左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
生存難易度:クラス 5
»⠀安全でない。
»⠀不安定である。
»⠀エンティティは蔓延している。
知らせ
この知らせはあなた方の安全のためにここに記録されています。Level 73を探しに行かないでください。私たちを助けに来ないでください。自分たちでなんとかしてみせます。
今提出した記事は銀の城内部で作成されたものです。Level 73をできる限り正確に説明するため措置を講じました。
ここは安全です。
私たちはここで愛されています。
いつか向こうで会いましょう。その時、彼も一緒に連れて行きますから。どうか....
____"コーランの子供たち"より
Level 73:"The Redlands"(赤い島)
銀の城から見た外の光景。
Level 73は、The Backroomsの73番目の階層である。レベル全体に広がる真紅に染まった地面のため、一般に「赤い島」としても知られている。
概要
Level 73の現在アクセス可能な部分は中規模の島1つのみであり、他から外れ落ちて来た全ての放浪者がまずはここに辿り着く。島の周囲には未踏の海があり未確認の水生生物が存在するため、入るのは非常に危険だ。現在のところ、他の陸地は発見されていない。
Level 73は異様なまでに壊滅的な量のエンティティが存在するため、生き残るのが非常に難しいレベルである。島の最も高い地にある銀の城を除けば、敵対的な存在がいない場所はない。このレベルのエンティティの存在密度は35平方フィート(3.3平方m)あたり1体と推定されている。レベル内で遭遇するエンティティはウィンドウズ、スマイラー、オスとメスのデスモス、クランプ、ダラー、ハウンド、スキンスティーラー、デスラット、迷彩クローラーなどがある。これらは全て非常に敵対的であるだけでなく大規模なグループで行動しており、最も近い位置にいる人間を狙い死ぬまで容赦なく狩り殺しにくる。このレベルで人間が生き残る唯一の方法は、コーランの保護下にある銀の城に向かうことだ。
銀の城の外に広がる黒い野原の現存する唯一の写真。他の人も撮影したが、その内容は人間が見るにはあまりにも衝撃的過ぎると見なされ消去された。
Level 73はほぼ永久に暗闇の状態にあり、昼夜のサイクルはない。代わりに満月はその位置から決して動かず、汚らしい黒赤色の地面を絶えず照らしている。月は窒息する様な厚く黒い雲によって遮られることがあり、レベル全体を暗闇に陥れる。どんなに暗くても人工光源を使用しないこと。銀の城のドアに辿り着くまでは絶対に。見るに耐えない光景が広がっているだろうから。
Level 73に外れ落ちると殆どの場合、銀の城が近くにあることに気付くだろう。城に向かってまっすぐ走れ、決して周りを見るな、絶対に立ち止まるな、スピードを落とすな。エンティティの大群に襲われずにドアに辿り着いたなら、ドアをできるだけ大きな音で叩くことだ。そうすれば安全。
銀の城銀の城内の通路の一つ。
銀の城内の別の廊下。
銀の城はLevel 73で唯一知られている建物である。誰が建設したかは不明。広々としたゴシック様式の建物で、家具と照明が完備されており、城の周りには高くて薄い石壁があり、入り口の前に独特のゲートハウスがある。門舎から出入り口へは石の小道があるため、足裏の感覚を頼りに入り口を探すことだ。銀の城の外壁とドアは通り抜けようとするダラーを含め、外部から全く侵入できず無敵のようだ。銀の城は黒地に雄羊の角のある銀のハートを描いた、壁に下がっているバナーにちなんで名付けられた。銀の城内に微弱ながらもWi-Fiがあることが最近発見されたため、このレベルから誰も脱出できてはないが、この記事をLevel 73内から書くことができている。
銀の城の内部は手入れが行き届いており、豪華な装飾が施されている。メインホール、ダイニングホール、2つの大きなベッドを備えた6つのゲストベッドルームと、コーランが使っているマスターベッドルームがある。銀の城は3階建てで、屋根裏部屋が城の最上階のバルコニーに向かって開いている。コーランは屋根裏部屋を立ち入り禁止にした。各階に2つのゲスト用ベッドルームがあり、建物の両側にも1つずつある。またマスターベッドルームは3階にある。ダイニングホール内には大きな暖炉があり、城の他の内部に熱を供給している。ちなみに燃料はハウンドなどの一部のエンティティの肉である。また銀の城内では飲料水の入ったグラスと各人用の食事は、一定の間隔でグランドマホガニーのテーブルの銀器に何回でも出現する。2つのバスルームには入浴と洗濯に使われる温水が無限に補充される大きな樽が置かれている。The Frontroomsに似た数多くの場所の絵があるが、Level 73の外につながるものはない。銀の城のすべての窓は赤いベルベットのカーテンで遮られており、さらにその後ろの窓は完全に木の板で覆われている。コーランはこれはウィンドウズを追い払うためであると述べている。そして決して外を見ないことだ。絶対に。
