフォーマー作品でメインキャラを担当する岡野浩介、後にTFに多く携わる長島雄一(現チョー)など
キャスティング自体は決して悪いわけではない他、続投組である石井敏郎などは埼玉県市議を4期勤め上げた後のギリギリなタイミングでの参加であった。
【ルーツ】
元々は日本の玩具メーカー、タカラが展開していた「ダイアクロン」、「ミクロマン」シリーズを
ロボットに意思を持たせるなどのアレンジをしてアメリカで展開したもの。これがアメリカで大ヒットしたので日本に逆輸入という形を取った。
トランスフォーマーシリーズは基本的にダイアクロン後期主力シリーズ「カーロボット」のものをリデコしていたが、
タカトクトイス、トイコー等タカラ以外の玩具メーカーのものを利用したキャラもいたため、日本では販売されなかったものもある。
例としてはタカトクトイスから発売された『超時空要塞マクロス』のスーパーバルキリーを流用したスカイファイヤー(玩具ではジェットファイヤー)、
『特装騎兵ドルバック』のムゲンキャリバー流用のロードバスター、ホワールがある。(アニメには未登場)
一方でトイコーの『超電子激変ロボ アストロマグナム』を流用したレーザーウェーブはアニメなどがないオリジナルだからか日本でも発売されている。
中にはオメガスプリームのように、数十年の時を経て晴れて日本で発売されたキャラも存在する。
一方、「カーロボット」からのリデコの中にも、ラチェットやアイアンハイドのように玩具とアニメで全く外見の異なるものもおり、
それらは日本では通信販売など限定的な発売のみに留まり、一般発売は2000年代まで待つ事となった。
上記のように日本未発売商品も多いが、和製作品であるザ☆ヘッドマスターズ以降の作品では逆に日本のみで発売された「トレインボットチーム」(日本の電車がモデル)みたいな商品もある。
【登場人物】
―[サイバトロン戦士] Autobots―
デストロンに対抗するために立ち上がった義勇軍で、平和を愛する(笑)戦士達。
一部を除いて民間の乗り物や日用品に変形する。
正義の味方だが物騒な発言が絶えない。特にボディーカラーが赤い奴らに限って何故か一際過激な言動をすることから、ファンに「サイバトロン赤組」とわざわざカテゴライズされる程。
ただし彼らはデストロンに暮らしていた場所を滅茶苦茶にされたり家族や親しいものを傷つけられたり殺されたり洗脳されたりと何らかの恨みを持っている場合が多い*2ので当然ともいえるのだが。
- [[コンボイ>コンボイ(G1)]]
誰もが知っているサイバトロン総司令官。
トレーラートラックに変形する。実は本体は運転席の部分のみであり、コンバットデッキ(荷台の部分)は毎回どこから来るのかは謎でありツッコミ禁止。
(一応「コンボイが変形する際に発信する信号にあわせて基地からワープしてくる」という設定があるが、劇中でそんな描写は一切ない。たぶん後付け)。
「ほぉぉぉぉぉぉ!!」と悲鳴をあげながら崖から転がり落ちたり、
重傷を負って治療中なのにサイバトロンのザル警備をくぐり抜けてきたコンドルに強襲されて爆発したり、捕らわれていたとはいえ合体ロボの構成員に過ぎないビルドロン軍団のグレンに全身バラバラに解体されるなど、体を張ってエンターテイメントを提供する。
でも死なない。かなり頑丈。たまに無茶をやってケガをし、たしなめた部下に逆ギレすることも。
個人レベルでの戦闘力はもちろん指揮能力、特に人事に優れ、失敗フラグとして有名な「私にいい考えがある」は実は立派な成功フラグ。
喋る時に口のマスクがモゴモゴ動くのがチャームポイント。
『ビーストウォーズメタルス』ではメガトロン(千葉トロン)に頭を破壊された。
声優は玄田哲章。偶然か必然か、同じく平田が翻訳を務めたコマンドーにて主役のジョン・メイトリックス大佐を演じている。大佐よろしくデストロン相手に無双を繰り広げる、時もある。
また、玄田は後に実写映画などでもコンボイ司令官(実写では海外準拠でオプティマスプライム)を演じている。
「お前は歳を取りすぎた時代遅れのロボットだ!スクラップが似合うぞ!」
「さぁ、みんな逆襲だ!」
「(ダイノボットたちをしつけた部下に対し)ほぉ…よく調教したな」
「お前達とは戦いたくないが、私も逃げるわけにはいかない!」
- [[マイスター>マイスター(G1)]]
スポーツカーに変形するサイバトロン副官。声がかっこいい。
川に流されたコンボイを右手に仕込まれたワイヤーで引き上げたりなどコンボイを巧みにフォローする。
副官というのは日本語版の設定(海外版では破壊工作スペシャリスト)で、海外版ではプロールが副官(もっとも、これも玩具版の設定であるが)。
「スカイゴッド」でのイケメン発言は必聴モノ。
「私たちは神様ではないがね、もちろん助けてあげるとも!」
- ハウンド
ホログラムによる錯乱を得意とする偵察員。地球の自然に愛着を示している。序盤はスパイクと共に行動を共にしていたが、いつの間にかバンブルにその役目が回っていた。彼のホログラムは本作でのサイバトロンの危機を救うこともあった。
