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生存難易度:クラス 不定
》理論上は安全である。
》不安定である。
》文書化されていないエンティティが存在する。
Level 60:"Innocent Ball Pit"(無垢なボールプール)
終わらないボールプールを先まで照らすのに失敗した懐中電灯の光。
Level 60 は、The Backroomsの60番目の階層である。
概要
Level 60は｢無垢なボールプール｣という奇怪な名前で一般的に知られている、完全に暗い闇で覆われた空間に広がる広大なボールプールである。これまでの全調査で、カラフルなプラスチック製のボールの下に本来あるはずの固い地面は発見されていない。ボールプール自体は、垂直方向と水平方向の全方向に無限に続いていると思われる。
興味深いことに、プラスチックボールの色は特定の地域によって異なるようだ。それらは明確な格子状のパターンに従っているように見え、それぞれは｢チャンク｣と呼ばれている。このような色の違いはレベル全体にあるようであり、現在のところ明瞭な原因は判明していない。
前述のようにボールプール自体の深さは不明であり、ダイビングの試みや反響の利用はこれまでのところ不明瞭な結果しかもたらしていない。ただ、放浪者はボールプールの下には平らな平面が理論的に存在する可能性があると仮定していた。しかし、反響定位が多用されているためこの"地面"の存在の確認は、調査によって確信が得られていないためあくまで仮説に留まっている。
Level 60にスフェロイドが豊富にあるのは判明しているものの、原因は確認されていない。時折、色とりどりのプラスチックボールのシャワーが上の隙間から不規則な間隔で降ってくる。故に色とりどりのプラスチックボールの大きな供給源が、放浪者がスポーンする場所の上側のどこかに存在している可能性があると言われている。また、各放浪者は他階層で語られるようにレベル内の異なるエリアに導かれる。気がかりなことに、Level 60での失踪人数は前述の色付きのプラスチックボールのシャワーが降ってくる頻度と関わりがあるようだ。失踪の原因は、無防備な放浪者をボールプールの奥深くに引きずり込む未知の存在だと言われている。
レベルの大部分を飲み込んでいる暗闇は、一部の人にとっては圧倒されるものだが、殆どの人はそれを慰めと考えている。この感覚は、Level 60が虚無内に似通っているためだと推定される。これは、一部の対象が虚無感と永遠の快楽を思い出し、自分自身がそこに落ちようとしている可能性さえあるためである。で、不思議なことに虚無内に浮かぶ神秘的で殆ど目立たないカラフルな地面を観察した複数の事例が報告されており、そしてこれらの報告のほとんどはLevel 666で行われています。
Level 60に実体と生物が存在しないことは、確認以来の謎だった。しかし、さまざまなグループの複数の調査により実体の存在は調査と確認待ちであると結論付けられ、｢グラバー｣と名付けられた。
グラバーグラバーによる攻撃と想定される画像。
グラバーは地下地域またはLevel 60の上の暗闇に生息すると思われる実体/クリーチャーであり、レベル内で人や生命体の失踪の、少なくとも原因のひとつであると推定されている。実体を捕獲する試みは、あまり効果的では無いようだ。またグラバーは、放浪者や実体を捕まえる巨大な｢手｣を持っていると広く信じられている。
姿は不明であり、ミーム的なタコのような体格からLevel 7のザ シングに似通いはしているもののLevel 60 の環境に適応した深海の生物、または伸長可能な長く変形した腕を持つヒューマノイドまで、さまざまな説がある。しかし実体の体格の確認は、問題の実体による攻撃を受けた際の生存率が0%であると想定されているため、行われていない。
さらに、失踪の頻度と多色のプラスチックボールシャワーの頻度との間の前述の関係性は、鮮明に目を引く。実体自体が、これらのプラスチックボールを十分に集めて｢雨｣のような現象を作り出すのに十分な大きさの｢手｣を持っている可能性もある。
Level 60で恒久的なコミュニティを確立しようとする試みは、いくつかの悲劇と事件で終わった。 Level 60 にいる放浪者は、死にたい場合を除き入場後すぐに出口を見つけに行った方が良い。
入口
- Level 59のThe Voidへの入り口は、代わりに此処に繋がっている。
- Level 39の異常に暗い穴に飛び込むと、ボールプールに約20m程自由落下する。この方法で入った時の怪我のリスクは、ボールプールの表面に身体で激突しないようにすれば簡単に回避できる。
- Level 94の色とりどりの表面に見える陥没穴は、落下による怪我なく此処に導いてくれる。
- 同様の色とりどりのプラスチックボールで縁まで埋め尽くされたLevel 974の家々は、このレベルのボールプール上側につながっており通常、放浪者は水面下2~3mに移動する。
出口
- 特定の異常により、最終的にLevel 61に移動する。
- ｢6｣と刻まれた枠のない真鍮のドアは、Level 332に繋がる。
- 特定の表面に外れ落ちると、Level 0に移動する。
この記事は "Level 60" を狩人の少女が翻訳したものです。 "Level 60" は SherlsF が作成したものです。
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