翻訳/Level_202

ページ名:翻訳/Level_202


生存難易度:クラス 3
»⠀不安定である。
»⠀重要な環境的危険がある。
»⠀軽度の敵意ある存在がいる。

Level 202:"Halls of Chalk"(チョークの回廊)

壁に文字が見える、レベル内の回廊。


Level 202は、The Backroomsの202番目の階層である。

目次

概要

チョークの回廊としても知られるLevel 202は、聳える黒い黒板の壁の果てしなく巨大な迷路で構成されている。全体は主に幅約3m(~10フィート)の回廊であり、大きな部屋はない。レベル全体が濃い霧に覆われており、視界はわずか10~15m(~30~50フィート)しかない。空気中に漂うチョークの粉塵が窒息を齎す可能性があるため、フェイスマスクの着用をお勧めする。見上げると壁が消えていく黒だけが見える。これが空なのか単なる天井なのかは不明だが、今のところ壁の端は見つかっていない。

Level 202の地面は、底が分からない微細な白いチョークの粉で構成されている。レベルの大部分は放浪者が安全に歩ける程に十分固まっているが、偶に粉が非常に細かく緩んでいて入るとすぐに沈んでしまう場所がある。固まっていないチョークに落ちた場合、窒息によるゆっくりとした死に直面する可能性が最も高く抜け出す手段もないため、ほとんど死は避けられない。そして今日まで、放浪者やエンティティの死体は発見されていない。このため、目の前の床が安全に歩けるかどうかを常に確認することをお勧めする。最良の方法は、長い杖または同様のものを使うことだ。

時折、黒板の壁に奇妙な文字が書かれていることがある。これらの文章を書いた者は不明であるが、記事後半で説明されているレベルの分断特性により放浪者が書いたとは考えられていない。一般論いわく文章は霧の中に潜んでいる何者かが書いたというものだが(以下のエンティティを参照)、この主張を完全に裏付ける証拠は示されていない。これらの文章が単にレベルの一部でしかない可能性もある。

下においでついてきてそれはそこにいる私と一緒に見つけて道の上にはない[原文のまま]従って見て(様々な異なる矢印。)

さらにLevel 0と同じように、レベル内で他の人間に遭遇できないようだ。極端な広さ故に隔てられているだけなのか、それとも入る放浪者ごとのレベルのコピーが存在するのか、より異常な特性故に隔てられているのかは不明。この特性はグループが入ろうとしても効き、すぐに分断される。これは孤立感や孤独感につながり、放浪者の精神状態を危険なレベルにまで悪化させる可能性がある。出口を見つけたら、すぐに他の人の元に合流できることを思い出してほしい。

エンティティ

皺が寄り、漠然とした人型のエンティティが何人かの放浪者によって記録されている。が、それに近づいたり何らかの直接的な干渉の報告はなく、それに関する情報はほとんどない。それ故にいかなる種類の放浪者に対する敵意の報告もない。ただ遠くから観察しているように見え、近づこうとした放浪者はしばしば角で煙に巻かれたと言う。

基地、前哨基地、コミュニティ

レベルの分断特性のため、基地、前哨基地、またはコミュニティを置くことは不可能に見える。その特性が無かったとしても回廊の危険性と窮屈なサイズで不可能だろうが。

ログ

次の日記がチョークに半分埋もれているのが発見され、分断特性についての議論が巻き起こっている。それはスカイ・ロードスのものであることが判明した。日記の内容を考慮すると、彼は悲しいことに終わったと推定されている。

