翻訳/Level_273

ページ名:翻訳/Level_273
枢要 コンソール v0.4.3


警告:Level 273のデータベースを消去してもよろしいですか? (y/n)


> y

処理中です...削除リクエストに失敗しました。原因:権限が必要なため、このファイルを削除することは許可されていません工作員以上のクリアランスレベルが必要。ご不満がある場合、お近くの管理者にお問い合わせください。


> 管理者_許可

UNDEFINED許可をリクエストしました 管理者権限。身元を確認するためにパスワードを入力してください。


> rc7vqy5wz

処理中...管理者パスワードが確認されました。ようこそ、管理者フラー。


> 消去 Level_273

Level 273の削除をリクエストしました。この削除の理由を入力してください:


> 失敗。

削除理由確定。続行中です...



通告:アクセスしようとしているファイルは削除されています。

> バックアップをリクエスト


1バックアップが見つかりました。

> データバックアップ:273D-18-C-██

回復の理由:

重要データ保護および回復法の第2条に従い、ファイル「Level 273」の自動回復。

警告:以下のファイルの特定の領域は、データの誤りにより破損している可能性があります。

バックアップファイルにアクセスしています...

生存難易度:クラス 未定
»⠀不思議な性質を持つ。
»⠀情報がない。
»⠀記録されていないエンティティとの遭遇可能性がある。

Level 273はThe Backroomsの273番目の階層である。

概要 [改訂済]

Level 273:"Absolute Zero"(絶対零度)

Level 273の回収画像。


Level 273の正確な性質はその関係上、確認または説明が困難であると証明されている:未知の方法によりレベルの温度は0ケルビン(-273°C)、つまりは絶対零度に保たれている。Level 273がどのようにしてそれを維持しているかも不明であり、粒子はこの絶対零度の下にて動作を停止する。しかし、さらなる調査の結果およそ11日ごとにLevel 273の温度が急激に上昇し約2時間の間だけ約-5°C(22°F)にとどまり、その後絶対零度に戻ることが判明した。

探索結果いわくLevel 273は広大で迷路のような狭い鋼鉄の回廊で構成されており、未知の距離まで伸びている。回廊はどの部屋にもつながっていないように見え、回廊の接続にも法則はない。レベルの壁、床、天井はすべて灰色の金属で構成されているようだ。当初Level 273 は広大な倉庫に似た場所と考えられていた。これは最初の探索で記録され、探索者は前哨基地を設立する場所を準備した。しかし、04/29/██に実施された調査中にレベルの外観とレイアウトが大幅に変動し組み変わった。その時にレベル内にいたウィル・カーバー研究員は行方不明になり、死亡したと看做された。今はそこは倉庫などではなく完全に前述のようなスチール製の回廊で構成されている。且つ前述の温度変動も発生するようになった。故にLevel 273は約11日ごとに探索のために開放されている。

コロニー又は前哨基地

Level 273の性質上、コロニーや前哨基地を2時間以上作成することはできない。

入口

Level 273に入るのは温度が低すぎてお勧めできない。約11日ごとに2時間の温度上昇時間中に入るのが良いだろう。

  • Level 3の特定の拡張された廊下は、Level 273につながる場合がある。これらの廊下は壁に並ぶパイプがなく、廊下を横切ると温度が著しく低下するため識別できる。

出口

このレベルに入って長期間生き残ることはできないため、出口は不明のままだ。

> 元の説明を開く(復元されたデータ)
生存難易度:クラス 保留中
》安全性が不明である。
》不安定である。
》不明なエンティティとの遭遇可能性がある。

Level 273はThe Backroomsの273番目の階層である。

概要

Level 273の画像


{権限 通知:新しいファイルが記録されています}
Level 273は不確定な広さの巨大な構造物であり、その構造と機能は産業用倉庫に似ている。この空間は大部分が非ユークリッドであり、未知の、おそらく果てはなく広がっている。工業用照明が金属製天井からワイヤーでぶら下げられ、蛍光灯の光を放っておりそこからはLevel 0に似たハム音が時折発せられる。ダンボールや木箱が積み上げられた無数の金属製の棚がレベルにそびえ立ち、視界を遮っている。{最初の調査が完了するとファイルが展開されます}

入口

  • Level 9にある特定の家の裏庭に入ると、このレベルに移動することがある。
  • {現時点では不明:さらなる調査が必要}

出口

  1. {まだ不明。さらなる調査が必要}

通告:この文書の次のセクションへのアクセスは、カウアーの研究者のみに厳密に制限されています。

カウアーの従業員でない場合、または適切な身分証明書がない場合は、先に進まないでください。

パスワードを入力
rc7vqy5wz

最近のセッションから自動入力されたパスワードです。ようこそ、管理者フラー。

> ファイルを開く:アイテム回収ログ

Log #1 - アイテム回収ログ

アイテム回収ログ #022

レベル:Level 273

発見日:04/29/██

回収されたアイテム:大きな段ボール箱1つ

  • プラスチック9歯ギア1つ
  • パナソニックブランドのラジカセ1台
  • TI-30電卓1つ
  • WW2時代の軍用ラッパ1つ
  • 壊れたコンピュータオフィスマウス1つ
  • 小さな円形の磁石1つ

