翻訳/Level_666_(1)

M.E.Gからの伝達

Level 666は支配者クラスの優先順位に指定されています。Level 666に配属された場合は、以下の文書をお読みください。

理由:Level 666自体が地獄への入り口であり、Level 666は非常に危険であるため。

プロトコル:いかなる状況においても、このレベルに入ってはならない。このレベルの探索にはドローンのみを使用してください。M.E.G.注記:神道の門はLevel 666により隠蔽として意図的に作られており、仏教の描写として知られる地獄ではなく安全だと放浪者を騙しにかかっています。

親愛なる放浪者様、この場所へようこそ。ご滞在に当ホテルをお選びいただき、誠にありがとうございます。[編集済]を代表して、暖かく素晴らしいご滞在をお祈りしております。

- ホテルの受付係

生存難易度:クラス 死の領域

》多数の危険が存在する。

》滞在は極めて困難。

》致命的なエンティティが存在する。

Level 666:"The Hallway to Hell"(地獄への回廊)

Level 666で最初に知られた写真であり、おそらくBackrooms内で撮影された最も古い写真の1つ。写真は酷く損傷した木製の箱型カメラの隣で放浪者により発見された。この写真は1890年代に撮られたと考えられている。

Level 666は、The Backroomsの666番目の階層である。

概要

Level 666、別名「地獄の門」または「地獄への回廊」は日本の鳥居で形作られた、観測されていない長さの回廊である。その見た目は伏見稲荷大社のそれとよく似ているが、微妙な違いと違和感がある。危険な性質と複雑な構成など特性により、本来の役目は果たしていない。いくら見た目が似ているとはいえ観光名所として検討するには、このレベルはあまりにも不適切で異常すぎる。

Level 666の鳥居群は複製されたようにそっくりであり、未知の素材で構成されている。素材はダイヤモンド、ニッケル、石灰岩などの鉱物のようだが、鉄筋コンクリートに似た質感と外観を持っている。このため、これらの鳥居を損傷しようとする試みは意味が無い。またFrontroomsの鳥居と同様赤いペンキで塗られており、足元は黒いペンキで塗られている。

外側

外側はLevel 666でも悪名高いが、神秘的なエリアである。信じられないほど固い岩に加えて回廊の堅固な仕組みにより、入ることはできない。それは「地平線のない森」と表現されており、おそらくは無限の広さを持つと思われる。森はパラノイアと恐怖を引き起こすのには十分な規模で、記念碑的に聳える山を囲んでいる。山は回廊のどこにいても同じ位置にあるように見える。廃墟となった寺院や神社が森の中に時折現れ、時には巨大な木からぶら下がっている。それらには意図された目的が見えず、不気味なほど手付かずだが、空っぽだ。屋根を含むこれらの建造物の床、壁は骨と臓器で覆われていると報告があった。ここで何かがうまくいかなかったような気がするのだが、よくわからない。

Level 666は24時間の昼夜のサイクルを持つが、「太陽」は東から西ではなく完全にランダムな方向から昇り沈みする。Level 666の昼夜サイクルはエンティティに影響を与えることはなく、常に危険が蔓延している。またLevel 666の昼夜サイクルはゆっくりと昼から夜へ、時に瞬時に昼から夜へと変化する異常な性質を持つ。コンパスやその他の磁石を搭載したデバイスは、森の不安定な磁気により誤作動を起こす可能性がある。

危険

Level 666には複数の危険があり、放浪者が長く生存することはできない。エンティティによる危険、環境の危険、精神的な危険の3つの危険が存在する。これらの危険は誰にとってもランダムに発生するが、同時に発生する可能性もある。

エンティティによる危険

Level 666のエンティティは「ゲート効果」と呼ばれる効果により、かなり移動速度が速くなっている。それに加え亀裂、穴、および段差が時折現れ、放浪者はこれらの障害を避けて跳びながら行くことを強いられる。飛びこせない様な穴や亀裂に出くわした場合、落ちればThe Void行きになるためむしろエンティティに殺される方がマシかもしれない。The Voidでは死ぬことは許されず、永遠に落ち続ける運命となる。

