翻訳/Level_129

ページ名:翻訳/Level_129


生存難易度:クラス 4
»⠀安全でない。
»⠀不安定である。
»⠀エンティティとの遭遇可能性は中程度。

Level 129:“The White Forest”(白い森)

Level 129の安定した場所の写真。


Level 129は、The Backroomsの129番目の階層である。2021年3月1日に発見された。

目次

概要

Level 129は雪に覆われた、果てしない暗い黒い森である。レベルは非常に寒く、常に華氏0度 (摂氏-18度)だ。地面は底なしとも思える雪の毛布で覆われており、掘っても今のところ雪以外何も見つかっていない。黒い木々は非常に高く、約2000フィートの高さに聳えている。白い雪と黒い木はレベル内にある種のモノトーンの景観を与えている。レベル内は昼間のままであり、昼夜のサイクルは確認されていない。空は非常に明るいが、太陽は見えない。

レベルに入ると木々に囲まれた小さな丸い雪の丘で目が覚める。周囲の木々に深く踏み込むと雪に覆われた森しか見当たらない。レベルは最初は非常に安定しているが進むにつれて歪んでいき、やがて木々が重なり合ったり、雪が黒く木々が白くなったりしている部分や、大きな丘が見えてくる。レベル内の地形は初めは平坦だが深くなるにつれて丘は非常に大きく急斜面になり、森の奥深くに行くほど空間にグリッチがかかり出す。が、空間が安定していない故に容易く外れ落ちれる。ただしレベルが深くなるにつれてエンティティの数も増加するため、あまり深すぎる場所だと逆に難しくなる。

時折、小さなグループがキャンプを設置しようとした跡と見られる棄てられた痕跡が見つかることがある。レベル内で発生するブリザードによって断念されたものと思われ、これらの痕跡には凡そ物資が棄てられており、武器、アーモンドウォーター、暖かい服、その他のいくつかのアイテムなどが見つかることがある。雪に覆われた地面は果てなく深く、固い場所を選んで歩かないと深く落ちて窒息する可能性がある。

ブリザード

時折ブリザードが発生し、レベル内が一時的に何も見えなくなる。ブリザードには前触れがあり、必ず空に大きな灰色の雲が立ち込め、遠くで雷の音が聞こえ始める。この雲が見えたら避難所を探すか約20分以内にレベルから出た方が良い。20分が経過すると雲がレベル全体を完全に覆い、ほぼ真っ暗になる。雪が舞い始めて5分間気温が約華氏-5度(摂氏-20度)まで下がる。その後、雪は野球ボールほどの大きさの氷の塊になり頭蓋骨を叩き割れる勢いで極端な暴風に乗せられ吹いてくる。ブリザード中は3フィート先すら見えないほどだ。気温と雪が相まって、特別設計された服を着ずに長時間レベル内にいると血の髄まで凍る可能性がある。ブリザードは30分から1時間の間続き、突然止む。

絶対零度

これはM.E.G.のようなグループによって公式に記録されたことはないが、棄てられた痕跡の1つで見つかった音声ログに記録されていた。このイベントは以下のログに示されているように、被害者の体内温度が即座に絶対零度(摂氏-273度)に下がる、ある種の自然指向エネルギーのようだ。生命は即座にすべての体内の体液と分子が凍てつき、即座に死ぬ。これは音声ログからでのみ知られているそれを記録した人物は犠牲者の体を確認し、すべての内部体温が一定の絶対零度であったと述べている。記録いわくランダムに発生したように見えるため、なぜ、どのように発生したのかは不明である。

棄てられた痕跡で見つかったログを表示
棄てられた痕跡で見つかったログをとじる
ログ開始:不明時間記録者:不明ログ 1:記録者:エントリー ログNo.1。新しいレベルに到達した。どこにいるのかはわからない。私たちがセコイアの森を探索しようとしていたとき、ふと仲間の1人が弾みで木に外れ落ちていってしまった。彼を追い、最終的に森の別の領域であると思われる場所に辿り着いたが、一日間レベルに滞在した後時間の変化がないことに気づいた。何かあったときはこのログを残す。あなたがこれを聞いているなら、それは私からのものであり別の何かに乗っ取られてはない。ログを終了する。