私は新しいものを見つけようとするタイプではないけれど、まったく新しいレベルに来たと思う。とりあえず歩いてみる。どうやってここに来たのか完全にはわからない。私は巨大な学校のようなレベルにきて、Level 11からそこに迷い込んだ。怯え、私は壁に後ずさりし、ドーンと音を立て...ここに転落した。とにかくレベルだ。壁はすべて非常に高く、真っ黒で、地面全体が密集した白い粉でできている。 空気中には濃い霧が立ち込め、舞い上がる粉で呼吸が困難だ。少し歩いたが、あまり変化はない。しばらく歩き回っているが、ここには面白いものはないようだ。 本当に何も変わらない。近くに簡単な出口があることを願っている。暫く...間違いなく数時間経って、遠くに奇妙な人影が見えた。崩れるように極度に枯れているが、どこか人の形をしている。それは暫くじっとしていたが、近くの角を曲がる前に私を見ていたと思う。エンティティを見てから2時間、おそらく3時間か。私はそれがいた方向に向かうことに決めた。丁度今、壁に「It's out there」と書かれた文字を見つけた。何を意味するのかわからない - この場所にはもっと深い何かがあるのだろうか?あの人型は誰で、彼がそれを書いたのか?この場所に、単なる謎ではない答えがあればいいのに…私は何年も - 少なくとも数日はここにいる。迷路は終わらない。物資は少なく、私の認識も少し…鈍ってきた。他の誰かがこれを見つけたら、壁の書き込みを信用しないでくれ。いくつか見つける度にこれまで歩いてきた安定した床とは違って、地面が信じられないほど緩んでいる場所に行き着くんだ。最初に足が沈み込んだのを慌てて抜いた後、私は非常に慎重になった。知っているだろうけど、Backroomsで地獄のようなことではあるが人々が言及しないことの1つは退屈だ。ここには何もない。鬱や気が遠くなるような興味深いものも何もない。他の人がこれにどのように対処しているかはわからない。どちらかといえばここに書き留めることはそれを増幅することだが、少なくとも書くことは何かをすることになる。そうでもないと私は気が狂いそうだ。他の誰かはここにいるのか?私は長い間他の人に会っていない。誰かと話したい、ここから抜け出すのを手伝ってくれる人が欲しいだけだ。とても孤独で、とても小さく、とても迷っている。私を出してくれ。少なくとも1週間か2週間は経った。私はすべてを使い果たした。もう3回緩んだ床に落ちそうになった。チョークのようなものが足にまとわりついている。どうかここに来ないで。私を出してくれ。私を出してくれ。私を出してくれ。すべてが間違っている。数字は私を見るのをやめない、私を一人にしないでくれ、私は彼らが嫌いだ。壁が近すぎて、高すぎる。粉塵が酷く肺に入り込み、窒息する。地面が緩み、屈んで転びそうだ。すべてが消え、すべてが崩壊し、私も含めて消える。私がどのくらいここにいるのかは重要ではない。足の皮膚はもうボロボロだ。最終的にはすべてのことが起こると思う。私はここから出れていない。それは問題か?何が正しいのか、何が起こっているのかわからない。何かがおかしい、それでも続けなければならない。私は閉じ込められ、一人で、この地獄にいる。すでに失われる。

入口

  • 通常、Level 117やLevel 321などのレベルにある黒板に外れ落ちるとLevel 202内の壁から落ちる可能性がある。確実ではないが、成功する可能性は高い。

出口

  1. 稀に、小さな木製フレームの黒板が床に埋まっている。この黒板に外れ落ちると、ランダムな別のレベルの黒板に出る。ただし、通常は不安定な粉に埋もれているため危険だ。

このレベルは非常に危険な場所もあるため、脱出は最優先事項だ。床を掘るのに役立つ小さなハンドシャベルなどのツールを持参し、杭やロープなど、落ちた場合に身を守る方法を常に用意することだ。そして常に木製のフレームに気を配ろう。


この記事はLevel 202(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 202(wikidot)はEpicNecromancer1様が作成したものです。



特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。


最近更新されたページ

左メニュー

左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...

階層の一覧

目次1 無印通常階層2 通常階層 η3 通常階層 PL4 通常階層 IT5 通常階層 PT6 無印番外階層7 番外階層 ηThe Backrooms の階層の一覧です。亜階層については亜階層の一覧を見...

階層

階層 (level) は、 The Backrooms の内部に存在する様々な空間を分類したものである。目次1 概要2 歴史3 識別子4 関連項目概要階層 (level) は、 The Backroo...

翻訳の一覧

翻訳記事の一覧です。このウィキは改変を加えない純粋な翻訳に限り様々なルールの例外となることが定められています。この一覧は、そのような記事を集めるものです。目次1 通常階層1.1 0-991.2 100...