「2010」ではユニクロン戦争を生き延びているにも関わらず登場していないが、「ザ☆ヘッドマスターズ」では登場している。
- [[ホイルジャック>ホイルジャック(G1)]]
関西弁を喋るサイバトロンのマッドサイエンティスト(発明したものは大抵デストロンに悪用されるが)。
また、ラチェットと一緒にサイバトロン戦士の治療・修理も行う。
彼が主導で開発したダイノボットはサイバトロンの戦力として大いに活躍した。
『トランスフォーマー ザ・ムービー』では死体になっていたが(本編では語られていないが、発明品が暴走し、周囲を巻き添えに爆死という設定)、『トランスフォーマーV』にも出てくる。
「みんな下がれ!早く!コンボイ司令官が爆発するー!」
- ラチェット
軍医。ホイルジャックと共に仲間の修理を担当するが、自ら戦線に出向くことも。温厚な性格だが、アイアンハイドの同型ということもあり、時に赤組ほどではないが物騒な発言をすることもあるため、ファンからは「ドS軍医」の名で呼ばれることも。(ただし、これは仲間を思う気持ちからでもある)
自らの腕に自信があるのか、時折自分のことを名医と称することも。
「ケガ人は黙って。発声回路切っちまうぞ?」
「では名医の診断を発表しよう。いいから黙って乗れぃ!」
赤いサイバトロンは血の気が多い、という法則を象徴するかのような存在である物騒な警備員。
速水奨特有の美声で「血祭り」発言で有名なクリフ以上に過激な発言を連発する。コンボイのそばにいる事が多く、肩書きは警備員ではあるもののコンボイの代わりに指揮を取った事もある、
事実上の副官。マイスターの立場って…。
ちなみにDVDボックスの解説書には、前述のマイスターとプロールの副官設定と合わせられているのか、
アイアンハイド・プロール・マイスターが最高幹部と記載されている。
「デストロンめ!よぉし引き摺りおろして細切れにしてやる!」
「えぇい皆どんどんぶっ放せ!今日こそデストロンを屑鉄の山に変えてしまおうぜ!」
- トレイルブレイカー
戦術家。あらゆる攻撃を無効にできる「フォースバリア」を発生させることができる、サイバトロンの守備の要。出番はそこそこ、といった具合だが、サイバトロンがデストロンの策略で太陽に突っ込みそうになった時、フォースバリアを展開してメンバー全員を守るという大活躍を果たした。そういった意味では、リジェと並びサイバトロンでも屈指の実力者だろう。また、「イモビライザー」ではメガトロンが部下を見捨てる旨の発言をした*3直後にイモビライザーの制限時間が切れてその場にいたデストロン全員が川に流されたときには、
とても正義の味方とは思えない邪悪な笑い声をあげてメガトロン達を嘲笑したことから、妙な存在感を放つキャラでもある。アニメと玩具でそれぞれ変形対象が異なる。
「ざまぁみろ!血も涙もないことを言うからバチが当たったんだ!反省しろよ?フハハハハハハ!」
- リジェ
A級のスナイパーでもある諜報員。10分以上、光学迷彩により姿を消すことができる(玩具では6分)出番はさほど多くないが、3話ではなんと一足先にセイバートロン星に帰ろうとしたデストロンの宇宙船を内部から混乱させて墜落させるという凄まじい功績を残した。腕利き諜報員の名は伊達ではない、ということか。単独行動が多い為、クリフに裏切者ではないかと疑われることもあった。
- [[プロール>プロール(G1)]]
戦略家。海外版玩具、イギリス版コミックでは彼が副官だが、あまり強調された事は少ない。ついでに同型のストリークと作画ミスで入れ替わっていたりと何かと不遇。医者のように仲間を修理するラチェットや消防士のように消火活動をするインフェルノと比べて、作中では警察っぽいことはあまりしていない。何故か「ザ・ムービー」で戦死したのにも関わらず「ザ☆ヘッドマスターズ」にも登場している。もしかしたら「V」のホイルジャックと同じ様に別人なのかもしれない
- ストリーク
射撃の名手。コンドルに対抗できる数少ない戦士。
戦闘では合体戦士にも臆せず攻撃を浴びせる勇敢さを持つ。
テックスペックではデストロンに故郷を滅ぼされたという設定で、それを示すかの如く、「嫌いになれないデストロンなんて、絶対にいない(I never met a Decepticon I didn't dislike.)」と、デストロンへの敵意をむき出しにしている。
- サンストリーカー
ポリマー製の頑丈な装甲を誇るランボルの兄弟。電子推進ブースターを備えており、ランボル同様飛行可能。ナルシストで、自分の身体が傷つくことを嫌う。また地球人に対しあまりいい印象を抱いていなかったらしく、地球人に敵と誤解された際には、「人間なんて信用できん」と吐き捨てていた。また、普段から「人間は下等な生命体」と陰口を叩いていたらしい。だが終盤では人間にかなり馴染んでおり、ホイストに対抗すべくワーパスらと共に映画の撮影所に押し掛けたりもした。だがIDWではこの地球人不信設定が...
