Level_756

その大きな島には牛が１頭だけ住んでいる。

Level 756 は The Backrooms の 756 番目の階層である。

概要

Level 756 は霧に包まれた奇妙な場所に浮かぶ 8 つの島で構成される階層である。これらの島は、街区 1 つ分ほどの大きさしかない「大きな島」と、その周りを囲むように点在する小さな 7 つの島々から構成されている。これらの島は大きな島を中心として木製の吊り橋で繋がっており、上空から見るとまるで自転車の車輪のように見える。島の上には草原が広がっており、樫の木が点々と生えている。霧の外側には一体何があるのか、他の島がこの島々の遥か遠くに存在するのか、そのようなことは何も分かっていない。 Level 756 内部では常にどこかから奇妙なピアノのメロディーが流れており、そのメロディーを聴くととても落ち着く。

https://backrooms.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B0.mp3

有志により再現された Level 756 内で常に流れているというピアノのメロディー

Level 756で流れているメロディーを聴きリラックスしたり物思いに耽ったりすることができた人々は、様々な悩み事や The Frontrooms で生活していた頃の思い出をピアノの音が徐々に忘れさせていってくれて「自分はこの広い海に於いては小さな砂粒ほどの存在である」というような虚無感に包まれていったと報告している。

Level 756 に敵対的な生き物は存在しないが「大きな島」には牛が 1 頭だけ住んでいる。牛はおそらく Level 756 に迷い込んだ人間の存在に気付いているが、時折こちらの様子をじっと見ているだけで、我々人間に対し何かしてくることはない。牛が辺りを歩いていたり、草などを食べたりしている様子は今現在確認されていない。牛に実体はなく、触ろうとすると言葉では言い表せないほどの深い悲しみに襲われる。

入口と出口

Level 756 へはどのようにしたら行けるのかははっきりとは分かっていないが、 Level 756 へ行ったことのある殆どの人間の共通点として、 Level 756へ行く直前に極度のうつ状態に陥っていたということが分かっている。そして、 Level 756 内の島で寝転び、眠りに就くまで空を眺め続けていると、やがて自分のベッドの上で非常に疲れが取れた状態で目が覚めたと報告されている。

さらに、 Level 756 へ行った後は自分の人生をより良くしていきたいという衝動に駆られ、 Level 756 へ行けたことで、新たな人生観を得られてとても満足していると人間から報告されている。そして、 Level 756 へ一度でも行ったことのある人間は再び Level 756 へ迷い込むことはなくなると考えられている。

この記事は "Level 756" を にわとりさん が翻訳・改変したものです。 "Level 756" は CutTheBirch が作成したものです。

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