Level_78_η

Level 78 η: "The Innumerable Snowfields" (数多の雪原)

このウィキに初めて投稿された、Level 78 η の内部において撮影されたと思わしき写真。

理解度

40%

危険度

3/5

Level 78 η は、 The Backrooms の 78 η 番目の階層である。

概要

Level 78 η は、構造物の集合が極めてまばらに、かつ無数に点在すると考えられる雪原である。各構造物は建物や像、木々や岩などである。Level 78 η の構造物は狭い範囲に密集して存在するのが特徴であり、これを構造物の集合と呼ぶ。構造物の集合の規模は多様で、木の枝や小さな雑貨などで構成されるごく小規模のものから、城郭が建つ岩山のように巨大なものまでが発見されている。ある構造物の集合から他の構造物の集合までは遠く離れているため、一度に視認できる構造物の集合はひとつだけである。Level 78 η 内に動物は確認されていない。

Level 78 η 内の構造物の集合は、The Backrooms の複数の階層にて発見されるスノードームの各々に一対一で対応している。構造物の各集合と、対応するスノードームの内容物とは、よく類似した形態をとる。しかし、スノードームのそれぞれに統一の作風などが認められず、単純化や特徴の誇張がなされたものが多いのに対し、Level 78 η 内部における構造物の造形や縮尺はあくまで現実的なものである。スノードームと、それに対応する Level 78 η 内の構造物の集合との間を、noclipを用いることで相互に移動することができる。

構造物の各集合には、これを内部に収めるような球形の領域が存在する。領域とその境界は人間の感覚によって感知することができない。この範囲内では、構造物の集合に対応するスノードームが存在する外部階層との間で、おおよそ電波より長い波長による電磁的通信が可能である。また、この球形領域の境界は、対応するスノードーム付近へと脱出する、現在知られている最も安全で確実な Level 78 η の出口でもある。この球の半径は構造物の集合によって異なり、構造物の集合の規模に比例して大きくなる傾向がある。

Level 78 η 侵入時、構造物の集合の球形領域内に投げ出される。この時の天候は多くの場合吹雪で、これは短時間で終息して穏やかな凪へ移行する。凪は構造物の周辺にのみ見られる天候で、構造物の集合から離れるほど強い風雪が常に吹き荒れるようになる。また、地面の雪も構造物の集合から遠いほど柔らかく不明瞭になり、姿勢を維持するのに十分な足場の確保が困難になる。このような条件は空間識失調へと陥るに十分であるため、構造物の集合から離れることは非常に危険である。

稀に、空間そのものが振動するかのような破滅的地震が発生することがある。この地震によって構造物周辺の積雪が巻き上げられ、比較的短期間の強い吹雪が発生する。地形や構造物など、Level 78 η に属する雪以外のものに対する地震の影響はほとんど皆無である。構造物から十分に離れることでこの地震を回避することができるとする報告がなされており、揺れは構造物の集合周辺でのみ発生していると考えられる。この現象と極度の低温のため、Level 78 η での長期間の滞在は困難かつ危険である。

侵入地点の構造物の集合が見えなくなるまで雪原を移動することで、他の構造物の集合を発見することができるとする報告が複数存在する（移動の困難さと、後述する記録の異常により、この報告の真偽は不明瞭である）。これが事実であれば、Level 78 η を経由する、スノードームから別のスノードームへのポータブルな階層移動ルートを理論上は無数に確立することが可能である。しかし、雪原が非常に低温であること、構造物の集合がそれぞれ隔絶していること、構造物の集合を離れると風雪が異常に強くなることなどから、長期に渡る Level 78 η の探索は困難である。このため、Level 78 η を経由した階層移動については、いまだ試みが少ないのが現状である。

Level 78 η 内部での画像と音声による記録には異常が発生する。構造物の集合付近についての写真や絵、動画などの画像記録は、Level 78 η 内部では正常に記録されているように見えるにもかかわらず、Level 78 η 外部の階層ではスノードームを外側から見たかのような内容に変化する。構造物の集合から一定以上離れた地点での画像記録は不明瞭で白みがかった靄のようになり、その被写体を判別することが不可能になる。また、音声記録には吹雪の風音が残らないことに加え、天候を問わず特徴的な低周波のノイズが発生する。文字による記録には変質が確認されていない。これらの効果の原理は不明である。仮説として、Level 78 η 内部では固有の認識災害が発生しており、記録に残っているものが真の Level 78 η の姿であるというものや、記憶を含むすべての情報を階層移動時に変質させる効果があるなどといったものが提唱されているものの、憶測の域を出るものはない。

入口

• Level 9 や Level 11 、 Level 4 η 、 Level 6 η など、多くの階層の屋内で見つかることがあるスノードームに対してnoclipすることで、不明な確率で Level 78 η へ移動することができる。ただし、 Level 78 η へと移動することができないスノードームも存在する（ Level 571 η のスノードームなど）。

出口

• 構造物の集合を包摂する球形領域の境界に対して内側からnoclipすることで、構造物の集合に対応するスノードームの近くへと移動することができる。境界を人間の感覚で感知することはできないが、これは外部階層との電磁的通信が可能な範囲の境界と等しいため、装備さえあれば容易に発見することができる。

この記事は Incorrectsummary が作成したものです。

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