- ランボル
サンストリーカーの兄弟。兄弟同様背中のジェットパックで飛行可能。
好戦的ではあるものの、赤いサイバトロンにしては大人しめな方。
一度も道に迷ったことがないと主張しているが、その割には道を間違えてスタントロンに襲撃されたり、「インセクトロンの謎」では物事をごり押しで進めるなど、脳筋思考が垣間見える場面も。一瞬だけデストロンの基地にいたことがあるが、その場にサウンドウェーブがいたことから作画ミスだと思われる。
- アラート
サイバトロン基地の警備主任。主にインフェルノと共にいることが多い。気難しい性格からインフェルノとは衝突することも多いがコンビネーションは抜群。
一時的に回路がショートして情緒不安定になり、スタスクに唆されニューリーダー病を発症したことがある。玩具はランボルと同型だが、差別化が図られている。
- インフェルノ
救助員。消防車に変形するのにも関わらず本来の役職とは対照的に好戦的な一面がある。だが火を本能で消すなど消火活動は怠らない。アラートとは意見がぶつかることが多いものの、厚い友情で結ばれている。
「なんて奴だ、大事な装置を壊しやがった!もう我慢できないぞ!捕まえるのが無理なら撃ち殺してやる!」
- [[パーセプター>パーセプター(G1)]]
顕微鏡に変形する科学者。
デストロンに悪用される発明品を作るホイルジャックとは違い、彼の発明は役に立つことが多い。
赤いサイバトロンとしては珍しく温厚で話のわかる人物だが、その代わりなのか叫び声がかなりやかましい。
「わあ゙あ゙あ゙あああ゙ああ゙ああ゙あ!!
ゔぁ゙あッ、あ゙ゔう…!!」
- ブロードキャスト
カセットデッキに変形する通信員。
デストロンのサウンドウェーブとはライバル同士。
『トランスフォーマー ザ・ムービー』以降はカセットロン部隊に対抗してカセットボット部隊を率いるようになる。
- [[トラックス>トラックス(G1)]]
変形するのはスポーツカーだが、翼を展開すれば空も飛べる。
人間との絡みが多い。根はいい奴だがナルシストのケが強く、ロボットモードよりもビークルモードでいることを好む。 元・自動車泥棒のラウルと親交を結んでいる。
- ホイスト
ホイルジャック、ラチェットと同じく修理要員。穏やかな性格で、片岡の演技もあり気さくな雰囲気が強調されている。
「ホイスト ハリウッドへ行く」では、俳優デビューを果たすものの、
終始監督に「モイスト君」と間違えられていた。
「あの…監督さん、モイストじゃなくてホイストですけど」 「どっちでもいい!」
- グラップル
そんなホイストの友人である建築家で、クレーン車に変形する。
建築物の建造・修復が彼の役目で、OVA「スクランブルシティ発動編」ではメトロフレックスシティ建造にも協力している。
とはいえ、本人は自分の技術・アイデアが戦いに利用されるのが不満な模様。
そんな彼が主役の第19話「マスタービルダー」では太陽光をエネルギーに変えるソーラータワーをプレゼンするがデストロンに利用されるのをよしとしないコンボイに却下され、ふとしたきっかけでビルドロンと共に建造するが結局騙されたことを知り落胆した。
それでもホイストの励ましを受け「一時の儚い夢だったが、いい夢だったよ」と、戦いによりスクラップと化したソーラータワーにその模型を捨て、新たなタワー建造を目指すのだった。
- [[スキッズ>スキッズ(G1)]]
サイバトロンの一員...なのだが本作屈指の空気であり、まともなセリフも一つしかない。実は原語版での役職は戦士ではなく戦闘に不向きな理論研究員。恐らく出番が少ないのはそのためだと思われる。だが第34話での「ロボット昆虫殺虫剤だってぇ?」は彼を象徴する迷言だろう。あまりの空気さ故か逆に目立つこともあり、個別項目が存在している。
- [[オメガスプリーム>オメガスプリーム(G1)]]
ロケットと発射台のセットに変形する警備員。
サイバトロン初の巨大戦士で、デバスターのライバル。
かつてはビルドロンと友達だったが、「ロボスマッシャー」という
ロボットの心を悪に染めるマシンの効果で頭脳に異常が生じている。
(オメガスプリーム自身はロボスマッシャーの呪縛から逃れている)
そのためかビルドロンやデストロンのことを憎んでいる。
宇宙船として活用されることが多い為、スペースブリッジなどを持たないサイバトロンには頼もしい戦力。
- [[スカイファイアー>スカイファイアー(トランスフォーマー)]]
大型の戦闘機に変形する。
