翻訳/Level_666_(2)

ページ名:翻訳/Level_666_(2)
生存難易度:クラス 未定
»⠀不思議な性質を持つ。
»⠀情報がない。
»⠀未記録のエンティティがいる可能性がある。

Level 666:"Welcome To Hell"(地獄へようこそ)

Level 666を示す「地獄へようこそ」の文字が書かれた普遍的な小屋。

Level 666は、The Backroomsの666番目の階層である。2016年6月16日、1人の放浪者がBackrooms内で奇妙な看板の写真を撮り、行方不明になりおそらく死亡したときに発見された。

Level 666は入り口の標識に「地獄」と書かれている。誰が入ったとしてもレベルの中身は悲惨なものになると言われており、多くの人がその中で行方を眩ませている。レベル内容の種類は体現形と呼ばれる。Level 666は生存難易度"?"と説明されているが、これは入る人に合わせてレベルが姿を変えるからだ。実際のところこのレベルは通常、足を踏み入れた人にとっては生存難易度4または5に該当する。

目次

概要

Level 666は1つの表現では説明できないし断言もできない。此処に足を踏み入れる全ての放浪者は異なる経験をするからである。このため2人が同じ体現形に存在することはできず、他人の体現形に交差したりもしない。全てにおいて唯一共通しているのは、放浪者が最も流暢に話せる言語で「地獄へようこそ」と書かれた何故か良く周囲に調和している標識の存在である。放浪者の周囲の光や感覚に関係なく、この標識は認識できる。放浪者が読み書きできない場合、看板は常に最も流暢に話せる言語で発音してくれる。書き言葉も話し言葉も何も知らないなら、視覚的なサインが表示される。

Level 666は一貫して放浪者の恐怖、弱み、および不安を突く様に最適な形に調整される。その個人がこれらの恐怖を意識しているかどうかはレベルの形成に関係ない。ゆえに考えられる組み合わせは理論的に無限である。万一何らかの理由で意識的または潜在意識的にも恐怖の概念のない放浪者の場合はこのレベルに入ること自体ができない。恐怖の組み合わせが複数人の異なる放浪者で同じであっても、レベルはそれぞれ異なる方法で生成される。同時に存在できる体現形の数に制限はなく、その数が生成方法に影響することもない。

コロニー又は前哨基地

このレベルでコミュニティや前哨基地を設立することはできない。レベルの1つの体現形に存在できるのは必ず1人だけであるからだ。

形状の分類

Level 666の形状は非常に多様であるため、分類するための簡単なガイドが適用されている。分類は複数のカテゴリに分けられ、文字と数字(L1など)を用いて示される。カテゴリは破壊、エンティティ、音、明かり、正気の5つ。頭文字を取ってDEALSとも呼ばれる。

D(破壊)
破壊の形状が持つ物理的および環境危険性について説明する。
破壊の形状が持つ物理的および環境危険性について説明する。
  • D0:環境的脅威はない。全ての土地は安定しており、自然災害もない。全てではないにしろ、殆どのの物質は安全に注射したり飲んだりできる。
  • D1:僅かな環境的脅威がある。土地はやや不安定で、何かトリガーが引かれると自然災害が発生する可能性がある。化学物質の大半は安全だが、注意すること。
  • D2:中程度の環境的脅威が発生している。地面は歩くのには心もとないかもしれないし、自然災害はやや蔓延気味である。この破壊レベルでは化学物質の約半分から3分の1しか安全性はない。
  • D3:重大な環境的脅威がある。地面はいつ崩れるか、ましてや存在すらしないかもしれず、自然災害は目に見える限り暴れ狂っている。化学物質の大部分は安全ではなく、如何なる理由でも摂取すべきではない。
E(エンティティ)
体現形におけるエンティティの蔓延度を表す。
体現形におけるエンティティの蔓延度を表す。

このカテゴリは、生存難易度のエンティティ遭遇頻度と機能的には同じ。

  • E0:エンティティがいない
  • E1:エンティティは僅かにいる。
  • E2:エンティティは少ない。
  • E3:エンティティはそれなりにいる。
  • E4:エンティティは蔓延している。
A(音)
音は体現形の周囲の雑音レベルを表す。
音は体現形の周囲の雑音レベルを表す。
  • A0:雑音がない。これは、体現形に他の正気障害がない場合でも正気障害を引き起こす可能性がある。
  • A1:少量の雑音がある。この程度は、Frontroomsの大部分とほぼ同等なぐらい。
  • A2:適度な雑音がある。この程度の音は永続的な損傷を引き起こすことはないが、止むこともないため殆どの放浪者は無視できない。
  • A3:大音量の雑音がある。このレベルで長時間過ごすと他の症状は発生しないが、恒久的な難聴にはなる。
  • A4:非常に極端な雑音がある。放浪者の鼓膜が破裂して内臓に損傷を与える危険性があるためこのレベルで長く過ごすことは賢明ではない。
L(明かり)
明かりは体現形における自然光の量を表す。
明かりは体現形における自然光の量を表す。
  • L0:自然光がまったくない。このレベルは真っ暗闇であり、光が齎す様々な生理的現象が適切に機能しないため精神状態が問題になる可能性がある。
  • L1:少量の自然光がある。これは、夜のFrontroomsの照明とほぼ同じである。放浪者はこのレベルの明かりではよく見えないが、夜行性且つ視力の良い殆どの生き物は問題なく見ることができる。
  • L2:中程度の量の自然光がある。これは、日中のFrontroomsの明かりとほぼ同じである。
  • L3:大量の自然光がある。このレベルの明かりは殆どの人にとって苦痛であり、長時間滞在すると永続的な視力障害を引き起こす可能性がある。
  • L4:目が眩むほどの量の自然光がある。このレベルで見ることは殆ど不能であり、永続的な視覚障害や失明をすぐに引き起こす危険がある。
S(正気)
体現形が持つ精神的危険を表す。
体現形が持つ精神的危険を表す。

