翻訳/Level_437

生存難易度:クラス 2

》安全でない。

》安定している。

》少ない種類のエンティティが存在する。

Level 437:"The Endless Playground"(果てなき遊び場)

Level 437 は、The Backroomsの437番目の階層である。

概要

このレベルは、遊園地の設備が点在する無限に広がる土地のように見受けられる。また土地には滑り台、ブランコ、シーソー、クライミングフレーム等の多くの遊具が存在する。レベル内には昼と夜のサイクルがあり、1日は10時間続き、空は曇っている。夜も10時間であり、月も星もない真っ暗な空だ。このレベルには、4つの既知の領域タイプがある。

1番目は「通常領域」。これはレベル内で最も一般的な領域であり、通常通りの遊具が置かれ、床は樹皮でできておりその様はThe Frontroomsのそれに似通っている。一部の放浪者は、一部のスライダーが滑り切れることなく無限に続くと報告している。しかしこれらの主張が真実であるかどうかは不明であり、その報告自体も非常に稀だ。それを除けばこのエリアはほとんど安全である。ただ、夜になると影の様な実体に遭遇することがある。これらの実体は完全に黒く、まるで夜に溶け込んでいるようだ。また人間のような大きな目と3列の鋭い歯、背中から突き出たギザギザの棘と小さな毛皮の房を持つ小さな体を備えている。これらの実体は非常に攻撃的であり、通常は視界に入った瞬間に攻撃してくる。なお、これらの実体は完全に無音で遊び場のトンネル、スライダー、および遊具の下に隠れていることがある。そして放浪者がその隠れているエリアを通り過ぎたり、そこに入ったりすると実体はすぐさま放浪者を攻撃して殺す。痕跡が残されないため、死体に何が起こっているかは不明だ。

このレベルの2番目に知られている領域タイプは､「無色領域」である。この領域は通常の領域よりも珍しく、完全に色が無い。全ての遊具と床の色が失われ、白か灰色に見える。またこの領域内では、遊具(通常はスライダー)から不明瞭な囁き声が聞こえることがある。が、これは稀にしか発生しない。このエリアでは正気度がゆっくりと下がるため、ここに長時間の滞在はしない方が良い。ただ、このエリアには実体がまったくいないためその意味では最も安全な領域でもある。

3番目に知られており、2番目に危険な領域タイプは「楽しい領域」である。この領域は最も珍しい領域タイプであり、一見通常の領域と同じように見える。しかし、放浪者が遊具を使おうとしたり、触れたりしようとすると、殆どの場合滑り台/トンネルに登って、遊びたいという抑えきれない欲求を感じることがある。そして放浪者がこの欲求に従うと、影の様な実体とは別の謎の実体によって未知の手段で貪り食われる。これらの実体は通常の遊具の様な見た目であり、上記の方法を用いて放浪者を殺しにかかる。ここの遊具の大部分はこの実体であるため、この領域にいるときはどの遊具にも触れない方が良い。この領域の最も奇妙な部分は時折、気球が空から上に浮き上がるのではなく、下向きに浮くことがあることだ。これらの気球にはThe Frontroomsと同じヘリウムが充填されているので、この現象がどのように、またはなぜ発生するのかは不明である。さらに、このエリアは非常に多くの影の様な実体が存在するため、夜間は非常に危険である。なのでどのような状況でも、この領域に行くことはやめておいた方が良い。

最後の最も危険な領域タイプは「影の巣」である。この領域タイプは非常に稀で、発見したのは1人だけだ。領域内は古い木製のクライミングフレームで覆われており、腐敗し、黒い菌類に覆われていると言われている。地面は様々な形や大きさの穴でいっぱいで、生い茂った草で覆われている。この領域を非常に危険にしているのは、大量の影の様な実体がいることだ。それらは穴に巣を作っているらしく、遊具の黒カビの原因である可能性がある。この領域に行った1人は、約25秒しか生きられず不意に殺された。この領域は、影の様な実体の営巣/繁殖地であると考えられている。

このレベルで知られている唯一の実体は、影の様な実体と遊具に化けている実体である。

コロニー又は前哨基地

デルタ

• レベル入口近くにある、46人がいる基地。
• 滞在する放浪者を歓迎する。
• 必要に応じて、アーモンドウォーターと食べ物を配ってくれる。
• 彼らはある組織から物資補給を受けている。

フェニックス

• レベルの入り口から約1.5km先の無色領域にいる12人のグループ。
• 彼らは領域による正気喪失に対抗するために抗鬱薬を服用している。
• 挑発されない限りは中立。
• 取引可能。

入口

• このレベルに入る唯一の既知の方法はスライダー、またはスライド/チューブのような開口部があるレベルでそれを滑り降りることだ。これにより、通常領域のスライダーの終着点に現れる。なおこの方法では、3/10の確率でこのレベルに辿り着ける。

出口

1. 「ExIt!」と描かれた通常領域のスライダーを滑り降りる。(手書きであってもまったく同じ結果をもたらす)するとLevel -4に移動し、非常に稀なケースではLevel 11に移動する! =)

この記事は "Level 437" を狩人の少女が翻訳・改変したものです。 "Level 437" は Snowburger77 が作成したものです。

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