スタースクリームの科学者時代の友人で、北極で氷漬けになっていたところを彼らに助けられ、デストロンに所属するが、彼らのやり方に嫌気がさし、サイバトロンに鞍替えした。
後述する大人の事情で玩具は日本では未発売なうえにデザインもアニメと玩具で大幅に異なる。かつ日本での放映順が海外版より大幅に遅く、やや矛盾が生じる場面も。
・ミニボット部隊
その名の通り、体の小さいサイバトロンの小部隊。
実は作中でもミニボットと呼ばれたことはなく、あくまで玩具上のカテゴリーだが、ファンからはこの名で呼ばれることが多い。小さい故に小回りが利きやすいという利点がある。
実写版を機に玩具がリメイクされた。また体が小さいといってもアダムスのように他のトランスフォーマーと同サイズの者も居る。
- [[バンブル>バンブル/ゴールドバグ(トランスフォーマー)]]
サイバトロンの癒し担当メンバーその1。ミニボット部隊の代表格。
メンバーの中では弟分のような存在で人間キャラと良く絡み、スパイク、スパークプラグと仲が良い。
結構な毒舌家で、時折赤組よりえげつない発言をすることもある。
「2010」で瀕死の重傷を負うが、後にゴールドバグとして再生している。彼のオモチャは構造が単純だったため他のキャラに比べて値段が安く、非常に好評だった。以降の作品ではコンボイ司令官ともどもトランスフォーマーの顔役になっている。
「やったやった。もう最高だもんね!メガトロンの奴自滅しやがってぇのざまあみろ!これで奴もおしまいですよ!」
「はははは、ジャガー君そこで永遠に冷たくなってな!」
- クリフ
ミニボット部隊の一員。サイバトロン赤組の名の通り血気盛んで、1話で偵察に行こうとしているハウンドの隣で、
「私も行って、デストロンの奴らを2、3人、血祭りにあげてきます!」と発言したのはかなり有名。
だがその短気さが足を引っ張ることもあり、それが原因でハウンドにケガを負わせることもあった。また、リジェの裏切り作戦を誤解したことがあり、誤解が解けた後に、「抓るなり殴るなり覚悟はできてるぜ!」と発言するなど、ツンデレの気質も持ち合わせている。
日本語吹き替え版では一人の声優が多くのキャラの声を当てているが、クリフの演者である喜多川はその代表格とも言える。
- チャージャー
戦闘員。磁力を駆使し、金属を操る事が出来る。「マスカレード」では自身の力でコンボイ達をメナゾールに合体させたように見せかけた。
そこまで出番は多くなく、地味な印象が否めないが、「インカの秘宝」
で発した、「(任務が終わったら)かつてはメガトロンの首だったはずの金属の塊を蹴っ飛ばしてサッカーでもして遊ぼうじゃないの!」はTFでも1,2位を争う屈指の迷言だろう*4。
ゴングとは親友で、コンビを組んで戦っている場面もあった。
- ゴング
攻撃員でありチャージャーの親友。ビークルモードではフロントグリルの部分からドリルを展開でき、それを使って地中を掘り進む事ができる。自称「怪力ゴング様」。
その名の通り、小柄でありながらかなりの怪力。親分肌で、時にガンコな一面も見せる。
パーセプターとは当初彼が科学者という職柄故にあまり戦線に出ないことを「臆病者」として罵っていたが、戦いを通すうちに和解した。
戦線戦績は作中でも良い方で、特に音波ことサウンドウェーブにはやたら強いことから、ファンから「音波キラー」の名を受けている。
一度だけメガトロンから奪った融合カノンを使ったことがあるが、使いこなせず奪い返されてしまった。
「ザ・ムービー」ではあえなく死亡してしまう…
- ドラッグ
火と水が苦手な技術員。物事を悲観的にとらえやすく、それが原因でゴングの怒りを買うこともあった。
コンボイが瀕死の重傷を負った際にも悲観的な様子を見せたが、スパイクの勇気に動かされ、一時的にトランスフォームの号令を取ったこともある。
またコンボイと同じくトラックに変形するため、彼のトレーラーを牽引することもあった。
- ギアーズ
探査員かつ鉱物学者。細かいことにこだわりやすく、そのため愚痴が多い為、「ぼやきのギアーズ」の名で呼ばれている。
一時的にメガトロンの手により胸にあるシークレットセンサースキャン(性格回路)を取り外されて大のお人好しになり、デストロンに協力したこともある。
- パワーグライド
飛行機にトランスフォームする空中戦士。車両に変形するメンバーが中心のサイバトロンにおいて、貴重な航空戦力として活躍する。偵察が主な任務。
彼がメインとなる「令嬢より愛をこめて」では人間の女性であるアストリアに相思相愛のような関係になったが、その後どうなったのかは不明。