ログ 2:記録者:エントリーログNo.2。私たちは3日ほど探索を続けている。とても寒い。ありがたいことに私たちは赤い森から来たので物資の準備ができていた。現在、ここで生き残るための前哨基地の建設に取り組んでいる。幸いアーモンドウォーターはたくさんある。今は複数の暖房システムを設置しているところだ。昼休みをとって記録している。この新しいレベルをうまく探索できることを願っている。ジョンは森の中を歩いているハウンドを見たと報告してきた。出口を見つけようとしている他の放浪者が何人かいるらしい。あまり危険とは思えないレベルだ。また何かあったら記録する。ログを終了する。ログ 3:記録者:エントリーログNo.3。これで前哨基地が完成した。全員分の暖房とベッドがあるので、少し楽になるはず。木で壁を作ったが、こんなに黒い木は見たことがない。ある仲間は探索中にクローラー菌の成長を見たと噂していた。エンティティのグループに攻撃されないことを願っている。この前哨基地を拠点に出口が見つかるまで探索を続ける予定。最大で約2~5日で脱出方法を見つけられると推測している。続報を記録していく。ログを終了する。ログ 4:記録者:なんてこった。前哨基地を設置してから約2日が経過したが、多くの問題が発生している。 3人の隊員を派遣したが、戻ってきたのは1人だけだ。彼らはスマイラーが蔓延る洞窟を見つけたらしい。彼は今治療を受けている。彼は一種の—(後ろから混乱した音と叫び声が聞こえる。記録者が一時黙る)。なんてこった…彼に何が起こった?!なぜ彼は…なんてこった…私が話していたあの隊員は、スマイラーの洞窟で生き残った唯一の人物だった。何かが彼の体に触れて、腕が凍てついたんだ。後でログを更新する...ああ...ログ 5:記録者:これはログNo.5。このレベルは当初の予想よりもはるかに危険だと思い始めている。昨日倒れた隊員は死んだ。理由はまだわからないが彼の血は瞬時に凍りつき、血肉ごと絶対零度に凍てついたままだ。紛れもなく。0ケルビン、絶対零度、何と呼んでも構わない。何が起こったのか、どのように起こったのかも分からない。彼は1分間は元気だったが終わると凍りついた。私たちは彼の血を溶かそうと彼を98度の環境に晒した。溶けなかった。私たちはどんなレベルに来たんだ?検死を試みている人が何人かいる。 死因は明らかだが、何が彼を死なせたかは分からない。ええ、紛らわしいことに。ここを出る前にみんな死ぬのではないかと不安になり始めている。うまくいけば、これが最後のメッセージにならないことを祈る。何かわかったら知らせる。ログを終了する。ログ 6:記録者:ログ 6。アーモンドウォーターが不足し始めている。今配給してはいるが、直になくなるだろう。生きてここから出られるとは思えない。隊員たちは未知のエンティティを怖がっている。誰もが「絶対零度化」と呼んでいるものがまた起きやしないかと心配している。二度と起こらないことを神に祈る。ストローか何かを描いて、また探索に行くとのことだ。私たちは出発する予定で—(記録者は沈黙し、後ろで叫び声が聞こえる。記録者は、何が起こっているのかを確認するために前哨基地の外に向かったようだ。)あれまあ。何か他のことが起こっているみたいだ。遠くに大きな灰色の嵐の雲がある。いやいやいや…死にたくない。お願いだよ。本当に。ログ 7:記録者:これはおそらく私の最後のログになるだろう。雲がレベル全体の空を覆っている。今、外は暗い。雪が降り始め、空から巨大な氷の塊が降ってきている。隊員の1人は氷の塊に頭蓋骨を叩き割られた。私たちは死ぬ。さらに気温が下がった。外を見てみる。(物音が聞こえる)氷の塊はまだ落ちている。雲がレベルを暗くしていて、風が強くなってきた。何か悪いことが起きようとしている。待って、遠くにあるのは雪?あぁ。あれまあ!(記録者は機器を落として叫びながら逃げる。大きな突風が聞こえ、ログは終了する。)このログはこれ以外に生命の兆候がなく、棄てられた木製の前哨基地で発見された。記録者の身元と彼が所属していたグループは現在安否不明。

基地、前哨基地、コミュニティ:

このレベルには既知の基地、前哨基地、コミュニティはないが、M.E.G.は致命的なブリザードと戦う方法を見つけるために、定期的にエージェントを派遣している。

エンティティ

多くのエンティティがこのレベルで記録されている。寒さに適応しており、ブリザードの影響を受けていないようだ。スマイラー、ハウンド、スキンスティーラー、アネチカ、デスモス、デスラット、トランスポーター、クローラー菌が確認されている。

入口

  • Level 6で非常に冷たい、珍しい大きな金属製のドアを見つけるとここにつながる。
  • Level 11.1で黒い木を通り抜ける。
  • Level 21の青いドアがこのレベルに通じている。
  • Level 39の境目で雪が降り始めると、ここへ簡単に外れ落ちれる。
  • Level 47で葉が雪に覆われた木に外れ落ちると、ここに辿り着く可能性がある。
  • Level 115またはLevel 116でランダムに出現する雪の山に飛び込むとここに辿り着く。
  • Level 188の雪が積もったような窓に入るとここに辿り着く。

出口

  1. これは危険だが、奇妙な黒いドアを見つけるとLevel 130に到達する可能性がある。
  2. 稀に小さな小屋が見つかることがある。入ると通常はLevel 280になるが、小屋は敵対的なエンティティがいる小屋である場合もある。
  3. 唯一知られている安全な脱出方法は柔らかい黒い雪の丘を見つけてそこに飛び込むことだ。Level 11.1に戻れる。


この記事はLevel 129(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 129(wikidot)はNatedagreat563様が作成したものです。



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