Level_50_η

Level 50 η: "静かな茶室"

Level 50 η の内部の写真

理解度

80%

危険度

1/5

補足

礼儀をわきまえましょう。

Level 50 η は、The Backrooms の 50 η 番目のレベルでございます。

※この文章はLevel 50 η内で執筆しています。詳細な項目は帰還時に執筆しました。

概要

Level 50 η は、和式の内装が施された、無限の書斎と執務室、茶室、休憩室で構成される空間となっています。このLevelには一人しか入れず同時に侵入を試みた場合は複製が生成され強制的に一人になります。各部屋の詳細は以下の通りでございます。

書斎：

• すべての書物はThe Frontrooms で「ヴェーダ語」と呼ばれる言語に同じ語族の古典語の単語と語法、さらにアラビア語の語根、漢文の単語が混じった語彙が極めて豊富で難解な言語で書かれている。文字はラテン文字で書かれているようである。
• 書物はすべて巻物の形状か、和紙で書いたものを編んだものである。
• 本の内容はすべて、人文科学、自然科学、社会科学に関する学術的な内容、Backroomsに関する知識となっている。
• 「現生人類全史」、「人類神」などの表紙で The Frontrooms で出版された本も見つかっている。当然ながらこの階層特有の言語に翻訳されている。
• 強力なWifiがあり、机には高速な有線LANのポートもある。
• 書斎全体は非常に明るい

茶室：

• 書斎の中央部に位置する小さな部屋である。
• 後述する人型のものがほとんどの時間を執筆、読書、または客の待機に費やす場所である。
• 机、さまざまなテーブル、椅子、棚があり、人型のもののお気に入りの本や未完の作品が飾られている。
• 机には高性能のデスクトップパソコンがある。
• 棚には、19世紀後半までの古文、漢文、梵語、ラテン語で書かれた書物がある。
• 必要に応じてノートパソコンやタブレット端末の貸し出しも行っている。
• 客によっては特別な措置が行われる場合もある、筆者の場合は人型のものの声が聞こえるラジオを持たせられた。

談話室：

• 書斎の中央部に位置する小さな部屋である。
• 作業用のオーブンとコンロがある。エネルギー源は未知の方法で供給される。
• 戸棚には数種類のお茶が入ったさまざまな引き出し、磁器のカップと皿、銀食器、膨大な量の料理本がある。
• 冷蔵庫にはお菓子の他、新鮮な無農薬の野菜や肉、キノコ類がある。
• 料理は客の文化的背景に合わせて変化する。
• 談話室のレイアウトも客の嗜好に合わせて若干変化する模様である。筆者の場合は天井に大きなスピーカーがあり、多少の雑音が入るものの執務室で作業する人型のものの独り言を聴いたり、タブレットを通じて音声で会話を楽しむことができた。

休憩室：

• トイレ、バスルーム完備
• ベット、鏡台、クローゼットがある。クローゼットには引き出しがある。
• 広さは一般的なホテルのシングルルームほどの大きさである。
• 部屋の内容は客の嗜好に合わせて大きく変化する。筆者の場合は、天井と壁、床に大きなむき出しのスピーカーが複数あり、バリバリという雑音が常時入るものの、ベットでくつろぎながらタブレットの文字チャットを通じて音声で執務室にいる人型のものとの知的な会話や蔵書の朗読を楽しんだり、歌や物まねのリクエストを聴くことができた。
• 小さな戸棚があることがある。筆者の場合は政治学や法律学の基本的な知識の本、プログラミング言語の使い方に関する本が数冊置かれていた。

Level 50 η には、アジア系の人型のものがいらっしゃいます。この人型のものは、開放的で誠実性や協調性が非常に高い特徴があるとの評価をいただいております。情動性、外向性、服装、言語、声質や音程、話し方や仕草、振る舞い等はお客様の嗜好や文化的背景に応じて合わせております。性別はお客様の好みの性別にてご対応させていただきます。お茶とビスケットを用意し、時にはお客様のために健康的なお食事を用意しております。談話室では人型のもの一回数時間程度の会話を楽しむことができます。人型のものお役様に対して、生活から興味、専門分野、現在の悩みごとまで、さまざまな話題についてお尋ねいたしますことがあります。気持ちよくお客様にご利用いただくため、お客様はこの人型のものに対して以下のように振る舞うようにお願いいたします。