A0に雑音がないなど、より適切なカテゴリで説明されていない場合にのみ何かが正気レベルに数えられる。既存の精神状態はカウントされない。

  • S0:体現形に異常な精神的脅威はない。
  • S1:体現形には異常な精神的脅威が多少ある。軽躁病または気分変調症の症状はS1脅威の例に挙げられる。このレベルでは異常な精神病は起こらない。
  • S2:体現形には異常な精神的脅威がそれなりにある。躁病またはうつ病の症状はS2脅威の例に挙げられる。妄想と幻聴がこのレベルで発生する可能性がある。
  • S3:体現形には異常な精神的脅威が大量にある。全感覚に渡る幻覚を伴う重度な精神病は殆どの場合、このレベルで発生する。このレベルに長く留まると通常、永続的な心理的損傷を負う。
記録された形状
このセクションには報告された3つの形状が書かれている。
このセクションには報告された3つの形状が書かれている。

形状 1

  • 背景:この体現形の放浪者は、クモと闇を死ぬほど恐れていた。
  • ディール評価:D1/E4/A1/L0/S0
  • 転送地点:Level 8。いわく、放浪者はクモに触れた後突然Level 666に送られた。
  • 標識:「地獄へようこそ」という言葉が織り込まれた大きなクモの巣が入った時に目撃された。
  • 説明:この形状はLevel 8とほぼ同じだが、重要な点としてクモが非常に真社会的な構造を成していた。アーモンドウォーターの代わりにカシューウォーターが鍾乳石から滴り落ちていた。
  • 結果:放浪者は床から落ちてLevel 9に移動し、最終的にLevel 11に行き着き、生きてこの体験を語った。

形状 2

  • 背景:この体現形の放浪者は、Backroomsに入る前に近親者を交通事故で亡くした。その体験が放浪者に印象を残した。
  • ディール評価:D2/E1/A3/L2/S1
  • 転送地点:Level 80。放浪者はレベル内の入口から入った。
  • 小屋:入口の特徴である小屋があった。
  • 説明:体現形は荒れたでこぼこの道で構成されていたが、放浪者がたった今通った道とは多少異なっていた。空はいつもの青ではなく赤く、放浪者は運転席にいて無線でレベル外にいたM.E.G.役員と話していた。交通事故で死亡したはずの家族も後部座席に乗り込んでいたが、これは実体と推定された。何をしても、車を止めることができなかった。
  • 結果:約5分間の運転の後、放浪者のいた地面が完全に消失した。車は衝突する前に約300フィート落下し、放浪者は落下の衝撃で死んだ。

形状 3

  • 背景:この体現形の放浪者は非常に信心深く、来世で自分に何が起こるかを恐れていた。また自由を優先し、それが奪われたらどうなるかを恐れていた。
  • ディール評価:D1/E1/A1/L3/S3
  • 転送地点://この体現形に入るために使われた転送地点は不明。
  • 標識:「地獄へようこそ」は門自体の一部として、天国の門と思われるものに目立つように載せられていた。
  • 説明:この体現形はステレオタイプな天国に似ており、雲が地面となり明るい光が周囲を覆っている。放浪者と未知のエンティティの2つの生物のみが存在した。他のすべての人型の人物は幻覚の齎すものだった。
  • 結果:居住から2か月後、放浪者は落雷によってエンティティに殺された。M.E.G.の職員はエンティティがこの体現形についての情報を放送した後、このことを通知された。エンティティは放浪者が許しがたい罪を犯し、「彼らを悲惨な状態から解放しなければならなかった」と言った。

入口

入口は理論的に無限であり人によって完全に異なるため、入口の完全なリストはまだ作成できない。ただし、一部は他の入口よりも一般的であるようだ。Level 60に入ってから1週間はこのレベルに入ることができない。これはLevel 60にいない時間が長くなるほど下がり、6か月後には通常の可能性に戻る。これまでに知られている入口は2つある。

  • Level 80
    • ルート66を離れて速度制限の少なくとも1.5倍の一定速度で砂漠に入る場合、最終的に「ようこそ」と書かれた使い古された小屋に行き着く。小屋の近くでレベルの色が完全に変わるため、Level 666の一部と見なされる。小屋に入ると床をすり抜けてレベルに移動し、通常の入口標識は上書きされる。
  • Level 105
    • この入口から入るには祭壇かその他の宗教的に重要な場所に行き、KJVBible4の黙示録13:16-18を英語で5回暗唱する必要がある。そうすると何処かから聞こえる声が、前述の詩をもう一度暗唱し、Level 666に引きずり込む。標識はこの儀式の影響を受けない。

出口

  1. Level 60
  • 最も確実な脱出方法は、山王の儀式を実行して生き残ることである。儀式を完了するとLevel 60に行き着く。

他にも出口が存在すると仮説立てられているが、発見も確認もされていない。

この記事はLevel 666(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 666(wikidot)はSkitsTheSkitty様が作成したものです。



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