翻訳/Level_63

生存難易度:クラス 0

»⠀安全である。

»⠀安定している。

»⠀エンティティはいない。

Level 63:"Tranquility"(静けさ)

瞑想ポイントから撮影したLevel 63の空の写真。

Level 63は、The Backroomsの63番目の階層である。

概要

Level 63は広大な空のオープンスペースで、いくつかの木製の橋で繋がった浮島がまばらに存在している。それらはレベルの広大な空に未知の原理で浮いている。橋は硬いオーク材でできており、密集した経路網を形成し、最終的にどこにも集合しない。経路の一部である他の構造物には、はしご、レール、場合によってはサル用のジャングルジムがあり、空に浮いている。そしてすべて前述のオーク材でできている。

大きな緑色の蔓の壁が宙に聳え、壁はレベルの最上部まで届いているかと思えるほど巨大だ。蔓の壁はレベルの経路から遠く離れて形成され、放浪者が近づくことができないようにしている。壁は絶え間なく変化し、精巧なパターンを形成したり崩れたりする。蔓の組成は現在のところ不明だが、通常の蔓と同じであると想定されている。

Level 63は様々な理由から非常に高い天空にあると推定されている。レベル内の大気圧は通常の 1atmよりも僅かに低く、Level 63の全体的な温度は一定の18°c(64.4°f)であるにもかかわらず、レベルの周りには大きな雲の塊が周期的に形成されている。

Level 63は奇妙な昼夜サイクルを持っている。レベルが日中の状態にある間、太陽は通常の一日を循環しているかのようにレベルの周りを絶えず移動している。太陽が存在しない期間中、日光がどのように維持されているかは不明だ。

レベルには、ブドウの木を除いて生物がまったくない。このためレベルで聞こえる音は時折の突風、木製の橋のきしみ、そしてブドウの木のさざめきぐらいだ。Level 63では自然災害も珍しくないらしい。橋が崩れていたり建設が不十分であるように見えることがよくあるが、実際に壊れたところを見たという放浪者からの報告はほとんどない。橋が壊れるという稀なケースでも(だいたいは放浪者のせい — 橋は自然に壊れることはないため)、Level 63の虚空に落ちることは決して致命的ではない。（入口と出口を参照）

このように危険が少ないため、前述のようにLevel 63は瞑想とリラクゼーションに適した場所であるという定評がある。エンティティがいないこと、相対的な安全性、およびLevel 63の全体的な平和な性質により、放浪者はこのレベルにいると安心できるという。

瞑想ポイント

場合によってはLevel 63の小道が、小道や蔓など他の部分から遠く離れた孤立したスポットにつながっていることがある。これらは瞑想ポイントとして知られている。瞑想ポイント自体は半径僅か1 mしかない円形の木製の浮島である。1つのベンチが中央に配置され、完全に固定されている。また、なんらかの理由で外部の騒音が瞑想ポイントの近くでは多少減衰し、Level 63の残りの部分よりも静かになっている。

瞑想ポイントは、放浪者の間で最も一般的な用途である瞑想にちなんで名付けられた。騒音が減衰するため他の場所より落ち着いて瞑想ができるらしい。また、これは未確認だがベンチに座ると感情が落ち着き、以前の状態に関係なく、より小難しい考えを形成できると主張する放浪者もいる。

これらすべてにより瞑想ポイントはLevel 63内でで非常に人気があり、よく利用されている。これにより、一部の人々はLevel 63とそのプロパティ(特に B.N.T.G.)から利益を得ようとしたが、これらの試みはすべてLevel 63を中立領域として維持することを選択したM.E.G.によって阻止された。

基地、コミュニティ、前哨基地

Level 63の性質上、居住はその性質を損なうと判断されている。そのため、Level 63には居住者がいない状態を維持することが集合的に合意されている。

入口

• 時折、Level 797内の自然に形成された壁の一部に古いオークのドアがランダムに現れる。入るとLevel 63に移動する。
• 場合によってはLevel 39の丘を外れ落ちるとLevel 63につながることがある。
• Level 11のいくつかの低木を通り抜けると、時折Level 63に辿り着く。しかし、前述2つの入り口よりも遥かに稀だが。

出口

1. Level 63を出る唯一の方法は、虚空に飛び降りることだ。完全な偶然か意図的かを問わず飛び降りれば何にもぶつかることなく落下し、意識を失い、目を覚まして安全なレベルに移動する。（殆どの場合前述のLevel 797、Level 39、およびその他の自然系レベルなどLevel 63と本質的によく似たレベルに移動する。)

この記事はLevel 63(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 63(wikidot)はSariastuff様が作成したものです。

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