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Level 629 η "way of harmony"（同調圧力の道）
人間によって撮影されたLevel 629 η内部の写真
理解度
40%
危険度
3/5
補足
警告には従うように
Level 629 η は、 The Backrooms の 629 η 番目の階層である。
概要
Level 629 ηは森林の中を伸びるコンクリートで舗装された道路とその周辺の構造物群で構成される階層である。気候的には日本の秋頃のものと類似しており、過ごしやすい程度の湿度、気温で安定している。階層内の天気は雲が多い晴れや曇のことが多いが、数例にわか雨が降っていたという報告も存在する。この階層は現実世界と類似した1日のサイクルを持ち、多くの場合は朝からの昼頃と思われる時間帯に移動することが多いとされる。この階層の夜間のことは夕方から日の入りまでに現在の所すべての人物が移動してしまうため不明である。
この階層は後述する原因により通常のルートで道の外に出ることは危険であり、いかなる理由においても避けるべきだろう。
この階層の道の外部の森林とは有刺鉄線で作られた鉄条網によって隔たれており、鉄条網の付近にはベンチやゴミ箱、羊を模したスプリング遊具等の公園の設備も稀に見られるもののそれ以上に監視カメラやサイレン装置等の警備装置が多数設置されており物々しい雰囲気を感じる。また鉄条網には時折看板が取り付けられている。看板には風化しているものや意図的な破損、落書きが行われているものが多く一つの看板で意図を読み取ることは困難である。しかしデザイン的に同一のものと思われるものが多数存在しているため、それらを照合してデザインや文章が復元されている。
復元されている看板のデザイン・文章の例
- 等間隔に立つピクトグラムの上に まえならいましょう と書かれた看板
- この階層の森林の写真を背景に 緑を大切に と書かれた看板
- 耳のマーク（👂）の上から禁止（🚫）のマークを重ねたマークの上に 高音地帯にて耳外し推奨 と書かれた看板
- 横断歩道の標識をモチーフにしたと思われる青い背景にスーツに麦わら帽子をかぶった男が着物を着た少女の腕を掴んで笑っているイラスト背景に 不審人物戒厳中！ と書かれた看板。
- ゆりかごから墓場までご覧になられます と書かれた看板。下方には電話番号が書かれていたと思われる場所があるが削り取られている
- ドアのようなマークの上に 冥王代に帰ろう と書かれた看板
これらの他にも普遍的に見られる立ち入り禁止やその他注意の看板やWi-Fi使えますや禁煙であることを示す物、車両用の高齢者運転を示すものなどのステッカーが本来の用途を無視した形で取り付けられていることもある。
これらの看板には看板の提供元の表記があったような場所が端に設けられているが、今のところ知られているすべての看板でペンキやマーカーで塗られているか削り取られているため判別不能である。
この階層には植物以外の生物は確認されず風の音が聞こえるのみで静かであるとされる。しかし一部の証言からは自身のトラウマやコンプレックスを嘲笑うような不快な声が遠くから聞こえたというものもある。
道にはこれといった物資は発見されず、壁となっている鉄条網もさほど高くない所や錆び脆そうな所なども見られ超えることは不可能ではないように見えるため探索している人物の内の幾人かはよじ登ろうとしたり破壊を試みるものも見られるがこれは絶対に避けるべき行為である。
この階層の道の外側に多数設置されている警備装置は通常人が道を歩いている際は反応しないが、道路の舗装がされていない鉄条網の付近の草地を踏むと一連の警報が発動することが知られている。警報が発動するとその原因となった人物を中心とした一定の範囲内のサイレン装置が起動し、合成音声で即座ににその場から離れることを指示してくる。この指示に無視して鉄条網側に更に踏み込むと警報が発せられる。この警報音は現実世界で見られるものと比較すると異常な程大きいとされ、原因となった人物は多くの場合は失聴などの重度の聴覚障害を患うことになる。この音の異常な大きさから普遍的なマイクでは録音することができず正確な音量や音声などは不明であるが、稀に衝撃波を纏うほどに大きくなることが一部のケースから知られており、そのことから現実世界での限界点である194デシベル以上の音量が発せられている可能性も考えられる。
この影響は警告が発せられる範囲を大きく超えて及ぶこのが殆であり、極端なケースでは突如として通信中に前方から発生したと思われる警報により失聴した話も存在する。
極稀に通常直線的な道人鉄条網が角上に飛び出していることがあり、石材で作られたと思われる塀と小屋が現れることがある。
小屋の写真
小屋の周辺は草地であるものの警報が鳴ることはなく、小屋に入ることができる。小屋の中は薄暗く清潔とは言い難いが簡易ベッドや折りたたみ式の机や椅子ペットボトル飲料や缶詰、即席麺などが床に落ちていることがある。二例のみではあるが、猟で使うようなライフル銃とその実包の入ったケースが発見されたこともある。
塀は鉄条網よりも低く何も工夫無しで登ることができるがやはり近づいた地面で警告が発生する。
入口
- Level 47 ηで光が漏れた扉を開くとこの階層に移動する
- Level 216 ηで鉄条網を発見して伝って歩くといつの間にかこの階層に移動している
- Level 420 ηで立ち入り禁止指定の道を歩くことで高い確率で、人型の存在と敵対して逃亡していた際この階層に移動したという報告がある
- Level 999 ηから不明な方法で移動できたという報告がある
出口
- あるき続けて日が落ちるとLevel 419 ηへ移動する。この際銃を発見した人物のうち一人はLevel 83 ηに移動したと報告している
- 看板に外れ落ちるとLevel 114 ηに移動する
- 不活性状態のサイレン装置に外れ落ちることLevel 218 ηへ移動する
- 警報を聞くと非常に高い確率Level 338 ηへ移動する。数例のみであるがLevel 39 ηやLevel 36 ηへの移動も確認されている。これは警報発生から1分以内に行われるものであり、この移動が発生した人物の大半はあとに残る聴覚障害を患っている
- ベンチを投げる等で草地に触れずに鉄条網まで到達し向こう側まで到達した事例が2例のみ存在しているが、その人間は鉄条網から飛び降りた勢いで外れ落ち一例はLevel 40 ηへもう一例はLevel 127 ηへ移動してしまったため行うべきではないだろう
この記事は zoni999 が作成したものです。
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