翻訳/Level_360

ページ名:翻訳/Level_360


生存難易度:クラス 5?
»⠀安全でなく、不安定である。
»⠀環境的危険が存在する。
»⠀エンティティとの遭遇可能性は中程度。

Level 360:"The Road of Nothing and Everything"(全てにおいて何も無い道)

Level 360とその幻影の写真。


Level 360は、The Backroomsの360番目の階層である。Level 360の最大の特徴は、見渡す限り続く曲がりくねった道。

目次

概要

Level 360は最初は他のレベルとほぼ区別できないが、時折奇妙な性質を呈することがある。この主な例は、レベルにいくつかの異なる「状態」があることだ。「状態」は道路と放浪者の周囲の両方を弄る。さらに未知の要因によって、2つとして同じものは無い。Level 360自体がその「状態」を決定していると考える人もいる。

以下はLevel 360に入った放浪者から多く報告されたもののうち3つ。

状態 1

エントリポイント:Level 201。放浪者はLevel 360に来る前に、黒い砂の上に座って靴ひもの結び目を直した。

説明:放浪者が立っていた道はかなり古いようで、いくつかの罅割れや変色したアスファルトの斑点があった。周囲はLevel 64に非常に似ていたが、屋根はない。放浪者はまた、いくつかの家具が空に浮かんでいるのを見たと述べた。数秒後、放浪者は信じられないほど強い吹雪の真っ只中にいることに気付いた。

結果:吹雪で死にそうになった後、放浪者はLevel 69に外れ落ちた。基地オメガはこの探査を記録した。

追加コンテンツ/メモ:なし。

状態 2

エントリポイント:Level 45。いわく放浪者はその虚空に落ち、身を守るために街灯をつかもうとし、最終的にLevel 360に落ちてきた。

説明:放浪者は、山を直接貫く手付かずな高速道路にいることに気づいた。彼女はおそらく熱波および/または非常に低い湿度が原因で、肌が信じられないほど乾燥していると述べていた。さらに調査を進めると周囲が強い白い光にゆっくりと飲み込まれていることに気付いた。最終的に光が消え、レベルはいくつかの放棄された車両、標識、および未乾燥のアスファルトとコンクリートの塊が散らばる改修中の老朽化した道路に変貌した。この道を取り囲んでいたのは濃い紅色に染まる砂漠であった。

結果:最終的にLevel 360内唯一のコミュニティである旅人を見つけ、彼女は彼らに加わり、まだ戻っていない。

追加コンテンツ/メモ:なし。

状態 3

エントリポイント:楽園。この放浪者は私の元を離れることにした。xeはそれが彼にとってより良いと思った。

説明:放浪者は重度の統合失調症を患っていたため、xeはその道を経過年数や色が異なる奇妙な未舗装の小道として認識した。周りは色とりどりの木々や植物が森のように林立し、その多くはひっくり返ったり、空に浮かんでいたりしていた。当時のレベルの実際の形は不明。

結果:放浪者が以前にいたレベルの影響によりxeは最終的に呼吸を止め、死んだ。彼の死体は決して回収されなかった。

追加コンテンツ/メモ:この放浪者は死亡時に別の人物と通話中であったため、この説明が真実であることが確認された。音声ログは公開されておらず、M.E.Gによって保管される。


常に道路に留まることを強く勧める。これは、道路以外ほとんどの側面が完全に幻であるという事実によるものだ。周囲を歩こうとすると放浪者は地面をすり抜けて巨大な穴に落ちる。この穴は暗く、平坦で、非常に高温であり、すべての方向に果てなく広がっている。底は道路の400フィート下だ。穴に落ちるのは凡そ死であり、更に穴にはBackroomsで最も危険な存在が蔓延っている。

エンティティ

Backroomsのほぼすべてのエンティティがレベル内に現れ得る。ただし、それらの質と量は出現する場所に大きく依存する。より弱いエンティティはクラス 3生存難易度に相当する道路上に出現する傾向があるが、穴には非常に多くの強力な、時には不滅の存在がいて落ちた放浪者を確実に殺す。