研究者メモ::これらの物体に共通点があるとすれば、それは何だろう。ここでは適切な探索が必要だ。

補遺:
フィールド エージェント:ウィル カーバーは、1時間以内に「Level 273」を調査する予定です。彼には、得た情報を伝えるための手動無線トランスポーターが取り付けられます。エージェント カーバーは、探査のためにオーディオレコーダー、懐中電灯、およびバールをリクエストしました。そしてリクエストが承認されました。


> WIP ファイルを開く:Level 273 探査ログ I

Log #2 – Level 273 の最初の探索

フィールド エージェント:ウィル カーバー

04/29/██

私は現在Level 273と見なされている、新たに発見された場所の中に立っている。レベルに入ると、乾燥した冷たい空気が突然吹いてきた。 不思議なことに倉庫内に聞こえる唯一の音は、頭上の照明器具のブーンという音だけだ。このような広い場所で通常起きそうなこととは反対に、音は反響ではなく、急速に減衰しているように思える。 コンクリートの床の足音が反響してないんだ。これを考えると絶え間なく鳴る照明の音は奇妙でしかない。

入り口からでは倉庫内の壁は見えない。だからといってレベルが無限であると仮定するのは流石に早計だが、目に見える壁がないからこの仮定は有り得そうではある。少なくとも数千平方mはありそうだ。

倉庫の棚から物を取り出し、Level ██ の研究所に持っていくように命じられた。私が立っている場所から、箱が積み上げられた多数の大きな棚が近くに見える。近づいてみると大きな箱は木製のようだが、小さな箱は段ボール製らしい。

バールを使って一番大きな木箱をこじ開けた。中にはソファらしきものがあったが、全体がコンクリート製のようだ。おかしなことに。さらに詳しく調べて、他に見つけたものもここに記録していく。

やからした。次の箱を探したが何も見つからなかった後、完全に出口を見ていなかった。Backroomsの構造には一貫性なんてない。実際来る前にそれを警告された。いつの間に?ほんの少し前までたしかにそこにあったはずのレベルの出口の代わりに、単なる木箱の棚があった。なぜ目の前に?

出口はまだ見つからない。冷静になろうとはしているが、方向感覚を失ってパニックに陥っている。30分近く経ち、棚、同じリノリウム、床にグループで埋め込まれた電源コンセントに遭遇し、各棚の間隔も離れていっている。ここの消音特性が頭をよぎった。自分の位置の把握は最早至難だ。

時計いわく、ここに入ってから約40分。 とにかく出口を見つけた場合に備えて、持ち帰るものを探す。箱の中身がランダムであると仮定すると、何か食べ物も入っていたりするはずだ。これまでのところ使用済みの第1世代のMicrosoft Zunesで満たされた段ボール箱を除いて、注目に値するものは何も見つかってない。見れば見るほど、すべてがズレているように思えてくる。

かなり幻覚が始まっている。私の真上の照明が一瞬ちらついた。私がここにいる間、他の照明はどれもちらつくことは無かったのに。ここのすべてが間違っているように思える。時計を見ると1時間経過していた。 救助隊が来てくれるはずだ、きっと。

途中で棚の箱から更に物が見つかったので記録した。大きさの異なる3つの箱を検索した結果、次の物が見つかった:

大きな段ボール箱1つ

  • 2台の5.5インチ フロッピーディスク ドライブ。
  • コンピューターの部品が入っているらしき小さな金属製の箱1つ。
  • 1冊の青いノート。私のものと同じ、表紙に裂け目がある。
  • 液体ダイヤモンドらしきものが入ったメイソン瓶1つ。ダイヤモンドは液体状態では存在できないはずなのだが、このレベルでは現実がある種歪んでいるのは分かっている。私は瓶を開けはしなかった。

以下のものが入った小さな段ボール箱 1つ:

  • より小さなサイズの段ボール箱、更に以下のものが入っている。
  • 以前の箱よりも小さい段ボール箱1つ。以下が含まれる。
  • さらに小さな段ボール箱。以下が含まれる。
  • さらに小さな段ボール箱。小さすぎて中身を開けたり調べたりができないが、おそらくはさらに小さな箱が無限に入れ子になっているのだろう。

オーディオレコーダーでいろいろ試してみたが、うまくいかなかった。録音は全くできないらしい。しかしこのファイルが再生された時に一緒に再生されることを願うしかないが....

この時点でLevel 273の内装とレイアウトが大きく変動し、エージェント:ウィル カーバーとの通信は途絶した。倉庫自体が現在知られている金属製のトンネルに移動したのか、それとも倉庫が何らかの形で階間の虚空に移動して戻らなくなったのかについてはまだ激しい議論が続いている。 エージェント:カーバーの行方は不明のままだ。


この記事はLevel 273を狩人の少女が翻訳したものです。Level 273はEgglord1様が作成したものです。



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