「なんか色々ページあるけど、そんなじっくり読んでられるかい!」という人のために、筆者の方言の特徴を京都弁や大阪弁とざっくり比較。
筆者 | 京都市内 | 大阪市内 | |
---|---|---|---|
五段+はる |
「行かはる」「行かある」 |
「行かはる」 |
主に「行きはる」 たまに「行かはる」 |
一段+はる |
「起きはる」「起きやある」 「食べはる」「食べやある」 |
「起きはる」 「食べはる」 |
「起きはる」 「食べはる」 |
する+はる (「し」を「き」に変えれば「来る+はる」になる) |
「しゃある」「しはる」 稀に「しやはる」「しゃはる」 |
「しやはる」「しゃはる」「しはる」 | 「しはる」 |
居る+はる |
「やある」「いはる」「いてはる」 稀に「いやはる」「やはる」 |
「いやはる」「いはる」 稀に「やはる」 |
「いはる」「いてはる」 |
~て+はる |
「行ってはる」「行ってやある」 |
「行ったはる」「行ってはる」 |
主に「行ってはる」 稀に「行ったはる」 |
「はる」の使い方 |
本人がいない場ほど使用頻度が上がる。目上以外でも使う。くだけた場面で頻繁にhの音が抜ける。 |
本人がいない場ほど使用頻度が上がる。目上以外でも使う。くだけた場面でたまにhの音が抜ける。 |
本人がいない場では使用頻度が下がる。基本的に目上にしか使わない。 |
可愛がる目下の動作を表す待遇表現 | 「行きやる」という専用の待遇表現がある | 「行かはる」がカバー | 「行きやる」という専用の待遇表現がある |
存在動詞 |
主に「いる」 大阪圏での大学生活・勤務の影響からか「いてる」も多用 「おる」は基本的に目下や動物に対して使う言葉 |
主に「いる」 たまに「いてる」 「おる」は基本的に目下や動物に対して使う言葉 |
主に「いてる」 たまに「いる」 「おる」を目下以外や自分に対しても使うことがある |
~ている |
主に「~てる」 「~とる」はきつめで男性的 |
主に「~てる」 「~とる」はきつめで男性的 |
主に「~てる」 「~とる」もよく使う |
五段+へん | 「行かへん」 | 「行かへん」 |
主に「行けへん」 たまに「行かへん」 |
上一段+へん | 「起きひん」 | 「起きひん」 |
主に「起きひん」 人によっては「起きへん」 |
する+へん |
主に「せえへん」 たまに「しいひん」 |
主に「しいひん」 たまに「しやへん」「せえへん」 |
「せえへん」 「しやん」も勢力拡大中 |
来る+へん |
主に「こおへん」 たまに「けえへん」「きいひん」 |
主に「きいひん」 たまに「きやへん」「こおへん」 |
主に「けえへん」 たまに「こおへん」など |
不可能 |
主に「行けへん」 稀に「行かれへん」 |
主に「行けへん」 稀に「行かれへん」 |
主に「行かれへん」 たまに「行けへん」 |
~ないで |
「行かんといて」 |
「行かんといて」 |
「行かんといて」 または「行かんとって」 |
~だから |
「~やさかい(に)」と「~やで」と「~やから」を併用 たまに「~やし」 |
主に「~やから」 たまに「~やし」 年配は「~やさかい(に)」も |
ほとんど「~やから」 年配は「~やさかい(に)」「~やよって(に)」も |
~だけど | 「~やけど」「~やけんど」 | 「~やけど」 | 「~やけど」 |
そうだ | 「ほや」「そや」 |
「そや」 一部の年配は「ほや」も |
「せや」「そや」 |
よく使う間投助詞 |
「なあ」「ねえ」「よお」 |
「なあ」「ねえ」 |
「なあ」「ねえ」 |
~だよ |
「~やで」 |
「~やで」「~え」 |
「~やで」 |
「~ました」のアクセント |
‾行きま'した ‾行きまし'た(「し」が無声化した場合) |
‾行き'ました |
‾行きま'した ‾行きまし'た(「し」が無声化した場合) |
「~はった」のアクセント | ‾行かはっ'た | ‾行か'はった |
‾行きはっ'た |
「東京」のアクセント |
‾とーきょー= |
_とーきょー= |
‾とーきょー= |
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