更にLevel 360内にはこれまで知られていない、まだ記録されていない多数のエンティティも存在する。以下にリストされているのは固有と思われるエンティティのうち3つだ。

生ける車

森のような場所を走るLevel 360の生ける車。


その名前から推測できるように、生ける車は感覚のある無人車である。Level 360のほぼどこでも見られるが、ほとんどは明るい場所にいる。このエンティティは単独で移動する傾向があるが、一部の放浪者は非常に大規模なグループで目撃したと報告している。

生ける車は大きさ、形、色が様々で、信じられないほど奇妙な構造をしていることもある。これらはFrontroomsの認識可能なブランドではないが多くの場合、何かのブランドのロゴがある。

生ける車の内部は通常の車と非常によく似ており、Frontroomsのそれと同様に8席、オペレーティングシステム、およびドライバーのコントローラを備えている。しかし、何かが近づくと異常に機能しなくなるため、オペレーティングシステムとコントローラの両方を人が利用することはできない。従ってこれらはエンティティの「臓器」であり、前述の効果は単なる防御メカニズムであると推測する人もいる。

生ける車は常に受動的であり、人を乗り込ませるために速度を落とす。入ると、車は極端な速度(時速180~230マイル)で発車し時折エンティティにぶつかるが、損傷はない。生ける車に長時間とどまらないことだ。3分以上滞在すると激しい頭痛や幻覚が発生する。また外に出るには運転席の後ろにある灰色のチェーンを引っ張らねばならない。これにより速度が低下し、乗客が車内から出される。

生ける車にはサイコキネティック能力もあり、物を動かしたり、エンティティを強制的に殺したり、飛ぶことさえできる。ただし彼らは通常、絶対に必要な場合にのみこれらの能力を使う。

遠くの星

遠くの星の撮影の試み。この写真では街灯からの光に変装している。


遠くの星はLevel 360でも珍しい存在だが、非常に致命的である。道路で見つけることができ、風鈴と大きな突風の音が近くにいる合図だ。このエンティティは、対象から遠く離れた位置の小さな青緑色の光の球である。星を直接見ると星に向かって引き寄せられ、動けなくなる。エンティティから十分に近ければ重力から解放され、どうすることもできずに空に浮かび、獲物をそうやって捕えた後は星は膨れ、大量の放射性物質を爆散する。この爆散で通常、対象者は死に、近くにいた他の人も傷を負う。そして星は痕跡ごと消える。

一見すると、べンタブラックに似た色で完全に覆われた人型生物に過ぎないように見える。しかし近くで見ると胸部が光り、両手が6本指であり、小さくて使い物にならない翼が1組ある。更に顔、髪、爪、足の指など、通常の人間が持ついくつかの機能がない。

影は稀だが、穴を含むLevel 360のほとんどのエリアで見つかる。彼らは明るい場所を非常に嫌い、暗い場所に留まることを好む。明るい場所をちらりと見ただけでも、シューという音を立てて別の暗い場所を探すか少なくとも光源から目を逸らす。

影は信じられないほど敵対的で、グループで狩りをする傾向がある。獲物の近くにいるとき彼らは目に見えない神経波を送り、近くの放浪者の脳を掻き乱す。次に彼らは犠牲者をつかみ、残忍にバラバラにして殺す。

弱点を発見するため、これらのエンティティに対していくつかテストが実施された。その結果、稲妻入りのボトルが最も効率的に倒せる方法であることを発見した。稲妻入りのボトルを持っていない場合は、生ける車を利用すれば効率的に回避できる。

普遍的な特性

Level 360には、レベル内滞在中に一般的に見られる3つの明確で普遍的な特性がある。

有毒なツンドラ

最も一般的である有毒なツンドラは、数マイルに及ぶ道路の雪に覆われた部分である。Frontroomsの平均的なツンドラに似ており、枯れ木、低木、凍った水たまりなどの特徴がある。雪は非常に冷たいだけでなく信じられないほど酸性であるため、ほとんどの衣料品、皮膚、更には骨をも簡単に燃やす。ほぼ確実に有毒なツンドラに遭遇するため、Level 360に行く時は適切な服装をすることをお勧めする。

