翻訳/Level_130

生存難易度:クラス 1

»⠀安全である。

»⠀安定している。

»⠀エンティティとの遭遇可能性は最小限。

Level 130:"Tainted Pools"(汚れたプール)

Level 130のプールの1つ。部屋の向こう側にあるパイプに注意すること。

Level 130は、The Backroomsの130番目の階層である。それは、多くの意味で物理法則に逆らっているプールとパイプが無秩序に組み合わさった空間だ。

概要

Level 130はレンガとコンクリートで構成された広大な薄暗い部屋と部屋を繋ぐ廊下でできている。これらの部屋にはプールと、壁や天井に沿って這う多くのパイプがある。パイプの殆どには近くのプールに向かって空いている開口部があり、そしてプールの底にある排水口から給水と同じ速度で排水されていく。

部屋は同じ白い金属製のドアでつながっている。一部の部屋では小さなキャットウォークがプールに跨ったり、水面の上の壁に沿って走っている。部屋とプールは常に長方形だが、サイズは様々ありプールが部屋全体を占めていることもある。

これらのプールを満たす液体は汚れた水であると考えられている。パイプから何も排出されていない場所でさえ粘液で緑に染まっているのだ。この液体は皮膚に触れても有害な影響はないが、｢赤い光、白い光｣でテストされているように、蒸留しない限り飲むのは安全ではない。

多くの場合このレベルでは、壁や天井にプールがある。プール内の液体は部屋から取り除かれるまでプールの底に向かって働く重力により零れることはない。さらにプール自体あまり深くはなく、記録された最も深いもので84フィートの深さであるが、測定されていないものの中にそれより遥かに深いものがある。

稀にLevel 130の部屋に、椅子やドレッサーなどの家具が散らばっていることがある。これらの家具にはしばしば不具合が見られ、そのため触れたりなどする前に事前に注意深く観察する必要がある。ドレッサーには粘液の入った小さなペットボトルと、｢Backrooms究極の料理本｣の一部を含む酷く摩耗した多様な本があると知られている。またあるケースでは、プールの底にベッドフレームが見つかった。

黒い粘液

このレベルでは黒い粘液がよく見られる。ハチミツ程度の粘稠度があり、乾燥すると固まる。皮膚に触れると軽度の刺激を引き起こすが、接触後すぐに除去する限り長期的な影響は記録されていない。しかし粘液が長期間触れてしまった場合、火傷のような症状が発生する可能性がある。が、その完全な範囲はまだ確認されきっていない。目に見えて粘液の存在がないプールにも微量は含まれているが、その場合は触れても特に影響はない。

黒い粘液はこのレベルのエンティティによって消費されるだけでなく、停電時にパイプから発生することが知られている。

黒い粘液の成分はまだ完全には確認されていない。この粘液の大部分は未知の元素でできているが、いくつかの実験によりカルシウム、リン、および硫黄が含まれていると判明している。これらの要素はすべて人間の骨組織と共通しており、非常に稀に腐敗した骨片が中から見つかることもある。

停電

停電は定期的に発生し、4時間間隔で40分間続く。停電時にのみダラーがLevel 130にのみ現れる。この間照明が消え、排水口が閉じ、パイプの大半が液体を出さなくなる。

稀にこの間にパイプから粘液が排出され、小規模な洪水が発生する場合がある。この間の後パイプが空になったプールの排水口は通常よりも速く液体を吸い込んで体積が元の量に戻るまで補うが、その原理は不明。

エンティティ

ダラーは停電間だけ現れ、停電が収まるとすぐに退却する。このレベルでのダラーの目撃は非常に稀であり、レベルでの失踪の数とは不釣り合いですらある。

グラヌロスの名で知られる大きな魚のようなエンティティが、深さが10フィートを超えるプールで稀に見られる。このエンティティには歯がなく、体長はおよそ11フィートと推定されている。1つのプールでの複数体の目撃例が特に深いプールでいくつか報告されている。

グラヌロスは通常パイプから排出された粘液を食う。しかし、食える粘液がない場合同じプールにいる他の同族と共食いしようとするか、人間を食べようとする。グラヌロスには2枚の大きな軟骨板が集まって食物を粉砕するという独特の消化器系があり、共食い例は滅多に観察されない。

基地、前哨基地、コミュニティ

M.E.G.観察研究基地 黒い水

• Level 130内の奇怪な現象を研究するために設立された。
• 常駐人数は8人。
• 休息や補給が必要な放浪者を歓迎する。

プールメン

• Level 130に住む4人組。
• 取引可能。
• Level 131への出口近くの小さなキャンプに位置し、進んで道順を教えてくれる。
• 偶にカラオケ大会してたりする。

重要なお知らせこのレベルでの異常に多数な失踪を巡る大規模な調査の後、M.E.G.研究者はレベル内での外れ落ちの試みが原因だと突き止めることができた。現在Level 130内で外れ落ちを行うと、放浪者は黒い粘液を運ぶパイプに閉じ込められそこで溺れ死に分解されると考えられている。理論的にはこれらのパイプに外れ落ちないことも可能かもしれないが、M.E.G.はすべての放浪者にこのレベル内で絶対外れ落ちをしないよう警告している。M.E.G.はこの現象をさらに調査するために、研究基地 黒い水を設立した。

入口

• Level 129の黒いドアが此処につながっている。
• Level 33の床の腐った開口部は此処につながっている。

出口

1. レベル内で滅多に見られない大きな両開きドアはLevel 131に繋がる。
2. レベル内の廊下で珍しく見られる上へと繋がる梯子はLevel 233に通じる。
3. 如何なる場合でも、このレベルから脱出するために外れ落ちを試みてはならない。

この記事はLevel 130(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 130(wikidot)はDr Ache様が作成し、Hikarinu様が改稿したものです。

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