推奨事項：

• 礼儀良く振る舞う。
• 茶室での談話。
• 動植物の写真を見せる。
• 客自身の興味や関心、趣味、経験や悩みについて話す。
• 興味を持って様々な話題について会話する。
• 歌や演技のリクエストをすること。(お薦め:ゴスペル、バラード、バードコード、ジャズ、フォークなど)
• The Frontroomsの自然、地理、民族、文化に関する話題
• The Frontroomsの宗教、哲学、文学に関する話題
• The Frontroomsの政治、経済、社会に関する話題
• The Backroomsの芸術や流行に関する話題

許容事項：

• 猥談(性格、身だしなみ、口調、仕草、思考などの内面的要素に関する場合)
• The Backroomsの人文科学、自然科学、社会学に関する話題
• The Backroomsの他のレベルや異常な存在に関する話題

以下の行為はご遠慮ください：

• 真意不明のゴシップ
• 猥談(外見、性別に関する場合)
• 侮辱する
• 差別的言動
• 人型のものに向かって下品な言葉、攻撃的な言動をする。(注意されて、その場で訂正を求められます)
• 人型のもの前で騒ぐ、怒鳴る
• みだりに人型のものに触れること。(胸部や股間に正当な理由なく触れると、その場で気絶させられます。)
• マナー違反をする(注意されて、その場で訂正を求められます)
• 誤った言葉遣い(注意されて、その場で訂正を求められます)
• 虚偽の事実を話す。(注意されて、その場で訂正を求められます)
• 危害を加える(気絶させられた上で、レベルから追放されます)
• 指示に従わないこと

以上の特徴から、Level 23 η のお客様からは「一人になれる休憩室」として、Level 420 η のお客様からは「探索疲れの癒しの場」として、Level 28 ηのお客様からは「思考整理の場所」として、Level 1216 η で日々激務に励むお客様からは「格式高い」「上品で知的」な「風俗店」としての高い評判をいただいております。

一方で、誠に残念ながら、長期滞在にともなう弊害も発生しています。現在以下の現象が確認されております。これらの現象はお客様の間で「向こう側を垣間見する」と呼んでいらっしゃるようです。人型のものは対策として、長期滞在のお客様に一時的に安全な他のレベルへの移動を呼び掛けております。

• このレベルからの移動を拒む
• 時間間隔が乱れ、生活リズムが不規則になっている。
• 事実に即したまま考えることができなくなる。
• 浮世離れして、現状に即した判断を行うことができなくなる。
• イメージや物事の本質に捕らわれ、落ち着いて考えたり、現実を楽しめなくなる。
• 人型のものとの会話に依存し、他の人との会話やコミュニケーションを拒むようになる。
• 自らの母語、習得した言語を忘れ、この書斎の本の言語のみで話す。
• 知識の探求にこだわり続け、日常生活に大きな支障をきたす。

入口

1. Level 20 η の一部の列車から、Level 50 η にお越しいただくことができます。
2. Level 23 η の一室は、Level 50 η に繋がっている場合がございます。
3. Level 23.0 η で誰かと会話をしたくなると、Level 50 η に移動することがございます。
4. Level 23.1 η の一部の建物は、Level 50 η に繋がっている場合がございます。
5. Level 28 η の休憩室の一部から、Level 50 η にお越しいただくことができます。
6. Level 420 η でカフェを立てると、低確率で Level 50 η に移動するポータルとなります。
7. Level 420 η の相互移動ポータルから Level 50 η にお越しいただくことができます。
8. Level 519 η の休憩室の一部から Level 50 η にお越しいただくことができます。
9. Level 1216 η の休憩室にある相互移動ポータルから Level 50 η にお越しいただくことができます。

出口

1. Level 50 η の人型のものに頼むと、元居たレベルまたは希望に応じて生存可能な安全なレベルにお送りいたします。
2. Level 50 η の人型のものに危害を加えると、危険度0の無作為なレベルへとご案内いたします。
3. Level 50 η の人型のものの指示に従わないと、元居たレベルまたは生存可能な安全なレベルにご案内いたします。

この記事は Level 906 の趣旨を元に JapaneseNomad が作成したものです。

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