環境的な危険

Level 666では頻繁に地震が発生しそれが亀裂、穴、段差の原因であると思われる。Level 666の地震は凡そマグニチュード7～12であり、これらの地震は通常レベルに入ってから30分後以降、ランダムに発生する。地震によって形成された前述の亀裂と巨大な穴は、The Voidにつながる虚無をあからさまに開けている。ゆえに地震は、エンティティからの逃走をより困難にする。

精神的な危険

Level 666は恐怖症と精神疾患（主にPTSD）を突き、トラウマ、愛する人の死、最大の恐怖、後悔の視覚的および聴覚的な幻覚を起こす。 アーモンドウォーターやスーパーアーモンドウォーターはLevel 666では役に立たない。以上のためあまりに時間が経ちすぎると、放浪者は発狂する。

追加情報

真の地獄の入口へようこそ

到着した。

Level 666の過酷な回廊を、殺されたりThe Voidに落ちたりせずに走り切った場合同じコンクリートのような岩でできた回廊に行き着くが、此処は赤ではなく白く塗られている。回廊にはカラフルなアーチがあり、アーチの色に合わせてネオンで飾られている。「ハローゴージャス！」と書かれたネオンサインが回廊の端に見え、それを押すと似たような鳥居で形成された回廊への道が開く。とはいえ、床も、外側も、灯篭と鳥居以外は真っ暗で何の質感もない。そして基本、回廊の外にある寺院や神社のように床は骨や臓器で覆われている。そしてとにかく稀にだが、この回廊では顕現や幻覚が起こることがある。

最後に木製のドアがあり、ドアを開けると再び典型的な日本の廊下につながっている。

この時点で、後戻りはできない。進むしか最早道はない。

>ファイル:灰

森

Level 666 の地下にある暗い森。

Level 666の回廊の岩だらけで危険な地面の下には、現実離れした森が存在する。森の木々は細く不気味にねじれており、葉も根もなく、果てしなく伸びているように見える。森には色彩も物理法則もない。簡単に通り抜け、森の中を「泳ぐ」ことができる。重力がないのに樹木がどうやって安定した状態を保っているのかは不明。森は天国と地獄を隔てる障壁として機能していると考えられている。また森の中に謎の人物がいたという報告があるが、確認はされていない。この森はBackroomsの強力なエンティティ(主要なクラス7エンティティ)が互いに出会う場所であるとの仮説が立てられている。

この森は、Backroomsがある種の「煉獄」であり、罰の代わりに浄化または浄罪される過程を経る最終的な場所であることを証明しているかのようだ。

コロニー又は前哨基地

Level 666の性質上、コミュニティを確立することはできない。

エンティティ

Level 666には、ハウンド、パーティゴーア、スキンスティーラーなどのエンティティが存在する。クランプがLevel 666では最もよく見られ、積極的にThe Voidに叩き落としにくる。大人フェイスリング、スマイラー、フロウナーなどのエンティティはLevel 666では発見されていない。

入口

Level 404へ続く階段の写真。

• Level 1003の危険な亜階層にある地獄(日本の仏教の地獄の描写)を描いた異様な絵画を見つけ、それに外れ落ちると此処に来る。
• Level 5でLevel 5の獣に食われる。
• Level 10でカボチャを見つける。
• 他のレベルからは外れ落ちまたは脱出時に此処につながる場所がある。

出口

1. レベル内のパーティゴーアが時折Level Funに誘導してくるが、この出口を使って生還した人はいない。
2. 回廊を横切る川を泳ぐと、Level 100につながる可能性がある。
3. 「マーケット」と記された階段はLevel 404に通じている。
4. 他のレベルへの出口は存在するが、殆どは未確認である。

この記事はLevel 666を狩人の少女が翻訳したものです。Level 666はSherlsF様が作成したものです。

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