『2010』では、アイアコーン基地に残っており、ダイナザウラーからサイバトロンシティを守るために戦い、サイバトロンシティが崩壊したあとはスクランブルシティの警備に当たっている。
演者の鈴置は同作でスタスクを演じており、22話と2010では別の演者が声を担当しているが、「2010」の16話のみスタースクリームとの兼役で鈴置が担当している。
- ビーチコンバー
地質学者。地質学の知識で右に出る者はいないと自負している。
自然を愛しており、動物とも会話ができる。
「ゴールデンラグーンの秘密」でのトランスフォーマーを不死身にする秘泉ゴールデンラグーンを巡る戦いでは、デストロンとの戦いで泉が破壊されてしまった際に、他のメンバーが勝利に喜ぶ中でただ1人「楽園は失われてしまった...」とつぶやくシーンは印象的。
2010でも生存しており、他のミニボットと共にダイナザウラーに立ち向かっていった。
- ワーパス
戦車に変形するミニボットの一員。砲身を触られるのを嫌う。
基本的には陽気な性格だが、赤いサイバトロンらしく血の気が多く、
「ターゲットはコンボイ」では仲間たちが次々と行方不明になる中で、
「そんなのデストロンの仕業に決まってまさぁ!早速奴らの隠れ家を襲いましょうよ!」とコンボイに進言したが、その後チャムリー卿の仕業と知るや否や「こうなったら皆で乗り込んでって、あの爺さんを痛い目に合わせてやりましょうや!」とほかのメンバーにも負けず劣らずの過激な発言を連発している。
また、「マスカレード」では狂ったと言わんばかり笑い声をあげながらスタントロンを砲撃したことがある。
ただし、過激な発言とは裏腹に他の回ではスパイクを気遣う一面もあり、『ホイストハリウッドへ行く』では映画撮影のために撮影所に押しかけたりもした。
2010でも引き続き登場しており、ダイナザウラーとの戦いでは指揮を執っていた。
- シースプレー
海を愛する海上防衛員。海を汚す人間を嘆いてはいるが、人間になりたい願望を持つ。
また、それを星に願うほどロマンチストな一面を持つ。「変身の泉」では人間の姿になる場面も。
「2010」ではブロードサイドと共に海底での調査活動に当たっている。
- アダムス
UFOに変形する。オメガ・スプリームのように仲間たちを乗せて星間輸送することも可能(ただしコンボイは大き過ぎて乗せられない)。
テレトラン1のナビゲートを受けて航空することもできるが、ナビゲートを受けているときはテレトラン1が主導権を握る。
やたらと不憫な立ち回りで、敵に捕まることが多く、「スカイゴッド」ではアストロトレインにポンコツ呼ばわりされたかと思えばナレーションに「ポンコツとは、気を失っているアダムスのことだ!」と追い打ちをかけられたり、
メガトロンに「不細工なずんぐりむっくり野郎」呼ばわりされるなど、色々とかわいそうな奴。なお、UFO型の宇宙船をスキャンしたのか、それとも元のセイバートロンでの姿なのかは不明。
- [[ダイノボット部隊>ダイノボット(G1)]]
ホイルジャックによって人工的に作られた軍団にしてサイバトロンの癒し担当メンバーその2~6。
変形対象は、
リーダーのグリムロック⇒ティラノサウルス
スラージ⇒ブロントサウルス、
スラッグ⇒トリケラトプス
スナール⇒ステゴサウルス、
スワープ⇒プテラノドンに変形。
基本アホの子ばかりであるが、戦闘力は紛れも無く本物で、サイバトロンの危機を幾度と無く救った。
ちなみにグリムロックは続編の『トランスフォーマー2010』で一時的に天才になり、テックボット部隊を作り上げた。
- [[エアーボット部隊>エアーボット]]
セイバートロン星の宇宙船を改造して作られた航空機部隊。
スタントロン部隊のライバル。
変形する機体は以下の通り。
シルバーボルト⇒コンコルド
スカイダイブ⇒F-16A
ファイアーボルト⇒F-4
スリング⇒ハリアー
エアーライダー⇒F-15に変形する。
当初はシルバーボルト以外は地球人に不信感を持ち、デストロンとの戦いにも非協力的だったが、回を進めるごとに考えを改めていく。
5体合体によって合体戦士スペリオンとなる。サイバトロン初の合体戦士にして初のスクランブル合体戦士でもある。
- [[プロテクトボット部隊>プロテクトボット]]
レスキューメカに変形する救助部隊。コンバットロン部隊のライバル。
変形する機体は以下の通り。
ホットスポット⇒消防車
グレイズ⇒救助ヘリコプター
ストリートワイズ⇒ポリスカー
グルーブ⇒白バイ
ファーストエイド⇒救急車
5体合体によって合体戦士ガーディアンになるスクランブル合体戦士である。
- テレトラン1
