Level_65_η

Level 65 η: "The Avant-garde" (前衛)

Level 65 η に影響を受けた人物が描いた、Level 65 η 内部の様子

理解度

50%

危険度

3/5

Level 65 η は、 The Backrooms の 65 η 番目の階層である。

概要

Level 65 η は、前衛芸術作品のような物体が数多く配置された展示室がどこまでも連なる広大な空間である。

Level 65 η 内部では空間が不安定であるため、一度離れた場所には戻れないことが多い。この特性と後述する精神への影響から、Level 65 η の内部では人間の集団が分断されやすく、いったん孤立すると再び合流することが困難である。また、再訪した部屋の構造が同じでも展示されている作品が異なっていたり、逆に部屋の構造が異なっていても同一の作品が展示されていたりすることがある。ほとんどの場所で天井には 4m 以上の高さがあり、壁紙の色や床の材質は場所によって異なる。

展示物にはカラフルな立体作品が比較的多いという傾向があるものの、作風は様々である。シュルレアリスム的絵画と一体化した表現主義的彫刻のように、複数の手法やメディアが融合していたり、それらの折衷的な構造であったりすることもある。

正常に利用できる給水機やトイレ、休憩室などを発見することがあるものの、頻度はあまり高くない。このような場所は The Backrooms の他の階層に繋がっていることが多い。

精神への影響

作品の中には、鑑賞者に対し特定の感覚を喚起させるものがある。この感覚が発生する作品と、感覚の内容と強度は人によって異なる。報告されている感覚として、安心、高揚、悲しみ、郷愁、焦燥、罪悪、恐怖、憎悪、殺意、困惑、無気力、希死念慮、畏怖、責任、性的興奮などがある。この感覚には依存性がある。

あなたが作品に対して既視感を覚えた場合、作品を見る以前の記憶の中にその作品が現れることがある。この場合、作品は記憶の中のありえない場所（例えば通学電車の隣の席、知人のアクセサリー、菓子の外装、向かいの家のベランダ、あなたの寝室など）に出現しやすい傾向がある。

このような精神的影響を長期間にわたって受け続けると、めまいや疼痛、吐き気や発熱など、作品鑑賞によって直接的な体調の異変が生じるようになる。この過程が進行すると見当識に異常をきたし、やがて重篤な精神疾患に陥る。症状がここに至るまでの進行期間には個人差があるが、おおむね5日から1か月程度であると考えられる。

Level 65 η 内部で受けた精神的影響が強ければ強いほど、芸術的な才覚と技術が向上することが知られている。そのため、この階層を目指し可能な限り留まろうとする者が一定数存在するものの、これは非常に危険な行為である。このような人間は症状が進行して攻撃的になっている可能性があるため、 Level 65 η 内部で他者と遭遇した場合には警戒が必要である。

入口

• Level 64 η で前衛芸術展の案内を見つけ、その通りに進むと Level 65 η に移動する。
• Level 264 の他と違う雰囲気の通路を進むと、Level 65 η に移動する。

出口

1. 大理石で構成されたエリアで "順路" を逆に進むと Level -753 η に移動する。
2. 給水機に向かって外れ落ちると Level 7 へ移動する。
3. トイレの個室で長時間過ごすと、ランダムな階層のトイレへ移動することがある。

この記事は Incorrectsummary が作成したものです。

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