文体

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現代日本において、方言だけで生活している人はまずいない。場面に応じて共通語と方言をある程度使い分けるのが普通であり、筆者も多分に漏れない。ただ、単純に方言と共通語に二分されるのではなく、以下のような段階が存在する。

  1. 伝統色の強い地域方言:同郷の年配者など、伝統色の強い方言話者と話す場面で。「いぬ」や「〜ますやろ」など、普段自分ではあまり使わない語彙や語法が混ざる。
  2. 少し共通語化された地域方言:親族や同郷の同輩と話す場面で。筆者の口語のベースとなるスタイル。
  3. ↑を京阪神の関西弁に寄せたもの:同郷以外の関西圏の人と話す場面で。非関西圏の人相手でも同輩や目下であればこのスタイルになることが多い。「やーる」「きゃーる」を「いはる・いてはる」「きはる」にしたり、「ほ」から始まる指示語・接続語を「そ」に改めたりなど。2との使い分けは厳密ではなく、同郷でも初対面やそこまで親しくない場合はこのスタイルに寄ったり、同郷以外の人でも親しい仲やくだけた場面では2に寄ったりする。なお、SNS上での筆者の文体は主にこちら。
  4. かなり共通語寄りの関西弁:目上との改まった会話や、共通語で話しかけてきたお客さんへの接客場面、関西圏外の旅先での会話場面で。基本的にですます調。常体のトーキョーベンは小っ恥ずかしくって喋っつらんねー。アクセントはほぼ京阪式のままであるため、関東の人などが耳で聞くと「関西弁丸出し」という印象になると思われるが、文字に書き起こすと意外と関西弁色は薄い。ただ、「〜やと思います」や「はよせなあかんとは思てるんですが」のように断定「や」や「あかん」、一部のウ音便形など、全国的に通用度が高い形式は使用することが多い。
  5. ほぼ共通語:マイク越しに大勢の人に向かって改まって話すような場合には、かなり共通語に近い言葉遣いになる。アクセントもほとんど東京風(あくまで「風」であり、ナイを使った動詞の否定形を全て起伏型にするなど、実際の東京アクセントと異なる部分は多少ある)になり、京阪式アクセントは意識しないと出てこない。言うまでもないが、ですます調に限られる。

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