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全体的であるとは、物質的な欲求から解放されること。
生存難易度:クラス 3
»⠀安全である。
»⠀不安定である。
»⠀生命は無い。
Level 368:"Superfluity"(素晴らしい炎)
Level 368の部屋の1つ。
Level 368は、The Backroomsの368番目の階層である。
概要
Level 368は永遠に燃え続ける炎が無秩序に広がる果てしない木製の部屋の複合体であり、塗装と壁の多くが燃え尽きるか、殻が剥がれ焦げた状態のままになっている。部屋自体は基本ランダムな大きさの正方形で、唯一特徴的なのは複合的なL字型の部屋だ。Level 368の床は木の破片と活発な炎で埋め尽くされている。天井の損傷は最小限であるため建造物が崩壊しかけているなどという訳も無く、木の破片については恐らくレベルの特徴にすぎず原因は不明。ただし微量の瓦礫は壁や天井から落ちてきたと思われる。
レベルの2番目の特性である炎は、独特でやや異常な振る舞いをする。外見は典型的な炎だが、このレベルの炎は放浪者に害を及ぼすことは無い。放浪者が炎の上を歩く時、殆どの人は滑らかで宥めるような感覚を感じる。これは個人の身長によって異なるが通常、炎が放浪者の足を越えることは無い。炎の中に長期間滞在しても、炎が直接皮膚に触れても、悪影響がないことが証明されている。この理由は完全に不明だ。
レベルの炎のもう1つの異常な特性は、煙が発生せず、酸素を食い潰しているように見えないことだ。写真で明らかなように煙、灰、燃えがらがないため、可視性が大幅に高い。普通ならレベル全体が床から天井まで有毒な煙で覆われることだろう。ただし灰が少ないと歩こうとした時に滑りやすいことが知られており、レベルの探索が行われる度に誰かコケている様だ。Level 368の炎は酸素を使わないため、呼吸装置は要らない。もしかすれば炎が植物と同じように機能していて、人間が吐き出したCO2を取り込んだりLevel 368自体の空気からCO2を取り込んだりして、酸素に戻している可能性もある。
空間に満ち、炎に包まれた部屋。
Level 368の炎は放浪者に害を及ぼすことはないが、持ち込まれた様々な物品は燃えかねない。燃えた物品は燃え尽きる迄燃え続ける。煙は発生せず、炎が放浪者に飛び火することはない。燃える物品と燃えない物品に特定の規則があるかどうかは不明。例えば衣服、基本的な食料、便利品(文房具や機械の道具など)、および特定の感傷的な物品など、人にとって重要な物品はこの炎の影響を受けない。どの物品が影響を受けるかも不明。ただし、上記の物品でも一部の物品は燃える可能性がある。
レベルが無限であるにもかかわらず、または少なくともそう推測されているにもかかわらず、部屋内は特定のループ(壁の損傷パターン、部屋の小さな箇所の形状、さらには瓦礫など)が目撃されている。Level 368はそのデザインをループしている可能性があると考えられており、恐らく無限の空間に収まるような特定の部屋デザインのセットしかないため、必然的にパターンが生じている。ただしこれらパターンに特定の順序はなく、ランダムに発生する様だ。
炎はレベルの物質を本質的に焼き尽くすわけではないが、まるで燃えているかのように絶え間なくパチパチという音を発している。この音は遮断できないものだが、人間の耳にとって自然に平和で穏やかなHzレベルの周波数を持つため、幾分か落ち着くと表現されることがよくある。レベルが人々に積極的に与える影響ではないが様々な個人が、炎の齎すノイズ音が特に懐かしいと述べている。この効果は往々にして放浪者に過去の記憶や出来事を思い出させる。
エンティティ
瓦礫と炎。
Level 368内にエンティティはいない。同様に、放浪者同士の直接的な接触も不可能だ。これは恐らくレベルの広さが無限であるため、放浪者同士が比較的遠い位置に出るからだろう。
基地、前哨基地、コミュニティ
このレベルでの他人との遭遇が1つも記録されていない且つ特に食料や水も不足していることを考えると、いかなる種類の居住地を置くすることもできない。加えて、あらゆる建材や一般的な設備をレベルに運び込むことは不可能であると考えられている — 現在テストされてはいないが — 炎で燃える可能性が最も高いからだ。
補遺
Level 368を通った人は謙虚になったり、気分が良くなったと自称することがよくある。これは特定の物を炎に落とした人や、過度に物質主義的または自己陶酔的である人に特によく見られる。レベルを出ると以前のお金への欲求(彼らいるグループにそのようなものがある場合)や、彼らが大いに望んでいたが現実的に得られなかった大きな住居、物品、または目標、または家に帰りたいという願望すら失われていた。代わりに自分がすでに持っているものに更なる愛着を感じ、一部の人々は自分の生活から特定のものを切り取り始め、より気取らない生活を送り始めた。彼らは態度の変化を「要らない欲望が焼き払われた」とよく説明するが、これが文字通りなのか比喩的なものなのかは不明。
入口
永遠に燃え盛るドア。
- Level 42で大噴火の最中に溶岩に打たれると、自然にLevel 368に辿り着く可能性がある。
- Level 48で奇妙に置かれた直立したドアを見つけ、開くとLevel 368に移動する。
- Level 146の熱い金属製ハンドル付きの木製のドアは、このレベルにつながる。
出口
- 開けた屋外スペースに入ると、Level 73につながる。
- 階段を使うとLevel 92に出る。
- 稀にランダムに現れる赤いスポットライトの光を浴びると、Level 940に出る。
この記事はLevel 368(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 368(wikidot)はEpicNecromancer1様とBoringTalking様が作成したものです。
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