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‾なおす=:片付ける。関西における気付かない方言の代表例であるが、筆者は「‾しまう=」「‾もどす=」の方が使用頻度が高く、「なおす」は大阪の職場で頻用される影響で使うようになった語である。日本言語地図でも、「なおす」を片付けるの意味で使わないという回答が滋賀県内は結構多い。
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_なに'いな:何だよ。何なの。「何やねん」よりも相手を問い詰める勢いは弱く、どこか投げやりな印象。
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‾なぶる=:触る。
例:[ほんな] [きた]ない [も]ん、[なぶらんとき]
訳:そんな汚い物、触るんじゃないよ
例:[つ]ち [な]ぶったら {てー} [あらいや]
訳:土を触ったら、手を洗いなさいよ -
‾なまずけ'ない:だらしがない。小さい頃から母によくこう言われて育ったので、馴染み深い言葉。
例:{なんべん} [ゆ]ーても [へ]や [かたずけ]んと……{ほんまに} [なまずけ]ない[な]ー
訳:何度言っても部屋を片付けないで……本当にだらしがないなあ -
_なんで'えな:どうして。なんで。「なんでやねん」の江州弁バージョン。
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~ね:〜んち。「〜のいえ」の略。単体では使わない。「_あんた'ね」「_おば'あちゃんね」「_おまん'ね」「‾中村さん'ね」など。「~(の)と'こ」とも言う。「我が家」は「うちね」と言うが、筆者にとっては理解語彙に近く、アクセント内省も「‾う'ちね」「‾うち'ね」「_うち'ね」で揺れがある。気になって一度他の人に「うちね」のアクセントを確認したことがあるが、どうやら「‾うちね=」が優勢の模様。それを踏まえて改めて内省し直すと、筆者も「うちね」の後ろに助詞「の」を付けた場合は「‾うちね=」になる気がする。
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‾ねぶ'たい:眠たい。特に「{ああ}{ねぶたあ}」のように語幹による詠嘆の場面で「む」が「ぶ」になる。「ねむい」は「ねぶい」とは言わない。
例:[ねぶた]そーな {めー} [してるな]
訳:眠そうな目をしてるな -
‾ねぶる=:舐める。「(人を)侮る」という意味では使わない。
例:[あめわ] {かま}んと [ねぶり]
訳:飴は噛まずに舐めなさい -
‾のく'とい:あたたかい。「‾ぬく'とい」とも言う。「‾ぬ'くい」はあまり使わない。
例:{さん}がつやのに [もー] [だいぶ] [のく]とーなった[な]ー
訳:三月なのにもう大分暖かくなったねえ -
_のぞ=:祖父母や母は「のど」をよくこう発音していた。筆者もたまに。
例:{のぞ} [つまらすさ]かい、{ゆっく}り [よばれい]
訳:喉を詰まらせるから、ゆっくり食べなさい -
_のぼ(ー)'っと:のろのろと。ぼけっと。悠長に。
例:{なに} {のぼっ}と [してん]にゃいな
訳:何ぼけっとしてるんだい
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