翻訳/虚空幻想

一──██──再び目覚めたか、「特解」は再び却下された、否、「近傍」ボース陨石、彼の窓はもう開くな──な、なんだ。──お前、謂「旧人類」か──?(無意味な微雨、損害、擡頭の時、再び「端」が現れた)x9...

翻訳/game_over

生存難易度:クラス 死の領域》多数の危険が存在する。》滞在が極めて困難。》致命的なエンティティが存在する。Game Over(ゲームオーバー)ゲームオーバー内のエンティティ555。放浪者は彼らのゲーム...

翻訳/You_Win!

生存難易度:クラス 生存可能»⠀安全である。»⠀確立されたコミュニティがある。»⠀有害なエンティティはいない。目次1 概要2 コロニー又は前哨基地2.1 従業員2.2 危機管理者3 入口4 出口概要「...

翻訳/You_Cheated

生存難易度:クラス 5e-環境»⠀安全でない。»⠀不安定である。»⠀エンティティ以外の危険が多数存在する。You Cheated(お仕置き部屋)何も弄るな目次1 概要1.1 5分1.2 10分1.3 ...

翻訳/The_Whole

「退屈だが恐ろしく、煩わしく広大な — 「The Whole」での経験は、私にとってそこにいた時間は短いにもかかわらず誰にも言えない程恐ろしい経験だった。溢れ返る物質の海...なんとしてでもでこの場所...

翻訳/The_Whiteout

Class 0 Icon.png生存難易度: クラス 0安全である。開拓が完了している。エンティティは存在しない。The Whiteout:白い闇The Whiteoutの部屋の画像だと思われるもの。...

翻訳/The_School

階層区分生存難易度1/5階層内は探索するには多少危険ではあるが、生存に必要な物資は簡単に手に入れられる。しかし、欲張って物資を集めようとするのにはリスクが伴う。実体数2/5この階層特有の実体が生息して...

翻訳/The_Metro

生存難易度:クラス 1»⠀安全である。»⠀若干不安定だ。»⠀エンティティとの遭遇可能性は最小限。The Metro(地下鉄)Metroでの唯一知られている画像。The Metroは、The Backr...

翻訳/The_Flooded_City

階層区分生存難易度3/5海洋環境が放浪者の傷害と溺死のリスクを高めている。実体数4/5この階層特有の敵対的な実体が大量に生息している。安定度0/5外見上でも構造上でもこの階層は安定している。総合危険度...

翻訳/The_Dark_Metro

生存難易度:クラス 可変»⠀安全性が変動する。»⠀非常に不安定。»⠀多様なエンティティの遭遇可能性。The Dark Metro(闇色の地下鉄)The Dark Metro唯一の既知の写真。目次1 概...

翻訳/The_Crimson_Prison

主危険タイプ:クラス 未定》エンティティの数 - ?/10》資源不足 - 7/10》環境的危険 - ?/10》脱出難易度 - ?/10》精神的危険 - 7/10真紅の監獄はThe Backrooms内...

翻訳/The_Body

生存難易度:クラス 0»⠀安全である。»⠀安定している。»⠀エンティティはいない。目次1 ディール1.1 細い骨1.2 目1.3 皮膚1.4 儚い心臓1.5 完璧な純度1.6 純粋な鼓動2 概要3 入...

翻訳/The_Blue_Channel

生存難易度:クラス 3》安全でない。》不安定である。》エンティティとの遭遇可能性は低い。The Blue Channel(青い外界)ブルーチャンネルの虚空にある高層ビル群。ブルー チャンネルは、The...

翻訳/The_Afterparty

生存難易度:クラス 0»⠀安全である。»⠀安定している。»⠀エンティティはいない。The Afterparty(パーティーの後)Afterparty内で非常に珍しい部屋の1つ。撮影者の所在は不明。Th...

翻訳/Restless_Restaurant

階層区分生存難易度3/5実体は時間帯が夜の間に出現し且つこのメカニズムが分かっていないということが生存難易度を引き上げる要因となっている。実体数3/5時間帯が昼の場合は実体に遭遇することはないが、夜に...