サイバトロンの作戦をサポートするスーパーコンピュータ。
よくデストロンに破壊されるが、それ以上にサイバトロンに破壊される事のほうが圧倒的に多い。
『警報!警報!凶悪な家政婦軍団がスーパーマーケットを襲っています!連中の狙いはキャベツです!』
―[デストロン軍団] Decepticons―
セイバートロン星の防衛軍が反乱を起こした組織であり、残忍(笑)で暴力的(笑)な悪(笑)の集団。
戦闘機や戦車などの兵器に変形する者が多い。
悪の組織の割にはやけに人間に優しい時がある(特にメガトロン)。
これはアメリカの子供番組特有の暴力描写規制によるものであるが、設定的にもそれなりの理由付けがなされており、
「圧政による平和」を是とするメガトロンは手段こそ暴力的ではあるものの本質的には平和を望んでいるからであると言われている*5。
まあ自然破壊を行ったり、食料をエネルギーに転換した挙句それによる食料枯渇の危機を笑ったり、インセクトロンにピンハネしたりと悪者してる時もないわけではないが。
- [[メガトロン>メガトロン/ガルバトロン(G1)]]
マユゲが特徴的なデストロン慈愛大帝もとい破壊大帝。
破壊しているのは決して視聴者の腹筋ではない。スコープとストック、そしてロングバレルサイレンサーを装備した、ライフルタイプのワルサーP38に変形する。
悪の親玉ではあるが大変心の広いお方で、スタースクリームの裏切りや失態を「この愚か者め!!」と一喝する程度で許す。
演じている声優が加藤精三ということもあって貫禄に満ちた声をしているが、
時折「レーザー蛍」「へなへなレーザー」「不細工なずんぐりむっくり野郎」などといった珍妙な発言をかますことがある。
利害関係が一致すればコンボイと共闘することもあるが、何故かそのときがいちばん楽しそうなのは内緒だ。
「この愚か者めが!」(←MEGA☆と書くと通っぽい)
「まったくこのスタースクリームめ!」
- [[スタースクリーム>スタースクリーム(G1)]]
デストロンナンバー2(笑)の航空参謀。F15戦闘機に変形。
ジェットロン部隊の隊長も勤めるが、部下達には上官と思われていない。というかスタスク自体も上官という態度で接していないため単なる同僚のチームリーダー、といった感じかもしれない。
野心家で隙あらばデストロンのニューリーダーになろうとしているが失敗ばかり。メガトロンとのやり取りはもはやコント。
一応ナンバー2を任されるほどの戦闘力を持ち、かつ指示待ち人間の多いデストロンで最も自発的に動けるが、当のメガトロンが指示待ち人間を理想の部下と思っているので・・・
お仕置きとして南の島に流された時に島に埋まっていた戦闘機や戦車を発掘してコンバットロン部隊を産み出したり、元科学者ということもあり技術力は高い。
意外と女性人気が高い。実際顔も声も結構イケメンだし。
「今日から俺がデストロンのニューリーダーだ!」
「お許し下さいメガトロン様ぁ!!」
【[[ジェットロン>ジェットロン]]】
- [[スカイワープ>スカイワープ(G1)]]
ジェットロン部隊の一員。小さい者や飛べない者を馬鹿にする傾向にあるらしい。
ワープ能力を持っている何気に凄い奴だが、命令されないと何もできない指示待ち野郎。
- [[サンダークラッカー>サンダークラッカー(G1)]]
ジェットロン部隊の一員。
ほかの二人と違い、性格にも能力にも特筆すべきところがなく空気気味。
- ラムジェット
- ダージ
- スラスト
それぞれ18話から登場する新ジェットロンのメンバー。
詳細はジェットロンの項目を参照。
【カセットロン】
- [[サウンドウェーブ>サウンドウェーブ(G1)]]
警備がザルなサイバトロン基地の諜報活動を中心に活躍する情報参謀。
声にエフェクトがかかっているので分かりづらいが、声優はナレーターと同じ人。
サイバトロンのブロードキャスト曰く、「サウンドシステムの面汚し」だそうだが「クチダケノ イカレサウンドガ!」と言い返した。
ポータブルカセットプレーヤー(よくウォークマンと間違えられるが、録音機能と内臓スピーカーを装備しているためカセットプレーヤーである)で在るに変形し、胸にカセットロン(カセットテープの形をしたトランスフォーマー)のジャガー、コンドル、フレンジー、ランブル、バズソーを収納する。
「○○、イジェークト」と声真似した人は多いはず。
セイバートロン星にいた頃は独特なデザインの街灯に変形していた。
「オカシイ、彼女ノ頭脳ノ中ハ空ッポダ!」
「○○、イジェークト」
- フレンジー
