翻訳/Level_826

生存難易度:クラス 死の領域

》環境的危険が存在する。

》滞在自体が極めて困難。

》出口が不安定である。

Level 826:"Sea of Bones"(骨の海)

骨の海。

Level 826は、The Backroomsの826番目の階層である。Level 826は寝ている最中に予期せず入り込むことがあるレベルだ。

概要

Level 826は、おおよそ果てしない骨の海だ。これらの骨の殆どは人間の骨のようだが、未知のエンティティ由来と思われる頭蓋骨や骨の目撃報告もいくつかある。骨が地面から突き出ていることが多く、つまずいたり足首をひねったりし易いためレベルを歩くときは注意せねばならない。

Level 826の空は星や雲がなく、完全に真っ暗い。それにもかかわらず骨の海は光源不明の白く淡い輝きによって明るく照らされている。レベルは非常に高温多湿で、放浪者の中には熱中症で失神したり死亡したりする人もいるようだ。レベル内にいると分解と劣化が加速するため、放浪者が持ってきた食べ物はすぐに腐敗し、レベルで死んだ放浪者は数日で骨と化す。1週間以上滞在していると生きている放浪者すら細胞の死が再生を上回るため分解の影響を受け始める。

手。

レベル内で唯一目立つものは、底のない大穴と穴の中心部に聳える石造りの巨大な手の像だ。手は穴に聳える石の柱に手首から上を模した形で取り付けられている。穴がどこにつながるのか、あるいは落ちた人がどうなるかは不明。

基地、前哨基地、コミュニティ

レベルの環境と入口が不安定なため、コミュニティや前哨基地を確立することはできない。

出入口

• Level 826に意図して入る方法は知られていない。放浪者の報告いわく、入り込むこと自体滅多にないそうだ。
  • レベルに入り込んだ時点で身体と所有物は物理的に6-8時間移動し、その後、放浪者は彼らが寝ていた場所に戻る。ただしLevel 826での時間はそれよりも遥かに長くなる。いわく数日、さらには数週間過ごしたとの報告もある程だ。身体ごと移動しているため受けた傷は戻ってもそのままだし、Level 826から持ち帰ったものもそのままである。

奈落の底へと落ちていくにつれ、不協和的に響く声が耳を叩く。

彼らがあなたに向かって呼びかけている。

あなたが忘れてしまったこと。

あなたが残したもの。

遠い世界。

そこから離れてと。

彼らの中でも際立っているのは少しだろう。

より明確になる。

これらはあなたが決して忘れないもの。

嘆くのをやめないで。

ここは止まったままだ。

あなたは彼らが救いを懇願しているのを見た。

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ここは地獄？

それとも天国？

そのうちわかるだろうけど、今のところ、あなたはただの訪問者でしかない。

魂の海から浮かび上がる一つの姿。

それは他のものとは違う。

他は以前の自分のカケラにすぎないけど、これはそうじゃない。

癒す人。

それは無い目であなたを見て、あなたが理解できない方法で動く。

声は自由になるのに苦労している。

しかし、彼らは戻ることができない。

これが彼らの結論。

しかし、終わりはない。

人影があなたに近づく。

魂に染み込んでいく。

導く。

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あなたは声に呼びかけようとするけど、彼らにはあなたの声は聞こえない。

あなたは彼らと一緒にいるから。

起きて。

この記事はLevel 826(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 826(wikidot)はCutTheBirch様が作成したものです。

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