コロニー又は前哨基地
コーランの子供たち- Level 73に外れ落ちてきて且つ生き残り、銀の城に辿り着いた人は誰でもコーランの子供たちの一員と見なされる。現在、ちょうど37人。ここには私たち以外誰もいない。
入口
出口
- Level 73から出る方法は見つかっていない。見つけ次第即座に、全員で脱出するつもりだ。
"コーラン"
コーランの姿の、アーティストによる再現
Level 73には、固有のエンティティが存在する。この実体は男性であり、自身をコーランと称している。彼は他のエンティティに対しては非常に攻撃的だが、人間に対しては一切攻撃しない。彼はLevel 73で生き残った他の全ての人々と一緒に銀の城に住んでおり、彼は人々を自分の子供と呼んでいる。
コーランは人々に対して過度なまでに気を遣う。彼は、自分の子供たち全員が適切に食事を与えられ、快適に生活できるようにする。多くの場合は彼は銀の城の外で、城を絶えず襲おうとするエンティティの大群を虐殺している。コーランはこのレベル内では群を抜いて最強だ。彼の外見は中年男性のように見え非常に筋肉質であり、身長は7フィート9インチある。黒髪を後ろになでつけ、頭の上部からは2つの角のような突起が突き出ている。普通の人腕はなく巨大な黒いスパイクガントレットを嵌め込んだ巨大な金色の鎖をその代わりにしているようだ。コーランには3つの心臓があり、少なくとも1つが機能している限りはほぼ全ての負傷を完璧に再生する。心臓のうち2つはガントレットの内側にあり、3番目は彼の体の殆どを覆う黒い外骨格の後ろ、胸部に幾分か露出したままになっている。
彼の再生能力には例外が1つある。コーランには顔全体に大きな傷跡があり、眼窩から目をえぐり出されている故に彼は目が全く見えない。彼曰くこのレベルで別の固有エンティティであるグレートハウンドと戦い、殺害したことでこの怪我を負ったらしい。彼によると「反抗として」常に首の周りのネックレスに自分の2つの目を付けている。 .
コーランを恐れないでください。彼は私たちが生きている唯一の理由なのです。彼は、子供たちである我々に害を及ぼすものをこの世界から一掃することを主に使命としている。このレベルに存在する全ての実体を根絶し、危険のない世界で自由に生きられるようにすることを目指している。それが不可能なら、我々が閉じ込められているこの地獄の出口を見つけることが彼の目標になっているのだ。
M.E.G.公式の音声ログ転写
以下のログは、見やすいように転記したもの。収録日:不明記録者:レイチェル A,M.E.G.工作員[シャッフルの雑音]レイチェル A:OK、コーラン！起動したよ。[コーランの咳]コーラン:それで、私は何をするべきなんだ? ただ…話したら良いのか？ウィンストンM.E.G工作員:ええ、ええ。ただ話せば、あなたの言うことが基地の友人に伝わります。彼らは私たちがどこに行ったのか知りたがっているんです。コーラン:うーん…Level A:ハイマはおそらく私のことを心配しているんだろうなぁ...。ルーカス・W M.E.G工作員: 心配する必要はないと彼らに伝えてください。コーラン:ああっと…こんにちは。私はコーランという。今これを記録しているのは、グルームで失われた全ての人々、過去に遠征で姿を消した…3人だったか？…彼らは死んでない。私と一緒にここにいる。[コーランがまた咳をする]コーラン:ああ、まだ回復しきれてないな…ウィンストン:時間を取ってくれ。ここに。[コーランはウィンストンが持ってきたコップ一杯の水を一口飲む][コーラン、咳払い]コーラン:私は彼らをここ、この城で保護している。この場所はあなたの民を殺そうとする化け物どもで完全に埋め尽くされているが、ここでは安全だ。彼らは、この場所を説明する文書をあなたに送るらしい。情報が少なくて申し訳ないが、この城以外は見られたくない。ここにあるものは誰にも見せられない。どうか理解してもらえると嬉しい。[コーランの沈黙]コーラン:彼らは何か言ってくるだろうか?ルーカス W:俺はそれの代わりに、メッセージの返信が帰ってくるのを願っています。[コーランは沈黙する]コーラン:グルームへの遠征は中止して欲しい。我々を救うためにこれ以上人を送ろうとしないでくれ。一緒に閉じ込められるだけでしかない。私は長い間ここにいて、あなた方が来る前から出口を探していた。脱出口を見つけなければ…だが私たち自身でやる。[コーランは再び沈黙する]ウィンストン:送信は終わりで良いですか?コーラン:私は…いいえ。私は全てを言った。[レイチェルが記録装置に向かって移動する]レイチェル A:わかった。録音を停止するよ。[コーランが鋭く息を吐く]コーラン:私は…転写終わりこの記事はLevel 73(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 73(wikidot)はのKitty Rika様が作成したものです。
特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。