カセットから人型に変形するカセットロン。カセットロンの中では結構独立行動をしている。
両手のハンマーアームで地震を起こすのが得意。
ランブルという色違いの仲間がいる。
「さぁどんどんやろうぜ!エェェネルギイィィダアァァァ!」
- [[ジャガー>ジャガー(トランスフォーマー)]]
カセットからジャガーに変形するカセットロン。
対人戦闘中心だが、スパイクによく負ける。
さすがに本物のピューマには勝てたが。
- [[コンドル>コンドル(トランスフォーマー)]]
空を飛べる鳥型のカセットロン。
メガトロン様に脅されてサイバトロン基地に潜入し、治療を受けていたコンボイをレーザーで攻撃し、
あと一歩のところまで追い詰めるという成果を挙げた。
これ以外にも活躍するシーンが妙に多く、彼を最強のデストロン兵士に推す声も多い。バズソーという色違いの仲間がいる。
- リフレクター
カメラに変形する小型のデストロン戦士。それぞれスペクトロ、ビューファインダー、スパイグラスという名前があるが、本作では一括してリフレクターと呼ばれている。
- [[レーザーウェーブ>レーザーウェーブ(G1)]]
爆乳参謀もとい防衛参謀。
1万年と399万年前からメガトロン様を想ってきた忠臣。メガトロン様理想の部下。ブルーティカスがセイバートロン星に侵攻してきたときの態度は完全に正義の味方。
レーザーガンに変形する。
マーベルコミックではメガトロンに取って代わろうと企む策謀家になっている。
「そうはさせん!セイバートロン星を敵から守るのが私の役目だ!」
- [[ビルドロン部隊>ビルドロン(G1)]]
建設と破壊のスペシャリスト部隊。
変形対象は以下の通り。
スクラッパー⇒ショベルドーザー
ロングハウル⇒ダンプトラック
グレン⇒クレーン車
ミックスマスター⇒ミキサー車
スカベンジャー⇒ショベルカー
ボーンクラッシャー⇒ブルドーザー
6体合体によって巨人兵デバスターとなることができ、知能が下がる代わりにパワーは驚異的にアップする。
- トリプルチェンジャー部隊
ロボット、地上メカ、空中メカの3種類に変形する2人組。
変形対象は、
ブリッツウィング⇒戦車/戦闘機
アストロトレイン⇒蒸気機関車/スペースシャトルに変形。
『トランスフォーマー2010』でオクトーンが加わって3人になり、さらにサイバトロンにもトリプルチェンジャーが3人加わった事で、
区別のためにサイバトロン側はトリプルボット、デストロン側はトリプルトロンと改名された。
この話を始めとして、何かと裏切りに縁のある連中でもある。
「(ブリッツウィングがチャムリーの仕掛けた罠に捕まって)待ってろ、あの老いぼれに頼んでくる!」
「よぉし、俺の言うとおり繰り返せ!われらはアストロトレイン帝国の兵士です!われらはアストロトレイン帝国のためにエネルギーを運ぶことを誓います!」
- [[インセクトロン部隊>インセクトロン(G1)]]
昆虫に変形する独立部隊。メガトロンに忠誠を誓っているわけではなく、利害の一致でメガトロンに協力する。
サイバトロンとデストロンが覚醒するよりもはるか以前に地球に来た。
変形する対象は以下の通り。
キックバック⇒バッタ
ボンブシェル⇒カブトムシ
シャープネル⇒クワガタ
雑食で、エネルギーを大量に吸収して巨大化したり、クローンを生成できる。
- [[スタントロン部隊>スタントロン]]
フレンジーが強奪した自動車を改造して作られた地上部隊。性能テストの際にフレンジーがその様子をスタントに例えた事から名付けられた。
変形する対象は以下の通り。
モーターマスター⇒トレーラー
ブレークダウン⇒カウンタック
ドラッグストライプ⇒レーシングカー
ワイルドライダー⇒フェラーリ
デッドエンド⇒ポルシェ
5体合体によって合体兵士メナゾールとなるスクランブル合体兵士である。
自動車に変形するが故に、地球人からサイバトロンと間違えられる事もある。絶好のチャンスともいえるが、彼らが利用することはなく、というか気づいてすらなくむしろサイバトロンが利用している。
- [[コンバットロン部隊>コンバットロン]]
前述の通り、スタースクリームが反逆者のパーソナルコンポーネント*6を用いて軍用機から作り出した軍事部隊。
変形対象は、
オンスロート⇒ミサイルトレーラー
ブレストオフ⇒スペースシャトル
ボルダー⇒軍用ヘリ
ブロウル⇒戦車
スィンドル⇒ジープ
なおブレストオフは自分の姿が気に入らなかったのか、「こんな不細工な姿を人前に晒せるか!」と言い放っていた。5体合体によって合体兵士ブルーティカスとなるスクランブル合体兵士である。
