翻訳/Level_300

生存難易度:クラス 2

»⠀安全でない。

»⠀安定している。

»⠀エンティティの遭遇可能性は低い。

Level 300:"The Boardwalks to the Rainbow"(虹架かる遊歩道)

Level 300の遊歩道の例

Level 300は、The Backroomsの300番目の階層である。2012年11月29日に放浪者の小さなグループによって発見された。

概要

Level 300は主に数え切れないほどの遊歩道で構成されており、それらが果てがないと思われる明るい森と曲がりくねった川の上に架かっている。

Level 300はFrontroomsのものと同じ昼夜サイクルを持っている。しかし、暗くなってからの月や天体の記録はなく、その結果、夜間はレベル全体が真っ暗になる。レベルの温度は20°Cから27°C (68°Fから81°F)の間で変化し、気候はやや風が強く曇りがちだ。

Level 300にはエンティティがあまりいない。しかし、まだ記録されていないエンティティが潜んでいる可能性がある。グミワームが虹色の滝とその周辺地域に生息しているが、個体数自体はそこまで多くない。エンティティ 43、またの名をワームリングは通常、虹色の滝の岩の下に隠れているが、遊歩道を這っている様子が記録されている時もある。ワームリングの巣が見つかった場合は、駆除をした方が良いだろう。また、エンティティ 24ことデスラットの特異な個体が遊歩道にいたと放浪者によって報告された。そしてこのレベルにいるエンティティではない生物は、虹色の滝の岩の上に生息するFrontroomsからのバクテリアや小さな昆虫などがいる。

遊歩道

Level 300には計り知れない数の遊歩道(板張りの小道または橋)がある。これらの遊歩道の殆ど、通常は丘で繋げられている。Level 300にある木製の橋は常にまっすぐで、決して外れない。さらなる研究の結果、これらの橋は原子レベルで固定化されていると確認された。つまり、僅かな角度にも曲がらない。壊れる可能性はなくはないが、これらの遊歩道を構成する厚板は異常に頑丈である — 1つの厚板でおよそ800kgを支えることができる。

遊歩道は約20kmごとに交差している。遊歩道は、虹色の滝と呼ばれる前述のエリアとともにこのレベルで安全な場所と見なされている。

森と川

Level 300の森は、レベルの中で最も危険な部分と見なされている。森は遊歩道の背後に広がっている。殆どの場合遊歩道の近くにある地面、木、およびの枝は実際には非実体であり、放浪者の手は何の問題もなくすりぬけてしまう。ただし遊歩道の高さより上にある固い地面(丘など)は完全に物理的に存在し、すりぬけることはない。

発見された当初、Level 300は不明な数の川で構成されていると考えられていた。しかし、さらなる調査により川はたった1つしか存在しないことが判明した。長さは少なくとも500万kmと推定されている。Level 300は果てがないと想定されているため、源流や河口はまだ見つかっていない。

このレベルを訪れた放浪者の圧倒的多数は、森や川を調査するために橋を渡ろうとした。残念ながらそのすべてにおいて、彼らは突然失踪した。Level 300には実際の地面はなく、彼らは別のレベルに外れ落ちた代わりに終わりのない奈落に落ちたという仮説が立てられている。

虹色の滝

Level 300の虹色の滝。

虹色の滝とはLevel 300の特定の領域に付けられた名前で、ほぼすべての自然物(木、植物、人間の皮膚など)を虹色に染める目立った特性がある。ここの虹色は不自然なまでに明るく鮮烈で、魅惑的なパターンで絶えず変化している。この特性の原因は現在不明。

放浪者は、レベルのこの場所を探索すると幸福な感覚を覚えたと報告している。カラフルな木の葉はなんと可食性であり、強いマーマレードの風味があることが確認された。しかし虹色の葉は突然の心停止を招くらしいが。葉っぱを1枚食べるだけで半日分の十分な栄養を得ることができる。しかし虹色に染められる特性を避けるには、ボウルで挽くかブレンダーで混ぜた方が良いだろう。 葉にもそれぞれ異なる味がある。

