Level_676_η

Level 676 η: "The Bookstore" (書店)

Level 676 η 内を描いた探索者のイラスト

理解度

70

危険度

• 0/5 (通常状態)
• 1/5 (規則違反の重大性によって)
• 2/5 (規則違反の重大性によって)
• 3/5 (規則違反の重大性によって)
• 4/5 (規則違反の重大性によって)
• 5/5 (規則違反の重大性によって)

Level 676 η は、 The Backrooms の 676 η 番目の階層である。

概要

Level 676 η の本棚を描いたイラスト

Level 676 η は恐らくは書店である。初めてこの階層の存在を伝えたアメリカ人探索者はその内部を "That looks like an… old Japanese bookstore.（日本の古い書店の様だ）" と形容しているがこれは日本文化に対する誤解の生んだ表現であると思わしい。その内部は入り組んでおり、通路の中央には畳が敷かれている。本棚上部や天井には看板のようなものが取り付けられているが解読不可能な文字が記されており、何かしらの参考になる可能性は低い。探索者はこの書店の幾つかの規則を守っている限りは安全と考えられるが規則を破った場合、店の主と思わしき存在による注意や制裁行動を取られることが分かっている。この”店主”に対して反抗や危害を加えることは推奨されない。尚、その存在が生物であるのかを含む素性は分かっていない。入り組んだ店内の中央部には机が置かれ、その上には一冊の本が置かれている。本には題名が付いておらず著者名は探索者自身の名前が記されており、探索者自身にはこの本の執筆の心当たりは無いが著者近影は探索者自身のものである。この書籍には中盤までのページに探索者のこれまでの人生と Backrooms 内での探索の様子が記されておりこの階層に到着した文章から先は白紙が綴じられている。探索者は本棚の中から任意の階層が書かれたページを探し、これを白紙部分に挟み込むことでその階層に移動することが可能となる。店主に希望の階層のページの在処を尋ねることも可能であるが、全ての階層のページが用意されているわけではないと考えられる。尚この書籍以外の店内のすべての文字は独自言語であり、解読の可能性は今のところ低い。この店内から物理的に出ることは不可能と思われ、店舗入り口ドアの外は漆黒になっておりドアの外に出ようとしても再び店内に入ってきてしまう。

“店主”

この階層でのみ確認される存在。基本的に中立な存在であり能動的に探索者に危害を加えた例はほぼ無い。ただし、後述の規則に違反する行為に拒絶を示しその重大性に伴って攻撃性を増す。殆どの場合カウンターに座り込み、違反行為を行った場合以外にはカウンターを離れることは少ない。また、時折人型の存在に接客を行う姿や小動物型の存在を愛玩する姿が確認されている。店内の治安は常に平穏な状態で維持されており、この特徴から店主の周囲或いはこの店内では存在が無害化する作用が働いている可能性がある。店主に積極的にコミュニケーションを取る様子はないが尋ねられることには対応を行う。一方で店主自身への干渉には嫌悪感を示す傾向があり、続けると敵意を持つ例が報告されている。また、存在に関する質問には持ちうる情報を共有してくれる一方で他階層に関する情報ではそれを拒む為、移動する階層は探索者自身の知識のみで選ぶ必要がある。

規則

店内はいくつかの禁止規則によって秩序を保っている。この規則を破った場合、その重大性によって店主は攻撃性を増す。尚これまでに店主を制圧、服従、死亡に至らせた報告は存在しない。店内で禁止されるのは以下の行為である。

• 暴力行為
• 大騒ぎ他騒音を出す
• 本や店内備品の破壊
• 店内の撮影
• 店主自身への干渉
• 店主に逆らう
• 閉店時間を超えて店内に滞在する

これらを行った場合、店主による口頭注意から始まる制裁行為が行われる。最高のレベルがどのようなものであるかは不明であるが、これまでの調査では少なくとも規則維持の為であれば加害行為を厭わないようである。

入口

• Level 26 η のどこかにこの店が軒を構えており、入店することが可能である。

出口

1. 店内で見つけたページによって任意の階層へ移動可能である。ただし、希望する階層のページが見つからない・存在しない可能性がある。
2. 店主が閉店を告げた後も店内に残ろうとすると Level 26 η に追い出される。現在までの調査では連続してこの階層に戻ってくることは不可能であるとされている。
3. 本棚に外れ落ちると、中確率で Level 1986 η に移動する。

この記事は西本が作成したものです。

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