ブルーティカスはデバスターを負かす実力を誇るが、メナゾールの奇襲には一撃で倒されている。
―[地球人]―
呼んで字のごとく地球人。
尋常じゃなく勇猛かつ頑強な善人か、尋常じゃなく狂った悪人かのほぼ2択。
- スパイク・ウィトウィッキー
サイバトロンに協力する人間の少年。強さはカセットロンのジャガー以上コンドル以下。
コンボイが流される程の激流の中を普通に泳げる程度の能力を持つ。
- スパークプラグ・ウィトウィッキー
スパイクの親父。スパイクと一緒にサイバトロンをサポート。
初登場時は息子と共に油田で働いていたがその後は働いてる描写が一切ない。
一応サイバトロン基地でメカニックの手伝いをやってはいるが、給料が出てるとも思えないのでたぶん無職。
その超人っぷりは息子に負けておらず、トランスフォーマーの回路がショートする程の電気エネルギーの塊を素手で掴める程度の能力を持つ。
- カーリー
サイバトロンの大ファンだという少女。スパイクほどではないが出番も活躍もそこそこ多い。
劇場版ではスパイクと結婚して息子のダニエルを授かっている。
- チップ
下半身不随の天才青年。テレトラン1をサイバトロン以上に使いこなす。
フロッピーディスクを素手で破く、傾斜45度はある坂を転倒もせずに車椅子で走破するなど身体能力もすさまじい。
本作以降登場しなくなるが、「ザ☆ヘッドマスターズ」では登場が検討されていたらしい。
彼がジャガーに襲撃される場面は本作でも屈指の迷シーン。
「遅かったね!もうディスクは破いたところさ!」⇒「アーッ助けてぇぇ!!」
- ドクター・アーカビル
デストロンと結託して世界を征服しようとたくらんだマッドサイエンティスト。
日本では大人の事情で初登場回の放送が終盤に入れられたため、序盤でサイボーグなのに終盤では生身という矛盾が生じている。
- ラウル
下町に暮らす青年。
自動車泥棒だったが、トラックスと出会い親友となったことで更生し、サイバトロンの勝利に貢献した。
- ショーン・バーガー
セントラルシティという町の実業家。
持ち前の野心の強さをメガトロンに利用されて地球征服計画に手を貸してしまい、市民たちの反感を買う。
彼がなじられているシーンでは、「そんなバーガーな!」という駄洒落じみた空耳を聞くことができる。
- チャムリー卿
ハンティングが生きがいのオッサン。執事のディンスモアとともに軍用機や航空母艦などを盗みまくっていた。コンボイも自身のコレクションに加えたいとバンブル、マイスターをはじめ多くのサイバトロン戦士を誘拐しコンボイをおびき寄せるも、それがコンボイの怒りを買うことになり...
コンボイを本気で怒らせたらどうなるか身を以って教えてくれた本作屈指の悪党...もとい尊い(?)犠牲者である。それでも傷つけないのは徹底している。
―[ナレーション]―
日本版トランスフォーマーを語る上で欠かせない存在。「さぁ、戦いの始まりだ!」などちょくちょくツッコミを入れてくる。
また、ことあるごとに「だが!」や「そして!」などと言うなど、ナレーションというよりは小説の地の文に近い言い回しが特徴。
声を担当したのは『宇宙刑事ギャバン』や『仮面ライダーBLACK RX』でおなじみ政宗一成。
先の通り海外版には原則ない。
「さぁ、戦いの始まりだ!」→3秒で決着
「名付けてこれ、タクシー破壊軍団と呼ぶ!」
「○○と○○の戦い。とくとご覧頂こう」
「そして!」(ただ歩いてるだけの何の変哲も無いシーンで突然これだけ言う)
「(デストロンがサイバトロンに勝てないのは)リーダーの無力ゆえか!?」
「ゲームセンターだっ!」(「K゛ームアーK-ド」と書かれた看板を指して)
コンボイ「ようし、サイバトロン戦士!アターック!」
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*2 職場をメガトロンに襲われて恋人もろとも瀕死の重傷を負わされたコンボイ、友人だったビルドロンを洗脳されたうえ自身も感情を消されてしまったオメガスプリームなど
*3 ただしその対象はスタスク
*4 ただし、メガトロンもガルバトロンに強化されてからは、「殺してやるウルトラマグナス!貴様の首を引っこ抜いてサッカーボールにしてくれるわ!」と物騒なセリフを吐いている。
*5 一方、サイバトロンは自由を至上の価値観にしている
*6 人間で言うところの脳のようなもの。当時はまだスパークの設定は無かった
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