葉っぱの味はすべて色に依存しているようだ。対応を以下に示す。

赤

やや辛口で、余韻が長い。胡椒味。

橙

ほんのり甘酸っぱく、後味は短い。オレンジ味。

黄

酸味が強く、余韻が長い。リンゴ酢みたいな味。

緑

特に味はない。

青

とても爽やかで、後味は短い。ミント味。

紫

非常にフルーティーで、後味は短い。ブルーベリー味。

虹色の滝はLevel 300内でも安定した場所であり、奈落に落ちる心配無しに地面を自由に歩くことができる。大きな岩、強いミネラルを帯びた岩、巨木、断崖が虹色の滝の幻想的風景を作り上げている。水は不純であると記録されているが、適切に処理すれば飲める。

日中はLevel 300の「虹色効果」の影響を受けないため、滝は普通である。しかし太陽が完全に沈み、光が見えなくなると、滝は鮮やかな虹色に輝き始め奇妙な光景を形成する。この状態の間、滝の水は通常の10倍以上の速さで流れ落ちているように見える。大量の水飛沫が空気中に弾けて溶け、領域全体も薄ら虹色に輝き、マーマレードの香りが満ちる。

夜明け前の虹色の滝の写真。美しくカラフルな輝きのそのすぐ後ろに出口がある。

この間は放浪者がLevel 300を脱出できる期間だ。脱出できた人は滝の後ろに1kmの洞窟があり、Level 173に繋がっていたと述べた。洞窟に入る光は殆どまたはまったくないため放浪者はつまずいたり、壁にぶつかったりしないように注意せねばならない。洞窟も非常に狭く、奥に進むにつれてさらに狭くなるため這って行く必要がある。このレベルの脱出は非常に強い大瀑布の通過が難しすぎるため至難の業だ。滝を通ろうとする人々は骨折やその他の怪我を負った報告がある。大瀑布に最大3秒間浸かっただけで永久的な損傷を引き起こすほどのため、躊躇いは禁物だ。

遊歩道は、虹色の滝に近づくほど細部が少し変わる。厚板は薄くなり、手すりが著しく太くなる。しかしそんな視覚的変化があるにもかかわらず、虹色の滝に正確につながる道は確認されていない。

基地、前哨基地、コミュニティ

滝の住人

• Level 300で唯一知られているコミュニティ。
• 約4～8人のメンバーがいる。
• 生命維持に必要なすべてのリソースが存在するため、Level 300の虹色の滝に留まることにした。
• 取引可能で、参加させてくれる。彼らは武装していない。
• 彼らはこの地域のかなり高い崖の上に3つの小さな小屋を建てた。小屋はこぢんまりとしており、設備も整っていないが、とても居心地が良い。近くには小さなゲストハウスもあり、レベルに入ってきたばかりの放浪者は好きなだけ滞在できる。
• 新しい放浪者に役立つアドバイスを提供し、放浪者が尋ねた場合は通常、このレベルの唯一の脱出方法を話してくれる。

入口

現在、このレベルに入る既知の方法は3つだけ。

• Level 39のいくつかの道には厚板が転がっている場合があり、それらの上に立っているとLevel 300に外れ落ちることがある。
• Level 140の木々を外れ落ちると、Level 300の遊歩道に落ちる可能性がある。
• Level 797の壁にあるいくつかの穴に入ると、Level 300につながる。

出口

現在、このレベルを出る既知の方法は1つだけ。

1. 虹色の滝に足を踏み入れると、Level 173につながる長い洞窟に辿り着く。虹色の滝への道を見つけない限り、喉の渇きや飢えで死ぬ可能性が高いことに注意することだ。

この記事はLevel 300(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 300(wikidot)はferraru様が作成したものです。

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