翻訳/Level_84

生存難易度:クラス 3

》安全でない

》不安定である

》エンティティとの遭遇可能性は低い

Level 84:"Homogenous Skyline(均質なビル群)"

Level 84の建物の写真。

Level 84は、The Backroomsの84番目の階層である。

概要

Level 84の無限とも錯覚するような空間には、乱立する建物が一緒くたに詰め込まれた様な融合で構成されており人が歩けるようなスペースをほとんど、あるいはまったく残していない。主に20階建ての建物と新古典主義の住宅で構成されており、建物はフラクタル的グループで分かれているようで鳥瞰図から簡単に見ることができる。前述した2種類の構造以外の建造物は見受けられず、これらのフラクタル間に奇っ怪でユニークな接続が形成されLevel 84の壊れた有り様が形成されている。

Backrooms全体でよく見られるようにLevel 84の直線的な空間は、Frontroomsで見られるものとは大きく異なる。なおレベル内の特定の部分では、建物が非ユークリッド幾何学的な空間で接続された箇所が広がっている。レベル内空間は不安定で、その領域がランダムに変更される可能性がある。これによりナビゲーションデバイスによる通信がほぼ不可能になり、レベルが迷路のようなエリアに変わる。これらの過程によって移動できないレベル上の構造物は1つだけ。高さ32kmの火山であり、内部には5,600万立方km以上の物質が詰まっている。報告によるとレベルが発見されてから噴火したことは示されているものの、実際にそれが破壊を齎した可能性は確認されていない。火山は活動しているが、噴火するかどうかは完全にランダムに決定される。

レベル内に存在するほとんどの建物は良く整備されているように見えるが、構造はわずかに損傷している。そして対照的にほとんどの構造物は施錠されているか、明らかな入り口がない。まだ記録されてはないが、いくつか地下室への入り口が含まれている。建物内の部屋は異なる建物で似たような内装をしているが、家具は異なる。

エンティティは通常、Level 84では非常に稀である。見つかる可能性が高いのはフェイスリングである。またハウンドとデスモスの目撃例が報告されているが、あまり多くはない。

コロニーや前哨基地は報告されていないが、その存在可能性は完全に否定されていない。

入口

• Level 11で建物が通常よりも近くにある街の一部を見つけると、ここに辿り着く。

出口

• 他の建物よりも少し明るい建物に入るとLevel 188につながる。
• 何処かの建物の、古い家具のあるベージュ色の部屋はLevel 231につながる。
• 真っ白で少し半透明な建物に入るとLevel 85に移動する。
• 他よりも恐ろしいエリアを見つけるとLevel 796につながる。

> 間奏 - 太陽は再び昇る

間奏

太陽は再び昇る。今回は、かなり不安な風景。Level 84では放浪者の眼前に破滅的な未来が存在し、二酸化炭素はこの地域の建物を通して急速に拡散していく。あくまで最初の事件は警告として十分ではなく、火山に近い建物が一部の避難所として機能していたのだった。

しばらくして、最初の雲が形成され始めた。地平線はかすんでいた。レベルはすぐに廃墟と化した。間もなくマグマも流れ始め、知られているLevel 84 の終わりの始まりを確立した。もちろんマグマだけではレベルを破壊するのに十分ではないが、荒れ果てさせるには事足り過ぎた。

圧力が高まり続け、街の未来は秒刻みで悪化し始めていた。数時間後、最初の破片がレベルを滑り始め着弾した場所を破壊した。最も極端なもののいくつかは、そこにあった家よりも大きかった。より大きな建物にぶつかるとそれらの多くが倒壊し、ドミノのように薙ぎ倒されていった。

ガスはすぐに Level 84 全体に分散した。 大気中のCO2の濃度レベルは20%を超えていると思われ、これは人を殺すのには十分だ。鋭い影が辺り一面にある。地表に安全なシェルターはない。放浪者の大半は探してないが、唯一の脱出口は何年もの間存在していた。

Level 84はThe Backroomsの84番目の階層である。

生存難易度:クラス 4

》安全でない

》不安定である

》エンティティとの遭遇可能性は高い

Level 84のイメージ。

概要

Level 84は地上で破滅的な出来事が起こった後の様だ。火山が噴火した後、レベルの上を飛来した嘘の様な異様な量の破片によって建物の大部分が破壊された。二酸化炭素レベルと大気の高温により現在の地上は居住不能となり、"均一なスカイライン"の既知の特性の下にシェルターが1つだけ残っている。

拡大し続ける地下壕はLevel 84に存在する都市の下に隠れており、地域の外部に点在する複数の建物からアクセスできる。シェルターはプール、レストラン、理髪店、店舗など、郊外にある一般的な建物機能を備えている。冷たい白い光が通常の昼夜サイクルに取って代わっている。しかしそれらは常に灯っている。それとは対照的に、「家には概日リズムを調整するためのオンオフのセットシステムがあり、レベルの不明な仕組みによって事前に設計されているようだ。バンカーへの入り口は、岩またはシェルターの自動化された組織によって閉鎖されている。

レベルの機能のほとんどは構造物の間に見られる草、ほとんどの建物を構築するために作られた岩、装飾として機能する植物など、床と壁が常に綺麗であるよう何処か人工的に保たれている。レベル全体で一般的に人員が不足しているにもかかわらず、様々な種類の食料が一定の周期で補充される。またレベルの外部パーツはどれもバンカーに露出していない。

エンティティ

Level 84には3つの主要な実体が生息している。フェイスリングとクランプが固有の実体とともに存在することを確認している。

影の人

影の人は、このレベル固有のエンティティである。それらは物理的な形がなく、代わりに人または実体の存在構成物らしき黒い塊によって表される。周辺機器と同様のように見えるが、すべての視野領域で見える点が異なる。影はいくつかの建物に入ったり、バンカーのそばを歩いたり、家を掃除したりするなど、普通に活動をしているのが見かけられる。周囲を認識していないようであり、多くの場合壁や床に外れ落ちることがないように見える。彼らはいかなる方法でも他の存在と交流することができない。

コロニー又は前哨基地

Level 84を通じて約10人のグループが多数報告されているが、正式なコロニーまたは前哨基地として完全に確認されるほど詳細に記録されたものはない。

入口

• Level 30にあるプールのいずれかの流出口に入ると、このレベルに到達する。

出口

• シェルター内の一部の施設ではLevel 105まで移動できる。
• レベル内の任意の場所で外れ落ちるとLevel 85に移動できる。

これは本当に、あなたがいつも夢見てきた人生？
日常は、それが明らかにされたすべての方法を助けている
何年も何年も彷徨い、運命づけられ消費されるだけ
偽りの現実がある。傷は癒えない
映画終盤のような死のあるグループ
負荷は痛い、本当に楽しくもない
憂鬱な日々はもう少しも輝くことはない
破片が浮かぶ水面
シェルターに閉じ込められている
それは望んだこと？

— ダズモンド・デュミール

この記事はOGominho様が作成したLevel 84を狩人の少女が翻訳したものです。

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