この場所には飛べない、または雪を避けることができないエンティティはいない。デスラットもいないため、従ってデスモスが蔓延している。この場所のデスモスの酸は何らかの形で他のレベルでは見られない程危険になっており、通常より遥かに敵対的。

墓地

墓地は複数のエンティティの死体の集まりであり、その多くはLevel 360固有のものではない。それらには"GRAVEYARD AHEAD"という標識が付いている。墓地はエネルギーバー、水筒、場合によっては武器など、常に物資でいっぱいだ。しかしここはエンティティが異常に多いため、注意する必要がある。

影の領域

放浪者が影の領域に近づく例。


影の領域は完全な暗闇に包まれた道路のうち非常に寒いエリアであり、どのような光源もほとんど役に立たない。非常に不安定であり、生ける車の利用は避けるのが最善だ。一部の放浪者は謎の手が領域内に立っていた人を掴み、下の暗い穴に引きずり込んでいると報告している。引きずり込まれた人の運命はおそらく死だ。

追加情報

  • Level 360は常に夜間の状態である。レベルに太陽や月がないためである可能性が最も高く、星と雲によってのみ照らされている。
  • レッチやクローラーなど、他のクリーチャーに由来する特定のエンティティは顕著な迄に居ない。これらのエンティティがLevel 360に入ると変異とは正反対のプロセスで、以前の生物に急速に戻り始める。

基地、前哨基地、コミュニティ

Level 360の旅人
  • Level 360内唯一の既知のグループ。
  • 36人のメンバー。
  • 友好的で、喜んで取引してくれる。

入口

Level 360には次の方法でアクセスできる。

  • Level 9またはLevel 166の道路へ外れ落ちる。
  • Level 45で街灯に触れる。
  • Level 201の黒い砂の上に1分以上座っている。
  • 楽園の小さな濃い緑色のピラミッドに外れ落ちる。

出口

  1. 穴の表面を外れ落ちて通り抜けようとする者は、最終的にLevel 256内にぶちこまれる。
  2. コンクリートの塊に外れ落ちると、壊れた車スタートのLevel 69になる。
  3. 火に触れようとすると、即座にLevel 666に移動する。
  4. レベル内の非常に寒い地域で外れ落ちると、Level 56に進む。
  5. 影の領域には、起源不明の複数の大理石像がある可能性がある。これらの何れかに触れるとすぐに「消灯」状態のLevel 841に送られる。
  6. 津波や洪水に巻き込まれると気絶し、Level 405で目覚めることがある。

補遺

謎の発信源からの送信がM.E.G.のいくつかの基地のPAシステムを介してブロードキャストされた。 そしてB.N.T.G.では16 進数で受信された。メッセージの翻訳に成功。元のメッセージと翻訳されたメッセージの写しを以下に示す。

元の送信<送信開始>677265652d74696e67732e20692d6e65656420616c6c206f6620796f757220682d656c702e20742d68652073682d612d646f7765642062652d696e6773206b2d696c6c6564206d652e2069206e2d65656420796f752070656f2d706c6520746f206465732d74722d6f79207468656d2e2074686579206172652061206d2d652d6e612d636520746f20616c6c206f6620796f752e20612067726561742072652d772d612d7264207368616c6c20626520772d61692d742d696e6720666f722074686f73652077682d6f2064654645454545454545454545452dここで通信が突然途切れる。<送信終了>翻訳された送信<送信開始>あいさつ。私は、あなたのh-elpがすべて必要。彼は私を病気にした。私はそれらを破壊する必要がある。彼らはあなた方全員にとってm-e-na-ceです。FEEEEEEEEEEE-ここで通信が突然途切れる。<送信終了>


この記事はLevel 360(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 360(wikidot)はUserUnhacked様が作成したものです。



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